Apple Watch SE(第2世代)のレビューまとめ!第1世代のSEとの違い・できることは? | バックマーケット
第2世代のApple Watch SEは第1世代と比較して、衝突事故検知機能や端末の軽さ、プロセッサなど改善点がいくつかあります。各モデルの比較や、アップルウォッチでSEシリーズを選ぶメリット・デメリットなどを一通り解説します。
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2024年8月13日に更新済み
2024年8月13日
2分で読めます
Sun
BackMarket コンテンツクリエーター
アップルウォッチでは様々なシリーズが販売されていますが、過去モデルであるApple Watch Series 6とApple Watch Series 7で何が違うのか気になる人もいるのではないでしょうか。結論から言うと、Apple Watch 7のアップデートでは機能面での追加はほとんどなく、ディスプレイの大きさや耐久性での改善がメインとなります。こちらのページにて、Apple Watch 6と7の違いを詳しく比較するので、自分に合ったアップルウォッチモデルを探してみてはいかがでしょうか。
2015年に初代モデルが発売されて以来、アップルウォッチは特にフィットネスにおいて最も人気のあるトレンドの一つとなっています。Appleが提供するスマートウォッチのシリーズは、健康データを追跡したり電話を転送するほか、iPhoneの通知を簡単に確認できるなど利便性に優れています。
アップルウォッチでは2024年8月現在、ナンバリングモデルではApple Watch Series 9までリリースされていますが、2020年9月リリースのApple Watch Series 6と2021年9月リリースのApple Watch Series 7がよく比較されており、バックマーケットで販売しているリファービッシュ品でも人気のシリーズです。
どちらも数世代前の型落ちモデルですが、現在でも充分に使えるスペックを誇ります。リファービッシュ品(整備済製品)では新品よりも安くなり、重要な機能を備えた利便性の高いスマートウォッチをコスパ良く手に入れられます。以下ではApple Watch 6とApple Watch 7の機能や特徴をご紹介した上で、それぞれの違いを詳しく見ていきます。
Apple Watch Series 6は2020年9月に発売され、筐体は高品質のアルミニウム製でディスプレイは傷のつきにくいガラスで保護されています。
System on a Chip(SoC)はS6プロセッサが導入されており、Apple Watch Series 7のS7プロセッサと比べると過去のモデルですが、性能自体はそこまで変わりありません。
ディスプレイは、Apple Watch Series 7にも採用されている最新のLTPO OLED Retinaテクノロジーをベースにしています。どちらのモデルでも、コンパスの使用や脈拍数の読み取りが可能です。Bluetoothでヘッドフォンや他のデバイスと接続することもできます。
WiFiとSIMカード(セルラーモデルあり)を介してインターネットにアクセスすることも可能で、ネット環境があれば運動情報の評価が容易になり、自分がどれだけの速さでどれだけの距離を何分で走ったかを正確に知ることができます。Apple Watch 6は50mの防水性能もあり、スイミング中も活用できるでしょう。
<Apple Watch Series 6のスペック一覧>
SoC(チップ):S6プロセッサ
ストレージ:32 GB
1GB RAMメモリ
LTPO OLED Retinaディスプレイ(常時点灯)
加速度計や気圧高度計、コンパス、心拍計などの機能が利用可能
Bluetooth5.0
GPSモデルのほかセルラーモデルもあり
50mの防水性能
WiFi 802.11 b/g/n 2.4 GHz
👉Apple Watch 6のレビュー!スペックや購入メリット・気になる点を解説
Apple Watch 7と比較すると、以下のポイントで性能面での差があります。
Apple Watch 7と比べてディスプレイが小さい
ディスプレイの耐久性が異なる
充電スピードの差(バッテリーの持ち自体は同じ)
詳しくは以下でも比較しますが、正直なところApple Watch 7と比べてそこまで大きな違い・性能面で劣る点はありません。そのため、アップルウォッチの性能にそこまでこだわりがなく、ライトユーザー感覚で試してみたいくらいの温度感であればApple Watch 6でも充分活用できます。
バックマーケットで販売しているApple Watch 6のリファービッシュ品は、ディスプレイサイズの小さい40mmモデルだと3万円以下で購入できます。基本的な健康管理・ヘルスケア機能を使えれば問題ないユーザーは、価格重視でApple Watch 6を選んでみるといいでしょう。
一方でApple Watch Series 7は2021年9月に発売され、前モデルのApple Watch 6からいくつかの改良が加えられています。しかし、上記で説明しました通り違いやアップデートはそれほど多くありません。
Apple Watch 7が前モデルと比べて改善されたポイントとして、ディスプレイサイズや輝度などが挙げられます。Apple Watch Series 6より20%大きなディスプレイになり、過去モデルのApple Watch Series 3より50%も大きくなりました。
常時ディスプレイ表示の機能はApple Watch Series 5以降で共通して搭載されていますが、より明るく表示されるようになって、Apple Watch 6と比較して70%以上明るくなりました。外で使う機会が多いアップルウォッチにおいて、より見やすくなるのはユーザーにとっても嬉しいポイントです。
端末の耐久性も改善されており、ディスプレイの前面クリスタルが最大で50%厚くなっています。Apple Watch 7では前モデルと比べて2倍以上の強度があり、耐亀裂性能が向上しています。
ただ、Apple Watch 6と変わらない点も多く、ストレージ容量は32GBで、RAMは1GBとApple Watch 6と同じです。そのほかBluetooth 5.0などの性能や血中酸素濃度センサー、心拍センサーなどフィットネスに関する機能も変わりなく、どちらのモデルも利用できます。
カラーに関してはそれぞれ異なるラインナップになっていますが、ケースの素材はステンレス・アルミニウム・チタニウムの3種類でどちらも同じです。
<Apple Watch Series 7のスペック一覧>
SoC(チップ):S7プロセッサ
ストレージ:32 GB
1GB RAMメモリ
LTPO OLED Retinaディスプレイ(常時点灯)
加速度計や気圧高度計、コンパス、心拍計などの機能が利用可能
Bluetooth5.0
GPSモデルのほかセルラーモデルもあり
50mの防水性能
最大5GHzのWiFi
これまで説明したApple Watch 6とApple Watch 7の性能などを踏まえて、それぞれのスペックを比較表でまとめました。
性能比較 | Apple Watch Series 6 | Apple Watch Series 7 |
画面・ケースサイズ | 40mmまたは44mm | 41mmまたは45mm |
プロセッサ | 64ビットデュアルコア S6プロセッサ搭載 | 64ビットデュアルコア S7プロセッサ搭載 |
ストレージ | 32 GB | 32 GB |
RAM | 1GB | 1GB |
ディスプレイ | OLED常時表示Retinaディスプレイ | OLED常時表示Retinaディスプレイ |
主な機能 | コンパス・血中酸素濃度センサー・心拍センサー・異常検知時の通知・GPSなど | コンパス・血中酸素濃度センサー・心拍センサー・異常検知時の通知・GPSなど |
稼働時間目安 | 最大18時間 | 最大18時間 |
ケース素材 | アルミニウム ステンレススチール チタニウム | アルミニウム ステンレススチール チタニウム |
接続性 | WiFi 2,4 GHz、Bluetooth 5.0 | WiFi 2,4 GHz + 5 GHz、Bluetooth 5.0 |
これまで説明しましたApple Watch 6とApple Watch 7の比較・違いを踏まえて、それぞれの共通点や差別化されている点をまとめました。
基本的にApple Watch 7はあまり変更がなかったマイナーチェンジモデルで、アップデートで新しい機能を期待したユーザーは正直なところ、あまり満足のいくスペックとは感じないでしょう。
以下のポイントについてApple Watch 6とApple Watch 7で共通しています。
センサーなどの基本性能
バッテリー持続時間(充電速度はApple Watch 7の方が速い)
プロセッサの性能(S6とS7で種類は異なるもののスペックはほぼ同じ)
バッテリー性能に関して、持続時間・バッテリーの持ちは同じですが、充電時間に関してApple Watch 7で改善されています。USB-C充電ケーブルに対応したことで、Apple Watch 6と比べて33%ほど充電速度が速くなっています。
Apple Watch Series 6から7へのアップデートでは、主にディスプレイの大きさや耐久性が注目されます。
ケースサイズはApple Watch 7で1mm大きくなり、ケースの外枠(ベゼル)も3mmから1.77mmに縮小したことで画面全体が20%ほど大きくなりました。通知確認などの見やすさについて、Apple Watch 7で改善されました。
耐久性も良くなっており、より頑丈なスマートウォッチの方が安心するユーザーはApple Watch 7がおすすめです。完全な防塵構造になっているIP6Xの規格に加えて、ディスプレイ部分のクリスタルも最大で50%厚くなり、Apple Watch 6と比較して2倍の強度があります。
また、Apple Watch 7ではカラーバリエーションの変更もあり、以下の通りアルミのカラーでは新色の登場が多いです。定番のゴールドやシルバーはApple Watch 7でなくなりましたが、スターライトやグリーンなどのカラーも人気です。
Apple Watch 6(アルミニウム):ゴールド・スペースグレイ・シルバー・ (PRODUCT)RED・ブルー
Apple Watch 7(アルミニウム):スターライト・ミッドナイト・ (PRODUCT)RED・ブルー・グリーン
Apple Watch 6とApple Watch 7には大きな性能差はなく、安く購入することを重視するならApple Watch 6がおすすめです。型落ちモデルのリファービッシュ品はより安くなる傾向にあるため、Apple Watch 7と比べて1万円ほどの価格差があります。
全体的に見て、2つのアップルウォッチの間に劇的な違いはありません。趣味でスポーツをする程度で、脈拍数や走ったキロ数といった基本的なデータを記録・管理したいのであれば、Apple Watch 6の性能でも充分です。
バッテリー性能についてはApple Watch 6と7の両方で同じスペックとなり、最大18時間の持続目安となります。そのほかヘルスケア機能などは同じで、Apple Watch 7のディスプレイ改善にそこまで大きなメリットを感じないのであれば型落ちモデルでも問題ないでしょう。
バックマーケットで販売しているリファービッシュ品価格では、Apple Watch 6は3万円前後と安く手に入ります。Apple Watch 7のリファービッシュ品と比較しても1万円ほど安い価格帯で、コスト面でのメリットもあります。
Apple Watch 7は機能向上と言うより、利便性の改善が主なアップデートになっています。ディスプレイ領域が広くなり、耐久性や充電速度の向上もメリットです。また、Apple Watch 6にはないグリーンなどの新色を気にいった場合も、Apple Watch 7を選ぶ価値があるでしょう。
リファービッシュ品価格では4万円前後の価格帯で、Apple Watch 6と比較すると高いですがリーズナブルな価格とも言えます。より利便性の高いアップルウォッチを購入したいユーザーにとって、コストパフォーマンスが良いと感じるのではないでしょうか。
今回はApple Watch 6とApple Watch 7の違い・比較をメインで解説しましたが、中にはより高性能なアップルウォッチを求めているユーザーもいるでしょう。
アップルウォッチを使った健康管理を徹底したい
睡眠の質が悪く改善したい
衝突事故の検知機能を使いたい
など、健康面の不安や衝突事故検出などの機能も重視している場合、センサー機能でアップデートされているApple Watch Series 8がおすすめです。
Apple Watch 8のリファービッシュ品は5万円前後の価格帯で、Apple Watch 7と比べて1万円ほど高くなります。このコスト差に見合う健康管理・サポートの性能が備わっていると感じれば、Apple Watch 8を選んでも良いでしょう。
比較記事で、Apple Watch 7とApple Watch 8の違い・比較、Apple Watch 5とApple Watch 6の違い・比較を紹介していますのであわせてご参考ください。
Apple Watch6とApple Watch 7は型落ちモデルで最新機種ではありませんが、現在のスマートウォッチ市場ではまだ許容範囲以上の充分な機能があります。つまり、型落ちモデルでも購入すれば長期間使いこなせるでしょう。
さらにバックマーケットで販売しているリファービッシュ品(整備済製品)を選択することで、費用を大幅に節約できます。上記でも説明しました通り、Apple Watch 6は3万円前後、Apple Watch 7は4万円前後の価格帯とお得になっています。
新品でないガジェットに不安を感じる方もいるかもしれませんが、バックマーケットのリファービッシュ品は新品と同等の品質で提供しており、1年間の動作保証や30日間の返金保証もあるので、初めてご利用いただく方でも安心できます。
加えて、再生品であるリファービッシュ済みのガジェットを購入することは環境にとって良いことです。再利用することで電子廃棄物が削減され、新たな資源を掘り出す必要もありません。つまり地球にとってもユーザーにとっても、リファービッシュ品のアップルウォッチはWin-Winな関係を築けるでしょう。
コンテンツクリエーターとして6年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。