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iPadの寿命に関する目安や、バッテリーの耐用年数やiPadOSのアップデートサポート期間が参考になります。一般的には3〜5年が寿命の目安で、5年を越えると買い替えを検討する段階となります。ただ、iPadの使い方によっては長期的な利用も可能なので、長持ちさせる方法を実践するといいでしょう。また、寿命を迎えたiPadを使う危険性や、買い替えでおすすめのリファービッシュ品(整備済製品)も解説します!
Back Market Japanの第1号社員・サプライチームリーダーとしてサイト内全ての商品を仕入れから販売、最適化まで管理。販売事業者との連携業務に従事しており、iPhoneなどのデバイスに関する専門知識はBack Market社内で最も精通している。業務経験と専門知識を活かし、正確で役立つ情報をご提供できるように努めている。 *監修記事一覧を確認
はじめに、iPadの一般的な寿命についてご紹介すると、一つの目安として3〜5年の期間となります。ただ、実際には多くのユーザーが5年以上使用しているケースが見られるため、使用状況や充電回数によって寿命が変動します。
Apple公式では、iPadの耐用年数を約3年と見積っています。Apple公式による報告書では、iPadOSやiOSを搭載したApple製品について3年のモデル・使用シナリオを想定しています。
これは、製品の設計や技術的な進化を考慮したもので、3年程度で新しいモデルへの買い替えを推奨する意図も含まれているでしょう。最新の性能やスペックにこだわりがあるユーザーに限った事例ですが、2024年の最新iPadモデルなど新しいiPadシリーズが登場するたびに買い替える場合には必然的に2〜3年ほどの利用サイクルになります。
3年ほどの寿命だと判断される要因として、バッテリーの耐用年数も挙げられます。iPadのバッテリーは各モデル共通で、1,000回のフル充電サイクルを経ても80%の容量を維持するように設計されています。
1,000回のフル充電が言わば耐用年数だと判断されますので、ほぼ毎日フル充電する場合でも単純計算で約3年は持続します。また、頻繁にiPadを使わない場合には充電回数も減りますので、5年以上の利用も可能です。
iPadは通常、発売から5年間を目安にiPadOSの更新サポートを受けることができます。サポート期間中であれば、最新の機能やセキュリティアップデートが保証されます。
2024年8月時点では以下表の通り、iPadOS 17に対応している機種があり、古いモデルだと2017年リリースの12.9インチiPad Pro(第2世代)も入っています。
iPadOS 17に対応している機種 | モデルの世代 | リリース年 |
第5世代・第6世代 | 2019年・2021年 | |
第6世代〜第10世代 | 2018年〜2022年 | |
第3世代〜第5世代 M2世代 | 2019年〜2024年 | |
11インチ iPad Proモデル | 第1世代〜第4世代 M4世代 | 2018年〜2024年 |
12.9インチ iPad Proモデル | 第2世代〜第6世代 M4世代 | 2017年〜2024年 |
・参考:Apple iPadOS 17に対応しているiPadのモデル
そのため、5〜7年ほど経過しているiPadモデルでも最新のiPadOSにバージョンアップできそうですが、2016年以前の機種はサポート対象外になるので要注意です。過去機種などの確認ではiPadの種類や違い・選び方が参考になります。
バッテリー耐用年数やiPadOSのサポート状況から3〜5年が寿命の目安だと言えますが、お使いのiPadで挙動がおかしくなったり、不具合を感じる点でも買い替えのタイミングを迎えているサインだと判断できます。
iPadのアプリが頻繁にクラッシュする場合、デバイスの寿命が近づいている兆候だと言えます。アプリのクラッシュは、以下の理由で発生することが多いです。
メモリ不足:デバイスに十分なストレージがないため、アプリが正常に動作しないことがあります。
アプリの更新不足:特定のアプリが更新されていない場合や更新が不完全な場合、クラッシュが発生することがあります。最新のiOSバージョンに対応していないのも一つの要因です。
過熱による不具合:バッテリーの消耗など問題があり、熱暴走によるアプリや端末のシャットダウンが発生します。
これらの問題が頻繁に発生する際にはiPadの性能が低下している可能性が高く、動作の重さなども感じる場合には新しいデバイスへの買い替えを検討する時期かもしれません。
上記でも解説しましたが、iPadのバッテリー寿命の目安では1,000回のフル充電サイクルが基準となります。1,000回のフル充電回数を超えたバッテリー状態では劣化が進み、フル充電しても短時間でバッテリーが消耗します。
さらには、充電中でもバッテリー残量が減少することがあり、正常に使えない状況も想定されます。外出先での利用機会が多いiPadユーザーにとって、充電に関する不具合は致命的になるでしょう。
バッテリーのほか端末本体も劣化があり、以下のような事象を確認できる場合には買い替えのタイミングが来たと判断できます。
画面の異常(全て表示されない・タッチやジャスチャーの認識が弱い)
ボタンの異常(ホームボタンが反応しない)
コネクタの異常(ケーブルを接続しても充電されないことがある)
そのほかデイスプレイに発生しているひび割れや傷は時間と共に悪化し、デバイスの使用に支障をきたすことがあります。特に液晶部分が損傷している場合は、修理や交換が必要となるでしょう。
寿命が来たと感じるiPadでも、ブラウザ閲覧やアプリの利用は可能だからそのまま使い続ける方もいるでしょう。しかし、寿命を迎えて劣化したiPadは使いづらく、セキュリティなど安全性でも懸念されるため要注意です。
古いiPadOSバージョンを使用しているiPadは、最新のセキュリティアップデートを受け取れないため、脆弱性が残るリスクがあります。iOSのバージョンアップは機能の追加だけでなく、セキュリティの脆弱性を解消する点も重要な目的となります。
最新のiPadOSに対応していない機種はハッカーに狙われやすくなり、ビジネスシーンなどで重要なデータを扱う場合には古いモデルを避けるべきです。また、iPadOSのバージョンが更新されないと最新のアプリや機能が利用できなくなるため、デバイスの機能性が大幅に制限されます。
劣化したiPadは上記でもご紹介した通り、物理的な不具合や強制終了などの動作不良もよく発生します。そのため、パフォーマンスの低下から使いづらさを感じることもよくあります。
動画やオンラインゲームの動きが悪くカクカクする
タップやスクロールなどの動作が重く操作しづらい
動画編集アプリがたびたびシャットダウンされる
などの不具合から使い勝手が悪くなり、高性能なiPadでも満足度が下がるでしょう。ビジネスシーンのほか、レポートや資料を提出する学生向けのガジェットでも、パフォーマンスの低下によるデメリットは大きいです。
Appleは特定の期間が過ぎたデバイスに対して、Appleの修理サポートを終了することがあります。発売終了してから5年以上経過すると、以下の通りビンテージ製品・オブソリート製品に該当し、修正対応の制限がかかります。
ビンテージ製品(販売終了から5年以上7年未満):部品在庫がある場合のみ修理対応
オブソリート製品(販売終了から7年以上):修理不可
iPadのオブソリート製品では2024年8月時点で、無印モデルでは第4世代までの機種、miniモデルでは第3世代までの機種が対象となります。Airモデルと12.9インチのProモデルも初代(第1世代)が該当しており、目安として2013〜2014以前のモデルがオブソリート製品となります。
古いiPadを使い続けて壊れた場合、修理自体が難しいため買い替えが必要となるでしょう。予算が限られており、新品だと高く感じる場合にはBack Market(バックマーケット)で販売しているリファービッシュ品がおすすめです。
寿命を迎えたiPadの傾向や注意点など解説していますが、これから新しくiPadを購入する方だけでなく、現在使っているiPadで可能な限り長く使いたいことを目的に、寿命を延ばす方法を知っておきたいですよね。
iPadの寿命を長くさせる対策では使い方や日々の管理が重要であるほか、バッテリーの状態も良好に維持するための方法も実践するといいでしょう。
Appleは定期的にiPadOSのアップデートを提供し、バグ修正やセキュリティアップデート、新機能を追加しています。加えて節電に関する改善もあることから、常に最新のiPadOSを使うことでバッテリー寿命を延ばせます。
iPadOSの更新は手動のほか、自動更新も可能です。アップデートの通知をよく見逃す方は、設定アプリより一般 > ソフトウェア・アップデート > 自動アップデートを選択することで、夜間の充電中にWi-Fiに接続されている際、アップデートがダウンロードされます。
iPadは高温環境での使用や保管が推奨されておらず、具体的には周囲の温度が35° Cを上回る時にiPadを使用または充電すると、バッテリーの寿命が早まる恐れがあります。iPad自体は幅広い温度に対応しますが、最適な温度環境である16〜22° Cでの使用が望ましいです。
高温環境では、バッテリーや内部コンポーネントにダメージを与える可能性があります。特に直射日光下や車内のような高温になる場所での使用は避けるべきです。また、使用中にiPadが過熱した場合は、すぐに電源を切り冷却することが重要です。
バッテリー満タンの状態での充電(過充電)を続けたり、バッテリーがゼロで完全に放電した状態を避けることも、バッテリーの寿命を延ばすために重要です。
iPadのバッテリーはリチウムイオンバッテリーであり、適度な充電状態を維持することが推奨されます。充電が100%に達したら充電を停止し、バッテリー残量が20%以下になる前に充電を開始するといった対策が有効です。iPadではフル充電させると自動的に充電が停止し、95%を下回ると充電が再開されるようにはなっていますが、フル充電された場合にはiPadを充電器から外しておくことが推奨されます。
また、M4世代モデルのiPad ProとM2世代モデルのiPad Airは、80%以上の充電を制限する機能が追加されています。「バッテリーの状態」の設定画面より「上限 80%」の有効化が可能です。
充電中にiPadを使用すると、デバイスが過熱する原因となります。過熱はバッテリーや本体に負担がかかり寿命が縮む恐れがありますので、充電中は使用を避けることが推奨されます。
長時間動画視聴をしたりオンラインゲームを一日中するユーザーにとって充電中の使用はありがちですが、バッテリーの過充電を引き起こす要因にもなりますので要注意です。
iPadのストレージがいっぱいになると、デバイスのパフォーマンスが低下することがあります。また、パフォーマンスだけでなくバッテリーへの負荷も影響するため、iPadを長く使うためにはストレージの管理が重要となります。
定期的に不要なアプリやデータを削除しストレージを整理することで、iPadの動作をスムーズに保つことができます。設定アプリから一般のメニューを選び、iPadストレージからどのアプリがどれだけのストレージを使用しているかを確認することで、不要なデータ・アプリの削除判断が可能となるでしょう。
5年以上使っている端末や、端末のシャットダウンなど明確な不具合が頻発する際には、バッテリーの交換や修理、買い替えなどの検討をすることになります。
安く済むことを理由にバッテリー交換をしたいユーザーもいますが、修理補償サービスであるAppleCare+に加入していないと高額の費用が発生するため、買い替えの方がコスパ面でおすすめです。
iPadの修理ではApple公式に依頼することが可能で、上記で解説しました旧機種(ビンテージ製品・オブソリート製品)でなければバッテリー交換や修理を確実に行えます。
ただ、バッテリー交換や修理費用は決して安くはなく、例としてiPad Air(第3世代)モデルのバッテリー交換や修理をAppleに依頼した場合の費用は以下の通りです。
バッテリー交換費用:20,800円(AppleCare+に加入の場合:0円)
その他の損傷・修理費用:64,800円(AppleCare+に加入の場合:4,400円)
有料オプションのAppleCare+に加入していないと、バッテリー交換で2万円以上と高く、その他の修理では6万円以上と高額です。
また、古いiPadモデルはハードウェアの劣化だけでなく、最新のiOSバージョンに更新できなかったりスペックが足りない問題もあり、バッテリー交換や修理では解決できないことも多いです。
寿命を迎えたiPadを使い続けるよりも、後継機種のモデルに買い替えする方が機能面でもおすすめです。タブレットの買い替えでは予算が気になるところですが、新品と同等の動作が確認された上で出荷しているリファービッシュ品のiPadであれば、お得にご購入いただけます。
買い替えを検討する際には、自分に合ったiPadの種類・モデルを知っておくことが重要です。iPadは大きく分けて以下の4種類があり、動画閲覧など一般的な用途であれば無印モデルやminiモデルでも充分なスペックです。
無印モデルのiPad:機能にこだわりがなく、安いエントリーモデルが欲しいユーザーにおすすめ
miniモデル:第4世代・第5世代のiPad miniなど、軽量で比較的安いためお子さん向けのタブレットで活用
Airモデル:高機能で軽く、外出先での作業におすすめ
Proモデル:ハイスペックで動画編集など専門的な作業に適している
ビジネスシーンでの活用を想定しているほか、動画編集やオンラインゲームなど高負荷な作業をよくする場合には上位機種のAir・Proモデルが適しています。関連記事より、iPad ProとiPad Airの違い・比較を解説していますのであわせてご参考ください。
iPad整備品のおすすめモデルでは、型落ち機種を中心に幅広い選択肢があります。最新のM4世代iPad Pro・M2世代iPad Airも注目されていますが、オーバースペックという評価もされますので、予算と必要な機能のバランスで選ぶことが大事です。
iPadの買い替えでは、安く購入できる中古品のiPadを選ぶ人もいますが、中古品は品質において安定しないほか保証が不十分といったデメリットもあります。中古iPadはやめた方がいいと言われる理由として、フリマサイトなど個人間取引で販売されているガジェットは故障リスクが高いことも挙げられます。
中古iPhoneをおすすめしない理由と同様、中古ガジェットでは動作保証や返金保証などしっかりしている店舗から購入するのが望ましいです。そこで、定価と比べて安く提供しているバックマーケットのリファービッシュ品がおすすめです。
新品のiPadは高性能で、様々な用途に対応できるプロセッサ・CPUなど魅力的なスペックが注目されています。ただ、ブラウザや動画視聴、SNSアプリの利用など基本的な用途だとそこまでの性能は不要というユーザーも多く、そもそも予算に合わないから買わない...と感じることも多いでしょう。
定価で販売されている新品のiPadは型落ちモデルの選択肢も少なく、Appleの学割やブラックフライデーなど安く買えるタイミングやプロモーションを使わないとコスパ的に見合わないといったレビューもあります。
一方でリファービッシュ品は、再生品という特徴から新品よりも安いだけでなく、専門家による検品やクリーニングのほか、端末の状態に応じて修理や部品交換を行うため安定した品質で提供できます。
時期によってリファービッシュ品の価格は異なりますが、2〜3万円台と安く購入できる機種も多く、お気軽に買い替えしやすいメリットがあります。iPadを安く買う方法を知りたい方はぜひ、バックマーケットのリファービッシュ品(整備済製品)をご活用ください。
また、はじめてリファービッシュ品を購入する方でも、1年間の動作保証と30日間の返金保証、バッテリー容量保証が付いていますので、故障やバッテリーの消耗リスクも解消できます。関連記事よりリファービッシュ品と中古品の違いを解説していますので、信頼できる製品であるかどうか気になる場合にはぜひチェックしてみてください。
タブレットでは大事な資料や写真データを取り扱うことも多いですが、バックマーケットではタブレットやスマートフォンを対象としたバックアップ(BackUp)サービスもオプションで追加できます。落下や水没などを理由に故障・破損した際の修理費用も補償してくれるので、購入時とあわせてオプション追加しておくことをおすすめします。
そのほか、iPadの寿命に関してよくある質問と回答を以下でまとめました。iPadのモデル別の寿命や、よく比較対象にされるMacBookモデルの寿命などもご紹介します。
🅰 iPadを10年以上使い続けることは理論的には可能ですが、iOSのアップデート対象外によるセキュリティリスクの増大や、バッテリーの消耗により使えなくなる可能性が高いです。
古い機種はどうしてもiOSのバージョンが限られるため、最新のアプリや機能が使えないという点から制約が発生します。ただ、自宅での動画視聴用やテレビ通話向けのデバイスなど、特定の用途で使うiPadであれば10年近くの利用もできるでしょう。
🅰 iPadの寿命は種類によって明確に寿命・耐用年数が異なる訳ではなく、こちらのページで解説しました通り基本的はどのモデルも3〜5年の使用期間が目安となります。
バッテリー容量は各モデルで違いはありますが、ネットでの駆動時間目安は共通で10時間です。バッテリー充電回数も大きな差が出ないことから、上位モデルのAirモデルやProモデルに限らず無印モデルでも長期的な利用が可能です。
ただiPad Proなどの高性能モデルは、より長い期間使用できる傾向があります。プロセッサやメモリが高性能であるため、最新のアプリやiOSの要求に対応しやすいことが要因として挙げられます。
🅰 iPadとMacBookの寿命を比較すると、一般的にはMacBookの方が長い傾向があります。MacBookの寿命年数で解説していますが、Apple公式が想定している耐用年数についてiPadOSは3年であるのに対し、MacBookのmacOSは4年と長くなっています。
ですが、各ユーザーの使用状況によって寿命は異なり、普段からリモートワークや学業、プライベートなどでノートパソコンを使う時間が長い場合にはバッテリーの劣化が進み、MacBookの寿命も比較的短くなるでしょう。
そのため、タブレットとノートパソコンの選択では用途や作業の効率性、求めるスペックに応じて優先度を決めるのが望ましいです。バックマーケットのリファービッシュ品では安価で高品質なMacBookも人気で、iPad ProとMacBookの比較ページも参考になります。
コンテンツクリエーターとして6年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。