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2024年8月15日に更新済み
2024年8月15日
2分で読めます
Sun
BackMarket コンテンツクリエーター
アップルウォッチの型落ちモデルで安く購入したいと考える中で、Apple Watch Series 5とApple Watch SEの比較がよく注目されます。それぞれのリリース時期は2019年と2020年と近く、性能面も似ているところが多いですが違う点もあります。そこで、こちらのページではApple Watch 5とSE(第1世代)について、性能やリファービッシュ品価格の違いや比較をした上で、買うべきモデルの判断基準などを一通り解説します。
アップルウォッチを購入したいものの、Apple Watch Series 8など比較的新しいモデルでは価格の高さが気になり、数世代前の型落ちモデルを検討している方もいるでしょう。
高品質なApple製品は、最新機種でなくても実用性において問題なく、Back Market(バックマーケット)で販売しているリファービッシュ済のアップルウォッチは、型落ちモデルを中心に人気を集めています。
リファービッシュ品なら2万円台から購入できるおすすめのApple Watchで、Apple Watch Series 5の性能やスペックを調べる際に、Apple Watch SEとの比較も注目されます。第1世代のApple Watch SEは2020年に発売された低価格のエントリーモデルで、ヘルスケア機能など最低限のスペックを備えています。
Apple Watch SEは、同じく2020年にリリースされたApple Watch Series 6との比較もされますが、機能は劣るものの安く買えるアップルウォッチであれば、SEよりもApple Watch 5の方が良いのでは?と感じる人もいるでしょう。
各スペックの比較について以下で詳しく解説しますが、結論から言えばコスパ重視でリファービッシュ品のアップルウォッチを購入するなら、Apple Watch 5の方がおすすめです。
アップルウォッチの比較 | Apple Watch Series 5 | Apple Watch SE(第1世代) |
メリット | SEよりも多機能でリファービッシュ品ならSEよりも安い | 常時表示がないことでバッテリーの持ちが優秀 |
デメリット | より高機能なApple Watch 6や7とそこまで価格差がない | 心電図機能が使えない |
Apple Watch 5とSEを比較したメリットとデメリットの概要は上記の通りで、リリース当時の価格ならApple Watch SE(第1世代)の方が安かったですが、リファービッシュ品だと在庫の多いApple Watch 5の方が安く手に入ります。
Apple Watch 5とSEについて、共通して備わっている機能がいくつかあります。通話やメッセージの書き込み、フィットネスレベルのモニタリング、脈拍と心拍数の永続的な記録などです。
ワークアウトをするとアップルウォッチは速度や消費カロリー、移動距離などさまざまなパラメータを記録します。運動やスポーツなどのシーンで活用できたり、ナビゲーションやLTE、またはWi-Fiでのネット接続が可能です。基本スペックの比較は以下表の通りです。
| ||
リリース日 | 2019年9月20日 | 2020年9月18日 |
防水 | 50mの耐水性能 | 50mの耐水性能 |
LTE対応 | GPS + セルラーで対応 | GPS + セルラーで対応 |
心拍数/脈拍測定 | ◯ | ◯ |
心電図アプリ | ◯ | × |
血中酸素濃度測定 | ×(Series 6以降で対応) | × |
トレーニングセッションの記録 | ◯ | ◯ |
コンパス/GPS | ◯ | ◯ |
バッテリー寿命 | 最大18時間 | 最大18時間 |
常時表示ディスプレイ | ◯ | × |
Apple Watch 5とApple Watch SE(第1世代)は性能的に似ている点が多く、具体的には以下の通りです。
プロセッサ・チップ性能(S5 SiPを搭載)
ケースサイズ(40mmと44mmの2種類)
耐水性能(50m)
心拍センサーなどヘルスケア関連の基本性能
バッテリー持続時間(最大18時間)
機能麺の大半は共通しており、キャッシュレス決済や心拍数測定、ワークアウト関連の計測なども可能です。バッテリー持続時間の目安も同じですが、常時表示ディスプレイが搭載されていないApple Watch SEの方が電池の持ちが良い傾向があります。
一方で、Apple Watch 5とSEで異なる点も以下でまとめました。詳しくは後ほど解説しますが、SEの方が性能面で多少劣る印象です。
素材(Apple Watch SEはアルミニウムのみ)
心電図機能(SEは非対応)
常時表示ディスプレイ(SEは非対応)
まずはApple Watch 5で活用できることや性能について、見ていきます。Apple Watch Series 5は、Apple Watch Series 4の後継モデルとして2019年9月にリリースされました。このモデルではプロセッサが変更され、Apple Watch 4よりも高性能なS5 SiPが搭載されています。
Apple Watch 5では購入時、3種類のケース(アルミニウム、ステンレススチール、チタン)と2種類のサイズ(40mmと44mm)から選ぶことができます。なお、Apple Watch 5はまだ血中酸素を測定できる機能はなく、Apple Watch 6以降で利用可能です。気になる方はApple Watch 5とApple Watch 6の比較もご参考ください。
Apple Watch 5にはコンパスや落下検知機能、加速度センサーが内蔵されています。高解像度で傷のつきにくいRetinaディスプレイでは常時表示の機能もあり、ディスプレイ上の時刻を常に確認することができます。手首を都度傾けてチェックする必要がなくなり、利便性の高さで評価されますね。
Apple Watchで定期的に心電図を記録したい場合は、Apple Watch Series 4以降のモデルから可能です。Apple Watch 5にはデバイスには心臓センサーが搭載され、心電図アプリと連携することで計測ができます。
心臓の鼓動や心拍リズムを分析することで、不整脈など病気のリスクを感知することができます。ヘルスケア管理についてより徹底的に行いたい場合、Apple Watch 5がおすすめです。一方でApple Watch SEは心電図アプリに対応していないため、用途にあわせて検討するといいでしょう。
一方でApple Watch SEはナンバリングモデルとは異なり、いわゆる「セカンドエディション」と呼ばれるモデルとして販売されています。同時期にリリースされたApple Watch 6と比較して機能を減らすなどスペックを下げる代わりに、価格を下げて提供しています。
実際、2020年リリースのApple Watch SEは心電図の記録や血中酸素の測定ができませんが、ヘルスケアに関する基本的な機能は搭載されており、常時表示ディスプレイがないことでバッテリー持続に関するメリットもあります。
Apple Watch SEでは心拍数の測定やトレーニングの記録、睡眠パターンの記録など、需要のある一般的な機能を一通り使えます。ディスプレイの性能や防水のスペックも、Apple Watch 5と同じです。
Apple Watch SEの方がリリースが1年後でしたが、廉価版ということもありプロセッサの性能も同じなので、使い勝手もそこまで変わりません。
Apple Watch SEでは常時表示ディスプレイが非対応になりましたが、用途によってはバッテリー持続時間が延びるメリットとしても捉えられます。常時表示ディスプレイは使い勝手が良いものの、バッテリーの消耗を早める要因になるため充電なしで24時間以上の利用は難しいとされています。
睡眠の記録など長時間利用する際にも、Apple Watch SEであれば充電の頻度が少なくても問題ないです。また、そこまで機能面でのこだわりがなければ、SEモデルでも満足するでしょう。
性能に関する比較のほか価格の違いも確認していきます。Apple Watch 5とApple Watch SEはどちらも安くエントリーモデルで好まれます。
リリース当時価格(Apple Store参考)は以下の通りで、Apple Watch SEの場合には40mmだともっと安くなり3万円前後の価格帯になります。
リリース当時価格(44mm) | Apple Watch Series 5 | Apple Watch SE1 |
GPSモデル | 45,800円 | 32,800円 |
GPS + セルラーモデル | 56,800円 | 37,800円 |
新品に限ると、後からリリースされた第1世代のApple Watch SEの方が安いため、コストパフォーマンスでも高く評価されていました。
ただ、バックマーケットで販売しているリファービッシュ品価格(2024年8月時点)を参考にすると、以下の通りApple Watch 5の方が価格帯が下がります。
Apple Watch Series 5(44mm GPS + セルラーモデル):22,000円〜
Apple Watch SE1(44mm GPS + セルラーモデル):27,800円〜
時期やデバイスのコンディションによって価格が変動しますが、それでもApple Watch SEと比較すると、Apple Watch 5はそれほど変わらないか多少安くなります。全体的なスペックはApple Watch 5の方が優れているので、リファービッシュ品に関して言えばコストパフォーマンスが高いでしょう。
Apple Watch 5とApple Watch SEの比較について一通り解説しましたが、利用でおすすめするポイントや適切な用途・ユーザーなどを最後にまとめます。
Apple Watch 5では心電図アプリを使った記録が可能で、常時表示ディスプレイも差別化になっているポイントです。さらに、Apple Watch 5はApple Watch SEよりリファービッシュ品価格だと安くなっている機種も多く、コストパフォーマンス面で優れています。
2万円台の予算でスペックの良いスマートウォッチを購入
常時表示ディスプレイを使う
ヘルスケア機能を普段から活用
などの特徴に該当するユーザーは、Apple Watch 5のリファービッシュ品がおすすめです。利便性の高い常時表示ディスプレイはApple Watch 5以降の対応になるので、安くコスパの良いアップルウォッチとしても高評価です。
一方でApple Watch SE(第1世代)は、Apple Watch 5と比べて性能面で劣りますが、常時表示ディスプレイが搭載されていないことでバッテリーの持ちが良いというレビューがあります。
常時表示ディスプレイが不要
バッテリーが長く持つ使い方をしたい
基本的な機能が使えれば問題ない
廉価モデルのSEシリーズでも、心拍数の計測やワークアウトなど基本的なスペックが備わっていますので、ライトユーザー程度であれば問題ないでしょう。
ヘルスケアの機能を充実させたり、常にアップルウォッチを身につけるため急速充電対応のモデルが欲しいという場合には、Apple Watch 5やSEシリーズ以外の機種も比較するといいでしょう。具体的にApple Watch 6やApple Watch 7にアップグレードすることで、以下のような追加機能が得られます。
血中酸素濃度の計測(Apple Watch 6以降で対応)
急速充電(Apple Watch 6以降で対応)
ディスプレイサイズ・耐久性の改善(Apple Watch 7以降)
また、関連記事よりApple Watch 6とApple Watch 7の違い・比較でも解説していますが、後継機種のApple Watch 6・7でもリファービッシュ品なら価格差がそれほどなく、3万円台で購入できるモデルもあります。
バックマーケットで販売しているリファービッシュ済のアップルウォッチは、型落ちモデルを中心に価格が安くなる良さだけでなく、品質の高さや保証制度でもおすすめです。新品と同等の動作が確認された上で販売しており、万が一の故障が発生しても1年間の動作保証と30日間の返金保証もあるので安心です。
Apple Watch 5やApple Watch SEよりも1〜2万円ほど予算を上げることで、より高性能なモデルが手に入ります。気になる方は各機種の価格やスペックなどを比べてみてはいかがでしょうか。
Apple Watch 5とApple Watch SEの比較や購入に関して、よくある質問と回答もまとめました。
🅰 GPS + セルラーモデルでは、iPhoneを持ち歩かなくても単独でモバイル通信が可能になります。対してGPSモデルの方は安くなりますが、ペアリングしたiPhoneとのBluetooth経由で通信することになるため、iPhoneから離れると通信ができません。
GPS + セルラーモデルは、iPhoneをあまり持ち歩かないことが多かったり、事故などの際に確実に通信・電話できるようにしたいなどの目的におすすめです。
🅰 Apple WatchはAndroidスマホとの連携・ペアリングは対応しておらず、基本的にはiPhoneユーザーを対象としたスマートウォッチです。また、ペアリングできるiPhoneはiOSのバージョン指定があり、iOS16以降の搭載が条件です。
iOS16以降のバージョンが使えるiPhoneはナンバリングモデルだとiPhone 8以降、SEシリーズではiPhone SE(第2世代)以降が対象となります。あまりにも古いiPhoneモデルだと連携ができないため、要注意です。
👉リファービッシュ品で人気のiPhone機種ランキングはこちら!
🅰 ナンバリングモデルの後継機種で人気なApple Watch 8は、ヘルスケアに関する機能がより充実しており、皮膚温センサーを使った生理周期の管理も可能です。また、普段から運転する機会が多いユーザー向けで、衝突事故検知の機能も役立ちます。詳しくはApple Watch 7とApple Watch 8の比較にて解説しています。
また、バッテリー性能や耐久性の高さでおすすめなApple Watch Ultraシリーズもあり、スポーツやアウトドアで使えるタフなスマートウォッチを求めている方に向いています。ジェスチャー機能もある後継機種も含めて、以下の記事でご紹介していますので気になる方はぜひお読みください!
コンテンツクリエーターとして6年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。