iPad:一般的な標準バージョンではありますが、平凡という意味での「標準」ではありません。Appleのタブレットの最も基本的なバージョンでさえ、コストパフォーマンスが高いです!
iPad mini:最小のバージョンでユーザーが片手で持つことを想定しており、持ち運びに適しています。
iPad Air:これまでで最も軽量なバージョンで、最も薄い寸法となります。軽装で旅行したいユーザーが、画面サイズに妥協したくない場合に最適です。
iPad Pro:その名前が示す通り、高い性能を要求するユーザーを対象としているため、最もパワフルなモデルです。
また、各バージョン内にはバリエーションがあります。デバイスの接続に関して一部はWi-Fiと互換性があり、他のバージョンには常にどこでもウェブを閲覧できるモバイルネットワーク接続機能が搭載されており、SIMカードスロットも備えています。
内部のストレージ容量も、複数の選択肢があります。基本的な仕様として、Apple製品はSDカードを使用してメモリを拡張することはできないためストレージ容量が重要となります。通常、小さめの容量では16 GBから32 GB、64 GB、128 GB、256 GBがあり、より大きな容量では512 GB、1 TBなど多くの選択ができますが、この詳細は新しいモデルごとに変わる可能性があります。
目に見えるバリエーションの変化では色もあります。最初のiPadのフリートはほとんどがシルバーやグレーでしたが、後にホワイトも導入され、長らくブラックやゴールド、ローズゴールドなどの色だけでなく、スカイブルーやグリーンなどのより大胆な色も選択できるようになりました。
iPad(無印)は標準的なモデル
iPadの種類でそれぞれの概要や特徴に触れると、まずは無印のiPadモデルがあります。10.2〜10.9インチの標準サイズのディスプレイで、スペック的にも平均的なスタンダードなモデルです。
2022年にリリースされた第10世代のiPadは新しい種類のモデルで、バランスの取れた性能が特徴的です。持ち運びをするには少し重く感じたり、iPad Proまで高性能ではありませんが、汎用的な用途でiPadを選びたいユーザーには無難な選択となるでしょう。
iPad miniはコンパクト・軽量が特徴的なモデル
一方でiPad miniは片手でも使えるサイズや軽さが特徴的で、7.9〜8.3インチの小さいディスプレイになります。子供用のタブレットでも好まれるモデルで、コンパクトなデバイスが欲しいユーザーにおすすめです。
直近のモデルは2021年にリリースされた第6世代のiPad miniになります。型落ちモデルの第5世代iPad miniも人気があり、性能の高さやホームボタンで操作ができるなどの良さがあります。
iPad Airは持ち運びに適した高性能なモデル
iPad Airの性能は無印のiPadとiPad Proの中間レベルになり、高性能で薄く軽いiPadを利用したい人向けの仕様になっています。
2022年の第5世代iPad Airが新しいモデルで、Proほどの高スペックではありませんが、そこまで高い性能は求めず使いやすさや持ち運びのしやすさを重視する際には適切な種類のiPadになるでしょう。
iPad Proはクリエイティブな作業が向いているモデル
iPad Proは最も性能が高く、用途としては専門的な動画の撮影や編集、イラスト関連の作業などが挙げられます。最大で12.9インチの大画面で操作ができて、ビジネスシーンでも活用範囲の広いスペックです。
2022年にiPad Pro 12.9インチの第6世代、iPad Pro 11インチの第4世代が最新モデルとしてリリースされました。4種類のiPadの中で最も高額になりますが、ノートパソコン代わりで利用できるほか、クリエイターなどの専門職などに重宝されます。関連記事でiPadの便利な活用方法について解説しているので、あわせてご確認ください。