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2025年2月22日に更新済み
2025年2月22日
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Sun
BackMarket コンテンツクリエーター
iOS(アイオーエス)はiPhoneなどのApple製品に搭載されているOSで、2025年2月時点ではiOS18.3までのバージョンが公開されています。iOSとAndroid OSの違いや、iOSの性能・利用するメリットなどをこちらのページで解説するほか、最新のiOSバージョンの機能や対応している機種もご確認いただけます。古いiPhone機種では最新のiOSに対応していないため、機能制限のほかセキュリティ面でのリスクがあるのでご注意ください。
iOSは「アイオーエス」と読みますが、オペレーティングシステムと呼ばれるOSの一種です。OSは、コンピュータやスマートフォンを動作させるための基本的なシステムであり、ハードウェアとソフトウェアの間で動作を調整する役割を果たします。
関連記事のスマホ・モバイル用語集でもOSの意味について解説してはいますが、コンピューター系の専門用語は今一つ分からない...という方もいるでしょう。そこで、まずはiOSを含むOSの基礎的な知識から確認します。
iOSやOSは、デバイスの内部にあるソフトウェアの一部で「基本ソフトウェア」とも呼ばれます。具体的には、デバイスのストレージ(内部記憶装置)にインストールされています。OSは、デバイスのハードウェアとユーザーが使うアプリケーションの間で動作し、デバイス全体の管理や操作を行うための基本的なソフトウェアです。
OSを例えるなら管理者やマネージャーのようなもので、身近な人間や物に当てはめると以下の通りです。
プロジェクトチームのタスクや仕事量を管理するマネージャー
学校全体の運営を管理し、先生や生徒がスムーズに活動できるようにする校長先生
車や歩行者が安全に交差点を通過できるように、信号を管理する交通信号
OSは言わば、デバイスの「脳」になります。脳が体全体の動きを制御するように、OSはデバイス全体の動作を制御します。脳が神経を通じて体の各部分に指示を出すように、OSはハードウェアとソフトウェアの間で情報をやり取りします。
このOSがない状態では、スマートフォンやパソコンにインストールされているアプリやソフトができず、画面表示や操作が全くできないことになります。そのため、デバイスの性能や機能を判断する上で、OSのスペックが非常に重要となります。
OSはスマホやパソコンなど、デバイス全体にインストールされている基本ソフトウェアを意味しますが、iOSはAppleが開発したモバイルオペレーティングシステム(OS)で、主にiPhone、iPad、iPod touchなどのデバイスに搭載されています。OSの種類の一つに、iOSがあるといったイメージです。
過去の機種ではiPod TouchやiPadシリーズにもiOSは対応していましたが、iPod Touchは2022年に販売終了しており、最近のiPadモデルはタブレットに最適化されたiPad OSへ移行したため、iOS=iPhone専用のOSという認識で大体合っています。
最新iOSバージョンで提供している機能など詳しくは後ほど解説していますが、iOSでできることや役割について大枠をまとめると以下の通りです。
ユーザーインターフェースの提供:ユーザーがデバイスを操作するための直感的なインターフェースであるホーム画面やアプリランチャー、通知センターなどを提供します。
アプリケーションの実行:App StoreからダウンロードしたアプリケーションをiOSによって実行します。アプリはメッセージやカメラ、ブラウザやSNSなど様々な種類があります。
メモリ管理:iPhoneのアプリケーションのパフォーマンスを最適化し、システム全体の効率を向上させます。
周辺機器の管理:Bluetoothなどを使った他のデバイスとの接続管理を行います。また、周辺機器との通信でデバイスのバッテリー寿命に与える影響を最小限に抑えるための設計にも対応しています。
セキュリティの確保:iPhoneのセキュリティを確保するために、データ暗号化や指紋認証(Touch ID)、顔認証(Face ID)などの機能を提供します。
iOSはiPhoneの性能や機能を管理・維持する役割があり、バージョンアップされるごとに省電力が強化されたり、メモリの効率的な利用が改善されてアプリの起動・操作速度が向上するといったアップデートが見られます。
また、比較的新しいiOSバージョンが搭載されているiPhoneには最新の機能が搭載されたり、処理速度が速くなるほかセキュリティ関連の対策も確実になります。
スマートフォンに関わるOSではiOSのほか、Android OS(アンドロイド オーエス)があります。iPhoneとAndroidの違い・比較はよく注目されるポイントですが、同じスマートフォンのOSでも特徴や性能は異なります。
Apple社で開発されたiOSは、iPhoneシリーズがメインのApple製品限定で対応しており、他のスマホメーカーは利用できません。言わば自社開発のOSであるためAndroidスマホと比べると製造コストが高くなり、iPhoneの価格が高い理由の一つとして挙げられます。
ただ、iOSが搭載されているiPhoneはセキュリティの高さや、ガラケーからスマホへ乗り換えするユーザーでも使いやすさを感じる操作性・ユーザーエクスペリエンスで評価されています。
セキュリティの高さ:iOSはセキュリティ面で非常に強固です。AppleはApp Storeで提供されるアプリを厳しく審査し、マルウェアやスパムアプリの侵入を防いでいます。また、古い機種でも長期的なセキュリティアップデートを実施しています。
ユーザーエクスペリエンス:直感的で使いやすいユーザーインターフェースを提供し、どのデバイスでも一貫した操作性を維持しています。
iOSのアップデート頻度:セキュリティアップデートと同様、iOS自体のアップデートも長期で対応するほか定期的にバージョンアップします。
Apple製品のエコシステム・互換性:iPadやMacBook、AirPodsとの連携がしやすいです。
iPhoneのiOSのアップデート頻度が高く、バグや不具合が発生した場合でもすぐ改善されるほか、Apple WatchやAirPodsなどの周辺機器も多く、シームレスや連携・データ転送もメリットと言えます。
日本国内ではiPhoneユーザーの割合が比較的多く、iPadやMacBookを有効活用したい方にとってiPhoneの利便性が高く感じられます。iPadでできること・活用方法でも解説しており、Apple製品を使いこなしたい方にiPhoneがおすすめです。
対してAndroid OSはGoogle社が開発したOSで、オープンソースであるため多くのメーカーがカスタマイズして使用できます。iOSはiPhoneシリーズ一択ですが、Android OSは多様なデバイスが市場に出回っています。
カスタマイズの自由度:AndroidはiOSに比べてカスタマイズの自由度が高く、ウィジェットの追加やホーム画面のレイアウト変更を簡単にできます。
アップデートの頻度:Androidはメーカーごとにアップデートの提供が異なるため、最新バージョンへの更新が遅れることがあります。
互換性に関する注意点:多様なデバイスに対応している反面、周辺機器の対応など互換性の問題がメーカーごとに発生することも想定されます。
上記の通り、Androidスマホは選択肢が多くカスタマイズもしやすいですが、様々なメーカーが導入していることもありアップデートの更新や互換性でのデメリットもあります。
iOSのアップデートは2007年の初代iPhoneリリース以降、毎年新しいバージョンが登場しています。初期のiOSはまたApp Storeもなく、メールやブラウザ(Safari)などの基本的なアプリしか使えませんでしたが、年々高性能になっています。
以下表では各バージョンのリリース日(日本時間)や機能の概要についてまとめましたが、過去のiPhoneモデルについてスペックの比較をしたい方は、歴代iPhoneの種類もご参考ください。サイズや重さの比較では、iPadのサイズ比較ページが参考になります。
バージョン | リリース日 | 主な機能 | 特徴 |
iPhone OS 1 | 2007年6月29日 | マルチタッチスクリーン、ビジュアルボイスメール、iTunesとの統合 | 初代iPhoneと共に登場し、基本的な電話機能とメディア再生機能に限定。 |
iPhone OS 2 | 2008年11月10日 | App Storeの導入、Microsoft Exchangeのサポート | 3G対応のモデルで、日本で初めて発売されたiPhone 3Gに導入。 |
iPhone OS 3 | 2009年9月19日 | コピー&ペースト、スポットライト検索、MMSのサポート | ビデオ録画機能が追加されたほか、iPadにも導入開始。 |
iOS 4 | 2010年9月18日 | マルチタスキング、カスタム壁紙 | 初めて「iOS」としてブランド名が変更され、マルチタスキングに対応。 |
iOS 5 | 2011年11月10日 | Siri、iMessage、通知センター、iCloud | ワイヤレスアップデートが可能になり、iCloudのほかSiriも導入。 |
iOS 6 | 2012年9月19日 | Apple Maps、FaceTimeの通話対応 | Google MapsからApple独自の地図サービスに移行。 |
iOS 7 | 2013年9月18日 | UI変更による新しいフラットデザイン、コントロールセンター、AirDrop | 大規模なデザイン変更により、よりモダンなUIが導入。 |
iOS 8 | 2014年9月17日 | Apple Music、Apple Pay、iCloud Drive | iPhone 6のほか、Apple Watchモデルにも対応。 |
iOS 9 | 2015年9月16日 | Low Powerモード、3D Touch、マルチタスキングの強化 | パフォーマンスと安定性の向上に重点が置かれた改善。 |
iOS 10 | 2016年9月14日 | Siriのサードパーティアプリサポート、リッチ通知、ポートレート機能 | iPhone 7シリーズ以降より、日本でApple Payの対応を開始 |
iOS 11 | 2017年9月19日 | ファイルアプリ、ARKit、光学手ぶれ補正やHDR対応などカメラ機能の改善 | AR(拡張現実)機能が強化され、iPadの生産性が向上。 |
iOS 12 | 2018年9月17日 | スクリーンタイム、グループFaceTime、Siriショートカット | 特に古いデバイスでのパフォーマンスが大幅に改善。 |
iOS 13 | 2019年9月19日 | ダークモード、新しい写真編集ツール、Sign in with Apple | ダークモードが初めて導入され、プライバシー保護も強化。 |
iOS 14 | 2020年9月16日 | ホーム画面のウィジェット、App Library、ピクチャ・イン・ピクチャ | ホーム画面のカスタマイズが大幅に向上し、アプリの整理が容易に。 |
iOS 15 | 2021年9月21日 | Focusモード、SharePlay、Live Text | 通知の管理が強化され、リアルタイムでのコンテンツ共有が可能に。 |
iOS 16 | 2022年9月12日 | ロック画面のカスタマイズ、メッセージの編集と取り消し、ライブテキストのビデオ対応 | ロック画面にウィジェットが追加できるほか、メッセージ機能が強化。 |
iOS 17 | 2023年9月18日 | スタンバイ機能、インタラクティブウィジェット、ライブ留守番電話 | スタンバイモードで、充電中のiPhoneをスマートディスプレイとして使用可能。 |
iOS 18 | 2024年9月16日 | Apple Intelligence、ホーム画面やコントロールセンターのカスタマイズ、視線トラッキングなど | 高性能なAI機能(Apple Intelligence)によって、日常的な操作が便利に。 |
最新のiOSで活用されている機能や性能の特徴について、iOS 18とiOS 17を中心に詳しく解説します。2024年9月のiPhone16シリーズのリリースとあわせて、iOS 18が最新バージョンとして公開されました。
iOSのバージョンアップについて、リリース年によってはそこまで大きなアップデートがない時もありますが、iOS 18ではインターフェースの大きな改善などが見られます。
1. Apple Intelligence
Apple Intelligenceは生成モデルの力を活用して、ユーザーの個人的なコンテキストに基づいたインテリジェンスを提供します。アプリ間でのタスクの実行が効率化され、日常の作業が簡素化されます。例としては、メモやPageなどのドキュメントツールで要約が校正がされたり、写真の説明に基づき最適な写真・ビデオを自動で選択して一つのムービーに仕上げるといった機能で活用されます。
Apple Intelligenceに対応している機種は以下の通りで、最新のモデルに限定されます。2025年2月リリースのiPhone 16e(iPhone SE4)モデルも対象となりますが、廉価版でそこまで安くないため、お得に購入するならリファービッシュ品のiPhone15 Pro・Pro Maxがおすすめです。
Apple Intelligenceの対象シリーズ | リリース月 | 対象機種 |
iPhone16シリーズ | 2024年9月 | |
2023年9月 | ||
2025年2月(iPhone 16eのみ) |
厳密にはiPhone SEシリーズではなくなりましたが、SE4に位置付けされる廉価版モデルのiPhone 16eが発表された段階で、2025年4月初旬にApple Intelligenceが日本語対応することも公開されました。
2. ホーム画面のカスタマイズ
iOS 18ではアプリアイコンを自由に配置し、ダークモードに合わせて自動的に色を調整することができます。アイコンの位置など柔軟なカスタマイズが可能になったことで、個性的なユーザーエクスペリエンスが評価されています。
アプリに関しては、アプリ個別でのロックや非表示も可能になっています。セキュリティを高めたいアプリコンテンツについて、設定しておくといいでしょう。
3. コントロールセンターの改良
コントロールセンターがマルチページレイアウトに改良され、新しい「コントロールギャラリー」が追加されました。上下のスワイプでグループ化したコントロールアイコンの切り替えができるなど、便利な使い方が期待できます。
4. メッセージの衛星通信
iOS 18ではWi-Fiやセルラー接続がない場合でも、衛星通信を利用してメッセージを送信できる機能が追加されました。緊急時や通信環境が悪い場所でも連絡を取ることができるため、災害時や事故などのリスク対策になります。
5. 写真アプリの大規模なリデザイン
写真アプリが大幅にリデザインされ、写真ライブラリが新しい一つのビューに統合されました。見やすいグリッド表示やコレクションのピン固定などで、お気に入りの写真に簡単にアクセスできます。
そのほかにも細かいアップデートがあり、iPhoneユーザーにとってカスタマイズの幅が広がる点については間違いありません。Android OSで実現できていたホーム画面のカスタマイズなど、iPhone(iOS)で今まで対応していなかった機能も使えるようになっています。
2023年9月にリリースされたiOS 17は、ユーザーエクスペリエンスを向上させるための多くの新機能を導入しました。特に便利な新機能は以下の通りです。実用性の高い機能では、スタンバイモードやインタラクティブウィジェットが注目されています。
1. スタンバイモード
iPhoneを横向きにして充電すると、時計や写真、ウィジェット、ライブアクティビティなどを表示するスタンバイモードが利用できます。夜間モードでは赤い文字で表示され、目の疲れを軽減します。
iPhone14 ProシリーズとiPhone15 Proシリーズでは常時表示ディスプレイに対応しており、「常に画面オン」機能によって画面が完全にオフにならず表示し続けます。対して常時表示ディスプレイに対応していない無印モデルのiPhone15などでは、一定時間経過すると画面表示が自動的に消えます。
2. NameDrop
AirDropの新機能であるNameDropを使うと、iPhoneを他のiPhoneやApple Watchに近づけるだけで連絡先情報を交換できます。特定の電話番号やメールアドレスを選んで共有することが可能です。
3.メッセージ機能
iOS 17では、オーディオメッセージの内容をリアルタイムでテキストに変換して表示する機能が追加されました。また、「到着確認」を使うことで目的地に到着した際、友達や家族などに通知が行くほか、メッセージで位置の共有ができるなど便利な使い方ができます。
4. インタラクティブウィジェット
iOS 17では、ウィジェットがインタラクティブになり、ホーム画面から直接操作できるようになりました。例として、Apple Musicのウィジェットから曲を再生・停止したり、ホームアプリで照明のコントロールをすることが可能です。
5. オフラインマップ
Apple Mapsで特定のエリアをダウンロードすることで、オフラインで使用できるようになりました。インターネット接続がなくてもナビゲーションができるので、Wi-Fi環境がない状況でも活用可能です。
iOSの特徴や最新のiOSに関する機能など一通り解説しましたが、iPhone機種によってはiOSのアップデートに対応していない可能性もあります。これからiPhoneの買い替えをするユーザーや、古すぎるiPhone機種を使い続けている方向けの情報もまとめました。
2025年2月時点で、最新のiOSバージョンに対応している機種は以下表の通りiPhone XS以降となります。また、iPhone SEシリーズでは第2世代以降のモデルが該当します。
iPhoneシリーズ | 対応iOSシリーズ |
iOS 12.0 - | |
iOS 12.0 - | |
iOS 12.0 - | |
iOS 13.0 - | |
iOS 13.0 - | |
iOS 13.0 - | |
iOS 13.4 - | |
iOS 14.1 - | |
iOS 14.1 - | |
iOS 14.1 - | |
iOS 14.1 - | |
iOS 15.0 - | |
iOS 15.0 - | |
iOS 15.0 - | |
iOS 15.0 - | |
iOS 15.4 - | |
iOS 16.0 - | |
iOS 16.0 - | |
iOS 16.0 - | |
iOS 16.0 - | |
iOS 17.0 - | |
iOS 17.0 - | |
iOS 17.0 - | |
iOS 17.0 - | |
iPhone16 | iOS 18.0 - |
iPhone16 Plus | iOS 18.0 - |
iPhone16 Pro | iOS 18.0 - |
iOS 18.0 - |
iPhone Xはいつまで使える?でも解説していますが、iPhone Xより過去のモデルは最新のiOSに対応しておらず、iOS 18以降のバージョンが使えません。2024年リリースのiOS 18によってiPhone XSやXRのサポート終了も推測されましたが、引き続き最新のiOS 18に対応しました。
型落ちモデルのiPhoneを購入した場合には、iOSのアップデートが必要となります。また、iPhoneユーザーの中には一度もiOSを更新したことがなく、いまだにiOS 18を使ったことがないケースも想定されます。
ただiOSの更新方法は簡単で、「設定」のアプリから「一般」>「ソフトウェアアップデート」の項目を選び、最新のiOSバージョンでない場合には更新できるソフトウェア(バージョン)の情報が出るので「今すぐインストール」を選ぶことでアップデートされます。
1.設定アプリから「一般」の項目を選択
2. 「一般」の画面から「ソフトウェアアップデート」の項目を選択
3. 最新の状態でない場合、更新可能なソフトウェアでアップデートを実行
上記のような手順で、最新のiOSバージョンにアップデートができます。ただし注意点として、以下のポイントを事前に確認しておきましょう。
iOSのバージョンアップではデータ通信量が多く、Wi-Fi環境が推奨されます
通信環境によっては30分〜1時間程度かかる可能性もあり、端末の再起動もする必要があります
iPhoneのストレージ容量で、充分な空き容量がないとアップデートできません
ソフトウェアアップデートで必要なデータをダウンロードした後、端末の再起動で時間がかかりますので、iPhneを使わない夜間などの時間帯がおすすめです。また、ストレージの空き容量がない場合には動画やアプリのデータ整理をしてみるといいでしょう。
iOSの更新をしなくてもiPhoneの利用自体は可能ですが、以下のようなデメリットやリスクが考えられます。
セキュリティリスク:セキュリティ脆弱性の修正が含まれているiOSのアップデートがされないと、ハッカーや悪意のある攻撃者がiPhone端末にアクセスするリスクが高くなります。
バグとパフォーマンスの問題:既知のバグの修正やパフォーマンスの改善がされないことで、不具合が生じやすくなります。
新機能・新しいアプリの利用不可:iOSバージョンに対応した追加機能が使えないほか、利用できないアプリが増えます。
iOSの最新バージョンに更新できない古いiPhone機種では、便利な機能が使えないほか非対応のアプリが増えたり、セキュリティの脆弱性など安全性でも懸念されます。
iPhoneの寿命・使える期間でも紹介していますが、iOSのアップデート対象外になった機種は寿命を迎えているとも考えられ、買い替えの検討タイミングだと言えます。2台持ちのサブスマホなど、メインで使わない端末では古い機種も利用価値はありますが、プライベートのほかビジネスシーンでも使っているiPhoneでは、安全性の観点から最新iOSに対応している機種が望ましいです。
iOS 18の最新機能やバージョンアップの方法、最新バージョンが使える対象機種などこれまで解説してきましたが、最新のiOSバージョンにすることでメリットのほかデメリット・気になるポイントもあります。
上記でも解説しましたが、iOSの最新バージョンでは新規機能のほか重要なセキュリティ関連のアップデートも行います。例として、2025年1月にあったiOS18.3のアップデートでは、セキュリティの脆弱性について20件以上の修正がありました。
安全性を重視するなら、最新のiOSバージョンにしておくのが無難な選択です。また、新機能をすぐに試したいユーザーや、iPhone/iPadの初期設定手順でクイックスタート(データ移行)に対応しているiOS12.4以上にするなど、iPhoneを便利に活用する上ではiOSのバージョンアップは重要です。
一方で、リリースからまもない最新のiOSにバージョンアップすると、以下のようなデメリットや注意点もあります。
不具合なバグの発生リスク(リリース直後の場合にはあまり安定しない)
iPhone端末の過熱(追加のアップデートまで解決されないことも)
UIや操作感が異なる(慣れない機能・操作手順に戸惑う)
最新のiOSバージョンはリリース直後だと、不具合やバグが発生しやすいといった恐れがあります。中にはデータの一部が消去してしまったケースもあるので、念のためiCloudなどでバックアップをとっておくことをおすすめします。
基本的には最新のiOSバージョンを使うことが求められますが、ベータ版で公開されていたiOS18など、不具合が確認されたことでダウングレードをしたいケースも想定されます。ダウングレードの場合、Apple公式ではFinderまたはiTunesの利用が推奨されています。
Macをお持ちの方はFinderを開き、USBケーブルでiPhoneと接続することでiPhoneの復元(ダウングレード)が可能となります。ただ、復元の場合には不具合も想定されるため、ダウングレード前には必ずデータのバックアップをしておきましょう。
最新のiOSバージョンについてはiPhone端末でも通知が入りますが、すぐに最新の状態にするかどうか悩む方はインターネットやSNSなどでのレビューを確認しておくことをおすすめします。
iOSを最新バージョンにして再起動やバッテリー消耗が異常など、不具合に関する報告がSNS上であったり、Webサイト上のニュースで最新iOSのバグ報告など掲載されている場合には、アップデートを様子見にしてもいいでしょう。
ユーザー自身の判断でiOSのアップデートをしたい場合、iOSの自動更新をOFFにしておくのが良いです。設定アプリから「一般」>「ソフトウェアアップデート」の項目を選び、「自動アップデート」の項目から以下の画面で設定ができます。
いつでもインストールできる状況へ準備しておきたい場合には、自動インストールの方をOFFにしておけば問題ありません。
iOSが導入されているiPhone機種は、便利な機能が多数搭載されているほかセキュリティ面での信頼性も高くおすすめです。日本国内では10〜20代のユーザーを中心にiPhoneファンの割合が大きいように、ブランド力だけでなくハイスペックな機種としての魅力もあります。
しかし、最近のiPhoneモデルは高額の傾向にあり、買い替えのタイミングを逃してiPhone 8など古い機種をずっと使い続けているユーザーも中にはいるでしょう。そこで、定価よりも安いだけでなく新品と同等の動作が確認された上で販売される、リファービッシュ済のiPhoneがおすすめです。
リファービッシュ品は専門家による検品やクリーニングのほか、状態に応じた修理や部品交換、バッテリー交換を行うため品質面で安心できます。中古iPhoneをおすすめしない理由でも解説していますが、中古品はバッテリーの消耗や端末の故障リスクがあるほか、フリマアプリなど個人販売の中古品では品質保証がないので不安です。
また、バックマーケットの整備済製品が安い理由としては、多数の販売業者と提携していることや独自の品質スコアアルゴリズムを活用していることなど、品質に妥協せずお得な価格で提供している点もご存知いただけますと幸いです。
iOSのアップデートサポートでは2025年2月現在、iPhone XR・XS以降のモデルが対象ですが長期的に使えるiPhoneが欲しい場合にはiPhone13モデルやiPhone SE(第3世代)がおすすめです。最新のiOSが使える期間が長く、リファービッシュ品価格では5万円以下で購入できるお得な機種もあります。
また、リファービッシュ品ではiPhone14シリーズの需要も高くなっており、価格と性能のコストパフォーマンスで評価されています。リファービッシュ品(整備済製品)で人気のiPhoneモデルランキングについて、関連記事でも紹介していますので、コストパフォーマンスに優れたiPhone機種選びでぜひご参考ください!
コンテンツクリエーターとして7年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。