第2世代と第1世代のApple Watch SEでスペック・性能比較
スマートウォッチを初めて利用する方や、アップルウォッチの新規購入にあまりコストをかけたくないない方にとって、SEシリーズは適しています。おすすめのモデルを検討する情報として、第2世代と第1世代のApple Watch SEを詳しく比較してみるといいでしょう。
Apple Watch SEシリーズの基本スペック比較
Apple Watch SE2とSE1の基本性能について、以下表でまとめました。プロセッサのスペックや衝突事故の検出機能、端末の重量、カラーラインナップが主な比較ポイントとなります。
| Apple Watch SE(第2世代) | Apple Watch SE(第1世代) |
リリース日 | 2022年9月16日 | 2020年9月18日 |
防水 | 50mの耐水性能 | 50mの耐水性能 |
LTE対応 | GPS + セルラーで対応 | GPS + セルラーで対応 |
ストレージ | 32GB | 32GB |
重量 | 40mm:26.4g 44mm:32.9g | 40mm:30.4g 44mm:36.2g |
プロセッサ | S8 SiP | S5 SiP |
心拍数/脈拍測定 | ◯ | ◯ |
トレーニングセッションの記録 | ◯ | ◯ |
衝突事故検知機能 | ◯ | × |
カラーラインナップ | スターライト
ミッドナイト シルバー | ゴールド
スペースグレイ シルバー |
バッテリー寿命 | 最大18時間 | 最大18時間 |
常時表示ディスプレイ | × | × |
Apple Watch SEシリーズのスクリーンを比較
Apple Watch SEシリーズのスクリーン・ディスプレイは、第1世代と第2世代で同じスペックです。44mmのモデルは368 x 448のピクセル数で、40mmのモデルは324 x 394のピクセル数になっています。
ディスプレイの性能も同じで、最大輝度:1,000ニトのLTPO OLED Retinaディスプレイです。しかし、Apple Watch 6やApple Watch 7のほか、Apple Watch SE2と同時に発表されたApple Watch Series 8のようなサファイアクリスタルガラスは採用されていません。
Apple Watch SEシリーズのデザイン比較
アップルウォッチではアルミニウムのほか、ステンレスやチタニウムなど複数のケースの種類がありますが、SEシリーズに関しては第2世代と第1世代、どちらもアルミニウムに限定されます。
Apple Watch SE(第2世代)のカラーラインナップは、シルバーとミッドナイト、スターライトの3種類です。対して第1世代のApple Watch SEはシルバーが共通していますが、他はスペースグレイとゴールドになっています。
第2世代と第1世代のApple Watch SEシリーズはサイズも同じで、寸法は以下の通りです。
SEシリーズの比較 | 40 mm | 44 mm |
高さ | 40 mm | 44 mm |
幅 | 34 mm | 38 mm |
厚さ | 10.7 mm | 10.7 mm |
重量については、GPSモデルとGPS + セルラーモデルでそれぞれ微妙に異なりますが、GPSモデルの場合、第2世代のApple Watch SEの方が3〜4gほど軽くなります。ちょっとした違いですが、Apple Watch SE2の方が軽量で使いやすいというメリットがあります。
Apple Watch SEシリーズのプロセッサを比較
SEシリーズのモデルに関する比較では、プロセッサの性能も大きな違いです。第1世代のApple Watch SEは、Apple Watch 5モデルと同じS5 SiPが搭載されており、第2世代のApple Watch SEは、Apple Watch Ultraと同じスペックであるS8 SiPが使われています。
👉Apple Watch 5とApple Watch SEの比較解説!
S5 SiPと比較して処理速度が20%ほどアップされており、全体的な性能改善と関連して、Apple Watch SE(第2世代)では加速度センサーも追加されたことで衝突事故の検出機能も使えるようになっています。
Apple Watch SEシリーズのバッテリー性能を比較
Apple Watch SEシリーズのバッテリーは共通のスペックで、目安として18時間持続します。ただ、使い方によっては1日以上充電なしで利用可能で、SEシリーズでは常時表示ディスプレイの機能がないのでバッテリーの持ちが比較的良いように感じます。
バッテリー持ちが良く価格の安いアップルウォッチが欲しいなら、バッテリーの持ちが最大36時間まで延びる低電力モードが便利です。低電力モードはアクティビティやワークアウトの計測、衝突事故の検出など重要な機能を稼働しながら使えるメリットもあります。
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