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2025年4月1日に更新済み
2025年4月1日
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Back Market Japan
スマートフォンを「新品」から「リファービッシュ(整備済製品)」に変えるだけで、私たちはどれだけ地球に貢献できるのでしょうか。Back Marketが発表した「Impact Report 2024」では、スマートフォン製造が与える環境負荷の実態と、それをリファービッシュ品でどう解決できるのかを、数字とともに詳しく公開しています。 本記事では、このレポートの内容をわかりやすく解説しつつ、Back Marketが目指す「地球にも人にも優しいテクノロジーの在り方」を掘り下げます。記事最後にはレポートの無料ダウンロードリンクもありますので、ぜひチェックしてみてください!
わたしたちが毎日のように手にするスマートフォン。しかし、その便利さの裏では、膨大な資源とエネルギーが消費され、地球環境に大きな負担をかけています。
項目 | 内容 |
原材料の採掘量 | 267kg(ブルドーザー・ドリルなどで自然環境を破壊) |
水の使用量 | 89,000L(成人が毎日コップ8杯飲むとして約112年分) |
CO2排出量 | 84kg(ガソリン車で600km以上ドライブしたときと同等) |
電子廃棄物 | 200g(お手元のスマホよりも重いかもしれません) |
ポケットに入るような小さいスマートフォンひとつになぜ267kgの天然資源が使われるのか、不思議に思う方も多いと思います。その理由は、鉱石に含まれる希少金属の含有量が極めて少ないため、必要な原材料がわずか数グラムだとしても、膨大な量の鉱石が使われてしまうからです。金を例にして計算すると、28グラムの金を生産するためには100トンの鉱石が必要になります。これだけの量の鉱石を採掘するとなると自然環境に配慮する余裕はありません。ブルドーザー、ダイナマイト、ドリルなどを使い容赦なく大規模な掘削が行われます。
これらの工程を経て採掘した鉱石は、水で洗浄してから精製します。くわえて、スマートフォンの製造過程では、製造システムの洗浄水や冷却水も必要です。これらをすべてあわせると、驚異的な数字になります。たとえば、スマートフォン1台を製造するのに89,000リットル、PC一台では約191,400リットルもの真水が必要となります。
これらの数字が示すのは、スマホが「スマートではない」一面を表します。新品を買うたびに自然が削られ、CO2が増え、電子ゴミが蓄積していくという現実です。
Back Marketのレポートでは、次のような警告も提示されています。
🌍「2040年までに、デジタル産業由来の炭素排出量が地球全体の14%に達する」 ※これは航空産業全体を上回るインパクトです。
便利さの裏で進行する環境破壊は、既に他でも大きく報道されていることかと思います。
では、私たちにできることは何でしょうか。その一つが、「リファービッシュ品」の選択です。前述の通り、新品のスマートフォンを1台あたり製造するのに、約89,000リットルの真水・267kgの天然資源が使われています。しかしリファービッシュ品を選ぶことで、水の使用量は86%、天然資源の使用量は91%、電子廃棄物は89%抑えられ、CO2排出量も92%減少するのです。
項目 | 削減率 |
原材料使用量 | 91% 減少 |
水使用量 | 86% 減少 |
CO2排出量 | 92% 減少 |
電子廃棄物 | 89% 減少 |
新品を買う代わりに、リファービッシュ品を選ぶだけで、これらすべての環境負荷が激減するという事実がADEME(フランス環境エネルギー管理庁)との調査で明らかとなっています。ADEMEに関する詳しい調査についても合わせてご覧ください。
Back Marketは2014年にフランスで創立され、今年で10周年を迎えました。設立当初から「今あるものもっと活用できる世界にする」というミッションに掲げ、リファービッシュの認知と信頼を広げる活動を続けてきました。その結果として
📊 CO2排出削減実績:130万トン以上
この数字は、航空機の排出量に換算すると、「東京〜沖縄間を76万回以上往復する」のと同じインパクトになります。しかもこれは、Back Marketの利用者による「選択」の積み重ねで実現されたもの。つまり、お客様自身の選択が地球を救うということが数字で証明されたのです。
インパクトレポート2024では、以下のような点についても詳しく掲載されています:
地球資源の消費スピードと、限界点に迫る状況
デジタル製品がもたらす環境・社会への影響
サーキュラーエコノミー(循環型経済)に向けたBack Marketの取り組み
今後10年で目指す未来像とサステナブルロードマップ
📥 レポートはこちらから無料でダウンロード可能です!
スマートフォンは、私たちの生活の中心にあります。だからこそ、その端末の「選び方」を変えるだけで、地球への影響を大きく変えられるのです。もしあなたが次にスマートフォンやタブレット、PCを購入する予定なら、ぜひリファービッシュ品を選択肢に入れてみてください。
そして、まずは知ることから始めましょう。Back Marketのインパクトレポートを読めば、「なぜいまリファービッシュ品なのか?」が、きっと腑に落ちるかと思います。サステナブルな選択は、誰か特別な人だけのものではありません。毎日の消費行動を少し見直すことから、私たちは未来を変えられます。
📥 Back Marketの「Impact Report 2024」を読んで、未来への選択を考えてみませんか。