Back Marketは、このサイトの閲覧に必要な機能性Cookieを使用しています。弊社と弊社のパートナーは、トラフィックを計測し、お客様にパーソナライズされたコンテンツや広告を表示するためにもCookieを使用しています。
Cookieの設定は後から変更できます。各ページの下部にある「Cookie」をクリックしてください。クッキーの詳細をご確認ください
中古のMacBookモデルは定価より安く、狙い目と言えるようなコストパフォーマンスに優れた機種もあります。最近のMacBookシリーズではM3チップ搭載のハイスペックなモデルが登場しましたが、数世代前の型落ちモデルを中古で購入する方がコストパフォーマンスに優れており、ユーザー自身の用途に応じて様々なモデルから選べるメリットがあります。特に狙い目である中古MacBookの機種や、中古品を選ぶ良さのほか注意点についても解説しますのでぜひご参考ください!
Back Market Japanの第1号社員・サプライチームリーダーとしてサイト内全ての商品を仕入れから販売、最適化まで管理。販売事業者との連携業務に従事しており、iPhoneなどのデバイスに関する専門知識はBack Market社内で最も精通している。業務経験と専門知識を活かし、正確で役立つ情報をご提供できるように努めている。 *監修記事一覧を確認
はじめに、中古品で狙い目であるMacBookモデルの種類から解説します。ある程度の性能と価格のバランスを重視するならM1チップ搭載の機種がおすすめですが、「スペックはともかく安いモデルが欲しい!」と考えるユーザーは、IntelCPU搭載の過去モデルも適しています。
M1チップ搭載のMacBook Airは2020年に登場し、従来のIntelCPUから自社開発されたシリコンチップ(M1チップ)が導入されたことで大幅に改善されました。特に、パフォーマンスとバッテリー寿命のバランスが非常に優れており、軽量で持ち運びやすい点も魅力です。
バッテリー駆動時間:最大18時間とIntelCPUと比べて2倍近く長くなり、外出先での使用にも適しています。
ファンレス設計:静音性が高く熱管理も優れており、快適な使用感が得られます。
リファービッシュ品(整備済製品)の安さ:10万円前後からの価格帯でご購入できます。
13インチのディスプレイサイズで、自宅だけでなく外出先での利用でも適したサイズ感で性能と価格のバランスも良く狙い目の機種だと言えます。
M1およびM2チップ搭載のMacBook Proは、特にプロフェッショナルな用途に適した高性能モデルです。MacBook AirとMacBook Proの違いでは、Proモデルの方がバッテリー持続時間がより長く、M2 Pro・M2 Maxなど2023年モデルではよりプロセッサのスペックが向上しています。
動画編集や3Dレンダリングなどの高負荷作業にも対応できる、パワフルな性能を持っているのがMacBook Proの強みです。作業中のファン音が気になる方もいますが、冷却ファンによって動作が安定しており、クリエイティブなタスクに向いている16インチの大画面モデルもあります。
M1チップ以降のProシリーズは定価だと比較的高めですが、中古やリファービッシュ品のMacBook Proを選ぶことで比較的安く手に入ります。プログラミングなどIT関連のスキルを学んだり、本業や副業でハイスペックなノートパソコンが欲しい方におすすめです。
Intel CPU搭載のMacBook Airは、特に2017年から2019年モデルが狙い目です。これらのモデルは価格が手頃でありながら、日常的な使用には十分な性能を持っています。
Apple M1チップとIntelCPUのMacBook比較でも解説していますが、システムオンチップ(SoC)に統合されたApple製のM1チッププロセッサと比較して、IntelCPUは処理速度やバッテリー持ちなど全体的なスペックは劣ります。ただ、Core i5やCore i7プロセッサレベルであれば、ウェブブラウジングや文書作成、軽い画像編集などの一般的な作業には十分な性能を発揮します。
また、Intel CPU搭載モデルはM1チップ搭載モデルに比べて価格が大幅に安く、予算を抑えたいユーザーに適しています。2017年モデルのリファービッシュ品は7万円以下と安価で、買いやすい価格帯になっています。
型落ちモデルの中でも狙い目でおすすめの機種はいくつかありますが、2023年や2024年にリリースされた最新のMacBook Air・Proと比較した性能の差も気になるところです。
2023年にはM3チップ搭載のMacBook Pro、2024年に同じM3チップ搭載のMacBook Airモデルがリリースされました。どちらもシリーズ内では最高レベルのスペックで、以下のような特徴があります。
M2チップよりもパフォーマンスが向上しており、ビデオ編集やゲーム、3Dレンダリングなどの高負荷作業において優れた性能を発揮
ワイヤレス通信(Wi-Fiの規格)ではWi-Fi 6Eに向上
外部ディスプレイの接続数が2台に増える(MacBook Airの場合)
ただ、M1チップとM2チップの違いでも解説していますが、Apple製のシリコンチップになってからは普段使いでそこまで大幅なアップデートを感じません。IntelCPUのMacBookユーザーは処理速度の速さに驚くかもしれないものの、高度な動画編集やデザイン制作など専門的な作業・用途でなければM1チップ性能でも充分です。
今後も、新型iPadモデルで導入されたM4チップがMacBookでも利用されることが推測されますが、スペックにこだわらず安く狙い目の機種が欲しい場合には、型落ちモデルの方がコスパ的にもおすすめです。
リリース当時の価格比較でも、プロセッサの性能が向上した最近のMacBookシリーズの方が高額になっています。
リリース価格比較 | MacBook Air | MacBook Pro |
M1チップ搭載 | 115,280円〜 | 148,280円〜 |
M2チップ搭載 | 148,800円〜 | 178,800円〜 |
M3チップ搭載 | 13インチ:164,800円〜 15インチ:198,800円〜 | 14インチ:248,800円〜 16インチ:328,800円〜 |
同じApple製品であるiPhoneが高い理由と一緒で、最近のMacBookモデルはインフレや円安による影響を強く受けて高騰しています。そのため、値上がりの割には革新的なアップグレードを感じられないレビューも多く、MacBookのスペックに強くこだわらない限りは、型落ちモデルを手に入れる方がお得に感じます。
MacBookなどノートパソコンを中古で購入したことがない方にとって、使用済みの端末に対して抵抗を感じるかもしれません。ですが、高価になりがちなMacBookを安く手に入れる目的ではおすすめで、新品と比べて様々な機種を選べるメリットがあります。
Back Market(バックマーケット)で販売しているリファービッシュ品(整備済製品)について厳密には中古品と異なりますが、再生品である点や新品と比較したメリットが多い点などは共通しています。
MacBookは新品で購入すると高く、最新のM3チップ搭載モデルではMacBook Airでも20万円前後の価格帯になります。そこで、中古品や整備済製品を選ぶことで購入コストを大幅に削減できます。
ノートパソコンの買い替えで10万円以上の予算は正直厳しい...と感じる方は、残念ながら最新のMacBookを購入するのは難しいでしょう。それでも、Windowsのノートパソコンよりデザインに優れたMacBookの方がやはり魅力的に感じる場合には、中古品や整備品から探すのが良いですね。
中古品や整備品のMacBookは、選べる機種の選択肢が多いことも特徴です。Apple Storeのほか、家電量販店で販売されている新品のMacBookは品質において信頼できる一方で、新しいモデルに限定されるため予算が限られているユーザーにとって選択肢の幅が狭いです。
プログラミングや動画編集など専門的なスキルを扱うユーザーであれば、高価なMacBookモデルを手に入れる価値を感じるかもしれませんが、大半の方はM3チップ相当のスペックを活用できずオーバースペックになってしまうリスクもあります。
歴代モデルや過去のMacBook機種でも充分な性能で、最新モデルよりお得に購入できるため、最新機種にこだわる必要がそこまでありません。そのため、M1チップなどのモデルも選択できる中古品や整備品の方がコスパ面で優れています。
環境への配慮も、中古品や整備品のMacBookを選ぶ大きな理由の一つです。リファービッシュ品を購入することで、電子廃棄物の削減や資源の節約に貢献できます。
近年ではヨーロッパ諸国など、環境配慮への意識が強い地域ではリファービッシュの活用が広まっており、ノートパソコンやスマートフォンなどのガジェットに限らず家電やゲーム機器など幅広いジャンルで再生品が使われています。
貴重な資源を消費・廃棄するのではなく、再利用する目的でもリファービッシュ品が注目されています。ノートパソコンではMacBook Airの整備品(リファービッシュ品)が価格の安さで人気ですが、地球環境への配慮や貢献をしたい方はぜひ、リファービッシュ品がどんなものなのか確認してみてはいかがでしょうか。
中古品や整備品のMacBookは、様々なユーザー層におすすめできます。IT業界などガジェットとの関連性が高い業種だけでなく、普段使いでも型落ちモデルのMacBookモデルが役立ちます。
MacBookはシンプルでスタイリッシュな外観・デザインも印象的ですが、プロセッサなどスペックの高さも魅力的です。画像や動画編集、グラフィックデザインなど本格的に携わるユーザーにとって、特にMacBook Proモデルが有用に感じるでしょう。
プログラミングや動画編集ではデュアルモニターで作業する方もいますが、MacBook Proでは16インチモデル、MacBook Airは15インチの大画面モデルもあり、外出先でも業務に集中できます。関連記事でもMacBook Proのサイズ比較をしていますので、あわせてご参考ください。
大学生におすすめのMacBookで解説していますが、講義中のメモ取りやレポートの作成でも中古・整備品のMacBookが活用できます。大学生向けのガジェットではよくiPad ProとMacBookモデルの比較がされますが、資料制作をする機会が多い学生はMacBookの方が便利です。
また、大学生など若年層ではiPhoneの利用ユーザー割合が高く、Apple製品での連携・シームレスな活用もメリットの一つです。iPhoneで撮影した写真や動画を、AirDropでMacBookへ簡単に転送できるなど利便性の高い使い方ができます。MacBookを学割で安く買う方法もあり、気になる方はぜひチェックしてみてください。
就職や引っ越しなどのタイミングで新生活を迎える社会人向けのノートパソコンでも、型落ちモデルの中古MacBookがおすすめです。持ち運びに適した軽いMacBook Airは、整備済製品だと安く手に入ります。
ただ、ビジネスシーンでもノートパソコンを使う場合、会社側の規定や使用するソフト・アプリに応じてMacBookとWindows PCのどちらが適切かを判断する必要があります。各OSによって使い勝手が異なり、詳しくはMacBookとWindows PCの比較もご参考ください。
中古のMacBookモデルは安価であるほか、型落ちモデルの選択肢が多いメリットがある一方で購入時の注意点も知っておくといいでしょう。リファービッシュ品(整備済製品)とは異なり、品質面での懸念があります。
整備されていない中古品は、本体やバッテリーの劣化が想定されます。中古品のバッテリーは使用期間に応じて、劣化している可能性が高いです。バッテリーの劣化は充電の持ちが悪くなるだけでなく、突然のシャットダウンや充電の不具合を引き起こすことがあります。
端末本体ではストレージや冷却ファンの劣化だけでなく、キーボードやトラックパッド、ポートなどのハードウェア部分も摩耗している可能性があります。また、購入時には外観の傷や状態の確認も重要です。ディスプレイに傷があるかどうかというポイントや、使用感について実物で確認するほか、ネットショッピングの場合にはコンディションの程度(グレード)から判断するといいでしょう。
中古MacBookは、新品と比べて保証制度が不十分であることが多いです。新品のMacBookモデルはAppleより1年間の保証が付いていますが、中古ガジェットの販売業者では30〜90日程度の短期的な動作保証しか提供しない可能性もあります。
一方でバックマーケットで販売しているリファービッシュ品(整備済製品)は、1年間の長期的な動作保証と30日間の返金保証があり、安心してお使いいただけます。
保証制度と関連して、個人間取引で購入する中古ガジェットは基本的に無保証なので故障リスクが高いです。バッテリーが激しく消耗していたり正常に動作しない場合でも、返金や交換ができないためフリマサイトでの購入は避けるといいでしょう。
個人で販売する中古MacBookは相場よりも安い傾向にはありますが、正常に初期化されてないことでの安全性の懸念があるほか、支払いをしても商品が届かなかったり偽物の機種が届くといったトラブルもあります。
売り手の信頼性を確認するのが難しいフリマアプリやオークションサイトでは、製品の状態や使用履歴について正確な情報が提供されないことが多く、購入後に問題が発生するリスクが高いです。少なくとも、企業が提供しているネットショッピングや販売店を利用するのが望ましいです。
中古のMacBookでは注意点のほか、あまり購入が推奨されない機種・モデルの特徴や傾向もあります。リリース年のほか、ストレージ容量やキーボードの仕様も事前チェックが求められます。
古いモデルは最新のソフトウェアやアプリケーションをスムーズに動作させるための性能が不足していることが多いです。特に、RAMやCPUの性能が現代の基準に達していないため、動作が遅くなることがあります。
また、古すぎる機種は部品の供給が終了していることが多く、修理が難しい場合があります。Appleは製品をビンテージやオブソリートと分類して、これらの製品は修理部品の供給が制限されるか完全に終了します(ビンテージの場合は部品在庫がある場合に限り、修理可能です)。
2024年6月時点で、ビンテージに該当するMacBookモデルは2016年前後の機種が中心です。販売開始から目安で7〜8年程度経過するとビンテージ扱いになる可能性が高く、目安としては2017年以降のモデルから選ぶのが無難です。
型落ちモデルのMacBookでは256GBほどのストレージ容量も想定されますが、特に写真や動画、アプリケーションを多く使用する場合、容量不足が問題となります。
特に動画編集をするYoutuberやクリエイターの方は、256GB程度だとストレージ容量がすぐにいっぱいになります。用途に応じて、512GBや1TBなど容量の余裕がある機種を選ぶといいでしょう。
中古品や整備品のMacBookでは、英字(US)キーボード対応のモデルも中にはあります。英字(US)キーボードの配置は日本語キーボードに慣れているユーザーにとって、使いづらいと感じることがあります。
特に記号や特殊文字の位置が異なるため、タイピングの効率が低下することも想定されます。そのため、キー配列は基本的にJIS配列キーボードが良いですが、US配列ではデザイン(表記)がシンプルで見た目が良いほか、記号の位置が合理的になっているため、慣れているMacBookユーザーであれば問題ないでしょう。
狙い目のMacBookモデルや中古品のメリット・デメリットなど一通り解説しましたが、MacBookなどのApple製品は安さだけでなく、品質や状態の良い端末を選ぶことも重要です。もし、中古品の品質やバッテリーの消耗など不安に感じるのであれば、MacBookを安く買う方法でリファービッシュ品(整備済製品)を選ぶといいでしょう。
リファービッシュ品は専門家による検品やクリーニングのほか、必要に応じた修理や部品交換を行った上で販売されます。定価よりもお得な価格で、なおかつ品質も新品と同等といったメリットが大きいです。
整備済製品のMacBook Airは全体的に安価で、狙い目のMacBookでもご紹介しました2020年製の型落ちモデル(M1チップ搭載)は10万円前後の価格帯でご購入いただけます。
高性能なMacBookでは整備済製品のMacBook Proも適していますが、性能と価格のバランスに優れた型落ちモデルではM1チップ搭載のMacBook Airが人気です。13インチのサイズ感で重量は1.29kgと軽く、自宅だけでなく外出先での作業や出張時で持参するデバイスとしても使いやすくおすすめです。
Apple製のシリコンチップが導入されるまではIntelCPUが使われていましたが、現在ではリファービッシュ品の価格がより安くなっています。目安として、5〜10万円の価格帯でご購入いただける機種があります。
今やM2チップ・M3チップのMacBookが当たり前になっている一方でIntelCPUは過去のスペック...として比較されがちですが、一般的なノートパソコンの用途・利用であれば問題なく動く性能です。こちらも狙い目なので、ぜひリファービッシュ品からお気に入りのモデルを探してみてはいかがでしょうか。
コンテンツクリエーターとして6年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。