スマホ2台持ちのメリット

スマホ2台持ちのメリット・おすすめする理由は?サブスマホの用途・活用を解説!

2024年6月24日に更新済み

スマホの2台持ちについて、仕事やプライベートの使い分けや特定の用途で便利に活用するなど、多くのメリットがあります。スマホの複数持ちユーザーはガジェット上級者という印象も受けるかもしれませんが、初心者の方でもサブスマホを活用するシーンが多く生活の質が上がるでしょう。スマホ2台持ちについて、メリットやおすすめの用途のほかお得に購入できるスマホ機種についても解説しますので、ぜひご参考ください!

スマホ2台持ちのユーザーの割合・複数持ちの印象について

今やモバイルデバイスとして当たり前に使っているスマートフォンですが、最近では2台持ちのユーザーが増えています。ガジェットに慣れているユーザーだけでなく、10代の若いスマホユーザーも複数持ちで使っている傾向にあります。

スマホ2台持ちのユーザーは10%以上

モバイル社会研究所の調査結果を参考にしますと、日本国内で携帯電話を所有している方の中で、スマートフォンの割合は97%を占めます。さらに、スマホの所有台数について調査したところ、全体の11.4%がスマホ2台持ち(2台以上の所有)であることが判明しています。

・参考:モバイル社会研究所 2024年調査 スマートフォン比率

男性のスマホユーザーで2台持ちの割合は年代ごとの差はあまりないですが、女性スマホユーザーでは若年層で2台以上所有しているユーザーが多い傾向にあります。特に10代(15〜19歳)では20.1%と高く、2割以上が複数持ちで使っています。

スマホを複数台所有・利用しているユーザーのイメージ

10人に1〜2人はスマホ2台持ちで運用していることが想定されますが、メインスマホとサブスマホに分けてスマートフォンを使っている人の印象から、「パソコンやガジェットに強そう」とか「オンラインゲームを自分はしないからサブスマホはいらない」と感じる方もいるでしょう。

  • ハイスペックな機種を使いこなしているガジェット上級者

  • 高いiPhoneモデルやGalaxyモデルを買えるだけの経済力がある

  • プライベートとは別で仕事用のスマホを使っている

といったスマホ複数持ちのユーザーイメージは間違ってはいませんが、スマホやパソコンなどの知識がある方だけでなく、普段の生活においてサブスマホを活用できるシーンは多く、2台持ちのメリットに気付くことでその良さが分かるでしょう。

スマホ2台持ち・サブスマホを活用するメリット

スマホ2台持ちにすることで、用途ごとの使い分けがしやすくなるほかメインスマホがバッテリー切れや紛失などをした場合でのリスク対策になります。様々な視点から、サブスマホを持つメリットを以下でまとめました。

用途ごとに複数のスマホで使い分けができる

スマホを2台持つ最大のメリットの一つは、用途別に使い分けができることです。例えば、仕事用とプライベート用に分けることで、仕事の連絡と個人的なメール・メッセージのやりとりを明確に区別できます。

プライベート向けのスマホでも複数持ちにするメリットがあり、動画やゲームをよくする場合には比較的高性能な端末にインストールして、通話やLINEなどそれ以外の日常的な用途で別のスマホをする使い分けもできます。

また、学生向けのスマホ複数台持ち運用では一方のスマホをソーシャルメディア専用にして、もう一方を日常の連絡や学業用にすることで、ソーシャルメディアの過剰使用を防ぐことができます。

複数台のスマホを使うことでストレージ容量を増やせる

2台のスマホを持つことで、ストレージ容量が実質的に倍増します。古いスマホ機種ではストレージ容量が32GBや64GBなど、余裕がそれほどないため動画のダウンロードやアプリのインストールを頻繁にするとすぐにストレージ容量が埋まります。

そこで、別のスマホ機種に乗り換えをしても古い機種をそのまま使い、写真や動画を保存するために残す価値があります。10代の女性スマホユーザーで2台持ちの割合が高かったのも、より多くの写真・動画データを保存したりたくさんのアプリを使いたいといった目的が考えられるでしょう。

👉参考:iPhoneのストレージ容量について詳しく解説!

メインスマホのバッテリー切れ・通信障害にもサブスマホで対応

外出先でよくスマホを使う方にとって、バッテリー切れが不安になりますよね。ゲームや動画視聴を続けるとバッテリーの消耗が早くなり、いざという時に使えるサブスマホがあると安心です。

iPhoneのバッテリー寿命は2〜3年が目安で、充電回数が多いとフル充電してもバッテリー持ちが悪くなります。モバイルバッテリーによる対策もできますが、メインスマホの劣化が気になる方は2台目を購入して両方を使う手段を取れます。

さらに、異なる通信キャリアのSIMカードを契約できれば、通信障害時にも別のキャリアのネットワークを利用できるため、常に安定した通信環境を確保できます。大手キャリアでは比較的料金プランは高くなりますが、格安SIMのデータプランであれば月額1,000円以下でも契約できるため、万が一の通信障害に対する備えが気軽にできます。

メインスマホの紛失時にすぐ探せられる

メインスマホを紛失した場合でも、サブスマホがあればすぐに探すといった使い道もあります。Androidスマホのほか、iPhoneにも端末の位置を特定できる機能があり、「探す」アプリによってiPhoneのほか、iPadやMacBookなどのApple製品の位置情報を確認できます。

実用性を高める目的で2台持ちが好まれており、サブスマホがあると安心感を得られたり用途ごとの区別がつきやすいメリットがあります。メインスマホの買い替えだけでなく、便利に使えるお得なスマホ機種が気になる方はぜひ、Back Market(バックマーケット)のリファービッシュ済スマホをご利用ください!

スマホ2台持ちの使い分けでおすすめの用途・ユーザーの傾向

スマホを2台持ちにすることで、具体的にどのような使い方ができるのかといった使い道の例のほか、複数持ちがおすすなユーザーの傾向・特徴について詳しく見ていきます。

新しい機種をメインスマホにして古い機種もサブスマホで使い続ける

自然に2台持ちになる例が、現在使っているスマホをサブ端末として残す形で新しい機種を購入するケースがあります。性能やバッテリーの持ちが悪くなってきて、そろそろ買い替えのタイミングが来ているスマホユーザーは、2台持ちを考えてみるといいでしょう。

数世代前のスマホ機種でも、車のカーナビ専用端末として使えたりバックアップデバイスとして活用するなど多くの役割があります。また、大事な写真や動画データを保管しておきたい場合も、クラウドストレージとあわせて古い端末に残しておけます。

オンラインゲームや動画視聴など長時間スマホを使う

バッテリーの消耗が進む使い方をよくするスマホユーザーも、2台目のスマホがあると便利です。ゲームや動画視聴はバッテリーを大量に消費するため、専用のサブスマホを用意することで、メインスマホのバッテリーを節約できます。

動画視聴でも、メインのスマホが小さいと観づらいといったデメリットがありますので、6インチ以上の大画面をサブスマホで選択することもおすすめです。サブ端末ではタブレットも候補としてありますが、外出先や隙間時間で遊ぶゲームや動画視聴では、タブレットよりもスマホの方が持ち運びに便利です。

お子さん向けのスマホでも親が2台持ちとして管理

お子さんにスマホを持たせる際、親が2台持ちとして管理することで安心して利用させることができます。子供向けのサブスマホではフィルタリング機能を設定して、有害なコンテンツから守ることができます。

また、iPhoneシリーズなど高性能なスマホ機種では探す機能もあり、子供が所有するスマホ端末を位置共有でチェックすることが可能であるため、安全性を高める目的でもおすすめです。

海外旅行・出張の機会が多いユーザー

スマホの使い分けではビジネスシーンとプライベートの区別がよくある例ですが、他にも海外での利用で2台持ちが役立ちます。一方のスマホに現地のSIMカードを挿入し、もう一方を日本のSIMカードで使用することで、通信費を節約しつつ常に連絡が取れる状態を維持できます。

デュアルSIMが使えるスマホでは1台だけで海外滞在時の通信もスムーズに行えますが、物理SIMとeSIM対応が多いため、SIMカードを入れ替える手間があります。また、仕事用で使うスマホ端末を分けたいという目的でも、海外出張時ではサブスマホとの運用がしやすいです。

スマホを2台持ちにする際の注意点・デメリット

複数のスマホを所有することに着いて様々な用途やメリットがありますが、持ち運びでの懸念や費用に関するデメリットもあります。

各端末・スマホのデータ管理で手間がかかる

サブスマホ側ではバックアップ専用の端末として明確にデータ管理の棲み分けができていれば問題ないですが、スマホを2台持つことでデータ管理が複雑になる可能性があります。写真や連絡先、アプリのデータが各端末に分散してしまうと、必要なデータがどこにあるのか把握が難しくなります。

データ管理にあまり自信がない方は、iCloudなどのクラウドストレージにまとめてバックアップをするといったやり方もあります。

サブスマホも外出先で使う場合には持ち運びに不便

メインスマホとあわせて、サブ端末も外出先で使いたい場合に持ち運びで手間を感じる方もいるでしょう。2台持ちを避けるスマホユーザーの理由でも、スマホの持ち出しが不便という懸念もよく分かります。

対策としては、メインスマホとサブスマホのどちらかで軽量のモデルにすることが挙げられます。iPhoneシリーズの場合には無印モデルやmini/SE/Pro/Pro Maxなど様々な種類がありますが、SEシリーズのほか比較的高性能であるiPhone12 miniモデルもコンパクト機種として人気です。

SIMフリー端末でないと通信費などのコストが高くなりがち

スマホを購入する際には、SIMフリー(SIMロック解除済)端末であるかどうかの確認が重要です。特定のキャリアでSIMロックされているスマホでは、格安SIMの安価なプランが使えないため毎月の通信費が高くなることが想定されます。

2台目のスマホでは、格安SIMが使えるSIMフリー端末がおすすめです。加えて、端末の費用も安くおさえられるリファービッシュ品(整備済製品)のスマートフォンであれば、経済的な心配も解消されます。

スマホ2台持ち・サブスマホでおすすめの機種は?

サブスマホの購入を検討している方で、どの機種を選ぶべきかお悩みの場合には用途や利便性から判断してみるといいですね。OSの種類にこだわりがなければ、iOSを導入しているiPhoneとAndroidスマホを1台ずつ使う運用が便利です。

iPhone(iOS)とアンドロイドスマホ(Android OS)の2台があると便利

iPhoneとAndroidスマホで2台持ちにすると、様々なアプリが使えたり活用の幅が広がるメリットがあります。

  • 多様な機能の活用:Apple製品との連携で優秀なiPhoneとカスタマイズ性の高いAndroidスマホの両方が使えることで、活用シーンが増えます。

  • アプリの互換性:一部のアプリはiOSで先行リリースされることが多く、iPhoneを持つことで最新のアプリをいち早く利用できます。また、AndroidスマホはGoogleのサービスとの親和性が高く、Google DocsやGoogle Driveなどのビジネスツールを効率的に利用できます。

  • データのバックアップ・セキュリティ対策:iPhoneはセキュリティが高く安全性の高さでおすすめで、AndroidスマホはSDカードが使えることからデータ管理が用意です。

iOSとAndroid OSではプラットフォームや操作性が異なるため最初は混乱するかもしれませんが、慣れれば有用に感じます。Androidスマホが気になる方は、iPhoneとAndroidスマホの違い・比較もぜひご参考ください。

iPhoneの2台持ちにしたい場合は安価なSEシリーズがおすすめ

iPhoneなどApple製品を好むユーザーは、サブ端末では比較的安いSEシリーズがおすすめです。iPhoneモデルが高い理由としてスペックの高さや円安などの影響もありますが、iPhone SE(第3世代・第2世代)はリファービッシュ品だと5万円以下で購入できる安価な価格帯で購入しやすいです。

  • 価格と性能のバランス:iPhone SE(第3世代)は最新のA15 Bionicチップを搭載しており、リファービッシュ品価格では4〜5万円と安価でコストパフォーマンスに優れています。

  • コンパクトなデザイン:iPhone SEは4.7インチのディスプレイサイズと小型で軽量なため、持ち運びが容易です。

  • 利便性の高い指紋認証(Touch ID)を採用:片手でのロック解除がしやすい指紋認証、およびホームボタン等を搭載しており、お子さん向けの端末でも利用しやすいです。

SE3よりスペックは下がりますが、第2世代のiPhone SEは2万円前後の価格帯とさらに安く、気軽に2台目のスマホを購入したい方に適しています。

仕事・ビジネスシーンで使える高性能なスマホ機種は?

仕事向けのスマホ端末では操作しやすい大画面であることやバッテリー持続時間の長さを重視するほか、写真や動画撮影もする職種であればカメラスペックも気になるところですよね。

最新機種の機能や高性能なカメラを使いたい場合には、iPhone15シリーズがおすすめです。メインカメラの画素数が向上したほか、iPhone15のカメラ性能ではProシリーズを中心に改善されています。加えて互換性の高いUSB-Cコネクタに統一されたことで、充電やデータ転送も便利になっています。

また、仕事上で使うアプリやツールなどの互換性からAndroidスマホに限定される場合には、Galaxyシリーズなどのハイエンドモデルもおすすめです。iPhoneとGalaxyの違いでも解説していますが、より高機能なカメラやスタイラスペンの利用が魅力的に感じるならGalaxyモデルも比較してみるといいでしょう。

スマホの2台持ち・サブスマホの購入ではリファービッシュ品がおすすめ!

スマホの2台持ちはビジネスシーンでの利用やバッテリー切れ対策など、メインスマホが使えない時に役立ちます。サブスマホでは格安SIMを使った通信ができるほか、SIMカードがなくてもテザリングやWi-Fi環境がある場所ならすぐに運用できます。

2台目のスマホで購入費用が気になるなら、バックマーケットのリファービッシュ品(整備済製品)がおすすめです。中古のiPhoneに関する注意点は多く、品質の悪さや無保証がデメリットになりますが、リファービッシュ品は新品と同等の動作が確認された上で出荷されるため、安いだけでなく品質も安定しています。

リファービッシュ品のスマホではiPhoneが特に人気で歴代iPhoneの種類やスペックでは、過去モデルの性能の高さが注目されます。数世代前のモデルでも活用できるシーンが多く、サブスマホで気軽に購入できる価格帯になっています。リファービッシュ品について詳しく知りたい方は、リファービッシュ品と中古品の違い・比較もご参考ください。

スマホの2台持ちでよくある質問と回答

最後に、スマホの複数持ちや使い分けでよくある質問や疑問などをまとめました。スマホの代わりにタブレットを使う運用や、データ同期の方法で気になる方もいるでしょう。

スマホ2台ではなくタブレットとスマホの2台持ちでも問題ない?

スマホ2台持ちの代わりに、タブレットとスマホの2台持ちも様々な使い道で役立ちます。タブレットはスマホよりも大きな画面で、文書の編集やプレゼンテーションの閲覧、オンライン授業の受講など、視認性が重要な作業に適しています。

マルチタスクを行ったり、オンラインゲームや動画視聴での満足度を上げるならタブレットがおすすめで、iPadの人気機種ランキングなども参考になります。ただし、iPadなどのタブレットはサブスマホと比べて持ち運びが不便で、キャリアの通話サービスが使えないといったデメリットも想定されます。

サブスマホ用では音声通話SIMとデータSIMのどちらが良い?

サブスマホを外出先でもよく使う場合にはSIMカードの契約も検討するかと思いますが、SIMカードは音声通話とデータ通信の両方ができる「音声通話SIM」と、データ通信専用である「データSIM」の2種類があります。

メインスマホはもちろん音声通話SIMが望ましいですが、ビジネスシーンで使う回線を別にしたい場合や、万が一の通信障害に備えて複数のキャリアのネットワークを利用できるメリットもあり、サブスマホも音声通話SIMにする選択肢もあります。

ただ、サブスマホ向けのSIMはデータ通信だけのプランにしたり、Wi-Fiが使える自宅専用の端末であればSIM契約をしなくても問題なく使えます。音声通話をそこまでしないスマホユーザーであれば、音声通話SIMはメインスマホだけで充分です。

👉参考:スマホ・モバイルガジェットに関する用語集

複数のスマホ端末でデータ同期をさせる方法はある?

サブスマホで写真や動画撮影をよくする場合には、メイン端末とのデータ同期も重要となります。iPhoneの場合にはiCloudを使った写真や連絡先、カレンダー、メモなどの自動同期が便利です。

他にも、無料ストレージが使えるGoogle DriveやDropboxも2台持ちユーザーによく利用されています。AndroidとiOSの両方でデータ管理・同期をしたい場合にはGoogle Driveが使いやすくおすすめです。

Sun

筆者:SunBackMarket コンテンツクリエーター

コンテンツクリエーターとして6年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。

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