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同じスマホを3年以上使っていると、バッテリーの消耗や端末の故障などを理由に新しい機種へ買い替えすることになりますが、古いスマホ・携帯電話の処分方法で困る方もいるのではないでしょうか。古いスマホを今後使う予定はないものの、個人情報が入った端末をどう廃棄するべきか分からず困っている...というケースもあります。そこで、古いスマホを正しく処分する方法や、買取サービスのメリット・デメリットなどを解説します。
はじめに、古いスマホを処分・廃棄する場合にかかる費用についてご紹介します。処分費用に関して無料で対応している業者が多いですが、不用品回収業者に依頼したりデータ消去まで安全に行いたい場合には有料となります。
以下でも古いスマホの処分方法を解説していますが、大手キャリアや小型家電回収ボックス、不燃ゴミで廃棄する場合には費用がかかりません。無料で処分をしたい方や、ご自身でスマホデータの消去や初期化をしたことがある場合には、費用がかからない処分方法を優先するといいでしょう。
ただ、比較的新しい機種や購入時に10万円以上した高いモデルを処分する場合には、捨てるにはもったいないと感じることもありますよね。その場合には、買取サービスを使うのが経済的におすすめです。
スマホの回収・処分方法では専門業者への依頼もできますが、不用品回収業者では無料で対応している場合もあれば、有償でのサービスになる可能性もあります。
また、スマホに保存されている重要な個人情報が気がかりという方は、証明書を発行してもらうデータ消去サービスも依頼することができますが、相場で3,000円前後の有償対応となります。
古いスマホの処分がもったいなく、少しでもお金にしたい場合にはスマホの買取サービスを活用できます。ただ、以下でも解説していますが古いスマホを売却する場合、確実にデータ消去の作業をする業者・法人が望ましいです。スマホユーザー個人で、フリマサイトを使って販売するのはリスクがあります。
利用しているスマホの種類や古さ、状態にもよりますがiPhone12シリーズなどそこまで昔のモデルでなければ1〜2万円程度で売却もできます。また、Pro・Pro Maxモデルの高いiPhoneシリーズを長年使っていた方は、定価が高額であるため買取価格の条件も良い傾向にあります。
古いスマホ端末の処分方法では、大手キャリアや不用品回収業者などが主な手段として挙げられます。
多くの大手携帯キャリアでは、古くなったスマートフォンの端末や充電器、バッテリーなどを回収・リサイクルするサービスを提供しています。基本的に無料で対応してもらえるほか、データのリセットや初期化・端末の粉砕なども行うため個人情報の漏洩といった心配もありません。
大手キャリアによって回収の依頼方法は異なりますが、故障したスマホ端末を店舗に持参すればすぐに対応してくれます。回収された端末は初期化対応のほか、各キャリアにて提携している事業者により処分や再生などがされます。
スマホ端末の購入や回線契約など、大手キャリアの店舗でしている場合には古いスマホの回収依頼もしやすくおすすめです。ただ、回収前に自分でデータの消去作業をする必要があるほか、バックアップなどの対応も忘れずにしておくことが求められます。不安な方は、各キャリアごとで用意されているバックアッププランの有料サービスも利用可能です。
スマートフォンだけでなく、ノートパソコンやタブレットなど複数のガジェットを処分する場合は、専門の電子廃棄物回収サービスを利用することも検討できます。
不用品回収業者への依頼では端末を郵送できるサービスも多く、不要なガジェットを手軽に処分できます。また、回収業者によっては適切にデータを削除してくれる有償サービスもあるため、重要な個人情報の悪用が気がかりな方は利用する価値があります。
不用品回収業者では収集したアイテムを責任を持ってリサイクルし、電子廃棄物問題の軽減に貢献しています。ただ、中には悪質な回収業者もあり、無料だったはずが回収費用を請求されたケースや、回収物が不法投棄されたなどの事例もあるため、ネット上の評判や信頼できる会社かどうか確認することが重要です。
多くの地域では小型家電リサイクルボックスが設置されており、スマートフォンなどの古い電子機器を投函できます。
各自治体によって異なりますが、小型家電回収ボックスはスーパーや家電量販店に設置されていることが多く、簡単に処分できるため便利です。ただし投函する前に、そのボックスがスマートフォンなど小型ガジェットを受け入れているか念のため確認しておきましょう。
一部地域では、自治体が古いスマートフォンを不燃ゴミとして処分することを許可している場合があります。燃えないゴミを出す機会が多い方にとって、ついでに古いスマホをあわせて処分できるのはメリットの一つだと言えます。
ただし、不燃ゴミの方法は最終手段として考えるべきであり、デバイスが適切にリサイクルされる保証がないためです。地元自治体が特定の日に電子廃棄物収集や専用の回収場所を提供している場合は、それらのサービスを利用して責任あるリサイクルを行う方が望ましいです。
もし古いスマートフォンがまだ動作するか修理可能な状態であれば、中古ガジェットを取り扱っている店舗やリサイクルショップで売却することも良い選択肢です。多くの店舗では、多少損傷していても中古スマホを買い取ってもらえます。
再販可能なものは再販し、それ以外はリサイクルします。この方法は、お金を得るだけでなく、デバイスの再利用によって電子廃棄物削減にも貢献します。
一方で、店舗でのスマホ買取では手続きに関する手間が発生したり、実店舗へ行く必要があるといったデメリットもあります。また、以下でも解説していますがフリマサイトなどを使った古いスマホの売却も、個人情報の漏洩リスクが高くなるので避けるべきです。
古い携帯電話ではスマホのほか、ガラケーの端末を捨てられずに所有し続けている方もいるでしょう。面倒だから不燃ゴミで全部捨てたり、フリマアプリを使って処分したいと思うかもしれませんが、不適切な廃棄方法では注意点が多いです。
古いスマートフォンや携帯電話を適切に処分しない場合、環境に深刻な影響を与える可能性があります。スマホなどのデバイスには鉛や水銀、カドミウムなどの有害物質が含まれており、不適切な処分によってこれらの物質が土壌や水源に漏れ出すことがあります。
さらに、スマホの製造にはリチウムや金などの貴重な資源が使われており、これらをリサイクルせずに廃棄することは、資源の無駄遣いにもつながります。適切にリサイクルすることで貴重な資源を再利用し、環境への負荷を軽減することができます。
Back Market(バックマーケット)でも再生品や整備済製品と呼ばれるリファービッシュ品を販売していますが、リファービッシュ品のスマホは新品と比べて、CO2や電子廃棄物の大幅な削減に貢献していることが調査結果から明らかになっています。
古いスマホには個人情報や機密データが残っている可能性が高く、不適切な処分方法によってデータ漏洩のリスクが生じます。単純に工場出荷状態にリセットするだけでは完全にデータを消去できない場合もあり、専門家によると削除したデータは復元可能であることが示されています。
そのため、デバイスを処分する前には確実にデータを消去してくれる業者への依頼が望ましく、信頼できるリサイクル業者による物理的な破壊を検討することが重要です。さらに、SIMカードやメモリーカードも忘れずに取り外し、安全に処分しましょう。
フリマサイトやオークションサイトで古いスマホを販売する際には、特に注意が必要です。個人間取引ではセキュリティ対策が不十分な場合が多く、悪意のある第三者によってデータが盗まれるリスクがあります。
古いスマホはセキュリティアップデートが停止していることが多く、新しい脆弱性に対して無防備になりやすいため、売却前には必ずデバイスを完全に初期化することが求められます。
初期化を行った場合でも、スマホに残されたデータを復元するソフトが悪用されることで情報漏洩のリスクが残ります。特に、買い手が不明確なフリマサイトでは犯罪で利用される恐れもあるため、個人間取引は避けるといいでしょう。
実際に古いスマホを処分・廃棄したり、業者へ買取の依頼をする際にはデータの消去対応・確認事項などの準備があります。
スマホや携帯電話の処分ではご自身によるデータの消去も大事ですが、その前に保存されているデータのバックアップが優先されます。
スマホの処分・買取後はデータの復旧ができないため、重要なドキュメントや写真・動画データは買い替え後のスマホ端末やハードディスク、パソコンなどへ移しておく必要があります。
バックアップができた段階で、スマホ端末のデータ消去を行います。スマホの初期化は一般的に、端末の初期化で対応します。
初期化の手順はiPhoneとAndroidスマホ、それぞれ異なりますが基本的には「設定」アプリから実行できます。ただ、Androidの場合にはメーカーによって初期化方法が異なるため、別途確認しておくといいでしょう。
古いスマホを買取・売却する場合には、ネットワーク利用制限の有無も確認しておくといいでしょう。白ロムと赤ロムなどの違い・比較でも解説していますが、買取されたスマホは中古品(またはリファービッシュ品)の白ロム端末として販売されます。
白ロムはSIMカードが入っていない端末で、正常にネットワーク通信ができる状態ですが、端末の分割払いが滞っていたり未払いが発生していると、ネットワーク利用制限がかかっている赤ロム端末として扱われます。
古いスマホの買取では、ネットワーク利用制限がかかっている(×または△のステータスになっている)場合には買取不可になる可能性が高いです。スマホ端末の分割払いで滞納がある方は要注意です。
古いスマホを処分する際には、端末を物理的に破壊する方法もあります。端末内にある半導体パーツ(フラッシュメモリ)を壊すことで、データの復元をできなくさせます。
スマホ内に残っているデータの漏洩が不安な方は、ご自身でスマホ端末を破壊してから処分するといいでしょう。ただし、いくつか注意点もあり不完全な破壊だと、不燃ゴミに捨てた後にデータを盗み取られるリスクがあるほか、内蔵バッテリーが入っている状態でハンマーなどで壊そうとすると火災の原因にもなります。
ガジェットの組み立てやカスタマイズに慣れている方であれば問題ないですが、あまり詳しくない場合には安易に壊そうとするのは避けると良いでしょう。
古いスマホを処分したい方の中では、これから新しい機種の購入を検討している方もいるでしょう。特にiPhoneシリーズなど高額のモデルをお得に購入するなら、バックマーケットのリファービッシュ品がおすすめです。
リファービッシュ品は中古品と異なり、専門家による検品やクリーニングのほか必要に応じた修理・部品交換を行った上で販売されます。そのため、新品と同等の動作が確認された端末となるため、リファービッシュ品は高い品質を誇ります。
加えて、数世代前の型落ちモデルは新品(定価)と比べて安価になり、コストパフォーマンスに優れています。型落ちiPhoneを購入するメリットは多く、人気のモデルを安く買いたい方におすすめです。
バックマーケットのリファービッシュ品には1年間の動作保証と30日間の返金保証、バッテリー容量保証もあり、購入後にすぐ故障したりバッテリーの劣化を確認された場合でも交換が可能です。
また、古いスマホの処分ではデータ管理で懸念される方も多いですが、バックマーケットのリファービッシュ済スマホではバックアップサービスの利用も可能です。落下や水没による破損・故障が発生してもデータ復旧の対応をしてもらえるので、ビジネスシーンでの利用でも安心できます。
リファービッシュ品のスマホではiPhoneシリーズのラインナップが充実しており、2024年以降ではiPhone14シリーズが特に人気です。スペック自体はiPhone16シリーズが高く評価されていますが、Apple製品は全体的に性能が高く、数世代前の機種でも問題なく利用できるほか価格が下がっているメリットもあります。
また、ホームボタン・指紋認証搭載のiPhoneが欲しいユーザーは、SEシリーズが適しています。2022年リリースのiPhone SE(第3世代)が比較的人気で、iPhone14モデルと同じプロセッサが使われているほか、5万円以下の価格帯と非常に安く購入しやすいです。
Andriodスマホのリファービッシュ品も取り揃えており、Galaxy S21モデルなどの型落ち機種をお得な価格でご購入いただけます。ビジネスシーンで使えるAndroid機種として活用できますので、気になる方はチェックしてみてください。
古いスマホの処分に関して、よくある質問と回答を以下でまとめました。電源が入らないなど完全に動かない機種については処分や買取といった対応が望ましいですが、まだある程度使える古いスマホは、サブ機種として運用する手段もあります。
🅰 日本国内ではiPhoneユーザーの割合が多く、その理由の一つとして安定したスペック・高性能といった特徴が挙げられます。Androidスマホと比較して全体的に高額ですが、iOSの性能が優れており、3年以上のiPhone寿命が一般的な指標となります。
ユーザーの利用・充電頻度によって寿命目安は変わりますが、iOSのアップデート・セキュリティサポートの期間が長いため5年程度同じiPhone機種を使い続けることも可能です。
🅰 古いスマホの中には、普通に起動できる端末もあります。動作が重く最新のゲームアプリが使えるようなスペックではないものの、ブラウザ閲覧やメッセージアプリなど基本的な用途であればまだ耐えられる場合、サブスマホ・2台目の端末として古いスマホを使う方も中にはいます。
スマホ2台持ちのメリット・使い続ける理由としては、外出先専用の端末にしてバッテリー切れのリスク対策にしたり、ビジネスシーンで使う機種でAndroidとiOSの両方で動作確認できるようにするなどの用途があります。処分するのがもったいないと感じる方は、サブスマホで使い続ける選択がおすすめです。
🅰 古いスマホの処分で、依頼先となる不用品の回収業者が信頼できるかどうか、適切な判断が求められます。以下のような不用品回収業者は信頼できず、要注意となります。
会社の住所や連絡先が不明確
SNSで不用品回収・買取の募集をしている
見積書や回収時の証明書などが発行されない
ネット上での評判が悪い
最近では闇バイトなどの犯罪行為で、中古スマホやパソコンなどの端末が悪用されるといった恐れもありますので、少なくとも運営企業が明確な回収・買取サービスを利用するべきです。
これまで古いスマホの処分・廃棄方法を中心に解説しましたが、無料で処分するだけでなく、ある程度の金額をもらえるような買取も経済的におすすめです。
古いスマホと言っても購入時は10万円以上と割と高かったから、売らないともったいない
端末の郵送で簡単に買い取ってもらえる業者を探している
データ消去など、確実に行うような信頼性の高い企業が良い
といった傾向がある方は、ぜひバックマーケットの買取サービスをご利用ください。バックマーケットはリファービッシュ品の販売だけでなく、不要になった古いスマホを買取いたします。
株式会社BelongとBack Marketが提携した買取サービスにて、中古スマホの売却が可能です。まずはWeb上にて簡単な質問にお答えいただくだけで、買取金額の見積もりをさせていただきます。
その後、端末をご発送いただければ査定結果のメール連絡、ご入金などの対応をいたします。買取時の手間や負担が少なく、お手軽にご利用いただけます。また、査定の基準は主に以下の通りです。
端末の種類・ストレージ容量(定価の価格)
ネットワーク利用制限の有無
画面が割れているかどうか
機能不良があるかどうか
詳しくは、Back Marketの買取サービスとは?のページでも解説していますのであわせてご参考ください。
バックマーケットより買取させていただいたスマホ端末は、リファービッシュ品として販売いたします。買取サービスのユーザー側は、データ移行や初期化などの対応をしていただきますが、データが仮に残っていた場合でもデータ消去の専用ソフトウェアを使って確実に削除しますのでご安心ください。
バックマーケットの買取サービスは一般的なスマホ処分・廃棄と比較して、経済的なメリットがあるほか地球環境にも優しいです。オンラインから気軽に見積もりが可能ですので、ぜひご活用ください!
コンテンツクリエーターとして6年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。