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2025年3月2日に更新済み
2025年3月2日
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Sun
BackMarket コンテンツクリエーター
iPadにはセルラーモデルとWi-Fiモデルの2種類があり、セルラーモデルはWi-Fi通信に加えて本体だけでモバイルデータ通信も可能です。iPhoneなどスマートフォンのように、外出先でもインターネット接続を気軽にしたいユーザーにとってセルラーモデルはおすすめですが、価格や費用のデメリットもあります。Wi-Fiモデルと比較してセルラーモデルを選ぶべきかどうか、それぞれの良さやおすすめユーザーの傾向などを一通り解説します。
はじめに、iPadのセルラーモデルはどのような機種なのか基本的な情報からご紹介します。iPadには無印モデルとiPad mini、iPad AirとiPad Proの4種類があり、各機種全てにセルラーモデルとWi-Fiモデルの2パターンから選択できます。
セルラーモデルのiPadはWi-Fiネットワークを使わず、本体のみでモバイルデータ通信が可能な機種です。そのため、Wi-FiモデルはSIMカードを入れることができませんが、セルラーモデルはSIMカードが使えるほか、最近のiPad機種ではeSIMにも対応しています。
SIMフリーのスマホと同様に、月額の通信料を支払うことで場所を問わずインターネット通信ができるのがセルラーモデルの特徴・利点です。iPadでできること・用途は幅広く、外出先で調べ物をしたりビジネスシーンでの打ち合わせや出張で使うデバイスとして、モバイルデータ通信ができるセルラーモデルのiPadが役立ちます。
セルラーモデルについて様々な言い方がされており、Apple StoreではWi-Fi + Cellularモデルと呼ばれています。また、Back Market(バックマーケット)のリファービッシュ品のiPadでは、Wi-Fi + 5G(5G通信非対応のモデルはWi-Fi + 4G)がセルラーモデルに該当します。
セルラーモデルはモバイルデータ通信だけでなく、Wi-Fiモデルと同様にWi-Fi通信も可能ですので、Wi-Fi + Cellularモデルという言い方が正確ですが、便宜上セルラーモデルと省略されることが一般的です。
バックマーケットのリファービッシュ品のiPadでは、モデル名の後にWi-Fi、またはWi-Fi + 5G(Wi-Fi + 4G)と記載されていますので、Wi-Fiモデルとセルラーモデルの見分けがつきます。詳しくは以下でもご紹介していますが、リファービッシュ品は型落ちモデルを中心に安価で、新品だと高額なセルラーモデルも安く手に入るのでおすすめです。
セルラーモデルとWi-FiモデルのiPadでは、上記で紹介しましたインターネット通信のほか、GPSや外観での違いがあります。
インターネット接続方法での違いが特徴的で、セルラーモデルではWi-Fi通信のほか、大手キャリアなど通信会社で契約したSIMカード(またはeSIM)を使ったモバイルデータ通信も可能です。
iPadには音声通話機能はありませんが、LINEなどインターネットを介した音声通話・ビデオ通話は可能ですので、モバイルデータ通信ができるセルラーモデルはiPhoneなどスマートフォンとほぼ同じように利用できます。
一方でWi-Fiモデルは、セルラーモデルと比べて端末価格が安くなっていますがSIMカードやeSIMに対応しておらず、Wi-Fi通信に限定されたiPad機種となります。本体単独でのモバイルデータ通信はできませんが、Wi-Fi環境のある自宅やオフィスなど特定の場所でしかiPadを使わない場合にはWi-Fiモデルで支障がないでしょう。
スマートフォンでもSIMカードのない端末を使っているケースは多く、スマホ2台持ち・サブスマホのユーザーであれば、Wi-FiモデルのiPadも不都合なく使いやすいでしょう。
セルラーモデルはGPS機能が搭載されており、地図アプリやゲームアプリで正確な位置情報を取得・活用できます。iPadの用途では車内でのカーナビ代わりで使うユーザーも多いですが、Wi-Fiなしで通信できるほかGPSによる信頼性の高いナビゲーションができるのもセルラーモデルの強みです。
Wi-FiモデルではGPS機能がなく、正確な位置情報を取得できないデメリットもありますので、位置情報を扱うゲームアプリで遊ぶ機会が多いiPadユーザーにとってセルラーモデルの優先度が上がります。
セルラーモデルには端末の背面にアンテナがあり、最近のiPad機種では背面の上部と下部にアンテナラインが入っています。対して、Wi-Fiモデルにはアンテナラインはありません。
古いiPadのセルラーモデルはアンテナ用の太い樹脂カバーが背面上部にあり、黒いラインが目立つことからダサい・見た目が悪いといったネガティブなレビューもありました。ただ、最近のiPad機種のアンテナラインはそこまで目立つデザインでないため、外観での差はあまりないでしょう。
セルラーモデルのiPadは役立つシーンが多く、外出先でブラウザアプリを使ったり作業をするユーザーにとっておすすめです。
Wi-FiモデルのiPadはネットワーク通信が不安定で、Wi-Fiのない場所だと通信できないほか、スマホのテザリングではバッテリーの消耗や不具合による切断など、使い勝手が悪いデメリットもあります。
対してモバイルデータ通信ができるセルラーモデルは、場所を問わずインターネットが使えます。取引先からのメールを常に確認したいビジネスマンや、アプリゲームをオンラインで楽しみたいiPadユーザーにとって、どこでもインターネット通信ができるセルラーモデルは魅力的です。iPadをノートパソコン代わりで使いたい方におすすめです。
車内のカーナビでスマホを使っているドライバーもいますが、画面が小さくて見づらいことからiPadの方がおすすめです。セルラーモデルであれば正確なGPS機能もあり、Wi-Fiなしでナビゲーションが可能です。
カーナビ代わりで使うiPadモデルは高性能でなくても、型落ちモデルで問題なく使えます。車内のカーナビではコンパクトなiPad miniがおすすめで、リファービッシュ品ではiPad mini(第4世代・第5世代)がおすすめです。
モバイルデータ通信ができるセルラーモデルのiPadは、テザリング機能も使えますのでiPhoneやMacBookなど他のデバイスもネット接続が可能となります。
モバイルルーター代わりにiPhoneなどスマートフォンのテザリングを活用する方もいますが、テザリングはバッテリー消費を早める要因となるため、バッテリー容量の大きいiPadのテザリングが役立ちます。
一方でセルラーモデルのiPadでも通信が安定しないケースがあるほか、経済的なデメリットが生じます。SIM契約をする必要があるため、毎月の通信費用が負担になるでしょう。
スマホでモバイルデータ通信ができない原因でも解説していますが、スマホと同様にセルラーモデルのiPadでも通信環境によってはモバイルデータ通信ができず圏外になることも想定されます。
半地下やビルの高層階など電波が届きにくい
キャリア側の問題(通信障害やメンテナンス)
使用データ量が多く通信速度の制限がかかる
などの原因が考えられますが、iPadで圏外になった場合には機内モードに切り替えたり端末の再起動で解消されることもあります。また、iPadOSのバーションが古いと通信エラーなどの不具合が発生する要因になるため、iPadOSの更新も重要です。
セルラーモデルのiPadでモバイルデータ通信をするには、SIM契約が必要となります。大手キャリア以外にも、データ量上限なしで使える楽天モバイルや最低料金が安い格安SIMなど選択肢は多いですが、毎月かかる通信費用はデメリットになります。
動画視聴やオンラインゲームを外出先でよくするiPadユーザーはデータ量も多くなり、月額3,000円以上のコストも通信会社によってはあります。セルラーモデルを型落ち機種で安く購入できても、継続的な費用が気になるところです。
セルラーモデルはWi-Fiモデルと比較して、iPadの端末も高額になります。以下でも比較していますが、安くiPadを購入したい場合にはWi-Fiモデルが適しています。
外出先でもインターネットを使えるようにしたいがためにセルラーモデルを購入したものの、実際はiPadを使う頻度はそれほどなくコスパが悪かった...と後悔するユーザーもいますので、モバイルデータ通信が本当に必要かどうか検討してみるといいですね。
参考までに2024年モデルの新型iPad Air・iPad Proモデル・iPad miniモデルを基準に、セルラーモデルとWi-Fiモデルの価格差を確認します。
リリース価格 | Wi-Fiモデル | セルラーモデル |
iPad Pro M4 11インチ | 168,800円〜 | 204,800円〜 |
iPad Air M2 11インチ | 98,800円〜 | 128,800円〜 |
iPad mini A17 Pro | 78,800円〜 | 104,800円〜 |
上表の通り、価格の高い最新モデルは特に値段の差が大きく、セルラーモデルの方が2〜3万円以上高くなっています。
セルラーモデルのiPadが欲しいものの予算的に厳しい場合には、最新機種にこだわらず型落ち機種の方がコスパ面でおすすめです。リファービッシュ品では上位機種のiPad Air・Proも、比較的安く手に入ります。
セルラーモデルとWi-FiモデルのiPadについて一通り比較しましたが、どちらを購入するべきかお悩みの場合や、そこまでタブレットを使う機会が多くない場合にはWi-Fiモデルが無難な選択です。
Wi-Fi環境のあるご自宅で動画視聴やブラウザ閲覧などをする場合には、Wi-Fiモデルで充分使えます。デジタルノートで使う大学生向けのiPadモデルでも、自宅での勉強がメインであればセルラーでなくても問題ないでしょう。大学や塾など、フリーWi-Fiが使える環境なら気軽にネットワーク通信ができます。
外出先で映画やドラマなどを楽しむ場合でも、自宅で端末にダウンロードをしておけばオフラインで動画視聴ができます。ただ、64GBなどiPadのストレージ容量が少ない端末は、長時間の動画をダウンロードするとストレージがいっぱいになりやすく要注意です。
モバイルデータ通信ができなくても、短時間のネット接続ならスマホのテザリングやモバイルルーターで問題なく運用できます。
MacBookなど他のデバイスでテザリングやモバイルルーターをよく使っているユーザーなら、Wi-FiモデルのiPadでも不都合なく使えるでしょう。
ただ、ビジネスシーンで常にネットワーク通信ができる状況にしておきたい場合には、セルラーモデルのiPadが適しています。車内でのナビゲーションでGPS機能を重視するユーザーも、セルラーモデルが役立ちます。
仕事で使いやすいiPadでは、iPad AirとiPad Proモデルが特に人気です。プロセッサなど基本的な性能が高く、11インチ以上の大画面でメールなどメッセージ送信や資料制作、プレゼンの提示など幅広い用途でおすすめです。また、iPadモデルの選定ではiPadのサイズ・重量比較やiPadの世代一覧・過去モデルのスペック比較を参考にしてみるといいでしょう。
セルラーモデルとWi-Fiモデルのどちらが良いかを判断した上で購入したいところですが、Apple Storeは定価で最新モデルに限定されるほか、家電量販店ではセルラーモデルが販売していないといった注意点があります。どちらのiPadモデルも購入できて、お得な価格を重視するならリファービッシュ品(整備済製品)がおすすめです。
Apple公式のApple StoreではセルラーモデルとWi-Fiモデル、どちらも販売していますが以下のようなデメリットがあります。
最新モデルに限定されるため選べる機種数が少ない
ライトユーザーにとってコスパが悪い
Appleのブラックフライデーなど期間限定セールでも割引率が低い
最新機種は高性能で、iPadの寿命・使える期間も比較的長くなりますが無印モデルでも5万円以上の価格帯で、上位機種のiPad Air・Proは安くても10万円以上と高額です。
家電量販店ではポイント還元のメリットがあり、大手のキャリアショップは信頼性が高いといったメリットがある一方で、それぞれ購入できるiPadモデルが限られます。家電量販店は基本的にWi-Fiモデル限定で、キャリアショップはセルラーモデルのみの販売です。
中には家電量販店でセルラーモデルを取り扱っている店舗もありますが、対象店舗が少ないほか通信契約プランをユーザー側で選べないといったデメリットもあります。
Wi-Fiモデルとセルラーモデルの両方で価格比較をしたい場合には、バックマーケットのリファービッシュ品がおすすめです。リファービッシュ品は型落ちモデルを中心に価格が安くなっているほか、品質の高さでも評価されています。
中古iPadを購入するデメリット・注意点として、バッテリーの消耗や無保証による故障リスクが懸念されます。フリマサイトなど個人間取引で販売されている中古iPadは相場より安いですが、品質保証がなくバッテリーが消耗された状態なので長く使えない可能性が高いです。
バックマーケットのリファービッシュ品には1年間の動作保証と30日間の返金保証があり、安心してご利用いただけます。学生がiPadを安く購入する方法でもリファービッシュ品がおすすめで、無印モデルではセルラーモデルでも3万円前後とお得な機種が多いのでぜひチェックしてみてください!
iPadのセルラーモデルとWi-Fiモデルの違いや、ネットワーク通信に関してよくある質問を最後にまとめました。
🅰 Wi-FiモデルでもGPS機能をONにしているiPhoneのテザリングで通信することで、多少の遅延はありますが位置情報の取得は可能です。
また、外付けのGPSレシーバーによって正確な位置情報を取得できますが、接続の手間が発生するほかGPSレシーバーは高価なデバイスになるため、セルラーモデルを購入した方が良いでしょう。
🅰 特にセルラーモデルのiPadでは、高速通信ができる5G通信を重視しているユーザーもいるでしょう。4Gに加えて5G通信が可能なiPadモデルは2025年3月時点で、以下の通りです。2021年以降のモデルはiPad(第9世代)を除き、5G通信が使えます。
iPad(第10世代)
iPad mini(第6世代・A17 Pro)
iPad Air(第5世代・M2)
iPad Pro 11インチ(第3〜4世代・M4)
iPad Pro 12.9インチ(第5〜6世代)
iPad Pro 13インチ(M4)
注意点として、5G通信に対応している上記iPad機種でも5Gモバイルデータ対応の通信業者・通信プランに契約していないと基本的には4G通信となります。
🅰 セルラーモデルのiPadユーザーで、あえてSIM契約をせず利用している方も多いです。GPS機能はWi-Fi通信でも機能するため、モバイルルーターやテザリングでの通信で不都合がなければセルラーモデルを購入する価値があります。
iPadは用途が幅広く、新生活を迎える学生向けのガジェットやビジネスシーンで役立つデバイスで選ばれています。セルラーモデル(Wi-Fi + 5G/4G)をどれくらいの価格帯で購入できるか、リファービッシュ品で比較いただけますと幸いです。
コンテンツクリエーターとして7年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。