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MacBookを購入したい学生では、学割を使ったお得な購入方法について知りたい人も多いでしょう。実際、Apple公式サイトからMacBookを買うことで、通常価格よりも安くなる学割が適用されます。そこで、こちらのページではMacBookを学割で購入する方法やおすすめのMacBookモデルなどを解説します。結論から言いますと、Apple公式サイトでの学割はそこまで安くならないため、安価な整備品も検討してみるといいでしょう。
Back Market Japanの第1号社員・サプライチームリーダーとしてサイト内全ての商品を仕入れから販売、最適化まで管理。販売事業者との連携業務に従事しており、iPhoneなどのデバイスに関する専門知識はBack Market社内で最も精通している。業務経験と専門知識を活かし、正確で役立つ情報をご提供できるように努めている。 *監修記事一覧を確認
Apple公式サイトであるAppleストアでは、学生向けの学割を利用できます。正確には「Apple学生・教職員向けストア」にて、学生または学校の先生向けに割引価格が適用されます。
Appleの学割は、学生のほか教職員(小・中・高・大学や専門学校の先生など)も対象となります。Apple公式サイトよりアクセスできるApple学生・教職員向けストアにて、通常価格より安くなってるMacBookなどのApple製品をご確認いただけます。
学割が適用されたMacBookの割引率は以下表の通りで、平均して10%程度安くなっています。MacBookはiPadやiPhoneと比較して高価なので、新品を安く買いたいという学生にとって有益な学割だと感じるでしょう。
MacBookモデル | 通常価格 | 学割価格 | 割引率 |
13インチMacbook Air(M1):256GB | 134,800円 | 119,800円 | 約11% |
13インチMacbook Air(M2):256GB | 164,800円 | 149,800円 | 約9% |
14インチMacBook Pro(M3 Pro 8コア/10コア:512GB) | 248,800円 | 232,800円 | 約6% |
16インチMacBook (M3 Pro 12コア/18コア:512GB) | 398,800円 | 366,800円 | 約8% |
また、Apple公式の店舗から購入すれば学割が適用されますので、オンラインショップのApple学生・教職員向けストア以外でもAppleの実店舗に行けば、学生価格で買うことが可能です。
学割と言われると一般的には高校生や大学生などをイメージされますが、実際は学割の対象者が以下の通り広範囲です。
大学や高校のほか、専門学校の学生
入学試験など合格しており、上位の教育機関への進学が決定している人
大学受験の予備校に在籍する学生
参考:Apple Store for Education 返品・送料を含む販売条件
高校や大学だけでなく、専門学校生もAppleストアでMacBookを学生で購入できます。また、予備校に通っている浪人生や進学を予定している人も対象なので、大学の合格祝いでMacBookをお得に購入できるでしょう。
学生自身がMacBookを買う資金がなく両親に買ってもらう場合でも、Appleストアでは学割を使えます。上記でご紹介しました条件に該当する学生の親が、学割でMacBookをプレゼントすることも可能です。
Appleストアの学割ではMacBookなどのデバイスに限らず、有償の延長保証であるAppleCare+も学割で安くなります。
2023年11月現在、AppleCare+の料金について3年契約にした場合の通常価格と学割価格は以下表の通りです。MacBookモデルの学割と同様に、およそ10%程度の割引率になります。
AppleCare+の対象モデル | 通常価格(3年間) | 学割価格(3年間) |
13インチMacbook Air(M1) | 25,800円 | 23,400円 |
13インチMacbook Air(M2) | 29,800円 | 26,800円 |
14インチMacBook Pro | 44,800円 | 39,800円 |
16インチMacBook Pro | 62,800円 | 56,800円 |
AppleCare+はハードウェアの保証期間が延長するサービスで、修理費用の特別価格などのメリットがあります。ただし、MacBookの破損が気になったりとても重要なデータや作業を扱う以外の用途ではそこまで必要ではありませんが、学割を利用した加入は可能です。
MacBookをAppleストアで学割購入する時には、いくつか注意点や知っておくべき情報があります。
MacBookの学割では「学生でなくてもオンラインストアではバレないから問題ない?」と考える人も中にはいますが、身分証や学生証の提示が要求されるため学生と偽った学割の利用は推奨しません。
Appleストアでの学割購入では、製品の種類によって購入できる台数が決められています。ノートブック(MacBook)の場合、1年間に1台までです。
MacBookが複数台欲しいユーザーはあまりいませんが、用途に応じて2台以上欲しい学生の場合には台数に注意しておきましょう。2台以上学割で購入したい際には、台数制限は毎年4月にリセットされますので購入時期を分けるといいですね。
大学生や高校生でないユーザーが、MacBookの学割購入をするのは禁止されています。Apple学割の不正について、バレたら返品すればいいかと考えている社会人もいるかもしれませんが、以下の通り学生の不正利用が発覚した時のリスクが大きいのでおすすめしません。
<学生・教職員など対象者以外より学割の不正利用がバレた場合>
無条件で注文キャンセル・契約解除を行う
Apple Storeプライスに基づく差額や損害金を請求
場合によっては法的措置が取られる
商品到着後に身分証の提出が要求されるケースもあり、学割の悪用が発覚する可能性は充分にあります。10%程度の割引を求めて、損害金や法的措置などのリスクを背負うのは間違っていることがお分かりいただけるかと思います。
学割の不正利用と同様に、安く購入したMacBook製品の転売も禁止されています。割引されたApple製品について購入後1年間、利益を上乗せした転売は禁止事項としてApple公式サイトで明記されています。
MacBookを安く買えるかといって、利益を得る転売行為はやめておくべきです。学割はあくまでも、学生本人や教職員がMacBookなどのデバイスを利用することが前提となります。
Appleストアでの学割購入ではデバイスのほか、Apple PencilやSmart Keyboard FolioなどiPadに関するアクセサリも対象になっています。しかし、MacBook AirやProでよく使うケースやマウスなど、汎用的なアクセサリは学割が使えません。
MacBook Airなど持ち運びに適したノートパソコンでは、耐衝撃に優れてケースもあわせて欲しいところですが、学割の対象ではないため定価で買うか別の通販などからラインナップを確認するといいでしょう。
MacBookを対象とした学割についてこれまで解説しましたが、以下のようなケースに該当する学生はMacBookだけでなくiPadも欲しいと感じているのではないでしょうか。
普段から持ち運びがしたい
ノートパソコンの利用目的では主に動画視聴が多い
大学の授業でノート代わりで使いたい
MacBookとiPadはどちらもモバイルデバイスとして優秀ですが、学生の利用目的に応じて使い分けることが大事です。以下では、大学生を想定ユーザーとしたMacBookとiPadの選定基準についてご紹介します。
MacBookはiPadと比べると作業効率が優れており、大学生活においてタイピングでの作業や動画編集など高いスペックを要する用途で推奨されます。
本格的な動画編集を行う予定がある
大学の講義でプログラミングを学ぶ
資料の保管や編集をする機会が多い
プログラミングにも興味がある学生や、資料の作成や管理を重視する際にはMacBookの方が向いているでしょう。大学3〜4年で就活の時期に差し掛かっている学生では、履歴書やエントリーシートなどの資料作成でもMacBookが役立ちます。
一方でiPadでは、持ち運びがしやすいほかApple Pencilを使ったメモの管理など、大学の講義で機能性に優れたノートとして活用できます。
大学の講義で手書きによるメモを取りたい
スマホと同じような感覚で常に持ち歩く
動画視聴のほか読書もデバイスで行いたい
スマホのような感覚でいつでも利用したい時は、iPadの方が適しています。自宅に別のパソコンがある場合や、講義のノートとして使いたい学生にとっては、より安価なiPadの方がコストパフォーマンス的に満足するでしょう。
iPadについて気になる人は、学生がiPadを安く買う方法・学割のポイントをご参考ください。MacBookと同様に学割が適用されるほか、バックマーケットで販売している安価な整備品のメリットについても解説しています。
MacBookを学割で安く買いたい学生向けに、おすすめのMacBookモデル・種類についてご紹介していきます。
ただ、以下で説明しているメリットとデメリットでも触れていますが、Appleストアの学割では割引率がそこまで大きくなく、安く感じないユーザーも多いでしょう。そこで参考までに、いつでも安価に購入できるバックマーケットの整備品価格と比較してみました。
👉 大学生が使うMacBookのおすすめ機種・選び方を解説!
Mac Bookモデル名:MacBook Air M2
リリース年:2022年
Appleストアでの学割価格(2023年11月現在):193,800円
バックマーケットでの整備品最安価格(2023年11月現在):189,990円
ディスプレイ:13インチ
メモリ:8GB
ストレージ容量:512GB
ノートパソコンの性能と持ち運びの利便性の両方を重視する学生は、MacBook Air(M2)モデルがおすすめです。軽量かつバッテリーの持ちも優れており、大学など外出先で長時間作業する環境に適しています。
👉参考:MacBook Air M2とMacBook Pro M1の性能も比較
ただ、M2モデルでは価格の高さがネックで、Appleストアの学割や整備品でも20万円弱の価格帯となります。高く感じる場合には、以下で紹介している型落ちモデルのMacBook Airも良い選択となります。
Mac Bookモデル名:MacBook Air M1
リリース年:2020年
Appleストアでの学割価格(2023年11月現在):119,800円
バックマーケットでの整備品最安価格(2023年11月現在):88,169円
ディスプレイ:13インチ
メモリ:8GB
ストレージ容量:256GB
M1チップのMacBook Airはいわゆる型落ちモデルで、M2チップより性能は劣りますが、それでも充分なスペックがあります。資料作成やオンライン講義での視聴など、学生生活に関する基本的な用途であれば問題なく快適に操作できます。
より古いモデルであるほど、整備品価格も安くなります。バックマーケットではMacBook Air(M1)モデルを10万円以下でご購入できるので、予算に限りがある学生は整備品も検討してみるといいでしょう。
👉MacBook AirとMacBook Proの違いを詳しく解説!
Mac Bookモデル名:MacBook Pro M3
リリース年:2023年
Appleストアでの学割価格(2023年11月現在):232,800円
バックマーケットでの整備品:2023年11月現在で未販売
ディスプレイ:14インチ
メモリ:8GB
ストレージ容量:512GB
2023年モデルのMacBook Proは最新のM3チップを搭載しており、作業効率や操作性がより向上しました。高負荷な作業である動画編集など、性能を重視するユーザーに推奨されます。
MacBook Proの学割対象モデルは比較的新しい製品であるため、2023年現在では整備品もまだ出回っていない状況です。そのためMacBook Pro(M3)は新品購入以外の選択肢があまりないですが、学割でも高価なので性能に強いこだわりがある学生以外はおすすめしません。
MacBookの学割や割引後の価格・おすすめのモデルなど一通り解説しましたが、私たちバックマーケットの見解を述べさせていただくと、Apple公式からの学割購入が必ずしも最適なショッピングになるとは限りません。
もちろん学割で安く購入できるなど、学生にとってメリットはあります。ですが、元の価格が比較的高いMacBookを対象にした場合、学割による割引率が魅力的かどうかで疑問が残ります。
学割での購入は安くなるほか、ペイディによる手数料無料の分割払いも利用可能です。「ペイディあと払いプランApple専用」を利用することで、MacBookの学割対象購入では36回払いが適用されます。
通常のApple製品の場合には24回払いなので、学割にするとより支払い回数が増えて、1回当たりの金額が少なくなるメリットもあります。また、一般的に金利手数料が発生する分割払いですが、本オプションの分割払いでは手数料がかからないのが大きな利点で、無駄なコストが発生しません。
ただ、上記でも学割価格と割引率をご紹介しましたが、Appleの学割によってそこまで安くなる訳ではありません。10%程度の割引は決して大きなセールではなく、元の新品価格が高いMacBookだと学割でもお手頃な価格帯にはならないでしょう。
また、MacBook Proの場合には最新モデルの新品だと学割価格でも高く、最低でも20万円以上はかかります。Appleストアで販売しているMacBookモデルは比較的新しい機種になるため、型落ちモデルで安く済ませたい学生にとって経済的に悩むところです。
学生が普段の生活で利用するくらいの用途であれば、数世代前のMacBookモデルでも問題なく機能します。さらに、新品と同等の品質が確認されている整備品であればより安くなり、バックマーケットより魅力的な価格で購入できます。
学割に関連してAppleストアでは毎年、期間限定のキャンペーンも注目されています。学生向けの新学期の時期にあるキャンペーンは、2024年以降も開催される可能性があります。
ですが、期間限定のキャンペーンはMacBookなどの商品が直接割引されるわけではなく、Appleギフトカードによる還元となります。2023年に開催されたキャンペーンでは最大24,000円のAppleギフトカードがもらえる形で、実質的な割引だと見なされます。
Apple製品を継続的に購入する予定のある学生であれば、期間限定のキャンペーンを待つという選択もありでしょう。ただ、ギフトカードやポイントバックなどの実質的な割引では、継続的にデバイスなど購入する必要がない場合、還元された特典を活かせず結局高い買い物になってしまったというユーザーも多いです。
ブラックフライデーのMacBook期間限定キャンペーンも同様に、日本のブラックフライデーは割引率が低く10〜15%程度です。期間限定というセールに興味をひかれて購入しがちになってしまいますが、実はそこまでお得でない割引も多いですね。
予算がある程度限られる学生は、最新のモデルにこだわる必要がなければ数世代前の整備済製品(整備品)の方がコストパフォーマンス的におすすめです。
歴代モデルのMacBookシリーズでも解説していますが、MacBookは高性能である反面、最新モデルになると新品価格がかなり高くなります。対して、過去のモデルをお手頃な価格で購入できる整備品は品質も良く、中古品のような安全性・信頼性に関する不安もありません。
👉参考記事:整備品(リファービッシュ品)と中古の違いとは?
整備品の大きなメリットとして、期間限定の学割キャンペーンや初売りセール、ブラックフライデーなど特定の時期を待たずして、いつでも安く買える点があります。
MacBook Airの整備品はより安価になり、2020年モデルのMacBook Airであれば10万円以下でお買い求めいただけます。数年前のモデルですが、バッテリー持続時間など性能が大幅にアップしたプロセッサ(M1チップ)が搭載されており、幅広いシーンで活用できるスペックとなっています。
さらにバックマーケットでは、MacBookを含む全ての整備品を対象に2,000円オフの学割も適用されます。日本国内の高校生・または大学生や短大生を対象に、バックマーケットの全商品を対象に使える2,000円の割引プロモーションコード(クーポン)を提供します。
整備品を学割でお得に購入したい方は、バックマーケットに登録した上でバックマーケットの学割ページより学割プロモコードを発行してみましょう。Appleストアと同じく1年間で1台限定の割引になりますが、安価な整備品をよりお得にご購入いただけます!
学割以外でもMacBookを安く購入する方法をご紹介しているので、ぜひご参考ください。
ノートパソコンではWindowsで考えている学生も中にはいますが、Windowsは安価な機種もある一方で、品質やスペックで大きな差が出ます。パソコン選びであまり自信がない場合、Windowsで性能の悪いノートパソコンを買ってしまうリスクもあります。一方でMacBookであれば、全体的に性能が高くノートパソコン選びで失敗しない傾向にあります。詳しくはMacとWindowsの違い・比較で解説していますので、あわせてご参考ください。
コンテンツクリエーターとして6年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。