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iPhone Xは2017年にリリースされた機種で、現在も利用しているユーザーもいるでしょう。また、中古品やリファービッシュ品では安く、買い替えでiPhone Xを検討している方もいますが、いつまで使えるモデルか気になるところですよね。iOSのアップデート対応や修理サポートなどの状況から、iPhone Xはいつまで使えるか解説するほか、iPhone Xに代わるおすすめのiPhone機種などもご紹介します!
Back Market Japanの第1号社員・サプライチームリーダーとしてサイト内全ての商品を仕入れから販売、最適化まで管理。販売事業者との連携業務に従事しており、iPhoneなどのデバイスに関する専門知識はBack Market社内で最も精通している。業務経験と専門知識を活かし、正確で役立つ情報をご提供できるように努めている。 *監修記事一覧を確認
iPhone Xはいつまで使えるかを解説する前に、基本的なスペックや性能について見ていきます。
2017年11月にリリースされたiPhone Xは他のモデルとは異なる特徴・傾向があり、翌年には後継機種のiPhone XSやiPhone XRもリリースされたため、2018年9月にはApple公式からの販売が終了となりました。
iPhone Xの基本的なスペック・性能は以下表の通りです。前シリーズのiPhone 8と比べると画面サイズは5.8と大きくなっていますが、性能面では似ている部分が多いです。
基本スペック | |
チップ(プロセッサ) | A11 Bionic |
ディスプレイ | 5.8インチ:Super Retina XDディスプレイ |
解像度 | 2436 x 1125 |
サイズ・寸法 | 70.9mm x 143.6mm x 7.7mm |
重量 | 174g |
アウトカメラ | 広角カメラ:1,200万画素/ F1.8(28mm) 望遠カメラ:1,200万画素 / F2.4(57mm) |
インカメラ | 700万画素 / F2.2 |
メモリ(RAM) | 3GB |
ストレージ容量 | 64/128 GB |
バッテリー容量 | 2,716mAh(動画再生時間目安:最大13時間) |
生体認証 | Face ID(顔認証) |
電子決済 | FeliCa対応 |
リファービッシュ品の価格目安(2024年8月時点) | 19,302円〜 |
iPhone Xの特徴を説明すると、ホームボタンのあった過去モデルのデザインから現在のiPhoneのフルディスプレイに切り替わるタイミングで生まれた機種です。
2017年11月にリリースされて、後継機種(iPhone XR・XS)が発売されるタイミングの2018年9月にすぐ販売終了されたため人気・知名度こそ控え目ですが、現在のiPhoneのベースへと続く転換点となっています。
初めてFace ID(顔認証)を導入した機種(フルディスプレイ採用)
現在のiPhoneデザインのベースとなっている
ホームボタンを廃止
最近のiPhoneシリーズでは当たり前になっているFace ID(顔認証)は、iPhone Xからの導入となりました。iPhone Xの前モデルであるiPhone 8は、ホームボタンのあるTouch ID(指紋認証)が使われています。
👉参考:iPhone XとiPhone XRのスペックを比較!買うべきモデルは?
iPhone8・iPhone 8 Plusも、iPhone Xと同年(2017年)の9月に発売されたモデルですが、同じA11チップを導入していたり、カメラ性能はiPhone 8 PlusとiPhone Xで近いなど共通点も多いです。
iPhone 8のほかiPhone SEシリーズはより人気のある機種で、iPhone Xと似たような性能でホームボタンによる指紋認証が使えたり、コンパクトで扱いやすく好みだというユーザーも多いです。ホームボタンのある指紋認証ならiPhone 8、フルディスプレイの大画面で顔認証を優先するならiPhone Xといった比較ができます。
ただ、iPhone Xも共通することですがiPhone 8はiOSのアップデート対象外になるなど、2024年以降の使用では不安が残るため、買い替えが推奨される機種になります。
iPhone Xは販売終了(2018年9月)から5年以上経過していることもあり、サポート状況に関して注意点があります。iPhone Xはいつまで使えるか?というよくある質問に対して、結論から言うと2024年以降の使用はあまりおすすめしないのが実情です。
iPhoneを安全に使えるかどうかの基準で、iOSのアップデート対象が重要となります。iPhone XはiOS16までは対応していますが、2023年9月にリリースされたiOS17はアップデートの対象外となりました。
そのため、iPhone Xの最新iOSバージョンはiOS 16.7.4で止まっています。2024年8月時点ではiPhone Xの後継機種であるiPhone XS・iPhone XRは最新のiOS 17.6に対応しています。
また、iPhone 8のほかiPhone 7シリーズも同様に、すでにiOSのアップデート対象外になっています。現状、iPhone Xより古い機種は最新のiOSにアップデートできず、使えないアプリが増えてくるでしょう。
Apple製品セキュリティアップデートに関しては、販売終了から7年間は継続されます。iPhone Xは2018年に販売終了しているので、2025年まではセキュリティアップデートが続きます。
ただ、販売終了から長くなっている古いiPhoneモデルはセキュリティアップデートが少なくなり、安全性での懸念はあります。
Apple公式による修理サポートの期間も決まっており、一般的には販売終了から5年以内であれば修理は可能です。5年を過ぎるとビンテージ製品扱いとなり、商品や部品がない場合には修理対応が不可となります。
iPhone Xでは2018年9月に販売終了しており、2024年8月時点で既にビンテージ製品のリストに入っています。確実に修理ができるモデルではないため、2024年以降でのiPhone Xの利用には懸念があります。
iPhone Xのサポート状況から継続的な利用、または新規購入は微妙なところですが、それでもサポート対象外のになるiPhone Xには用途・使い道があります。
iOSのアップデートサポートが終了したり修理サポートの対象外になってもある程度は使えるため、「現状、欲しいiPhoneがないから安いモデルで使っておきたい」とか「2年後くらいにはまだ機種変更をしそうだから高くないiPhoneがいい」など、次のiPhoneモデルが登場するまでのつなぎ的な役割でiPhone Xが利用されます。
2023年リリースのiPhone15モデルが新しい機種になりますが、価格の割にはあまり魅力的に感じない場合や、iPhone14 Proシリーズのスペックが魅力的に感じるものの、もう少し値下げされるまで待ちたいなど、欲しいiPhoneを買うタイミングでない場合の代替機として、安いiPhone Xがおすすめです。
iOSのアップデート対象外になっても、新しいアプリやゲームを使う予定がなければ大きな不満にはなりません。用途が限られている子供に持たせるスマホや、メインのスマホでなくサブ機として使うデバイスであればiPhone Xを効果的に活用できます。
よく物を壊しがちな子供に持たせるスマホや、そこまで利用頻度が多くないiPhoneにお金をかけたくないと思う人もいるでしょう。そこで、リファービッシュ品で2万円台から購入できるiPhone Xなら購入しやすいです。
👉子供・学生向けのiPhoneでおすすめの学割購入方法とは?
現在使っているスマホで、iPhone 7やiPhone 8など古いiPhone機種を使っているなど最新のモデルに興味がないユーザーも中にはいます。スマホに求めるスペックや機能のこだわりがなく、とりあえず通話やメール・ブラウザ閲覧ができれば問題ないライトユーザーは、iPhone Xでも不自由なく使えます。
バックマーケットで販売しているiPhone Xのモデルは全てSIMフリーで、格安SIMにより乗り換えもスムーズです。またiPhone Xの後継機種である、iPhone XRやiPhone XSも見てみるといいでしょう。iPhone XRやXSは2024年1月現在、iOSのアップデートサポートの対象で継続しているので、iPhone Xよりも長期的な利用が可能です。
iPhone Xの活用がおすすめなケースやユーザーなどの傾向を説明しましたが、メインで使うスマホとしてある程度のスペックを求めていたり、アプリ利用や動画撮影・動画視聴などをよくするヘビーユーザーにとっては継続的な利用はおすすめしません。
iOSのアップデートでは機能追加だけでなく、セキュリティの脆弱性に対する改善やバグの解消なども目的としており、ユーザーのiPhoneにおける安全性を高めてくれます。
ただ、iOSのアップデート対象外になっているiPhone Xは今後、ウイルスなどのマルウェア感染や個人情報の漏洩などリスクが高まります。また、古い機種(iOSバージョン)であるためセキュリティアップデートの頻度も少なくなり、使い続ける危険性も上がるでしょう。
iPhone Xはやはり古い機種ということもあり、現在のiPhoneの用途や需要に機能が追いついていないという課題が大きいです。
5Gの通信非対応
ワイヤレス充電非対応
超広角カメラ非搭載
バッテリーの持ちの悪さ(iPhone 8・iPhone SE2と同水準)
5GはiPhone12シリーズ以降で対応していますが、iPhone Xで使えず高速通信をしたいユーザーにとって不向きです。ワイヤレス充電が使えなかったり、プロセッサの性能も低いことからバッテリーの持ちもそこまでよくありません。
また、iPhone Xは広角カメラと望遠カメラのデュアルカメラシステムを採用していますが、より広い景色を撮影できる超広角カメラはありません。最近の機種ではSEシリーズ以外、超広角カメラが実装されていますのでカメラ性能を高くしたい方はiPhone Xからの買い替えが望ましいです。
2017年にリリースされたiPhone Xは長期的なユーザーも多く、経年劣化による不具合や故障も想定されます。
画面が割れていて操作に不具合が出ている
動作が重くアプリの強制終了や再起動が多発する
バッテリーの劣化も進み、フル充電してもすぐになくなる
など、端末やバッテリーの劣化が進むとiPhone Xからの買い替えが必須となるでしょう。新しいiPhoneは価格が高いから...など経済的な理由でなかなか買い替えができないと感じる方もいますが、型落ちモデルのiPhoneは高性能な機種も多く、リファービッシュ品ならより安く購入できます!
iPhone Xの購入をこれまで検討していたり、長く使っていたiPhone Xからの買い替えでは、後継機種であるiPhone12・iPhone13のほか安さ重視でおすすめのiPhone SE(第3世代)などがあります。
以下でご紹介していますおすすめの機種は、iPhoneの人気ランキングでも上位のモデルです。リファービッシュ品で5万円以下の機種が多く、お気軽に購入できるのでぜひ比較してみてください。
2020年にリリースされたiPhone12シリーズは、iPhone Xと比較して大幅に機能がアップグレードされています。ワイヤレス通信や5G対応、マスク着用でのFace ID(顔認証)など利便性が向上しています。
無印モデルのiPhone12はバッテリーの持ちも良く、動画再生時間目安でiPhone X(13時間)よりも長く、最高で17時間持続します。カメラも1,200万画素の超広角カメラを搭載しており、スマートHDRの機能追加でより高画質の撮影が可能です。
iPhone12はいつまで使える?でも解説していますが、修理サポートやiOSアップデートの期間はiPhone Xよりも後になっているため、2026〜2027年までは使える見込みです。2〜3年ほどの長期でも問題なく使えるiPhone機種で、リファービッシュ品では4万円台で購入できる安さも魅力的です。
スペックはそこまで高くなくてもいいから、安いiPhone機種にしたい場合にはiPhone SE(第3世代)が適しています。iPhone SE(第3世代・第2世代)の比較ページでも解説していますが、2022年に発売されたiPhone SE3は5G対応や以下でも紹介していますiPhone13と同等のプロセッサ性能など、機能面で改善されています。
ビデオ通話やチャットなど基本的な用途だけでなく、オンラインゲームにも対応する高性能なiPhoneでありながら、リファービッシュ品で4万円前後から購入できる安さが人気の理由です。
また、iPhone SE(第2世代)のサポート期間はiPhone12と同じ期間であるため2026〜2027年までが利用終了の目安となりますが、iPhone SE(第3世代)は新しい機種なのでより長期的な利用ができます。Touch ID(指紋認証)の方が操作しやすいユーザーにもおすすめで、ホームボタン搭載の貴重なモデルというメリットもありますね。
2021年にリリースされたiPhone13モデルは、動画再生時間で最大19時間のバッテリー性能やiPhone14と同等のプロセッサ位(A15チップ)など、数世代前のモデルでも充分な性能です。無印モデルは6.1インチの大画面で、動画視聴やゲームの利用にも向いています。
iPhone13のリファービッシュ品は7万円前後で購入できて、最近のiPhoneモデルでは比較的安い価格帯です。iPhone12やiPhone SE3と比べると高くなりますが、動画撮影や編集のほかオンラインゲームなど負荷の大きい用途がメインのユーザーにとって利用価値が高いです。
他のナンバリングモデルと慎重に比較検討を進めたい場合、iPhone14とiPhone13の比較ページなど関連記事もぜひご参考ください。
iPhone Xのサポート期間や使い続けるのにおすすめなユーザーの傾向・注意点など一通り解説しましたが、iPhone Xなどの型落ちモデルを購入する際にはリファービッシュ品をぜひ選択肢に入れていただけますと幸いです。
これまでiPhoneなどスマートフォンの購入では新品が当たり前で、中古品や整備品は品質や安全性が微妙だから避けてきたという方でも、バックマーケットで販売している中古&整備品のiPhoneなら安心できます。
リファービッシュ品(整備済製品)と中古品の違いとして、専門家による検品やクリーニング、必要に応じた修理・部品交換などが重要なポイントで、リファービッシュ品であれば新品と同等の品質で安く購入できます。
また、1年間の動作保証や30日間の返金保証のほか、赤ロム保証やバッテリー品質の保証など中古&整備品の利用でリスクとなる不安な点も解消されます。万が一の不具合が発生しても、機種交換や返品が可能です。
iPhoneの購入では価格がネックという方も多く、古くから使っているiPhoneを買い替えたいけど高い費用はかけたくない...という理由から購入を保留するケースもよく分かります。そこで、バックマーケットで提供しているリファービッシュ品にすることで、限られた予算内でも買えるiPhoneモデルの選択肢が増えるのでぜひご検討ください!
iPhone XについてiOSのサポート終了、および修理サポートの終了時期(2024年予定)から、2024年以降の利用はあまりおすすめしないことを説明しましたが、iPhone Xの購入や使用に関して、よくある質問や回答を参考までにまとめました。
🅰 iPhone Xではホームボタンの廃止やFace ID(顔認証)の導入など、革新的なアップグレードが当時注目されていましたが、以下のようなネガティブなレビューも多かったです。
慣れない顔認証が手間で、指紋認証の方が良かった
ホームボタンなく使いづらい
iPhone 8と似たようなスペックの割に新品価格が高い
縦長になり片手で操作できない
ホームボタンのない最近のiPhoneモデルしか使っていないユーザーであればiPhone Xの使用も違和感がないですが、当時普及していたiPhone 8以前のモデルはホームボタンがあり、コンパクトなサイズの端末が特徴的でした。
多くのiPhoneユーザーが慣れていた端末環境を大きく変えたことで、iPhone Xはあまり売れず不人気だったという見解もありますが、現在のiPhoneのベースモデルとなる機種として重要な役割であったとも言えます。
🅰 端末やバッテリーの劣化が進んでいる場合には、買い替えが望ましいです。
ただ、サポート切れのiPhone Xでもサブスマホでの運用や、欲しいiPhoneモデルが登場するまでのつなぎで使うなどの用途が考えられます。
🅰 2024年8月時点で既にビンテージ製品の扱いになっており、修理不可が見込まれるほか、iOSのアップデートサポート外やセキュリティ面の不安から、修理が仮に可能でも使い続けることでのリスクは高まります。
バッテリーを交換する場合でも、Apple公式に依頼すると15,000円前後の費用がかかります。4〜5万円の購入費用があれば、高性能で長く使えるリファービッシュ済のiPhoneが手に入るので、買い替えの方がコスパ面で優れているでしょう。
コンテンツクリエーターとして6年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。