iPhone XとiPhone XRのスペックを比較!買うべきモデルは? | バックマーケット
iPhone XとiPhone XRはディスプレイやカメラ性能、バッテリー持続時間などで違いがあり、ユーザーの好みや用途によって選ぶ基準があります。iPhone XとXRの比較から、買うべきモデルをぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
Back Marketは、このサイトの閲覧に必要な機能性Cookieを使用しています。弊社と弊社のパートナーは、トラフィックを計測し、お客様にパーソナライズされたコンテンツや広告を表示するためにもCookieを使用しています。
Cookieの設定は後から変更できます。各ページの下部にある「Cookie」をクリックしてください。クッキーの詳細をご確認ください
2024年7月23日に更新済み
2024年7月23日
2分で読めます
Sun
BackMarket コンテンツクリエーター
2021年にリリースされたiPhone13は、型落ちモデルの中でも人気の機種でカメラ性能の高さやバッテリーの持ち、全体的なスペックで評価されており、Back Market(バックマーケット)のリファービッシュ品ならお得にご購入いただけます。自分に合うiPhoneモデルかどうか、こちらのページではiPhone13に関する性能・使いやすさなどのレビューを一通り解説します。コストパフォーマンスに優れているiPhone13の良さや、他のモデル・iPhoneシリーズと比べたデメリットもぜひご参考ください。
2021年のiPhone13シリーズでは、無印モデルを含む4種類の機種をリリースしました。iPhone13の発売日(リリース日)など、基本情報は以下の通りです。
予約開始日:2021年9月17日
発売日:2021年9月24日
販売終了時期:未定(2024年9月頃と推測)
iPhone13の他のモデルは販売終了していますが、無印モデルだけ新品での販売を継続しています。iPhone16シリーズの発売日で解説していますが、2024年9月に発表・リリースが予測されるiPhone16の発売に伴い、iPhone13の販売が終了することが見込まれます。
また、iPhone13はリリースから2年以上経過していることもあり、販売店の在庫がほとんどない状態であるため、今からの購入ではリファービッシュ品や中古品が選択肢に入ります。
2024年7月時点、iPhone13は二世代前の無印モデルといった位置付けですが、リファービッシュ品や中古品市場で人気の高い機種です。iPhone8シリーズやiPhone SE2など古い機種を使っているiPhoneユーザーの買い替え先でも、iPhone13は以下のような評判・評価を受けています。
カメラスペックが良いほか、iPhone12シリーズと比較してバッテリー性能も改善
iPhone14シリーズとそこまで機能差がなくコストパフォーマンスで優れている
ブルーやピンクなどの人気色を選べる
型落ちモデルとしてリファービッシュ済の端末が安く販売されているほか、後継機種のiPhone14と比較してスペックの差がなく、充分な性能であるのがiPhone13の特徴です。バックマーケットのリファービッシュ品で人気のiPhone機種ランキングでも、iPhone13が上位に入っています。
iPhone13は比較的新しいモデルで2024年7月時点でも販売が継続していることから、今後も長期的に使えることが見込まれます。iPhoneの寿命・使える期間では、iOSのアップデートサポートや修理サポートが重要になりますが、iPhone13では2027〜2028年頃までなら問題なく使用できます。
一世代前のiPhone12の寿命・使える期間は2026年〜2027頃までですが、3年以上のスパンで同じ機種を使いたいユーザーはiPhone13の方がより安心できます。一方でiPhone12・iPhone SE(第2世代)より古いモデルは、iOSのアップデートのほか機能面でのデメリットもあるので要注意です。
iPhone13シリーズは以下の通りで、今回は無印モデルを中心に解説しますが用途やユーザーの好みに応じて4種類のモデルからお選びいただけます。
iPhone13 - ベースモデル(無印モデル)
iPhone13 mini - ベースモデルの小型版で5.4インチのコンパクトなディスプレイ
iPhone13 Pro - カメラやディスプレイなどアップグレードされた上位モデル
iPhone13 Pro Max - Proモデルの大型版で6.7インチのディスプレイ
こちらのページでは無印モデルのiPhone13を中心に解説しますが、片手で扱いやすいスマートフォンが良いなら同等のスペックでコンパクトなサイズであるiPhone13 miniがおすすめです。また、カメラ性能やバッテリー持続時間を重視するならProシリーズも比較するといいでしょう。
iPhone13 Proモデルは、iPhone13と比較してカメラなどアップグレードされた機能を提供しています。iPhone13 ProモデルはGPUに1つの追加コアを組み込むことで性能を向上させ、アウトカメラは望遠レンズを追加したトリプルカメラシステムになります。カメラ性能別のiPhoneランキングでも、iPhone13 Pro・Pro Maxが人気です。
iPhone13 Proのカメラでは3倍の光学ズームと最大15倍のデジタルズームが高性能で、遠くの景色・被写体もキレイに撮影できます。画像や動画の撮影・保存でデータ容量を多く使うユーザーでも、Proシリーズでは最大1TBのストレージ容量が利用できるので安心です。
また、ディスプレイの性能も違いがあり、Proシリーズでは最大120Hzのリフレッシュレートに対応しています。ProMotionの搭載により自動的に画面のリフレッシュレートが変わり、オンラインゲームや動画視聴での満足度が上がるほか省電力のメリットもあります。
iPhone13 Proモデルではバッテリー容量も大幅に向上しています。iPhone13 Proは最大22時間の動画再生や20時間の動画ストリーミングが可能であり、一方のPro Maxは最大28時間の動画再生や25時間のストリーミングが可能です。
iPhone13のレビューについて、まずは全体的なスペック・仕様から見ていきます。数世代前の型落ちモデルではありますが、現在でも幅広い用途・ニーズに応えられる性能の高さが注目されます。
iPhone13の基本的なスペックについて、以下表でまとめました。ディスプレイやカメラなど各性能は、個別で解説します。
iPhone13のスペック一覧 | 詳細 |
プロセッサ | A15 Bionic |
画面サイズ・寸法 | 6.1インチ 146.7 × 71.5 × 7.65mm |
解像度 | 2532 x 1170 |
フレームの素材 | アルミニウム |
重量 | 173g |
メインカメラ | 広角カメラ:1200万画素 f/1.6 超広角カメラ:1200万画素 f/2.4 |
バッテリー容量 | 3,227mAh(動画再生:最大19時間) |
メモリ(RAM) | 4GB |
ストレージ容量 | 128GB・256GB・512GB |
カラーの種類 | ミッドナイト・スターライト・PRODUCT(RED)・ブルー・ピンク・グリーン |
以下は、iPhone13のプロセッサや処理性能に関する技術的なレビューになります。専門的な内容でイメージしにくいかもしれませんが、ざっくり言えば前シリーズのiPhone12モデルと比べて、よりスペックが向上しています。
プロセッサ:Apple A15 Bionicチップ
2つの高性能なFirestormコア・4つの効率的なIcestormコア
クロック速度:最大2.99 GHz
16個のコアと1秒あたり158兆回の演算が可能なNPUが統合
iPhone13とiPhone13 miniではGPUが統合され、4つのコアがアクセス可能
iPhone13のポイントは、新しいApple A15 Bionicプロセッサです。このシステムオンチップ(SoC)は、iPhone12のA14 Bionicチップより処理性能が向上しています。
A15チップはARM v8アーキテクチャを基盤にし、高性能なFirestormコアが2つ備わっています。これらのコアは最大2.99 GHzまで加速できる能力を持っていて、更に効率性とバッテリー寿命の延長を実現するために、クロックレートが1.82 GHzの追加のIcestormコアも取り込まれています。つまり、iPhone13のプロセッサーには合計で6つのコアが搭載されています。
iPhone12と比べると、性能の違いはより大きくなります。具体的にはiPhone12と比べて処理能力が40%向上し、さらにグラフィックスチップも80%高速化しています。ただ、iPhone12モデルの性能が悪いわけではなく、A14チップでも基本的な用途であれば問題なく使えます。
iPhone13は6.1インチのディスプレイと比較的大きな画面サイズではありますが、持ちやすさも考慮されたデザインとなっています。高度な機能を備えながらコンパクトなデバイスをお探しであれば、5.4インチのiPhone13 miniがより良い選択肢になります。
iPhone13の側面はアルミフレームで、Proシリーズのステンレス素材と比べると高級感に欠けますが、指紋がつきにくい点でメリットはあります。耐久性も高く、四隅の曲線や側面(エッジ)の丸みなど工夫されておりフィット感もあります。
手の小さいお子さん向けのスマホでは大きく感じるかもしれませんが、幅71.5mmは比較的コンパクトで、片手での操作は比較的しやすいです。背面ガラスも光沢感があり、ツヤのある清潔感も好まれるポイントです。
iPhone13のカラーバリエーションは豊富で、ダークなミッドナイトからエレガントなスターライト、そしてカラフルなピンク、PRODUCT(RED)、ブルー、グリーンといった幅広い選択肢があります。
iPhone13はバックマーケットのリファービッシュ品でも人気のモデルで、おすすめのiPhone人気機種ランキングでも紹介していますが、iPhone13のカラーではスターライトが最も人気で、続いてミッドナイトとピンクが選ばれています。iPhone13のピンクはパステル調で明るすぎない色彩なので、多くのユーザーに好まれるでしょう。
iPhone13は前モデルから引き続きSuper Retina XDRディスプレイ(有機EL)が採用されており、解像度は2532 x 1170ピクセル、ピクセル密度は460 ppiです。画面サイズは同じ6.1インチで、動画視聴やゲーム・カメラの利用など様々なシーンで扱いやすい大きさです。
あまり良い評判ではなかったノッチに関しては、新しいiPhone13では小さくなりました。少しの違いですが、ディスプレイの表示領域が広くなったことで見やすくなっています。iPhone12と同じく、セラミックシールドが表面を傷や損傷から保護しています。
iPhone13のディスプレイは、iPhone12よりも明るくなっています。最大輝度は1,200ニトでHDRコンテンツもサポートされていますが、最大の標準輝度は800ニトです。iPhone12の標準輝度は最大で625ニトなので、少し上がっています。日光の強い屋外でも、ディスプレイが見やすくなるでしょう。
一方でiPhone13など下位モデルはリフレッシュレートのデメリットがあり、最大60Hzと最近のスマホ機種の割には低めです。iPhone13 Pro・iPhone13 Pro Maxは、Pro Motionの機能を搭載しており最大120 Hzのディスプレイを搭載した最初のiPhoneモデルです。
iPhone13は広角カメラと超広角カメラの2つが搭載されており、それぞれ1,200万画素の性能です。そのほかの性能は以下の通りで、iPhone12 Proシリーズで搭載されていた高性能な手ぶれ補正や、Dolby Visionによる高精度な動画撮影などもiPhone13で実装されました。
ナイトモード
スマートHDR 4
センサーシフト光学式手ぶれ補正(広角レンズ)
Dolby Vision(最大4K/60fpsの動画撮影)
フォトグラフスタイル・シネマティックモードなどの新機能
カメラ性能やアップグレードの内容をざっと並べると上記の通りで、iPhone13ではフォトグラフスタイルやシネマティックモードが注目されます。
iPhone13でおすすめするカメラ機能で、写真のトーンを個人の好みに合わせてカスタマイズできるフォトグラフスタイルが導入されました。写真撮影には複数のモードがあり、リッチなコントラストスタイルや鮮やかスタイルなど、トーンや暖かみの調整ができます。
普通に写真するだけではメリハリがなく、柔らかいシーンにしたり逆にクールな雰囲気を表現したいなど、撮影者の好みに応じてスタイルが変更できます。日常風景の撮影や、SNS投稿で使うような写真でも活用できるでしょう。
動画撮影で役立つ機能として、シネマティックモードもおすすめです。この機能は、被写体の背景をぼかして、人物を中心に据える役割を果たします。高性能なA15プロセッサにより、ピントを合わせた人物などの被写体が強調されるように映し出されます。
写真や静止画で使われるポートレートモードの動画版とも言えるようなカメラ機能で、撮影スキルがなくても簡単に映画のような動画を撮ることができます。さらにシネマティックモードでは撮影後の編集も可能で、フォーカスの位置を調整することで自由に修正できます。
iPhone13のカメラは、画質だけでなく楽しく撮影できるような編集ツールが増えたようなアップデートが魅力的です。iPhoneのカメラは専門的なクリエイターでないと活かせないようなアップグレードも多いですが、日常的な撮影でも使いやすいのは良い点ですね。
後継機種のiPhone14モデルでは、フロントカメラのオートフォーカス対応やアクションモードによる動画撮影の手ぶれ対策など、よりキレイに撮影できる機能が増えています。レンズのF値も改善されており、ナイトモードなど暗い場所での写真撮影も高品質です。詳しくはiPhone14シリーズのカメラ性能をご参考ください。
無印モデルだけで比較をするとiPhone13はズーム性能が同等で、4Kの動画撮影も可能です。普段使い程度の写真・動画撮影であれば、iPhone13とiPhone14のスペックで大きな違いを感じることはありませんが、カメラ性能を重視する場合にはiPhone14シリーズも比較してみることをおすすめします。
iPhone13のストレージオプションは128GBと256GB、または512GBの3種類から選択できます。iPhone12では最大でも256GBのストレージ容量なので、映画やドラマなどの動画コンテンツをよくダウンロードするユーザーも使いやすくなるでしょう。
ただ、他のiPhoneと同様に外部メモリーカードを挿入して追加のストレージを増やすことはできません。iPhoneとAndroidスマホの違いでもよく比較されますが、SDカードを使ったストレージの拡張ができるAndroidとは異なるため、購入時のストレージ容量選定が重要です。
利用可能なスペースを最大限に活用するほか、iCloudなどの外部クラウドを利用して追加の容量を確保することも可能ですが、ユーザー個人で必要なiPhoneのストレージ容量を確認した上で選ぶのが良いですね。
128GB:通話・チャットやSNSなど必要最低限のアプリだけ使う
256GB:動画撮影やソーシャルゲームを適度に行う
512GB:外出時用に動画コンテンツをよくダウンロードする
目安として上記のように、用途に応じてストレージ容量を検討してみてはいかがでしょうか。128GBもデータ容量に比較的余裕があり、大半のユーザーは問題ないですがオンラインゲームや映画・ドラマのダウンロードをする機会が多いユーザーにとって、128GBの容量はすぐに埋まってしまいます。
iPhone13のバッテリー容量は、無印モデルのiPhone12と比較して2,815mAhから3,227mAhに増加しました。また、アップデートされたA15チップのプロセッサも効率に重点が置かれており、省電力の性能も上がっています。
iPhone13のバッテリー性能について具体的には動画再生で最大19時間、動画ストリーミングの場合には最大15時間、または75時間の音楽再生が可能です。iPhone12の動画再生時間目安では最大17時間なので、よりバッテリーの寿命が伸びています。
多くのユーザーにとって、バッテリー寿命はスマートフォンを選ぶ上で重要な要素となります。総じて、iPhone13は単なる性能にとどまらず、効率にも重点を置いている印象を受けます。前モデルや後継機種の無印モデルと比較しても、iPhone13のバッテリー持ちは良いと言えます。
バッテリー性能比較 | バッテリー容量 | 動画再生時間 |
3,110mAh | 最大17時間 | |
iPhone12モデル | 2,815mAh | 最大17時間 |
iPhone13モデル | 3,227mAh | 最大19時間 |
3,279mAh | 最大20時間 | |
3,349mAh | 最大20時間 |
後継機種のiPhone14・15モデルは動画再生時間で20時間と長くなっていますが、iPhone13とそこまで差がありません。iPhone X・XRモデルなど古い機種を使っているiPhoneユーザーにとって、iPhone13のバッテリー容量はとても大きく感じるでしょう。
👉iPhone11・iPhone12・iPhone13の違いを比較
iPhone13のバッテリーをフル充電するには、通常の場合目安として2時間かかります。そして、iPhone13は急速充電に対応しており別売の20Wアダプターを使用すれば、わずか30分で50%まで充電することができます。
さらに、iPhone13は最大15WのMagSafeワイヤレス充電と最大7.5WのQiワイヤレス充電にも対応しています。ワイヤレス充電ではマグネットを使うMagSafeが使いやすく、充電速度が速いほかiPhoneを操作しながら充電を続けられるメリットが大きいです。
iPhone13は、最新の5G規格に対応しています。5G通信は日本国内でも対応エリアが拡大しており、今後も需要が伸びていくことが見込まれます。5G通信ではバッテリーの消耗が気になるところですが、iPhone13では自動切替がされるスマートデータモードが機能することで電池の持ちが良くなります。
大容量データになるオンラインゲームや、映画などのコンテンツをダウンロードする際に5G通信が役立ちます。その他、サポートされているセルラーおよびワイヤレス接続オプションには以下が含まれます。
LTE
UMTS
GSM
Wi-Fi 6
Bluetooth 5.0
リーダーモード対応のNFC
ウルトラワイドバンド(UWB)
iPhone13の価格について、リリース当時の価格とリファービッシュ品価格を比較しました。新品だと10万円以上する価格帯のiPhoneモデルでも、バックマーケットのリファービッシュ済iPhoneなら安くご購入いただけます。
Apple Storeのリリース当時価格は以下の通りで、128GBのiPhone13でも10万円前後と高めです。
128GB:98,800円
256GB:110,800円
512GB:134,800円
より安くiPhoneを購入することを目的に中古品を検討する方もいますが、中古iPhoneの購入リスク・デメリットではバッテリーの消耗や故障の可能性など、品質が悪いことでの懸念もあります。特にフリマサイトやネットオークションなど個人間取引で購入する中古iPhoneは、動作保証もないので要注意です。
一方で、バックマーケットで販売しているリファービッシュ品価格(2024年7月時点)は以下の通り、最安値だと6〜7万円台で買うことができます。
128GB:63,000円〜
256GB:71,000円〜
512GB:88,000円〜
iPhoneの買い替えや新規購入で多額のコストをかけたくない方でも、iPhone13はリーズナブルな価格に感じるでしょう。また、バックマーケットのリファービッシュ品は安いだけでなく必要に応じた修理や部品交換を行うほか、1年間の動作保証と30日間の返金保証もあるので安心です。
iPhone13のスペック・機能を中心にこれまで解説しましたが、前モデルのiPhone12や後継機種のiPhone14・iPhone15と比べて購入する価値があるか検討したい方もいるでしょう。
結論から言えば、カメラ性能やディスプレイのスペックに強いこだわりがなければ、無印モデルのiPhone13でも問題なく使えます。ただ、iPhone14やiPhone15にはカメラの新機能や、Plusなど別機種のオプション・選択肢もあるため用途に応じて比較するのが良いですね。
2020年にリリースしたiPhone12シリーズは、iPhone13シリーズと同じく無印モデルとminiモデル、Pro・Pro Maxモデルの4機種があります。その中でも無印モデルのiPhone12と比較すると、A14チップの一世代前のプロセッサやバッテリー容量(動画再生で最大17時間持続)、利便性の高いフォトグラフスタイルやシネマティックモードなどのカメラ機能がないことなど、スペックが劣ります。
ただ、カメラの撮影やオンラインゲームなどバッテリーを消耗しやすいアプリをあまり多用しないユーザーにとって、iPhone12とiPhone13の性能差にあまり気付かないでしょう。iPhone12でも5G対応やeSIM(デュアルSIM)、MagSafeのワイヤレス充電など利便性の高い性能を備えており、一般的な用途であれば問題ないスペックです。
実際、バックマーケットで販売しているリファービッシュ品の中でも、おすすめiPhoneの人気機種ランキングでiPhone12は上位に選ばれています。5万円以下の価格帯で購入できる製品も多く、コストパフォーマンスに優れています。詳しくはiPhone12とiPhone13の比較ページなど、関連記事もご参考ください。
後継機種であるiPhone14とiPhone13の比較では、インカメラのオートフォーカス機能や動画撮影で役立つアクションモードなど、カメラ関連のスペックは上がっています。
ただ、iPhone14シリーズのアップグレードはProモデルの方が改善が多く、ベーシックモデルのiPhone14はプロセッサがiPhone13と同じで処理速度がそこまで変わらず、バッテリー持続時間も動画再生で1時間程度の差となっています。
カメラ性能を高くしたいユーザーや、安価なモデルで6.7インチの大型ディスプレイを使いたい場合にはiPhone14 Plusモデルもおすすめですが、リファービッシュ品のコスパで考えるとiPhone13の方が人気度が高いですね。
2023年にリリースされたiPhone15シリーズも、iPhone14シリーズと同様に無印モデルのほかPlusモデルが下位機種で登場しており、上位機種も同じくPro・Pro Maxのラインナップになっています。
無印モデルで比較すると以下表の通り、二世代離れていると性能差が少し大きくなります。iPhone15シリーズでは無印モデルでも48MPのメインカメラが搭載されたほか、ダイナミックアイランドやUSB-Cコネクタの対応で利便性の高さが評価されています。
スペック比較 | iPhone15モデル | iPhone13モデル |
重量 | 171g | 173g |
ディスプレイ | 解像度:1179 x 2556 ※ダイナミックアイランド搭載 | 解像度:1170 x 2532 |
プロセッサ | A16 Bionic(RAM:6GB) | A15 Bionic(RAM:4GB) |
カメラ | メインカメラ:4,800万画素 | メインカメラ:1,200万画素 |
バッテリー | 動画再生:最大20時間 | 動画再生:最大19時間 |
充電規格 | USB-Cコネクタ対応 | Lightningコネクタ対応 |
比較的新しいモデルなのでiPhone13と比べて高くなりますが、リファービッシュ品ならお得な価格でご購入いただけます。気になる方はiPhone15の整備済製品価格もぜひご参考ください。
iPhone13のレビュー・性能面の解説など一通り確認しましたが、iPhone SEシリーズ(第1世代・第2世代)やiPhone11シリーズより古いモデルを使っているiPhoneユーザーにとって、iPhone13に買い替えするメリットが大きいと言えます。
iPhone13は型落ちのiPhoneモデルではありますが、A15チップの高性能なプロセッサで実用的なカメラ機能も多く、普段使いのスマートフォンとして満足のいくスペックです。リファービッシュ品であれば10万円以下の価格帯で購入できるので、iPhoneの買い替えで予算が限られているユーザーにもおすすめです。
iPhone13はリファービッシュ品価格が安いメリットもありますが、全体的にバランスの取れた性能で使いやすいといった評価もされます。使いやすいサイズと重さを持ち、日常的な使用に最適なバランスの取れた性能を提供します。
古いモデルのiPhoneを長く使っている方にとって、iPhone13に買い替えることで快適に活用できるようになります。ガラケーからスマホの乗り換え・買い替えを検討している方でも、iPhone13なら問題なく使えるでしょう。
また、6.1インチの画面サイズが大きく感じる場合には、同等のスペックでコンパクトに扱えるiPhone13 miniもおすすめです。詳しくはiPhone13シリーズの機種比較もご参考ください。
iPhone13はバッテリーの持ちも良いことから、型落ちモデルでも購入する価値があると言えます。動画再生で最大19時間持続するスペックで、外出先で動画視聴やカメラ撮影など頻繁にする方でも電池切れの心配なく利用できます。
iPhone8やiPhone Xなど古いモデルからの買い替えで、コスパが高く感じるといったレビューもあります。古い機種を3年以上使っており、iPhoneのバッテリー寿命を迎えたものの買い替えの費用がもったいない...と感じる方はリファービッシュ済のiPhone13を選んでみるといいでしょう。
iPhone13のカメラは高性能で、光学式手ぶれ補正の搭載でキレイに撮影できるほかシネマティックモードやフォトグラフスタイルなど、使いやすい点で好評です。
後継機種のPro・Pro Maxモデルでは、空間ビデオ撮影や高性能な光学ズームなどアップグレードされていますが、一般的な写真撮影ではあまり利用しなかったり、スペックが上がったこと自体あまり実感しないことも多くあります。実用性という観点では、iPhone13のカメラ性能で充分だと言えます。
一方で、iPhone13に関する性能面のネガティブなレビューもあります。iPhone13に限らず、最近の無印モデル(下位モデル)にも共通することですが、ディスプレイや生体認証など以下の点でデメリットに感じる点もあるでしょう。
リフレッシュレートやカメラ性能はProモデルより劣る
iPhone15モデルで使えるUSB-Cコネクタはまだ非対応
Face ID(顔認証)が使いにくいというユーザーレビューもある
最近のAndroidスマホでは120Hzのリフレッシュレートが一般的な仕様になっていますが、iPhoneではiPhone13だけでなく、2023年モデルのiPhone15シリーズでも下位モデルは60Hzのリフレッシュレートと低めです。
リフレッシュレートが120Hzなど高いスマートフォンでは、スクロールや動画の動きの滑らかさなどで差を感じます。iPhone15シリーズでも下位モデルは120Hzのリフレッシュノートに非対応という点で、Androidスマホと比較されて低評価の傾向にあります。
iPhoneシリーズの充電規格は長い間、Lightningコネクタに対応していましたが他のデバイスとの互換性がないため使いづらいといった評価がされています。
MacBookやiPadなど他のApple製品と同じ充電ケーブルを使いたい
動画など大容量データの転送をよくする
USB-Cのデータ転送が遅く感じる
などに該当するiPhoneユーザーは、USB-C対応であるiPhone15シリーズ以降のモデルが適しています。
また、Face IDのロック解除が不向きだと感じるユーザーは、指紋認証(Touch ID)の方が片手で楽に使えます。ナンバリングモデルはiPhone X以降Face ID限定ですが、iPhone SEシリーズは引き続きホームボタンのある指紋認証に対応しています。
iPhone SE(第3世代)はiPhone13と同じA15プロセッサで、コンパクトなスマホが好みな方にもおすすめです。リファービッシュ品価格ではより安く、シングルカメラであるため写真・動画撮影性能は劣りますがエントリーモデルとしても高く評価されています。
iPhone13モデルのレビューについて一通り解説しましたが、iPhoneの新規購入・買い替えではリファービッシュ品(整備済製品)がおすすめです。iPhoneが高い理由でも解説していますが、新品・定価のiPhone端末は円安やインフレなどの影響を受けて年々高額になっています。
iPhone13など、気になるiPhoneモデルを購入するなら新品や中古品よりもリファービッシュ品の方がコストパフォーマンスでおすすめです。中古品とリファービッシュ品の違いとして品質での信頼度が異なり、新品と同等の動作が確認された上で販売しています。
バックマーケットでは、厳格な審査プロセスを通過した最高のリファービッシュ業者だけがiPhoneなどスマホ整備品を販売できるので、信頼できる高品質のデバイスを安心してご購入できます。
あまりリファービッシュ品について馴染みがない方にとって、「安すぎる海外企業のオンラインショップは不安...」と感じるかもしれません。ですが、バックマーケットでは品質を下げて安くしているのではなく、独自の品質スコアアルゴリズムを利用した販売や多数の販売業者との連携など、安く提供できる取り組みを行っております。
詳しくはバックマーケットの整備済製品が安い理由でも解説していますので、ご確認いただけますと幸いです。iPhone13のほか、様々なiPhoneモデルから比較検討する際にもぜひリファービッシュ品をご活用ください!
参考までに、実際に無印モデルのiPhone13をご購入いただいたお客様のレビューについて、以下で抜粋しました。iPhone13のお客様レビューより、評価の詳細もご確認いただけます。
Cグレードでも個人的には中古品として全く気にならない・バッテリー容量は91%(iPhone 13 256GB - グリーン)
しっかり梱包された状態・新品同様と感じられるものが届きました(iPhone 13 256GB - スターライト)
ランクにBでしたがキズが何もありません・バッテリーは89%と86%でまずまず満足(iPhone 13 256GB - ピンク)
再生品のスマートフォンで外観の傷やバッテリーの消耗など気になるところですが、バックマーケットでは好評のレビューを多くいただいております。確実にキレイな端末が欲しいならAグレードの商品で見てみるといいでしょう。
コンテンツクリエーターとして7年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。