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MacBook Airの機種を選ぶ上で、ディスプレイのサイズ・端末の大きさが気になるところです。サイズ感について、最近のMacBook Airモデルでは13インチと15インチの2種類があり、用途や予算に応じて選ぶ必要があります。そこで、歴代のMacBook Airモデルについてサイズを比較した上で、サイズ感やおすすめの機種の選び方などを一通り解説します。
Back Market Japanの第1号社員・サプライチームリーダーとしてサイト内全ての商品を仕入れから販売、最適化まで管理。販売事業者との連携業務に従事しており、iPhoneなどのデバイスに関する専門知識はBack Market社内で最も精通している。業務経験と専門知識を活かし、正確で役立つ情報をご提供できるように努めている。 *監修記事一覧を確認
はじめに、これまでのMacBook Airモデルに関するサイズのスペックをご紹介します。歴代MacBookモデルの解説ページでも取り上げていますが、初期のMacBook Airはコンパクトな11インチの機種もありました。
初代のMacBook Airは2008年に登場し、13.3インチのディスプレイを搭載していました。このモデルは、スティーブ・ジョブズが封筒から取り出すという印象的なデモンストレーションで発表されています。
その後、2010年には11インチモデルも追加されてよりコンパクトな端末も選べるようになりました。Airモデルの中では最軽量の1.08kgで、ノートパソコンとタブレットの中間的なサイズ感です。ただ、2015年のモデルを最後に、新モデルは登場していないため機能・スペック的にはあまり選ばれません。
2022年に登場したMacBook Airは新たに13.6インチのディスプレイを搭載し、より広い表示領域となる13インチモデルも注目されました。従来の13インチモデルは13.3インチのディスプレイサイズでしたが、少し拡大されています。
このモデルはM2チップを搭載し、パフォーマンスとエネルギー効率が向上しています。重量も1.24kgとより軽くなり、作業が快適になるだけでなく持ち運びのしやすさも評価されています。
2023年には、初めて15インチモデルのMacBook Airが登場しました。より大きな15.3インチのディスプレイを搭載し、作業スペースが広がり、マルチタスクがしやすくなっています。同世代の13インチモデルと同様にM2チップを搭載していますが、15インチモデルはディスプレイとオーディオ性能が向上しています。
以下でも解説していますが最近のMacBookシリーズでは大画面の需要があり、旧モデルとの寸法や重量を改めて比較すると以下表の通りです。
モデル | 発売年 | ディスプレイサイズ | 高さ | 幅 | 奥行き | 重量 |
初代13インチ | 2008 | 13.3インチ | 0.4~1.94cm | 32.5 cm | 22.7 cm | 1.35 kg |
11インチ | 2010 | 11インチ | 0.3~1.7 cm | 30 cm | 19.2 cm | 1.08 kg |
13インチ(M2) | 2022 | 13.6インチ | 1.13 cm | 30.41 cm | 21.5 cm | 1.24 kg |
15インチ(M2) | 2023 | 15.3インチ | 1.15 cm | 34.04 cm | 23.76 cm | 1.51 kg |
ディスプレイサイズが大きくなった一方で、より洗練されたデザイン・設計から端末自体の寸法・大きさはそこまで変わっていません。また、重量では11インチのMacBook Airまでは軽くなりませんが、MacBook Proと比べたら軽量で持ち運びのしやすさでおすすめです。
歴代MacBook Airのサイズのほか、最新のMacBook AirであるM3世代チップ搭載の機種も参考までご紹介します。2024年にリリースされたMacBook Airシリーズでは、13インチモデルと15インチモデルの2種類から選べます。
基本的なスペックは以下表の通りで、13インチのMacBook Airだと後悔する理由のページでも解説しています。M3世代チップでは性能差はほとんどなく、価格とサイズ・重量を基準に比べてみるといいでしょう。
機種比較 | 13インチ MacBook Air(M3) | 15インチ MacBook Air(M3) |
CPUコア | 8コア (高性能コア4つ・高効率コア4つ) | 8コア (高性能コア4つ・高効率コア4つ) |
GPUコア | 10コア | 10コア |
RAM | 最大24GB | 最大24GB |
ストレージ | 最大2TB(最小256GB) | 最大2TB(最小256GB) |
バッテリー持続時間 | 最大18時間 | 最大18時間 |
メモリ帯域幅 | 100GB/s | 100GB/s |
ポート数 | Thunderbolt / USB 4ポート(2つ) | Thunderbolt / USB 4ポート(2つ) |
ディスプレイの輝度 | 最大500ニト | 最大500ニト |
ディスプレイサイズ | 13.6インチ | 15.3インチ |
価格 | 164,800円〜 | 198,800円〜 |
重量 | 1.24kg | 1.51kg |
M3世代チップ搭載の13インチMacBook Airは、M2世代チップと同じく1.24kgの軽量モデルです。対角でのディスプレイサイズも同じ13.6インチで、プロセッサ以外のスペックでは大きなアップグレードはありません。
サイズ:幅 30.41 cm、奥行き 21.5 cm、高さ 1.13 cm
重量:1.24 kg
ディスプレイ:13.6インチ Liquid Retinaディスプレイ(500ニト)
M3世代のMacBook Airはクリエイター向けの仕様になっており、最大2台まで外部ディスプレイを接続できるほか、カラーラインナップではスターライトとミッドナイトが新たに追加されるなどデザイン面でも評価されます。
15インチモデルのM3世代MacBook Airは、対角で15.3インチのディスプレイサイズになります。こちらもM2世代と比べて重量や端末寸法は同じですが、オーディオ性能での改善が見られます。
サイズ:幅 34.04 cm、奥行き 23.76 cm、高さ 1.15 cm
重量:1.51 kg
ディスプレイ:15.3インチ Liquid Retinaディスプレイ(500ニト)
画面が大きくなったことで、イラスト制作やプログラミングなど専門的な作業にも適しています。ビデオ編集やゲーム、3DレンダリングなどのパフォーマンスもM2世代と比較して向上しており、作業効率を重視するユーザーにおすすめです。
2024年モデルのM3世代MacBook Airは間違いなく高性能だと言えますが、サイズのほか価格も気になるところです。実際、13インチモデルは164,800円から、15インチモデルでは198,800円からの価格帯となり、リファービッシュ済のMacBook Air(M3)もそこまで安くなりません。
また、M3世代チップでは動画編集やゲームのパフォーマンス・処理速度が向上されているものの、M2・M1世代チップのMacBookも充分な性能であるため、オーバースペックになりがちです。比較的新しいモデルということもあり、予算オーバーだと感じるなら型落ちモデルのMacBook Airも見てみるといいでしょう。
MacBook Airのサイズでは過去モデルから最新機種まで、一貫して13インチモデル(13.3インチまたは13.6インチ)が主流であることが分かります。
ただ、あまりノートパソコンを使ったことがない場合やMacBookに馴染みのない方にとって、13インチがどれくらいのサイズ感がいまいち分からないということもあるでしょう。
13インチのノートパソコンはよく、A4サイズで比較されがちです。実際、M1・M2世代の13インチMacBook Airと比較すると、ほぼ同じであることが分かります。
サイズ比較 | インチ数 | 幅(横) | 奥行き(縦) |
M2世代MacBook Air | 13.6インチ(画面) | 30.41 cm | 21.5 cm |
M1世代MacBook Air | 13.3インチ(画面) | 30.41 cm | 21.4 cm |
A4サイズ | 約14.3インチ(全体) | 29.70 cm | 21.0 cm |
MacBook Airではベゼルやキーボードなどのパーツを含むサイズになるため、約14.3インチのA4と比べたら多少大きくなりますが、似たような寸法になっています。
13インチモデルのサイズは、日常的な持ち運びやカフェでの作業、出張などに最適です。薄さと軽さが際立っており、A4サイズのノートが入るバックパックやトートバッグなら簡単に収まります。
所有しているMacBook Airのディスプレイサイズを確認するためには、以下の手順を参考にしてください。
「Appleメニュー」から「このMacについて」を選択(画面左上のAppleロゴをクリック・または、システム設定の画面から「一般」を選択)
「詳細情報」を選択(または、「ディスプレイ」のタブを選択)
ディスプレイの項目よりサイズなどの情報を確認
上画像のように、所有しているMacBookのディスプレイのサイズや解像度などの詳細情報が表示されます。
また、ディスプレイサイズのほか該当するモデル・機種の詳細を知りたい場合には、MacBookの裏側(底面)に印字されているシリアル番号から確認することも可能です。そのほかAppleサポートのページより、MacBook Airモデルの製品パッケージに記載がある部品番号もご確認いただけます。
MacBook Airのサイズ・画面の大きさについてこれまで解説しましたが、軽量という特徴から外出先での利用がメインのユーザーに適しています。そのため、持ち運びがしやすい13インチモデルが利便性の高さでおすすめですが、リモートワークやオフィスでの作業時間が長い場合には15インチモデルも検討してみるといいでしょう。
ブラウザの閲覧や簡単な資料・レポート作成程度の用途であれば、コンパクトな13インチMacBook Airがおすすめです。A4サイズ程度の大きさでバッグやリュックに入れやすく、M1世代チップ以降の機種では1.3kgを切る軽量モデルになっています。
また、15インチモデルと比べて安価という点も人気のポイントです。MacBook Airの整備済製品が人気な理由でも解説していますが、リファービッシュ品ではM1世代チップモデルも10万円前後と安く手に入ります。そのため、大学の講義やゼミでの活動で使うノートパソコンでも13インチのMacBook Airがおすすめで、大学が使うMacBookモデルでご紹介しています。
ただ、13インチのMacBook Airは多少小さいと感じるユーザーも中にはいます。仕事でよくタイピングをしたり、ブラウザや資料を閲覧する際には縦の長さがもっと欲しいとか文字サイズが小さく目が使える...といったデメリットもあります。
ビジネスシーンで集中して作業することが多いほか、動画編集などクリエイティブな用途を想定している場合には15インチのMacBook Airもおすすめです。13インチモデルと比較して価格は高くなりますが、Back Marketで販売しているリファービッシュ品(整備済製品)ならお得にご購入いただけます。
MacBook Airは軽く持ち運びがしやすいイメージがある一方で、軽さより性能重視のノートパソコンが欲しいという場合にはMacBook Proもおすすめです。MacBook ProとMacBook Airの違い・比較では、プロセッサの性能以外でサイズも重要となります。
👉MacBook Proのサイズは13/14/15/16インチのどれがおすすめ?
MacBook ProはAirモデルと比較して、サイズの種類・選択肢が多いです。古い機種からたどると、13インチ・14インチ・15インチ・16インチから選べます。
スペックや使いやすさという点では15インチのモデルは比較的少なくなり、16インチの機種は高額の傾向にあるため13インチ・14インチのMacBook Proを購入するユーザーが多くなります。2023年以降のMacBook Proシリーズは13インチが登場しなくなり、14インチと16インチの2種類がリリースされています。
16インチの画面サイズはノートパソコンの中では大きい部類で、13インチMacBook Airと比べて1kgほど重い2.14kg(M3 Pro)の重量が特徴的です。MacBook Airと比べて画面が大きく、最新モデルではM3 Pro・M3 Maxの高性能なプロセッサが搭載されています。
ただ、16インチのMacBook Proは高性能ですが端末が重く高額といったデメリットもあり、16インチのMacBook Proで後悔するユーザーも中にはいます。デザイン関連の作業やビジネスシーンで本格的に使うユーザーを除くと、オーバースペックになりがちなので要注意です。
それでも、MacBook Proは性能の高さで評価されており、同世代のMacBook Airと比較すると輝度が高く最大120Hzのリフレッシュレートに対応していることから、ディスプレイの鮮やかさやスクロール時の滑らかさなど違いがあります。13インチのM1世代チップであれば、MacBook Proでもリファービッシュ品で10万円前後で購入できる機種がありますので、気になる方はぜひ比較してみてください。
MacBook Airで13インチ、または15インチモデルで自分に合った機種が分かり、購入を検討したいものの結局は安くないと難しい...と感じる方は、新品でなくリファービッシュ品から選んでみるといいでしょう。
リファービッシュ品と中古品の違いでは品質で差があり、リファービッシュ品(整備済製品)は新品と同等の動作が確認された上で販売されています。MacBookを安く買う方法としてもおすすめで、高額な15インチのMacBook AirもM2世代チップの型落ちモデルからお得に買えます。
中古のMacBookで狙い目・おすすめの機種として、M1世代チップのMacBook Airがリファービッシュ品で特に人気です。MacBookモデルはIntelCPUの機種もありましたが、2020年にApple製のシステムオンチップが導入されてから性能が大幅に向上しました。
👉Apple M1チップとIntelCPUのMacBookを性能比較!
15インチのMacBook AirではM3チップが高性能ですが、一世代前のM2チップの方がリファービッシュ品で安くご購入いただけます。IntelCPUからM1チップの進化が顕著な一方で、M1チップからM2・M3世代へのアップグレードはそこまで大きくなく、バッテリー持続時間もあまり変わらないことからM1チップモデルの購入価値が高くなっています。
学割でのMacBook購入を検討している学生や、安価なノートパソコンを購入したい新社会人向けのガジェットでも、リファービッシュ品のMacBook Airが好まれています。MacBook Proと比べて安価で、性能にこだわりがなければ5〜10万円の価格帯で購入できるIntelCPUのモデルもおすすめです。
注意点として、MacBookの寿命・使える期間でも解説していますが古すぎる機種ではiOSのアップデート対象外やスペックの低さなどデメリットがあり、セキュリティの脆弱性も懸念されます。目安として、2017〜2018年モデル以降の機種を優先的に選ぶといいでしょう。
参考までに、MacBook Airのサイズに関してよくある質問と回答をまとめました。最もサイズの大きいモデルや最軽量のMacBook、Windows PCなどの比較などが気になるポイントです。
歴代のMacBook Airで最もサイズが大きいモデルは、2023年にリリースされた15インチ(15.3インチ)MacBook Airです。2024年8月現在では、M2・M3世代のモデルがあります。
13インチモデルとは異なり、型落ち・過去モデルの選択肢が少ないためリファービッシュ品でも比較的高価になりますが、大画面のディスプレイでリモートワークやクリエイティブな作業など快適にしたいユーザーにおすすめです。
これまでリリースされた歴代のMacBook Airでは、2015年までリリースされていた11インチのMacBook Airが最も軽く、1.08 kgの重量です。これは13インチのMacBook Air(1.24kg)よりも軽量で、持ち運びに適したモデルだと言えます。
ただ、2017年に生産中止した無印のMacBookモデルはもっと軽く、12インチのディスプレイで重量は0.92kgです。モバイル性を重視するユーザーを対象に人気がありましたが、現在では11インチのMacBook Airと同様、新モデルのリリースはありません。
全体的に高性能で安定しているMacBookシリーズと、メーカー・機種の選択肢が多くカスタマイズ性に優れているWindow PCについてもよく比べられます。MacBookとWindows PCの違い・比較で、例としてM3世代のMacBook Airと人気のLenovo・Microsoft Surfaceモデルでサイズ・重量をまとめました。
モデル | サイズ | 重量 | ディスプレイサイズ |
MacBook Air 13インチ(M3, 2024) | 幅 30.41 cm、奥行き 21.5 cm、高さ 1.13 cm | 1.24 kg | 13.6インチ(2560 x 1664) |
MacBook Air 15インチ(M3, 2024) | 幅 34.04 cm、奥行き 23.76 cm、高さ 1.15 cm | 1.51 kg | 15.3インチ(2880 x 1864) |
Lenovo Yoga Slim 770i Carbon | 幅 29.5 cm、奥行き 20.8 cm、高さ 1.49 cm | 0.988 kg | 13.3インチ(2560 x 1600) |
Microsoft Surface Pro 9 | 幅 28.7 cm、奥行き 20.9 cm、高さ 0.93 cm | 0.87 kg | 13インチ(2880 x 1920) |
Windows PCは1kg以下の軽量モデルも多く、持ち運びに適したノートパソコンも選べます。プロセッサ・CPU性能や使いやすさ、OSの機能差など違いもありますが、単純に軽量なノートパソコンが欲しいならWindows PCも検討してみるといいですね。
コンテンツクリエーターとして6年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。