歴代モデルのMacBook AirとProを解説!年代別の性能比較とおすすめモデルは?
人気のMacBook AirやMacBook Proではどのような機種が発売されてきたか、歴代モデルについて性能比較とあわせてご紹介します。どの年代のモデルを狙うべきか、またどんなユーザーに向いているかなどを確認するほか、比較的安く購入できる整備品の中で特におすすめのモデルや狙うべき機種など、歴代モデルの中から選びましたのでぜひご参考ください!
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MacBook Airは比較的安価で、13インチモデルは軽量といったメリットも注目されており、新品だけでなくリファービッシュ品(整備済製品)でも人気です。ただ、画面の小ささやスペックの懸念から、購入後に後悔する人も多いのでは...と不安に感じる方もいるでしょう。そこで、こちらのページでは13インチのMacBook Airに関する特徴や性能を解説した上で、メリットやデメリットのほか後悔する理由など一通り解説します。
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はじめに、13インチのMacBook Airについてネガティブなレビューからご紹介します。ノートパソコンとして13インチの画面サイズは割と一般的ですが、用途や使い方によっては後悔するケースも想定されます。また、MacBook AirはMacBook Proと比べてスペックの違いもあり、クリエイター向けの高性能なノートパソコンが欲しい方は要注意です。
ノートパソコンではブラウザの閲覧や資料・レポートの制作など基本的な使い方から、動画編集やイラスト制作、プログラミングなど専門的な作業まで幅広い用途があります。特にビジネスシーンでの利用を考えているユーザーにとって、プロセッサなどのスペックが気になるところですね。
例として、リファービッシュ済のMacBookで人気のM1チップモデルからMacBook AirとMacBook Proのスペックを比較すると、以下表の通りです。
機種比較 | 13インチ MacBook Air(M1) | 16インチ MacBook Pro(M1 Pro・M1 Max) |
ディスプレイ | 13.3インチ(Retinaディスプレイ) | 16.2インチ(Liquid Retina XDRディスプレイ) |
CPUコア | 8コア | 10コア |
GPUコア | 7コア | 最大32コア |
RAM | 最大16GB | 最大64GB |
ストレージ | 最大2TB(最小256GB) | 最大8TB(最小512GB) |
バッテリー持続時間 | 最大18時間
| 最大21時間 |
ディスプレイの輝度 | 最大400ニト(HDRコンテンツでは最大1,600ニト) | 最大1,000ニト(HDRコンテンツでは最大1,600ニト) |
ポート数 | Thunderbolt / USB 4ポート(2つ) | Thunderbolt 4(USB-C)ポート (3つ) |
重量 | 1.29kg | 2.1kg |
同世代のモデルでも、MacBook AirはMacBook Proと比較するとCPUやGPUのほか、ディスプレイの性能も下がります。IntelCPUと比べればMacBook AirもM1チップの搭載で格段にアップグレードされましたが、処理速度の速さや作業の最適化ではMacBook Proの方が優れています。
高性能なノートパソコンを重視する場合、MacBook ProとMacBook Airの違いを確認した上で、適切なスペックの機種を検討するのが望ましいです。
13インチのMacBook Airはコンパクトなサイズが魅力ですが、画面が小さいため作業スペースが限られていると感じるユーザーも多いです。M1チップ搭載のモデルは13.3インチ、M2チップ搭載のモデルは13.6インチと多少大きくなっていますが、複数のウィンドウを開いて作業する場合や詳細なグラフィック作業を行う時には使いづらさも感じます。
リモートワーク向けのノートパソコンでは小さく目が疲れる
スプレッドシートの編集やパワポ資料の制作がしづらく外部ディスプレイが必須
動画視聴やオンラインゲームでは大画面の方が満足度が高い
などの理由から、13インチのディスプレイでは利便性などの問題が考えられます。もっと大きいノートパソコンを使いたいのに、画面が小さく作業しづらいから後悔してしまった...というユーザーもいるでしょう。
これに対して、14インチや16インチのMacBook Proはより大きなディスプレイを提供しており、作業効率を向上させることができます。また、以下でも紹介していますがMacBook Airにこだわるなら15インチの機種もおすすめです。
また、MacBook AirだけでなくProモデルでも該当する点ですが、今までWindows PCに慣れていたユーザーにとって対応しているアプリ・ソフトの違いから後悔することも想定されます。
よくある例が、学業やビジネスシーンでよく使うExcelやWordなどのアプリケーション・ソフトウェアの非対応です。Window PCとはOSが異なるMacBookでは、表計算ソフトなど別のアプリで代用は可能ですが、使い慣れているソフトが違うことで戸惑うユーザーも中にはいます。
特にMacBookを使ったことがないユーザーが対象となりますが、操作性やアプリ・ソフトの互換性が気になるならWindows PCもおすすめです。Back Market(バックマーケット)で販売しているリファービッシュ済のWindows PCは、安価なモデルも多く低スペックでも問題ないユーザー向けの機種に適しています。
13インチのMacBook Airは軽量さとポータビリティで知られていますが、Windows PCの中にはさらに軽い機種も存在します。M1モデルの13インチMacBook Airは1.29kgの重量であるのに対して、Windowsのノートパソコンは1kg以下のモデルもあり有名なメーカーの機種を以下表でまとめました。
メーカー名 | 機種名・サイズ | 重さ | 特徴 |
Microsoft | Surface Pro 9(13インチ) | 879g | タッチスクリーンを採用しておりタブレットとしても使える |
dynabook | dynabook G6(13.3インチ) | 875g | 軽いだけでなく耐久性も高いノートパソコン |
VAIO | SX12(12.5インチ) | 925g | キーボードに角度がありタイピングしやすい |
MacBook Airよりも小型・軽量で、持ち運びに便利なWindowsのノートパソコンもあります。MacBookの利用経験がなく、Windowsの方が使い慣れている場合にはApple以外のメーカーも比較するといいですね。
MacBook Airは軽量なだけでなく、デザイン性の高さやM1チップ以降の高性能なスペックも注目されている一方で、価格の高さが気になるポイントです。ノートパソコンの購入で10万円以上の出費は正直厳しい...という場合には、5万円以下で買える安価なWindows PCが優先されます。
ビジネスシーンでノートパソコンを使う機会が少ない
ブラウザ閲覧や動画視聴などの用途に限られる
Microsoft Officeが使えるパソコンであれば問題ない
といった基本的な利用目的であれば、安価なWindows PCのスペックでも問題なく活用できます。大学生向けのMacBookモデルもご紹介していますが、ブランドやデザイン・性能にこだわりがなければWindowsのノートパソコンで安く買う選択肢も良いでしょう。
ただ、MacBookと比較してWindows PCでは以下のようなデメリットもあります。MacBookとWindows PCの比較でも解説していますが、製品の選択肢が多いことで機種選定の難しさが考えられます。
メーカーが多くおすすめのモデルがどれか分からない
スペックの低いノートパソコンもあり性能が不安
MacBookと比べるとデザインが微妙
MacBookは全体的に高価であるものの、品質の安定性が大きなメリットです。特にApple製のSoC(M1などのチップ)がプロセッサになってからスペックが大幅に上がり、ある程度の性能を求めているのであればMacBookがおすすめです。
13インチのMacBook Airでは画面が小さいことで作業効率が落ちるといったデメリットや、MacBook Proと比べて性能の低さなどが気になるところですが、それでも大半のユーザーにとって満足するノートパソコンであることには間違いありません。
MacBook Airはコンパクトなノートパソコンとして評価されており、M2チップモデルでは1.24kgと軽量であるほか、厚さ(高さ)も1.13cmとかなり薄いです。
外出先やカフェなどで作業をすることが多い
出張時で持ち運びがしやすいノートパソコンが欲しい
バッグやリュックを重くしたくない
などのユーザーに持ち運びに適したノートパソコンとしてMacBook Airは、薄くスタイリッシュなデザインも人気の要因だと言えます。
MacBook Proとのスペック比較もされがちですが、MacBook Airは2020年にリリースされたApple製のシステムオンチップ(SoC)が導入されたことで、パフォーマンスと電力効率が大幅に改善されました。関連記事より、Apple M1チップとIntelCPUの性能比較もご確認いただけます。
M1チップ以降のMacBook AirではCPU・GPU性能が向上しており、グラフィックス処理も高速化したことで負荷の大きい作業もスムーズに動作します。デザイン制作や動画処理はMacBook Pro専門といったイメージもありますが、SoCの導入後以降はMacBook Airも充分なスペックがあります。
13インチのMacBook Airは比較的安く買えるメリットもあり、リファービッシュ品(整備済製品)では型落ちモデルを中心にお得な価格でご購入いただけます。
整備済製品のMacBook Airは人気が高く、いわゆるエントリーモデルに位置付けられる機種として13インチのMacBook Airが推奨されています。人気のM1チップモデルでも10万円以下で購入できる機種もあるため、ぜひリファービッシュ品から価格比較をしてみてはいかがでしょうか。
歴代モデルのMacBook Air・Proモデルは13インチの機種も多かったですが、最近のシリーズではMacBook Airは15インチ、MacBook Proは16インチの大画面モデルも注目されています。参考までに、15インチのMacBook Airについて性能面の比較やメリット・デメリットも見ていきます。
MacBook Airシリーズでは従来、13インチの画面サイズがメインでしたがM2世代チップから15インチのモデルも登場しました。2024年にリリースされたM3世代チップのMacBook Airも同様に、13インチと15インチの2種類が販売されています。
機種比較 | 13インチ MacBook Air(M3) | 15インチ MacBook Air(M3) |
CPUコア | 8コア (高性能コア4つ・高効率コア4つ) | 8コア (高性能コア4つ・高効率コア4つ) |
GPUコア | 10コア | 10コア |
RAM | 最大24GB | 最大24GB |
ストレージ | 最大2TB(最小256GB) | 最大2TB(最小256GB) |
バッテリー持続時間 | 最大18時間
| 最大18時間 |
メモリ帯域幅 | 100GB/s | 100GB/s |
ポート数 | Thunderbolt / USB 4ポート(2つ) | Thunderbolt / USB 4ポート(2つ) |
ディスプレイの輝度 | 最大500ニト | 最大500ニト |
ディスプレイサイズ | 13.6インチ | 15.3インチ |
価格 | 164,800円〜 | 198,800円〜 |
重量 | 1.24kg | 1.51kg |
13インチと15インチのMacBook Airでは性能差はあまりなく、画面サイズと重量、価格を除くとほとんど同じスペックです。
2024年時点で最新世代のチップが搭載されていることもあり、15インチのMacBook Air(M3)は持ち運びのしやすさと処理速度の速さ、両方のバランスが取れた機種だと言えます。16インチのMacBook Proと比べて500g以上軽く、外出先での利用もしやすいです。
また、高スペックなノートパソコンが欲しい場合には16インチのMacBook Proもおすすめです。MacBook Airよりプロセッサやディスプレイの品質が良く、イラスト制作などクリエイティブな作業に向いています。
ただ、16インチのMacBook Proも後悔するケースはあり、非常に高額であるためコストパフォーマンスで疑問を感じたり、2kg以上の端末になるため重く持ち運びに大変...といったレビューも見受けられます。
15インチのMacBook Airでデメリットを挙げるなら、価格の高さがポイントとなります。MacBook Airはお手頃な値段が売りになっていますが、15インチのモデルは比較的高く最新機種だと20万円前後の価格帯です。
同世代の機種でもリファービッシュ品では3万円程度の価格差があり、13インチのMacBook Airの方が安くなります。そのため、予算と必要な画面サイズのバランスから13インチと15インチを比較するのが良いでしょう。
MacBookを安く買う方法では、中古品もよく使われていますが品質が安定しているリファービッシュ品(整備済製品)がおすすめです。バックマーケットのリファービッシュ品は新品と同等の動作が確認された上で出荷されており、万が一の故障や不具合が発生しても1年間の動作保証・30日間の返金保証が付いていますので安心です。
また、リファービッシュ品は製品のラインナップが豊富であるメリットもあり、多くの型落ちモデルからお気に入りの機種を選択できます。最新機種だけでなく、M1チップモデルやIntelCPUなど中古・整備品のMacBookで狙い目のモデルも多く、以下ではおすすめの機種をご紹介します。
M1チップ搭載の13インチMacBook Airは、コストパフォーマンスに優れたモデルとして非常に人気があります。2020年に初めて登場したM1チップは、Appleの独自設計による高性能なプロセッサで、従来のIntelプロセッサよりも大幅に性能が向上しています。
具体的には8コアのCPUと7コア(または8コア)のGPUを搭載し、バッテリー持続時間も最大18時間と長時間使用が可能です。後継機種のM2・M3チップモデルも同等のバッテリー性能であるため、M1チップでも充分なバッテリー持ちだと言えます。
性能を重視するユーザーには、M2チップ搭載の13インチMacBook Airがおすすめです。M2チップはM1チップの後継として、さらに高い性能を提供します。8コアのCPUと8コア(または10コア)のGPUを搭載し、メモリ帯域幅も100GB/sに拡大されています。
これにより、マルチタスクや高負荷の作業もスムーズに行えます。また、M2チップモデルはディスプレイの解像度や輝度も向上しており、より鮮明な画質で作業が可能です。
ただ、M1チップとM2チップの違い・比較でも解説していますが、SoCのプロセッサでは大きなスペックの違いはなく、基本的な用途であればM1チップでも問題ない性能です。そのため、デザイン制作や動画編集など専門的な用途を想定するユーザー向けでM2チップが推奨されます。
予算を抑えたい場合には、IntelCPUを搭載した13インチMacBook Airも検討する価値があります。IntelCPUはM1やM2チップ搭載モデルよりも価格が安く、基本的な作業には十分な性能を持っています。
例として2019年モデルの13インチMacBook Airは、1.6GHzのデュアルコアIntel Core i5プロセッサを搭載し、8GBのRAMと256GBのSSDを備えています。リファービッシュ品では5〜10万円の価格帯で購入できる機種もありますので、一通り製品をチェックしてみるといいでしょう。
13インチのMacBook Airについてメリットもある一方で、後悔する人が多発するような注意点もあることが分かります。参考までに、購入の際に知っておくべきポイントを最後にまとめました。
13インチのMacBook Airは、その軽量さとコンパクトなデザインが特徴です。M1世代チップのモデルでは1.29kgと軽く、バッグやリュックに簡単に収まるサイズ感です。
外出先での作業が多いユーザーにとって、この軽量性は大きなメリットとなります。また、M1世代以降のモデルではバッテリー持続時間も最大18時間と長く、外出先でも安心して使用できます。集中して作業をしたい場合には、外部ディスプレイも活用できます。
一方で、13インチのMacBook AirはProと比較して以下のようなデメリットもあります。
ポート数の制限:Thunderbolt / USB ポートが片側2つだけで、メディアハブなどを使う必要がある
外部ディスプレイの制限:13インチモデルでは1台のみ
拡張性の制限:MacBook Airはメモリ(RAM)やストレージを後から追加(または交換)することが不可
Windows PCと比べてカスタマイズ性に欠けているほか、外部ディスプレイなど他端末との接続で不都合を感じることがあります。
外部ディスプレイの台数を増やしたい場合や、より高性能なプロセッサを求めている場合にはMacBook Proの方が適しています。MacBook Proはより強力なプロセッサ(M3 ProやM3 Maxなど)を搭載しており、最大128GBのメモリや8TBのストレージオプションも選べます。
動画編集など専門的な業務やスキルで活用するなら、14インチ(または16インチ)のMacBook Proがおすすめです。MacBook Airと比べて高価格になりますが、リファービッシュ品ならお得にご購入いただけます!
コンテンツクリエーターとして6年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。