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2024年12月19日に更新済み
2024年12月19日
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Sun
BackMarket コンテンツクリエーター
iPhone13とiPhone12を比較して、それぞれの性能やカメラ、価格などの違いをご紹介します。各モデルは2021年・2020年にリリースされましたが、共通点も多くありどちらのiPhoneが良いか悩むユーザーもいるでしょう。結論から言いますとiPhone13の方がスペックが良く、リファービッシュ品(整備済製品)の価格も下がっておりおすすめです。カメラやバッテリー性能を重視する場合やコスパを優先するユーザーなど、個人の好みにあわせたiPhone13とiPhone12の選び方・比較を一通り解説しますので、ぜひご参考ください!
iPhoneには新しいものから今でも十分通用する少し古い機種など、数多くのモデルが販売されていますが、その中でもiPhone13とiPhone12はよく比較されるシリーズです。
はじめにiPhone13とiPhone12の違いや比較について、概要や重要なポイントから解説します。共通点のほか、iPhone13だけにある機能を確認しておきましょう。
基本的なスペックについて、iPhone13とiPhone12をそれぞれ以下表でまとめました。iPhone13とiPhone12はそれぞれ4種類のモデルがあり、無印モデルとminiモデル、ProモデルとPro Maxモデルがありますが、以下のスペックでは無印モデルが基準となります。
機能・スペック比較 | ||
モデルの種類 | iPhone13 iPhone13 mini iPhone13 Pro iPhone13 Pro Max | iPhone12 iPhone12 mini iPhone12 Pro iPhone12 Pro Max |
リリース日 | 2021年9月24日 | 2020年10月23日 |
価格・ストレージ容量 ※リリース時の新品価格 | 128GB:98,800円 256GB:110,800円 512GB:134,800円 ※Proシリーズでは1TBも登場 | 64GB:86,800円 128GB:92,800円 256GB:104,800円 |
バッテリー駆動時間 | ビデオ再生時間:19時間(3,227mAh) | ビデオ再生時間:17時間(2,815mAh) |
画素数 | 1,200万画素 | 1,200万画素 |
動画撮影 | ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影(最大4K・60fps) シネマティックモード対応(1080p・30fps) | ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影(最大4K・30fps) |
重さ | 173g | 162g |
カラーの種類 | ・ピンク ・ブルー ・(PRODUCT)RED ・ミッドナイト ・スターライト ・グリーン | ・パープル ・ブルー ・(PRODUCT)RED ・ブラック ・ホワイト ・グリーン |
ディスプレイの大きさ | 6.1インチ | 6.1インチ |
サイズ | 146.7×71.5×7.65mm | 146.71×71.5×7.4mm |
※上記表のスペック・機能は無印モデルの仕様を基準としています。
iPhone13シリーズの方が新しいモデルですが、iPhone12シリーズと比べて重くなったりカラーの選択肢が異なるなどの違いもあります。
iPhone13とiPhone12で共通するポイントは、以下の通りです。ディスプレイや端末本体の大きさはほぼ同じなので、外見的にはさほど変わりないようにも見えます。
ディスプレイのサイズ(同じ6.1インチ)
ディスプレイの性能(最大輝度は異なる)
本体サイズ(iPhone13の方が厚い)
Face ID(マスク着常時でも対応されている顔認証)
カメラの画素数(1,200万画素)
通信規格(5G対応)
iPhone12の方が古いモデルでも、カメラの画素数は充分なスペックで生体認証や防水など利便性の高い機能も搭載されています。そのため、最低限の機能さえあれば問題ないライトユーザーは、iPhone12やiPhone12 miniのスペックでも問題なく感じます。
大きな違いのないiPhone13とiPhone12ですが、新しく搭載された機能もあり、iPhone13にしか無いものがあります。特に注目されるポイントでは、カメラ機能の「シネマティックモード」と「フォトグラフスタイル」が挙げられます。
これらの機能はカメラの比較で後ほど詳しく解説していきますが、iPhone13ではカメラ関連の性能が向上しておりプロ仕様レベルの撮影を楽しむことができるようになりました。ハイレベルな撮影を楽しみたいというユーザーであれば、iPhone13の方が優れています。
そのほか、iPhone13では以下の機能・スペックの改善が見られます。基本的な性能が向上しているほか、iPhone12よりもiPhone13の方がバッテリーの持ちが良いのも魅力的なメリットです。
バッテリー駆動時間が長くなった
処理スピードの速さ(A15 BionicとA14 Bionicの違い)
ストレージ容量(iPhone13では最大512GB・1TBを選べる)
各スペックの違いについて個別に以下で詳しく比較をしていきますが、より古いモデルであるiPhone11も気になるユーザーは、関連記事よりご参考ください。
関連記事でもiPhone13シリーズのカラーラインナップをご紹介していますが、以下表ではiPhone13とiPhone12のカラーに関する比較をしました。
各モデルの比較 | iPhone13 | iPhone12 |
カラーの種類 | ・ピンク(新色) ・ブルー(iPhone12と比べて明るい色) ・(PRODUCT)RED ・ミッドナイト(ブラックからのマイナーチェンジ) ・スターライト(ホワイトからのマイナーチェンジ) ・グリーン(新色:iPhone12より暗めの色) | ・パープル(iPhone13には登場せず) ・ブルー ・(PRODUCT)RED ・ブラック ・ホワイト ・グリーン |
名称はiPhone12から変わっていますが、マイナーチェンジをしたカラーが多い印象です。光沢感のあるホワイト(スターライト)やブラックに青色が混ざったようなカラー(ミッドナイト)のほか、ブルーもiPhone13では明度が上がっています。
iPhone13ではピンクとグリーンが新色として登場しています。2022年に追加リリースされたグリーンは、iPhone12のグリーンと比べて暗く落ち着いた色合いです。対してiPhone13になくiPhone12にあるカラーではパープルが選べるので、好みの色を基準にどちらが良いかを選択するのも良いでしょう。
パープルなどiPhone13で登場しなかったカラーでは、iPhone14で再度リリースされています。後継モデルとの比較をしたい場合、iPhone14モデルのカラーバリエーションやiPhone15シリーズのカラーもご参考ください。
iPhone13とiPhone12のサイズはほぼ同じですが、重さで気になるユーザーも中にはいます。特にiPhone13 ProとPro Maxは重いため、片手での操作がしにくいといったレビューもあります。
iPhone13とiPhone12のサイズに関しては、正直言ってほとんど変わっていません。そのため、外見的な違いはなく本体の厚みがiPhone13では0.25mm厚くなった程度ですので、おそらく手に持ってもわからない程度でしょう。
ただ、全体的にiPhone13シリーズの方が重くなっており詳しくはiPhoneのサイズ比較で解説していますが、シリーズ全体のサイズは以下の通りです。
iPhone13シリーズ | iPhone13 mini | iPhone13 Pro | iPhone13 Pro Max | |
画面サイズ | 6.1インチ | 5.4インチ | 6.1インチ | 6.7インチ |
高さ(縦) | 146.7 mm | 131.5 mm | 146.7 mm | 160.8 mm |
幅(横) | 71.5 mm | 64.2 mm | 71.5 mm | 78.1 mm |
厚さ | 7.65 mm | 7.65 mm | 7.65 mm | 7.65 mm |
重量 | 173g | 140g | 206g | 240g |
iPhone12シリーズ | ||||
画面サイズ | 6.1インチ | 5.4インチ | 6.1インチ | 6.7インチ |
高さ(縦) | 146.7 mm | 131.5 mm | 146.7 mm | 160.8 mm |
幅(横) | 71.5 mm | 64.2 mm | 71.5 mm | 78.1 mm |
厚さ | 7.40 mm | 7.40 mm | 7.40 mm | 7.40 mm |
重量 | 162g | 133g | 187g | 226g |
プロセッサの変更やバッテリーが増量した影響で、無印モデルでは重さは11g増えています。また、iPhone13 Pro Maxは240gとより重く、iPhoneシリーズ全体で比較してもiPhone14 Pro Maxと並ぶ最重量です。
しかし、ほとんど誤差とも言える程度の違いですので、iPhone13を使ってみて重さを感じるとか厚みが気になるといった違和感はあまりないでしょう。ディスプレイのサイズや本体の外寸サイズは全く同じです。
👉iPhone12/mini/Pro/Pro Maxのサイズ・大きさを比較
そのほか、iPhone13とiPhone12では以下のような外観・デザインの違いがあります。細部において差異が見られます。
ノッチの違い:画面上部の切り欠きについて、iPhone13の方が20%ほど小さいです
カメラのレイアウト:iPhone13ではカメラ配置が斜めになっています
カラーの色味:同じ赤や白でも色彩が異なる
iPhone12モデルでは背面カメラは縦並びですが、iPhone13では斜め配置になっています。これはiPhone14・15モデルでも共通する特徴ですが、iPhone16モデルではカメラ配置が縦並びに再度変更されました。
iPhone13とiPhone12の縦横寸法は同じですが、厚みやカメラ配置が異なるためケースの互換性はありません。iPhone12専用のケースをiPhone13で使うことができないため、ご注意ください。
iPhoneユーザーの中には、動画やゲームなど負荷の大きい用途向けに処理速度の速さも気になるでしょう。プロセッサ(CPU)の違いに関して、iPhone12よりiPhone13の方が優れています。
iPhone13では、プロセッサにA15 Bionicが採用されています。A15 Bionicは、iPhone12のA14 Bionicと比べて最大演算処理回数が改善され、Neural Engineも高速化されました。
そのため、今までより多くの処理をこなすことができ、アプリの起動などはもちろん、同時にたくさんのアプリを使ってももたつきなどが少なくなりました。オンラインゲームなど普段から多用するユーザーは特に、iPhone13にアップグレードすることでの操作性の改善を感じるでしょう。
無印モデルだけでなく、シリーズ全体の機種でCPU性能を比較しました。iPhone13シリーズではより処理速度が早いA15チップが搭載されているほか、上位機種のiPhone13 ProとiPhone13 Pro MaxはGPUのコア数が5つと増えています。
CPU比較 | iPhone13/13 mini | iPhone13 Pro/Pro Max | iPhone12/12 mini | iPhone12 Pro/Pro Max |
チップ | A15 Bionic | A15 Bionic | A14 Bionic | A14 Bionic |
CPUコア数 | 6コア | 6コア | 6コア | 6コア |
GPUコア数 | 4コア | 5コア | 4コア | 4コア |
メモリ(RAM) | 4GB | 6GB | 4GB | 6GB |
iPhone13・12シリーズは下位モデルのメモリが4GBと少ないことから、マルチタスクや動画撮影など用途が幅広いユーザーは、Pro・Pro Maxモデルの方がスペック的に安心できます。
海外サイト(nanoreview.net)で公開されているGeekbench 6のベンチマークを参考にしても、iPhone13 Pro・Pro Maxのスコアが高いことが分かります。
iPhone13シリーズ | iPhone13 | iPhone13 mini | iPhone13 Pro | iPhone13 Pro Max |
Geekbench 6(シングルコア) | 2182 | 2197 | 2256 | 2266 |
Geekbench 6(マルチコア) | 5142 | 5164 | 5416 | 5459 |
iPhone12シリーズ | iPhone12 | iPhone12 mini | iPhone12 Pro | iPhone12 Pro Max |
Geekbench 6(シングルコア) | 1941 | 1957 | 1941 | 1976 |
Geekbench 6(マルチコア) | 5008 | 5062 | 5005 | 5114 |
下位モデルの比較でも、A14からA15チップにアップデートされたiPhone13・iPhone13 miniの性能が高いことが伺えます。
歴代のiPhoneシリーズ・種類で比較しても、年々iPhoneモデルのプロセッサ・処理速度は向上しています。詳しくはiPhone16シリーズの性能比較でも解説していますが、2024年モデルのiPhone16 Pro・Pro MaxはA18 Proチップが搭載されているほか、GPUコア数が6つとより多くなっています。
また、型落ちモデルでもPro・Pro Maxモデルなら充分なスペックがあり、iPhone15 ProやiPhone15 Pro Maxが特にリファービッシュ品で人気です。A17 Proチップ搭載の機種で、動画編集や最新のオンラインゲームでも快適に動作します。ビジネスシーンで活用するiPhoneでも、魅力的な選択肢です。
iPhone13とiPhone12はそれぞれ型落ちモデルであるため、古い機種だから寿命も短いのでは...と不安に感じる方もいるでしょう。ただ、結論から言いますとiPhone12でもiOSのアップデートサポート期間は長く、2〜3年ほどの期間なら問題なく利用できます。
目安になりますが、iPhoneの寿命・使える期間の基準になる修理サポートの終了期間とiOSのアップデートサポート対象期間については以下の通りです。iPhone12と同時期(2020年)にリリースされたiPhone SE(第2世代)も同様に、2027年まで継続的に使えます。
寿命の比較 | iPhone13シリーズ | iPhone12シリーズ | iPhone SE(第2世代) |
修理サポートの終了目安 | 2028年前後 | 2027年前後 | 2027年頃 |
iOSのアップデートサポート終了目安 | 2027〜2028年 | 2026〜2027年 | 2026〜2027年 |
古いiPhoneでも全体的に高性能で、メインスマホとして今後も長期的に活用できます。わざわざ高額の最新機種を購入するメリットをあまり感じない方は、iPhone13やiPhone12などの型落ちモデルから選んでみるといいでしょう。
iPhone13とiPhone12での一番大きな違いとも言えるのが、カメラ性能です。iPhone13では写真のほか動画撮影において、特に改善・スペックの向上を感じられます。カメラ性能をiPhone機種選びで重視する方は、後継機種であるiPhone14シリーズのカメラスペックも比較するといいでしょう。
💡 iPhone13におけるカメラの変更点
新機能「シネマティックモード」と「フォトグラフスタイル」
センサーシフト光学式手ぶれ補正に進化
スマートHDR4にグレードアップ
iPhone13から搭載された新機能のシネマティックモードは、被写体にフォーカスして背景をぼかすことができる機能です。
これにより、今までは一眼レフなどの高機能カメラでないと実現できなかったボケを実現することができます。また、ピント位置やぼかしの調整は、撮影後にもすることができ、映画のような撮影をすることが可能です。
フォトグラフスタイルは、写真の輝度や明るさなどを自分好みに変えられる機能で、スタイルを選ぶだけで簡単にかっこいいトーンを実現できます。写真撮影においてこだわりのユーザーは、より高品質な写真を撮れるようになるでしょう。
センサーシフト式手ぶれ補正は従来の光学式手ぶれ補正と違い、手のぶれに応じた動きに合わせて正確にセンサーを当てます。
なので、従来の光学式よりも手ぶれになりづらく、写真撮影や動画撮影時に今までよりさらに手ぶれを軽減して撮影することができます。
iPhone13から導入されたスマートHDR4は、最大4人を認識することにより、それぞれの人物のコントラストや明るさ、肌色トーンを最適化します。
これにより今まで集合写真はどうしても調整が合いにくかったのですが、今まで以上にきれいに撮影できるようになりました。
ストレージ容量もiPhone13とiPhone12で違いがあり、iPhone12では64GBと128GB、256GBの3パターンに対してiPhone13では64GBがなくなった代わりに、512GBを選択できるようになりました。
さらにiPhone13 ProとPro Maxでは、新たに1TBのストレージ容量が登場しました。当時のリリース価格では20万円以上もするiPhone13 Proシリーズですが、大量のデータを管理・保存するユーザーにとって魅力的なポイントです。
iPhone13のアップグレードにより今までより多くの音楽や写真、動画などを保存・ダウンロードできるようになりました。
本格的な動画編集・保存をする
動画やスマホゲームを多くダウンロードする
iCloudストレージや外付けのメモリを利用しない
などの傾向があるユーザーは、512GB以上のストレージ容量を比較的必要とします。ただ、基本的に512GB以上のストレージ容量を使い切るユーザーはごく少数なので、今利用しているスマートフォンのストレージ容量を確認して、どれくらい普段から使っているかを一度確認してみてからの判断がおすすめです。
後継モデルのiPhone14も同様に下位機種では最大512GB、Pro・Pro Maxモデルでは最大1TBのストレージ容量を選択できます。動画のダウンロード頻度などが多いユーザーは、他モデルも比較してみるといいでしょう。
一方で、大半のユーザーであればiPhone12の256GB以下のストレージで問題なくご利用いただけます。
動画編集の頻度が少ない(または全くしない)
動画や音楽をダウンロードせず、ストリーミングで視聴している
iCloudストレージなどの外部メモリを活用している
といった傾向があるユーザーであれば、256GB程度のストレージで困ることはないでしょう。上記でご紹介したiPhone13のカメラ性能の改善と関連して、動画や画像の撮影・編集を重視しているかどうかで、iPhone13と12の優先度が変わります。詳しくはiPhoneのストレージ容量の選び方でも解説しています。
iPhone13とiPhone12のディスプレイに関する仕様では共通点が多く、6.1インチのサイズやSuper Retina XDRディスプレイを採用している点、解像度(2,532×1,170ピクセル)などは同じです。
ただ、iPhone13での変更点もあり、ディスプレイの最大輝度とノッチについて以下の通り違いがあります。
💡 iPhone13に関するディスプレイの変更点
ディスプレイ最大輝度がアップ:625ニトから800ニトへ
ノッチが小さくなり画面の表示領域が広くなった
iPhone13は、ディスプレイの最大輝度(標準)が625ニトから800ニトに上がり進化しています。これは日当たりの強い場所などでの視認性向上に役立ち、ディスプレイが見やすくなります。
ただ、ピーク輝度はiPhone12と同じ1,200ニト(HDR)で、後継機種のiPhone14も同等です。対して、2023年モデルのiPhone15は通常で1,000ニト、屋外のピーク輝度は2,000ニトまで上がっているのでより画面が見やすいです。
iPhone12と比べると、iPhone13ではノッチのサイズが小さくなっています。ノッチの横幅が狭くなったことで、画面の占有率が向上しています。画面を大きく使ってゲームや動画を楽しむユーザーには嬉しい変更点です。
より画面の見やすさや利便性の高さを求めるなら、ノッチが廃止されたiPhone15モデルがおすすめです。パンチホール部分に表示されるダイナミックアイランドで、オーディオの再生や通知の確認などがしやすくなっています。
iPhoneモデルでのバッテリー容量について、目安としてAppleより公表している動画再生の連続時間などが参考になります。
iPhone13とiPhone12モデルで比べてみると、ビデオ再生とオーディオ再生のどちらも最大時間が長くなっており、バッテリー容量が増えていることがわかります。
バッテリー比較 | iPhone13 | iPhone12 |
バッテリー容量 | 3,227mAh | 2,815mAh |
ビデオ再生時間 | 最大19時間 | 最大17時間 |
ビデオ再生時間(ストリーミング) | 最大15時間 | 最大11時間 |
オーディオ再生 | 最大75時間 | 最大65時間 |
iPhone12のバッテリー性能も悪くなく、ストリーミング再生での動画視聴でも10時間以上持ちますが、外出先でiPhoneを使う頻度が高いユーザーはバッテリーの持ちが気になるでしょう。
外で動画視聴やゲームをする機会が多かったり、現在利用しているスマートフォンでモバイルバッテリーを常に使っている場合、よりバッテリーの持ちが良いiPhone13がおすすめです。iPhoneのバッテリー寿命・交換時期の目安では、充電回数が影響しますので1回の充電でより長持ちするモデルの方が消耗しづらくなります。
上記表は無印モデルでの比較ですが、iPhone13 Proシリーズになると、よりバッテリーの性能が向上します。iPhone13でのモデル比較については、iPhone13シリーズのスペック比較検証ページが参考になりますので、Proモデルも検討しているユーザーはぜひご参考ください。
iPhoneを購入検討している際には、価格も大事なポイントになるでしょう。以下では発売時の価格と、Back Market(バックマーケット)より販売しているリファービッシュ品での価格でそれぞれ比較しました。
リリース時の価格は以下の通りで、新品の場合にはiPhone13とiPhone12でそこまで大きな価格差はありません。
<無印モデルでの価格比較>
価格の比較 | iPhone13 | iPhone12 |
64GB | - | 86,800円 |
128GB | 98,800円 | 92,800円 |
256GB | 110,800円 | 104,800円 |
512GB | 134,800円 | - |
<Proモデルでの価格比較>
価格の比較 | iPhone13 Pro | iPhone12 Pro |
128GB | 134,800円 | 129,580円 |
256GB | 146,000円 | 141,680円 |
512GB | 170,800円 | 165,880円 |
1TB | 194,800円 | - |
ただ、Proモデルなどの上位機種は128GBのストレージ容量でも比較的高額になり、予算に合わないと感じる方もいるでしょう。iPhoneが高い理由でも解説していますが、最近のiPhoneシリーズは物価高の影響もあり値上げがデメリットになっています。
対して、バックマーケットで販売しているリファービッシュ品でも価格を比較してみました。以下の価格は各モデルの種類(カラーなど)やコンディションによって異なりますが、2024年12月時点での最安値価格を参考に掲載しています。
<無印モデルでの整備品の価格比較>
価格の比較 | ||
64GB | - | 36,000円〜 |
128GB | 53,000円〜 | 42,000円〜 |
256GB | 61,000円〜 | 48,000円〜 |
512GB | 70,000円〜 | - |
<Proモデルでの価格比較>
価格の比較 | ||
128GB | 71,000円〜 | 48,000円〜 |
256GB | 77,000円〜 | 59,000円〜 |
512GB | 90,000円〜 | 71,000円〜 |
1TB | 99,000円〜 | - |
リファービッシュ品の場合、iPhone13とiPhone12で大きな価格差があるように見受けられます。時期やモデルの種類、ストレージ容量によって異なりますが、iPhone12の方が平均的に2万円程度安く購入できます。
ただ、iPhone13シリーズも定価と比べると値下げされており、上位機種のiPhone13 Proでも10万円以下でお得に手に入ります。ストレージ容量の大きい512GBや1TBが欲しい方におすすめです。
リファービッシュ品について気になる方は、リファービッシュ品と中古品の違いなど関連記事をお読みいただけますと幸いです。リファービッシュ品では価格の安さだけでなく、品質の高さや充実した保証など様々なメリットがあります。
iPhone13とiPhone12のスペックや価格比較について一通り解説しましたが、それぞれの違いを把握した上でどちらを選んだらいいのか、購入時のポイントをまとめました。
iPhone13シリーズでは基本的なスペックやバッテリー容量など、実用的なメリットも多いですが価格の安さを重視するならiPhone12シリーズの方が適しています。リファービッシュ品では5万円以下で購入できる製品が多く、無印モデルのほかiPhone12 miniモデルも安く手に入ります。
iPhone12シリーズのスペックでは、動画視聴やSNSアプリのほかブラウザ閲覧など基本的な用途では問題なく動作します。最新のオンラインゲームや動画編集を多用するユーザーにとっては性能面の不安もありますが、ライトユーザー向けの型落ちモデルとして人気です。
iPhone13ではカメラや動画の性能が良く、全モデルを対象に改良されたA15 Bionicを搭載していることで操作性も向上しています。無印モデルは価格も安く、以下のような傾向があるユーザーにはiPhone13がおすすめです。
ある程度のスペックがあり、コスパ面も重視したい
広角カメラを使った写真・動画撮影を活用
512GBの大容量モデルにしたい
新色カラーのピンク・グリーンが欲しい
大きな点としてはプロセッサが向上したので処理能力が高くなり、高速処理ができるようになったことでサクサク動くようになりました。
また、カメラ機能でシネマティックモードやフォトグラフスタイル、そしてセンサーシフト光学式手ブレ補正などが採用されたおかげで、動画や写真の撮影機能が向上しています。
ストレージ容量の増大もメリットの一つで、動画編集・撮影などで多くのデータを使うことが想定されるユーザーは、iPhone13の512GB(またはProモデルの1TB)が優先されます。
デザイン面でも変化があり、新色でピンクとグリーンが採用されているので、カラーにこだわりがあるユーザーはiPhone13を選んでも良いでしょう。
👉iPhone13シリーズのカラーラインナップを一通りレビュー
バックマーケットではリファービッシュ品のiPhone13を販売しており、新品よりもお買い得になっています。また、リファービッシュ品を選択することでより新しいモデルでもお安くお買い求めいただけます。選択肢を増やして検討する際には、iPhone14とiPhone15の違い・比較ページも役立ちます。
iPhone13シリーズの中でも特におすすめなのが、iPhone13 miniモデルです。カラー展開や基本スペックは同じまま、サイズをコンパクトにしたモデルです。その手軽さが人気のモデルで、iPhone13より少し安くなっています。
バックマーケットで販売しているリファービッシュ品のiPhone13 miniも安く販売されており、2024年12月現在では5万円台からご購入いただけます。大きなスマホが扱いにくかったり、片手での操作のしやすさを求めているユーザーに適しています。
後継機種ではiPhone14 miniモデルが登場しなかったほか、以降もminiモデルが廃止になったのでコンパクトなiPhone機種の中ではiPhone13 miniが最も高性能です。iPhone miniモデルが廃止になった理由でも解説していますが、最近では幅広い用途に対応する大画面モデルの方が人気ですが、小型な機種も一定の需要があります。
同時にiPhone13のProモデルも、撮影機能にこだわりがあるユーザーにおすすめしています。普段から動画を撮影したり、ビジネスシーンで動画を扱う場合に適しています。
iPhone13との違いはカメラで、iPhone13は2つカメラレンズがついているのに対して、iPhone13 Proは望遠レンズが追加され3つとなり、撮影機能が向上しています。価格が高いデメリットもありますが、リファービッシュ品のiPhone13 Proであれば比較的安価となります。
また、iPhone13 ProとiPhone13 Pro Maxのカメラ性能は同じですが、Pro Maxモデルはバッテリー性能がより良くなり、6.7インチの大画面が特徴的です。大きさや重さがあまりネックに感じなく、カメラ撮影の機会が多いユーザーはiPhone13 Pro Maxが適しています。
iPhone13やiPhone12などの型落ちモデルは定価よりも安く購入できるメリットがあり、特にリファービッシュ品は価格と品質の両方でおすすめです。
iPhone13など過去のiPhoneモデルは中古品でも多く出回っており、フリマサイトでも気軽に購入できます。ただ、個人間取引で販売される中古iPhoneはバッテリーの消耗や故障リスクが高いなど、品質面でおすすめしません。
不安な方は、中古iPhoneをおすすめしない理由の関連記事もご参考ください。品質保証がなく、故障やバッテリー消耗に伴う交換ができないため要注意です。対して、バックマーケットのリファービッシュ品(整備済製品)は専門家による検品やクリーニングだけでなく、必要に応じた修理や部品交換も行っており、新品と同等の動作環境が確認されています。
リファービッシュ品のiPhoneについて全シリーズから幅広く価格比較をしたい場合、リファービッシュ品のiPhoneラインナップよりご確認ください。
iPhone13やiPhone12への買い替えでは、古いiPhoneなどのスマホ売却もあわせてしておきたいところです。そこで、バックマーケットでは販売だけでなく古いiPhoneモデルの買取サービスも行っていますので、ぜひご利用ください。
Back Market買取サービスはWeb上から簡単に査定価格を確認できるほか、宅配買取で依頼しやすいメリットがあります。加えて、他の買取サービスでは見積価格から実際の売却提示額が下がることも多いですが、バックマーケットでは基本的に査定価格通りに買取いたしますので安心です。
古いiPhoneの処分や売却でお困りの方は、iPhoneを売るならどこがいい?やiPhoneを売る前にやるべきことなどの関連記事も参考になります。
iPhone13とiPhone12の違いや比較について解説しましたが、使いやすさやスペックの高さなどを軸に、他のiPhoneシリーズを比較してみてもいいでしょう。
iPhone12より少し前の時期である2020年3月にリリースされたiPhone SE(第3世代)は、4.7インチのコンパクトな画面や指紋認証対応のホームボタン搭載が特徴的です。プロセッサはiPhone13モデルと同じA15チップが搭載されており、充分な処理速度となります。
ナンバリングモデルと比べてSE3は広角カメラがないほか、バッテリー容量が小さめとなりますが、iPhoneから指紋認証がなくなった傾向に対して不満がある方向けの機種としても需要があります。片手でのロック解除がしやすい指紋認証は、利便性の高さで評価されています。
2022年リリースのiPhone14モデルは、基本的なスペックやカメラ機能では以下の通り改善されています。
メモリ(RAM)が改善されたことで処理速度が向上
フォトニックエンジンやアクションモードなど便利なカメラ機能が追加
衛星経由の緊急SOS、衝突事故検出機能も搭載
iPhone13とiPhone14シリーズの比較を確認した上で、より高性能な機種が欲しいならiPhone14シリーズから選んでみるといいでしょう。リファービッシュ品では大きな価格差がなく、下位モデルなら10万円以下からご購入可能です。
2023年リリースのiPhone15モデルは、下位モデルのメインカメラ画素数(4,800万画素)が改善されたり、ダイナミックアイランドの搭載やプロセッサのアップグレードなど全体的な改善がされています。
利便性においても、iPhoneのUSB-Cコネクタ対応が重要なポイントです。iPhone15シリーズよりUSB Type-Cの規格変更となり、他のApple製品との互換性や充電ケーブルの使いやすさで評価されています。iPhone15シリーズも型落ちモデルになってから、リファービッシュ品での需要が上がっていますのでぜひ価格をチェックしてみてはいかがでしょうか。
コンテンツクリエーターとして7年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。