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2018年9月に発売されたiPhone XSシリーズは、古い機種ですが比較的良い性能であるため現在も使っているユーザーはいるかと思います。ただ、発売から5年以上経過したiPhone XS・iPhone XS Maxは、いつまで使えるか不安に感じるのではないでしょうか。そこで、こちらのページではiOSのアップデートや修理サポートなどの観点から、iPhone XSがいつまで使えるのかといった重要なポイントや、iPhone XSからの買い替えでおすすめの機種などを解説します!
Back Market Japanの第1号社員・サプライチームリーダーとしてサイト内全ての商品を仕入れから販売、最適化まで管理。販売事業者との連携業務に従事しており、iPhoneなどのデバイスに関する専門知識はBack Market社内で最も精通している。業務経験と専門知識を活かし、正確で役立つ情報をご提供できるように努めている。 *監修記事一覧を確認
はじめに、iPhone XSに関する基本的なスペックや機能の特徴などを解説します。iPhone XSは2017年にリリースされたiPhone Xと、2018年10月リリースのiPhone XRの間にあるナンバリングモデルで、各機種で違いがあります。
iPhone XSシリーズでは無印モデルとMaxの2種類があり、スペック概要は以下の通りです。バックマーケットで販売しているリファービッシュ品(中古&整備済iPhone)の価格目安(2024年8月時点)も掲載していますが、リファービッシュ済の機種であれば2万円台からの購入が可能です。
iPhone XSシリーズ | ||
チップ(プロセッサ) | A12 Bionic | A12 Bionic |
ディスプレイ | 5.8インチ:Super Retina HDディスプレイ | 6.5インチ:Super Retina HDディスプレイ |
解像度 | 2436 x 1125 | 2688 x 1242 |
サイズ・寸法 | 70.9mm x 143.6mm x 7.7mm | 77.4mm x 157.5mm x 7.7mm |
重量 | 177g | 208g |
アウトカメラ | 広角カメラ:1,200万画素/ F1.8 望遠カメラ:1,200万画素 / F2.4 | 広角カメラ:1,200万画素/ F1.8 望遠カメラ:1,200万画素 / F2.4 |
インカメラ | 700万画素 / F2.2 | 700万画素 / F2.2 |
メモリ(RAM) | 4GB | 4GB |
ストレージ容量 | 64/256/512 GB | 64/256/512 GB |
バッテリー容量 | 2,658mAh(動画再生時間目安:最大14時間) | 3,174mAh(動画再生時間目安:最大15時間) |
生体認証 | Face ID(顔認証) | Face ID(顔認証) |
電子決済 | FeliCa対応 | FeliCa対応 |
リファービッシュ品の価格目安 | 20,304円〜 | 33,692円〜 |
iPhone XSとiPhone XS Maxでは主に画面の大きさやバッテリーの性能、端末の重さが違います。iPhone XS Maxは6.5インチの大きさで、最近のiPhoneモデルに当てはめるとPlusシリーズやPro Maxシリーズの6.7インチに近いサイズです。
ただ、それ以外にはあまり違いがなく基本性能であるプロセッサ(A12チップ)やカメラ性能、ディスプレイの画質などは同じです。Pro・Proシリーズでは一般的にカメラ性能などが良くなりますが、iPhone XS Maxは物理的な違い(大きさ・重さ)だけとなります。
iPhone XSはナンバリングモデルではありますが、少し特殊なリリースの出し方をしています。以下の通り、XSの前後に似たようなシリーズが短期間で発売されています。
iPhone X:2017年11月リリース
iPhone XS・XS Max:2018年9月リリース
iPhone XR:2018年10月リリース
iPhone XからXSシリーズでは、ストレージ容量の選択肢が増えてより大きい512GBが追加されました。また、耐水性能がIP67等級からIP68等級に向上していたり、プロセッサもA11からA12チップに改善されているなどの変化が見られます。
iPhone XSからXRシリーズで確認できるアップグレードは、バッテリー性能がより向上していたり、ディスプレイサイズが6.1インチでちょうど良いサイズ感のスマホが使えるといった良さもあります。
ただ、iPhone XRではシングルカメラになっていたり、HDRディスプレイに非対応・耐水性能がIP67に低下などスペックダウンになっている点もありますが、iPhone XSと比べて価格が多少安くなっています。また、サポート期間などiPhone XRはいつまで使える?の関連記事で解説しています。
iPhone XやXRとは似たようなモデルですが、カメラ性能や耐水性能などが優れている点もあり、iPhone XSは比較的選ばれやすい機種だと言えます。
これまでiPhone XSを利用しているユーザーや、安い型落ちモデルに買い替えを検討している方ではiPhone XSがいつまで使えるのか特に気になるでしょう。
iPhoneがいつまで使えるかを判断する基準の一つで、iOSのアップデート対象であるかどうかが大事となります。最新のiOSに対応しているiPhoneのモデルを確認しますと、2024年8月現在ではiPhone XSはiOS17.6のアップデート対象になっています。
一方で一つ前の機種であるiPhone Xは、2023年9月にリリースされたiOS17のアップデート対象外になっています。iPhone Xはいつまで使える?にて解説していますが、iPhone XSよりも販売終了が早いiPhone Xは一足早くiOSのサポート対象外になったため、2024年以降の利用があまり推奨されません。
iPhone XSは2024年にリリースされるiOS 18にも対応する予定ですが、今後アップデート対象外になる可能性が高いです。iOSのアップデートができないと、最新のアプリが利用できなくなったりセキュリティ面での脆弱性リスクが高まります。
Apple公式による修理サポートも期間が決まっており、販売終了してから5年以内は適用されます。5年以上経過するとビンテージ製品扱いになり、端末や部品を調達できない場合には修理不可となります。
iPhone XSは2019年9月に販売終了しているため、2024年9月までは修理サポートの継続が見込まれます。また、同じタイミングで販売終了しているiPhone 7はビンテージ扱いになっています。
👉iPhone 7はいつまで使える?サポート終了後の利用に関する注意点
iOSのアップデートが続いているiPhone XSでは、セキュリティアップデートも対象となっており最新でも2023年12月に実施されています。
iOSのアップデートサポートが終わった機種に対しても、Appleではセキュリティアップデートをしばらく実施します。そのため、iOSのアップデート対象外になる2024年以降でも数年は継続される見込みです。
これまでご説明しましたiPhone XSのサポート状況から、2024年以降もある程度は使える機種であることが分かります。ただ、iOSのアップデート終了によるセキュリティ面での懸念など、長期的な利用では懸念が残ります。
サポート終了後になる2024年〜2025年以降はデメリットもありますが、リファービッシュ品のiPhone XSは格安で、コストパフォーマンスも優れていることから使い方を限定すれば活用できます。
これからiPhone XSを新たに購入する場合や、引き続きiPhone XSを使い続けるのにおすすめなユーザーの傾向・特徴を確認しておきましょう。
iPhone XSは最新の機種と比べると、カメラ性能やプロセッサなどスペックが劣り、2023年リリースのiPhone15モデルに相当するハイスペックなスマホを求めているユーザーには適していません。
ただ、スマホの性能にあまりこだわらずカメラをほとんど利用しなかったり、ゲームやアプリの利用頻度も少ないのであればiPhone XSでも充分に活用できます。機能よりも安さを重視する場合にiPhone XSはおすすめで、2万円台で買えるリファービッシュ済の端末は魅力的です。
iPhoneなどのスマホについて、2年以内によく買い替えをするユーザーもiPhone XSがおすすめです。一つの端末を長く使うのはバッテリーの持ちを悪くする要因もあり、1〜2年を目処に買い換える人もいるでしょう。
iPhone XSはサポートが外れる2024〜2025年以降は使いづらくなりますが、長期での利用を想定しておらず「そのうちまた機種変更をするから問題ない」と考えているユーザーであれば、安く買い替えできる賢い選択肢だと言えます。
iPhoneに限らずスマホのトレンドで、大きなディスプレイの端末について需要が高まっています。スマホで遊べるオンラインゲームが普及したり、機能の多様性から見やすさ・文字の大きさを優先するといった要因があります。
最近の大画面スマホではiPhone14 Plusモデルや、よりハイスペックのiPhone15 Plusモデルもありますが、リリースからそれほど経過してない新しいPlusシリーズは価格の高さがネックです。
そこで、大画面のスマホを安く欲しいといった需要にiPhone XS Maxが応えられます。6.7インチのPlusシリーズより若干小さいですが、6.5インチの大画面スマホをリファービッシュ品なら3万円台でご購入いただけます。無印モデルのiPhone XSよりバッテリーの持ちも良く、動画視聴やゲームをより快適に楽しめるでしょう。
iPhone XSでは購入するメリット・おすすめできるユーザーもいる一方で、2024年以降に使い続ける際の注意点もあります。iOSのアップデートが今後できなくなったり、長期利用している端末での不具合が確認された際には買い替えを検討するといいでしょう。
2024年8月の時点ではiPhone XSおよびiPhone XS Maxが最新のiOSバージョン「iOS 18」のアップデート対象となることを公式に発表されました。ただ、前モデルのiPhone Xがアップデート対象外になっていることから、最新のiOSバージョンに更新できない時期は近くなっています。
iOSのアップデートサポートが終わってもセキュリティアップデートはしばらく続きますが、最新OSでないことで不具合の解消やバグの除去などがされない可能性があります。
また、iOSだけでなくアプリ側も逐一アップデートされますが、iOSが最新でないとアップデートが途絶えて使えなくなることもあるでしょう。詳しくはiOSの概要・バージョンごとの機能で解説していますが、2〜3年以上使うiPhone機種としてはXSシリーズには不安が残ります。
長期でiPhone XSを愛用しているユーザーは、端末やバッテリーの消耗や故障から不便に感じることも多いです。
バッテリーが持たなくなりモバイルバッテリーの携帯をしないと不安
ソーシャルゲームをすると画面が重く強制終了も度々ある
本体・画面のキズが多い
バッテリーや端末の寿命を長くする方法もありますが、3年以上も使うと劣化が進むため機能性が低下します。我慢して使い続けるより、よりハイスペックなiPhoneモデルに変えた方が満足度が上がるでしょう。
iPhone XSは2024年9月ごろで修理サポートの対象外になることが推測されますが、修理サポートがないと仮に故障してもApple側への依頼ができなくなります。
長期利用で消耗したバッテリーの交換も同様に、Apple公式による交換ができないため機種自体の買い替えが必須となるでしょう。
iPhone XSからの機種変更ではメリットも多く、後継機種への買い替えで快適にスマートフォンを使えるようになります。
iPhoneの買い替えでは価格が高くなるから同じ機種をとりあえず使っているというユーザーも多いですが、型落ちモデルのリファービッシュ品は5万円以下でも購入できる機種もあるので、コストパフォーマンスの高さでも買い替えがおすすめです。
iPhone11シリーズ以降のナンバリングモデルでは、無印モデルを含む全ての端末に超広角カメラが実装されました。超広角カメラがあることで広い景色を撮影しやすくなったり、大人数での写真にも対応できるようになっています。
ほかにもカメラ機能関連のアップグレードが多く、シネマティックモードやセンサーシフト光学式手ブレ補正など、よりキレイに撮影できる性能となっています。SNSで写真や動画をアップしたり、動画編集などもしたいユーザーはiPhone XSから後継機種の買い替えが望ましいですね。
👉参考:iPhone11/12/13の違い・比較を詳しく解説
iPhone XSのバッテリー持続時間(動画再生時間目安)は最大14時間ですが、以下の通り後継機種にすることでバッテリーの持ちが向上します。
iPhone SE(第3世代):15時間
iPhone11:17時間
iPhone12:17時間
iPhone13:19時間
iPhone11以降の無印モデルは6.1インチの大型ディスプレイになっていることもあり、バッテリーが大きくなっていることやプロセッサの性能が良くなっており、持続時間が延びています。
外出先でiPhoneを利用する機会が多いユーザーにとって、バッテリー性能の改善でより安心して使えるようになるでしょう。また、プロセッサの性能改善によるハイエンドスマホに相応しいスペック環境も注目されており、流行りのオンラインゲームも高画質で楽しめるようになりました。
iPhone12以降の機種ではワイヤレス充電(MagSafe)にも対応しており、利便性の高さでも評価されています。
以下でも紹介していますが、iPhone12へのアップグレードでは機能性に関する改善も多く、マスク着用でのFace IDに対応したり5G通信に対応するなど今時の用途・需要に合っています。
iPhoneはリリース時の価格こそ高いですが、新しい機種が登場することで型落ちモデルとしての価格調整が発生します。iPhoneなどのApple製品は全体的に高スペックで、数世代前の機種でも多くのユーザーのニーズに応えられるスペックがあり、型落ちモデルでも満足するでしょう。
特にバックマーケットで販売しているリファービッシュ品(整備済製品)は、型落ちモデルの価格が安く、機能性が高く新品と同等の動作が確認されている端末をお得に購入できます。リファービッシュ品についてあまりイメージがない方や「そもそもバックマーケットでどんな会社?」など、疑問を感じる方は以下の関連記事もご参考いただけますと幸いです。
iPhone XSからの買い替えでは後継機種が候補となりますが、特におすすめのiPhoneモデルを紹介します。バックマーケットでより多くのお客様に選ばれるリファービッシュ品を基準に評価した、人気iPhone機種ランキングもあわせて比較してみてはいかがでしょうか。
使いやすさや安さを重視している方はiPhone SE(第3世代)がおすすめです。ホームボタンのある外観やサイズ感はiPhone 8シリーズと似ていますが、機能面では優れておりiPhone14の無印モデルと同じA15チップを採用していることや、5G対応・ワイヤレス充電などiPhone XSと比べても格段に性能が向上しています。
リファービッシュ品の販売価格は4万円台からで、安くご購入いただけます。ホームボタンによる指紋認証の方が使いやすかったり、4.7インチの小型ディスプレイで片手で扱えるスマホが欲しいならiPhone SE3を検討してみるといいでしょう。
利便性やカメラなどの機能もある程度欲しく、コストパフォーマンスに優れた機種を求めるならiPhone12モデルが推奨されます。iPhone12はおすすめ人気機種ランキングでも1位に掲載しており、リファービッシュ品としての需要もとても高いです。
リファービッシュ済の端末を5万円台の安い価格帯で買えるほか、超広角カメラを含めたデュアルカメラシステムやバッテリー性能の向上など様々なメリットがあります。6.1インチの無印モデルのほか、5.4インチの小型ディスプレイであるminiモデルも人気で、詳しくはiPhone12シリーズの比較解説もご参考ください。
iPhone12はいつまで使える?の関連記事でも解説していますが、iPhone XSよりも長く使えることが見込まれます。サポート期間などから2026〜2027年までiPhone12は使えるので、より長期で品質の高いスマホを利用したいユーザーにおすすめです。
iPhone XSからの買い替えで、より高性能な機種を検討している場合にはiPhone14 Proが候補になります。iPhone14のカメラ性能が好評で、iPhone14 Proは4,800万画素のメインカメラに新しいフォトニックエンジン機能・アクションモード機能など、プロ仕様のモデルとなっています。
リファービッシュ品価格でも10万円以上と高価ですが、新品よりお得にご購入いただけます。ある程度の予算があり、ゲームや動画撮影・編集などで役立つ機能が欲しい方にはおすすめの機種です。詳しいスペックや用途など知りたい方は、iPhone14 Proのレビューページをご確認ください。
いつまで使えるかを中心にiPhone XSについて解説しましたが、サポート状況の観点から2024年以降もある程度は使えそうですが、長期的な利用はあまりおすすめしません。iOSのアップデートや修理サポートの対象外になると安全性に関するリスクなどデメリットもあり、買い替えを検討するといいですね。
iPhoneの買い替えでは最新機種にする必要もなく、数世代前の型落ちモデルでも充分なスペックがあります。また、リファービッシュ品による価格のメリットも大きく、安さを重視するなら5万円台以下で買えそうなモデルがおすすめです。
バックマーケットで販売しているリファービッシュ品は全てSIMフリーで、格安SIMを使って乗り換えもスムーズです。加えて1年間の動作保証と30日間の返金保証もあり、初めてリファービッシュ品を使う方でも安心してお買い求めいただけます!
コンテンツクリエーターとして6年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。