SIMフリーの中古iPhoneの品質に関する注意点
SIMフリーの中古iPhoneでは、古い機種に関する注意点や端末保証で気をつけるべきポイントもあります。iPhoneの寿命・使える期間では、iOSのアップデートサポートやバッテリーの消耗にも影響するため、中古iPhoneは長期的に使えないリスクがあることを理解しておきましょう。
古すぎるiPhone機種は最新のアプリが使えない(iOSの更新対象外)
iPhoneのOS(オペレーティングシステム)ではiOSが使われており、Android OSと比較してセキュリティの精度やアップデートの頻度、直感的で使いやすいユーザーインターフェースなどが評価されています。
アップデートのサポート期間もAndroid OSと比べて長く、販売終了した機種でもある程度の更新期間があります。ただし、iOSの概要・性能の解説ページでも紹介していますが、2024年時点ではiPhoen X以前のモデルは最新バージョンのiOSに対応してません。
iOSのバージョンアップができない機種だと最新のアプリが使えないほか、バグの修正やセキュリティアップデートも対象外となるため、安全性が下がります。以下でも紹介していますが、SIMフリーのiPhoneを購入する際には寿命・使える期間が長いiPhone13シリーズ以降のモデルがおすすめです。
端末保証に関する注意点
iPhoneは新品端末の購入日から1年間は、Appleのメーカー保証が有効です。IMEI番号が分かれば、Apple公式のページからも確かめられます。
ただ、購入から1年以上経過している中古iPhoneでは、購入元の端末保証が必須となります。大手キャリアなど、通信事業会社からの保証に関して1年以上経過した中古端末は基本的に対象外となります。そのため、中古iPhoneを提供している販売元独自の保証制度があることが、まず求められます。
以下のような購入後のリスクを考えると、端末保証がないと交換が修理ができず手痛い出費となってしまいます。
オンラインで購入した中古iPhoneについて、画面の傷が想定よりひどかった
バッテリーの持ちが悪く、常に充電しないと使えない状態
購入して数週間後くらいで、すぐに画面が暗くなって動作しなくなった
Webサイトから中古iPhoneを購入する場合、品質やグレードについて確認はできますが実物を見ると思った以上に傷が目立つといったケースがあるほか、購入後すぐに動作不良になることも中古端末では想定されます。
バッテリー消耗に関する注意点
中古iPhoneに関する注意事項として、バッテリーの状態やストレージ容量も確認すべきポイントです。特に整備されていない個人販売の中古デバイスでは、バッテリーの劣化が懸念されます。
中古iPhoneは利用している年数が長いと、バッテリーが劣化しがちです。フル充電を繰り返すと、長時間充電しても本来の80%程度しかバッテリー容量がなく、モバイルバッテリーに頼ることになります。
実物の中古iPhoneでバッテリーの容量を確認する場合、iPhoneの設定アプリより「バッテリー」の項目を選び、バッテリー容量の低下の度合いをチェックできます。ある程度消耗している場合、販売業者にバッテリーの交換ができるかどうか確認してみましょう。
👉iPhoneのバッテリー寿命の目安・交換時期や長持ちさせる方法を解説!
バックマーケットのリファービッシュ品では確実な動作保証・返金保証が付く
一方でバックマーケットであれば、全てのリファービッシュ品(整備済製品)に以下の保証が付きます。仮に不具合が発生したり、バッテリーの容量が充電しても80%を下回る場合には、修理や交換などの対応をいたします。
1年間の動作保証
30日間の返金保証
80%以上のバッテリー容量保証
中古品と比べて品質の保証が充実しており、以下でも解説しているバッテリー容量に関する懸念も保証で対策していますのでおすすめです。
👉リファービッシュ品(整備品)と中古との違いについて詳しく!