iPhoneは古い機種の方が良い?最新モデルでなくても良い理由を解説!

2024年11月18日に更新済み

iPhoneシリーズは毎年新作モデルが発表・リリースされていますが、高い新型機種をあえて購入する必要がないのでは...?と疑問に感じる方もいるでしょう。実際、最新モデルのiPhoneが不要というユーザーも多く、古い機種の方が価格面だけでなく機能・スペックでのメリットもあります。自分にとって最適で使いやすいiPhoneをぜひ、お得な価格で購入できるBack Market(バックマーケット)のリファービッシュ品から探してみてはいかがでしょうか。

iPhoneは最新モデルじゃなくてもいい?最新機種が不要な理由について

2024年11月時点ではiPhone16シリーズが最新モデルになり、カメラスペックの改善やApple Intelligenceの搭載など新機能が注目される一方で、古いiPhone機種が再評価されている傾向も見られます。

最新機種のiPhoneシリーズは高額

iPhoneモデルは年々高額になっており、iPhone16モデルでは無印でも124,800円〜の価格帯と高く感じます。iPhoneが年々高くなっている理由は円安の影響が強く、ドル価格では各シリーズでそこまで値上げされていませんが、円が安くなっていることから価格帯が上がっています。

また、2023年リリースのiPhone15モデルの価格も、iPhone16シリーズと同水準です。iPhone16シリーズのリリースにより下位モデルの価格は下がりましたが、それでも新品・定価では予算が合わないというユーザーも多いでしょう。

型落ちのiPhoneシリーズと比べて大きな性能差がない

最新機種を選ぶ必要性があまりない理由として、数世代前のiPhoneモデルでもそこまで性能差がないという特徴が挙げられます。ブラウザ閲覧やSNSなどのアプリ、日常的な写真・動画撮影の用途なら、型落ちのiPhoneで問題なく使えます。

👉型落ちiPhoneを購入するメリットとは?

iPhone 6シリーズなど10年前以上のモデルだとさすがに多様な使い方には支障がありますが、数世代前程度の機種なら高性能だと言えます。iPhoneとAndroidスマホの違いでも解説していますが、iOSの性能やセキュリティ対策が評価されているiPhoneは昔のプロセッサ・端末でも快適に操作できます。

古いiPhone機種の方が使いやすいというレビューもある

さらに、iPhoneユーザーによっては最新モデルよりも古い機種の方が使いやすいといったレビューもあり、具体的なポイントは以下の通りです。

  • ある程度の性能があり、コンパクトな機種がいい:型落ちのminiモデルがおすすめ

  • 指紋認証が使えるホームボタンが良い:SEシリーズがおすすめ

  • スペックが低くてもいいからサブスマホを安く買いたい:1万円前後で買えるリファービッシュ品のiPhoneが狙い目

バックマーケットのリファービッシュ品なら、miniモデルやSEシリーズのほか既にApple Storeで販売終了している機種もご購入いただけます。カメラやバッテリー容量などのスペックも重要ですが、使いやすさや安さを基準に古い機種も比較してみるといいでしょう。

古い機種のiPhoneにするメリット1:コンパクトなモデルを選べる

古い機種を選ぶメリットとして、コンパクトで軽量なiPhoneが使える点が挙げられます。iPhoneだけでなくスマートフォン市場全体の傾向として、6インチ以上の大画面機種が主流になっていますが、小型端末の需要も依然としてあります。

片手で扱いやすい小型モデルも需要がある

最近のiPhoneシリーズは最も小さい無印モデルでも6.1インチの画面サイズになり、4.7インチや5.5インチであった昔のiPhoneモデルに慣れているユーザーにとって大きく感じるでしょう。

大画面のスマートフォンは動画視聴やオンラインゲームに向いていたりバッテリー容量が大きいメリットもありますが、片手での操作がしづらく持ち運びも不便に感じるデメリットも考えられます。手の小さい学生や女性向けのスマホ端末でも、スクロール操作やカメラ撮影においてコンパクトなモデルの方が好まれます。

iPhone miniはiPhone14シリーズ以降で廃止

しかし、iPhoneシリーズではminiモデルの継続リリースはされず、iPhone14シリーズよりminiモデルの廃止がされました。理由はいくつかあり、需要的な問題や売上が芳しくないと言った背景からiPhone14シリーズ以降では6.7インチ画面のPlusモデルが登場しています。

iPhone15 mini・iPhone16 miniの復活を期待していたユーザーもいるかもしれませんが、残念ながら今後コンパクトな機種がAppleから発売される可能性は低いです。また、以下でも解説していますがホームボタン搭載のコンパクトな機種ではSEシリーズも適していますが、第4世代のiPhone SEモデルは6インチ以上の大画面が搭載される見込みです。

軽量でコンパクトな機種ならiPhone13 mini・iPhone12 miniがおすすめ

そのため、軽量で小さい端末を購入するならiPhone13 miniやiPhone12 miniの型落ちモデルがおすすめです。それぞれ5.4インチの画面サイズで軽く、手の小さいユーザーでも片手での操作がしやすいです。

同じ小型モデルであるSEシリーズと比較して、超広角カメラ搭載で高性能な写真・動画撮影ができるほか、iPhone13シリーズではバッテリー持続時間も改善されています。気になる方は、リファービッシュ品から価格比較をしてみてはいかがでしょうか。

古い機種のiPhoneにするメリット2:指紋認証(ホームボタン)が使える

最近のiPhoneシリーズでは顔認証(Face ID)が採用されていますが、ロック解除が簡単な指紋認証(Touch ID)の方が使いやすいと感じるユーザーも多いです。既にホームボタンが廃止になったiPhoneモデルではなく、SEシリーズから選んでみるのもいいでしょう。

ホームボタン搭載の指紋認証は利便性の高さで評価

歴代のiPhoneモデル・種類では生体認証の違いがあり、iPhone 5SモデルからiPhone初の生体認証としてTouch IDの指紋認証が搭載されました。指紋認証はホームボタンに触れることで作動しますが、片手でのロック解除がしやすく物理的なボタンによる使いやすさも評価されていました。

iPhone 7やiPhone 8など古い機種を長く使っているiPhoneユーザーにとって、ホームボタン搭載モデルの方が馴染みがあるでしょう。

iPhone Xモデル以降でホームボタンが廃止

しかし2017年リリースのiPhone X以降、ナンバリングモデルではホームボタンが廃止になり代わりに顔認証(Face ID)が使われるようになりました。iPhoneからホームボタン(指紋認証)がなくなった理由では、防水性などの改善やフルスクリーンにあるデザインの改良、バッテリー容量の増加などが考えられます。

ホームボタンがなくなったことで、大画面でもスリムなデザインを維持できるようになりましたが、顔認証では画面を見る必要があったり、物理ボタンがないことでの使いづらさなどネガティブなレビューもあります。Android機種のような顔認証と指紋認証の両方に対応する仕様も期待されていましたが、iPhone16シリーズまで引き続き指紋認証は非対応となっています。

ホームボタン搭載の機種ならiPhone SE(第3世代)がおすすめ

指紋認証やホームボタンが使いたいiPhoneユーザーは、第3世代のiPhone SEがおすすめです。iPhone SE(第2世代)もリファービッシュ品で人気ですが、5G対応やプロセッサの改善などメリットがあります。

リリースが2022年と比較的新しく、iOSのアップデートサポートやセキュリティサポートの期間も長く、iPhoneとしての寿命・使える期間が長いです。SE3はリファービッシュ品では5万円以下の価格帯でお安く、買い替えしやすいモデルとしてこちらも人気です。

古い機種のiPhoneにするメリット3:サブスマホ用の端末を安く購入できる

最新モデルを選ぶ必要性がない理由として、サブスマホ向けの安価な端末が欲しいケースもあります。リリースからある程度経過している機種は性能面での制限もありますが、2台目のサブスマホとしての用途なら活用できます。

👉スマホ2台持ちのメリット・サブスマホの用途とは?

お子さん向けのキッズスマホ・特定の用途で使う端末で活用

スマートフォンではメイン端末で利用するほか、スペックが低くても問題ないお子さん向けのスマホやサブスマホで使われることもあります。

  • チャットや子供向けの教材アプリが利用できれば問題ない

  • 音楽や動画視聴用のスマホが家に欲しい

  • 車でのカーナビ機能やWi-Fiのルーター専用機など特定の用途で使う

といった使い方を想定しているユーザーにとって、古いiPhoneモデルがおすすめです。最新モデルだと高額でもったいない活用ですが、安価な型落ちモデルならコストパフォーマンスに見合っています。

イヤホンジャック搭載の機種ならiPhone 6Sモデル

バックマーケットのリファービッシュ済iPhoneでは、イヤホンジャックが搭載されているiPhone 6Sモデルもご購入が可能です。変換ケーブルなしで有線イヤホンを使えるメリットがあります。

iPhoneからイヤホンジャックが廃止された理由としては、防水機能の改善や端末の空きスペースを増やしてカメラやバッテリー機能を強化する目的などがあります。そのため、iPhone 7シリーズ以降の機種は全てイヤホンジャックがないのですが、iPhone 6Sまでの機種は3.5mmのイヤホンジャックをそのまま接続できます。

iPhone 7・8シリーズもリファービッシュ品で人気(1万円前後で購入)

また、iPhone 7やiPhone 8シリーズもリファービッシュ品で安く購入できます。最新モデルと比較して性能面では大きく劣りますが、軽量でコンパクトである特徴からキッズスマホでおすすめです。

1万円前後の価格帯と非常にお安く、サブスマホとしてのコストパフォーマンスで評価されています。また、上記でも紹介しましたホームボタン(指紋認証)の機種ではiPhone 8がナンバリングモデルで最後だったため、長期的に利用するユーザーも多いです。

古い機種のiPhoneを購入する際の注意点

最新モデルと比べて型落ち・古いiPhoneモデルの良さについてこれまで解説しましたが、購入時の注意点もあります。古い機種では中古品もありますが、品質に関するデメリットを知っておく必要があるでしょう。

iPhone14シリーズまでの機種はLightningコネクタ(USB-C非対応)

過去モデルのiPhoneはコネクタ(充電端子)が異なり、iPhone14シリーズまではLightningコネクタに対応していますがiPhone15シリーズ以降からはUSB-Cコネクタに変わりました。古いiPhoneモデルを使い続けている方にとってLightningケーブルに慣れているかもしれませんが、最近のiPhoneシリーズやAndroid機種ではUSB-Cコネクタが一般的です。

詳しくはiPhoneのUSB Type-Cはいつから?で解説していますが、USB-Cコネクタは他のデバイスとの互換性が高く、Pro・Pro Maxモデルではデータ転送速度が速いメリットもあります。ただ、従来のLightningコネクタの充電やデータ転送で特に不便だと感じなければ、古い機種でも問題ないでしょう。

古すぎるiPhoneモデルはiOSの最新バージョンが使えない

リリースからの期間が長く空いている過去モデルは、プロセッサやバッテリーなど性能面での懸念があるほかiOSのアップデートサポート外なので要注意です。iOSのアップデート・性能では、常に最新のバージョンにしておく必要がありますが、2024年11月時点ではiPhone Xモデル以前の機種は最新バージョンのアップデートが不可になっています。

最新バージョンでなくてもiPhone自体の利用は可能ですが、最新のアプリが使えないほかセキュリティ面での懸念もあります。ビジネスシーンで使う端末やメインスマホとして購入する際には、iPhone12シリーズ以降(またはiPhone SE2以降)のモデルが望ましいです。

中古品のiPhoneは品質が悪い

古いiPhone機種を購入する際には中古品を選ぶ方もいますが、バッテリーの消耗や品質保証に関するリスクもあります。中古iPhoneをおすすめしない理由も解説していますが、特にフリマアプリなどの個人間取引ではトラブルもあり避けた方が良いでしょう。

フリマアプリで販売されている中古iPhoneは相場よりも安く、普段から日用品やガジェットなどを購入している方にとって身近なものですが、動作保証や返金保証がないため返品や交換ができないデメリットが気になります。また、個人販売の中古iPhoneは盗難品による赤ロム(通信制限)の可能性もあり、品質面も重視するならリファービッシュ品がおすすめです。

古い機種をお得に購入するならリファービッシュ品のiPhoneがおすすめ!

リファービッシュ品についてあまり聞き慣れない方にとって怪しく感じるかもしれませんが、ヨーロッパなど海外では知名度が高くiPhoneだけでなく幅広いガジェットや電化製品で選ばれています。

Back Marketのリファービッシュ品について:中古品との違いは?

バックマーケットで販売しているリファービッシュ品(整備済製品)は、いわゆる再生品ですが専門家による検品やクリーニング、必要に応じた修理や部品交換を行った上で販売されます。そのため、リファービッシュ品と中古品の比較では品質が大きなポイントとなります。

リファービッシュ品は中古品と同程度の安さでありながら、新品と同じようなクオリティで使えるメリットがあります。万が一の故障に備えて、1年間の動作保証や30日間の返金保証が付いているほか、バッテリーの品質を重視するなら新品バッテリーオプションもおすすめです。

リファービッシュ品は海外でも知名度・利用割合が高い

最新モデルを新品で購入するより古い機種をリファービッシュ品から選ぶメリットとして、環境保全の貢献も注目されています。リファービッシュ品における環境への影響データから、電子廃棄物やCO2の大幅な削減などが確認されており、環境破壊問題への意識が特に強いヨーロッパを中心にリファービッシュ品が使われています。

海外で販売されているリファービッシュ品はiPhoneなどのスマートフォンだけでなく、幅広い種類のガジェットやゲーム機器、電化製品など様々な製品にまで普及しています。古い機種は使いやすさだけでなく、環境破壊を止める重要な役割も担います。

iPhoneは最新じゃなくていいと思うならリファービッシュ品が高コスパでおすすめ!

リファービッシュ品のiPhoneは数世代前のモデルを中心に人気で、5万円前後で購入できる安価な機種も比較的高性能です。今回紹介しましたコンパクトやminiモデルやホームボタン搭載のSEシリーズのほか、カメラ性能の高さを重視するユーザー向けのPro・Pro Maxも価格を下げてご購入いただけます。

👉カメラ性能でおすすめのiPhoneモデルはこちら!

今まで新品のiPhoneしか利用したことがない方にとって、リファービッシュ品はお得でコストパフォーマンスの高さを感じるでしょう。古い機種からぜひ、お気に入りのiPhoneを探してみてはいかがでしょうか。

Sun

筆者:SunBackMarket コンテンツクリエーター

コンテンツクリエーターとして6年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。

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