Appleの学割制度とは?学生向けキャンペーンの概要
はじめに、Appleより提供している学割制度の詳細をご紹介します。通年、いつでも実施している「学生・教職員価格」があるほか、ギフトカードにより期間限定キャンペーンの2種類をご利用いただけます。
学生と教職員向けの価格でApple製品を販売
オンラインでApple公式サイトより購入したい場合、「学生・教職員向けストア」では通常より安くMacBookやiPadを購入できます。対象商品に関してはMacBookとiPadがメインで、Apple PencilやSmart Keyboardなどのアクセサリも一部安くなっています。
※教育機関向けのデバイスが中心となるため、iPhoneは学割の対象外となります。
例として、iPadとMacBookの人気モデルについて、通常価格とApple公式サイト(または店頭でのApple Store)での学割価格を比較しました。
iPadの学割 | 通常価格 | 学割価格 | 割引率 |
iPad 第10世代(64GB) | 68,800円 | 63,800円 | 約7% |
iPad Air 第5世代(64GB) | 92,800円 | 84,800円 | 約9% |
iPad Pro 第4世代(128GB) | 124,800円 | 116,800円 | 約6% |
MacBookの学割 | 通常価格 | 学割価格 | 割引率 |
13インチMacbook Air(M2):256GB | 164,800円 | 149,800円 | 約9% |
16インチMacBook (M3 Pro 12コア/18コア:512GB) | 398,800円 | 366,800円 | 約8% |
14インチMacBook Pro(M3 Pro 8コア/10コア:512GB) | 248,800円 | 232,800円 | 約6% |
各モデルで割引率は異なりますが、平均的には5〜10%程度安くなります。ハイスペックのMacBook Proは特に価格が高いため、少しでも安く購入したい学生は有効活用できます。
期間限定の学生向けキャンペーンも実施
また、常時提供されている学割価格以外にも、Apple Storeでは例年の2〜4月ごろに「新学期を始めようキャンペーン」も開催しています。
対象の割引商品は通常の学割と比べて多少異なりますが、学割と併用してAppleギフトカードによる還元を受けられます。例として、2023年に開催された新学期限定のキャンペーン(2023年2〜4月)では、以下のような特徴がありました。
iPhoneなどのApple製品を購入する予定がある学生は、Appleギフトカードの実質的な割引でよりお得に購入できます。2024年以降の新学期限定キャンペーンについて実施は未定ですが、新学期前に期待して待っているAppleユーザーもいるでしょう。
Apple製品に学割がある理由
Appleの学割について「学生・教職員価格」と紹介されているように、学生だけでなく教師・教員に対してもiPadやMacBookなどのデバイスを安く提供しています。
その意図としては教育機関への支援という目的が大きく、講義用のプレゼンテーションやプログラミングなどの学習用教材など、学業に勤しむ子供や資料制作をする教師にとって役立つApple製品を、より買ってもらいやすくする理由が考えられます。
そのため、新学期を迎える学生向けに特別キャンペーンを開催しているように、大学に合格して講義やレポート作成で必要なノートパソコンが欲しい学生や、新学期から着任することが決まっている教員向けのデバイスとして、iPadやMacBookが安く売られています。
特に経済的な余裕がない学生にとって、学割価格で優秀なAppleデバイスを買いやすくなったことは非常にポジティブなことだと感じるでしょう。