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iPhone16シリーズの比較では、各モデルの種類を理解することが重要です。下位モデル(iPhone16・iPhone16 Plus)と上位モデル(iPhone16 Pro・iPhone16 Pro Max)ではそれぞれ違いがあり、価格のほかスペックや特徴を把握した上で購入を検討するといいでしょう。iPhone16シリーズ全体の比較や、過去モデルとの違いもあわせて解説していますので、おすすめの機種を探してみてはいかがでしょうか。
Back Market Japanの第1号社員・サプライチームリーダーとしてサイト内全ての商品を仕入れから販売、最適化まで管理。販売事業者との連携業務に従事しており、iPhoneなどのデバイスに関する専門知識はBack Market社内で最も精通している。業務経験と専門知識を活かし、正確で役立つ情報をご提供できるように努めている。 *監修記事一覧を確認
はじめに、iPhone16シリーズに関する概要的な情報からご紹介します。iPhoneシリーズは毎年新作が発表されますが、2024年も最新モデルがリリースされました。
iPhone16の発売日は、例年通りの時期(9月)になっています。具体的な日付は以下の通りで、2024年9月20日よりApple Storeなどで発売されました。
iPhone16シリーズに関する発表日:2024年9月10日
予約開始日:2024年9月13日
発売・リリース日:2024年9月20日
毎年開催される発表・KeynoteはiPhoneユーザーを中心に注目されており、iPhone16シリーズの発表・Keynoteでは新しいAI機能であるApple Intelligenceが特に話題になっています。
iPhone16シリーズのスペックや性能の違いについて以下でも詳しく解説しますが、4種類あるモデルがどのような特徴なのか、概要を把握するといいでしょう。iPhone15シリーズの種類に引き続き、iPhone16シリーズでは無印モデルとPlusモデル、ProモデルとPro Maxといった同じラインナップです。
モデルの種類(レビュー関連ページ) | 概要と特徴 |
最も安いモデルで、重量も170gと軽く片手で操作しやすい。 | |
無印モデルと同等の性能で、画面サイズが6.7インチと大きくバッテリー持続時間も長い。 | |
6.3インチの画面サイズでプロセッサ・カメラが高性能。 | |
6.9インチの大画面モデルでプロセッサ・カメラの性能が良いほか、バッテリー容量も最も大きいものの高額になっているモデル。 |
各モデルの概要・特徴は上記の通りで、性能や画面・端末サイズのほか価格も重要な比較ポイントです。iPhone16が最も安く、iPhoone16 Pro Maxが最も高額となります。
価格に関して別途解説していますが、iPhone16シリーズは全体的に高く無印モデルでも124,800円〜の価格帯です。最新機種を購入したいものの予算が合わない...という場合には、型落ちモデルをリファービッシュ品で安く購入するのも手です。
iPhone16シリーズの各機種について、全体的なスペックを以下で比較しました。メモリ(RAM)や広角カメラの画素数など全モデルで共通している仕様もありますが、それぞれ異なる特徴があります。
| iPhone16 | iPhone16 Plus | iPhone16 Pro | iPhone16 Pro Max |
ディスプレイサイズ・リフレッシュノート | 6.1インチ・最大60Hz | 6.7インチ・最大60Hz | 6.3インチ・最大120Hz | 6.9インチ・最大120Hz |
解像度 | 2556 x 1179 (460 ppi) | 2796 x 1290 (460 ppi) | 2622 x 1206 (460 ppi) | 2868 x 1320 (460 ppi) |
本体サイズ | 高さ: 147.6 mm 幅: 71.6 mm 厚さ: 7.8 mm 重量: 170g | 高さ: 160.9 mm 幅: 77.8 mm 厚さ: 7.8 mm 重量: 199g | 高さ: 149.6 mm 幅: 71.5 mm 厚さ: 8.25 mm 重量: 199g | 高さ: 163.0 mm 幅: 77.6 mm 厚さ: 8.25 mm 重量: 227g |
メモリ(RAM) | 8 GB | 8 GB | 8 GB | 8 GB |
ストレージ容量 | 128/256/512 GB | 128/256/512 GB | 128/256/512GB/1TB | 256/512GB/1TB |
プロセッサ | A18 | A18 | A18 Pro | A18 Pro |
カメラ | 広角カメラ:4,800万画素 超広角カメラ:1,200万画素 | 広角カメラ:4,800万画素 超広角カメラ:1,200万画素 | 広角カメラ:4,800万画素 超広角カメラ:4,800万画素 望遠カメラ:1,200万画素 | 広角カメラ:4,800万画素 超広角カメラ:4,800万画素 望遠カメラ:1,200万画素 |
バッテリー性能 | 3561mAh(動画再生時間目安:22時間) | 4674mAh(動画再生時間目安:27時間) | 3582mAh(動画再生時間目安:27時間) | 4685mAh(動画再生時間目安:33時間) |
カラー | ブラック・ホワイト・ピンク・ティール・ウルトラマリン | ブラック・ホワイト・ピンク・ティール・ウルトラマリン | ブラックチタニウム・ホワイトチタニウム・ナチュラルチタニウム・デザートチタニウム | ブラックチタニウム・ホワイトチタニウム・ナチュラルチタニウム・デザートチタニウム |
iPhone16シリーズのモデル比較をする前に、全機種で搭載された新機能や前モデルであるiPhone15シリーズとの違いを見ていきます。詳しくはiPhone16とiPhone15シリーズの比較でも解説していますが、全体的なスペックではiPhone16シリーズの方が良いですが、Pro・Pro MaxモデルではiPhone15シリーズも人気です。
iPhone16シリーズで大きく変わった点では、物理的なボタンがあります。これまでiPhone15 ProモデルとiPhone15 Pro Maxモデルだけ搭載されていたアクションボタンが、iPhone16シリーズでは全機種で対応しました。アクションボタンはカメラなどアプリの起動に役立つもので、日常的な操作で活用されます。
加えて、iPhone16シリーズではカメラコントロールボタンも端末右側の側面に追加されており、クリックやスライドでシャッターやズーム調整が可能です。カメラコントロールボタンでは使い勝手の悪さなどネガティブなレビューもありますが、写真や動画撮影をよくするiPhoneユーザーにとって有用でしょう。
そのほか、新機能を含めiPhone15よりiPhone16シリーズの方が改善されているポイントをまとめました。
比較ポイント | iPhone16の新機能・優れている点 |
プロセッサ | A18・A18 Proの高性能なチップを搭載 下位モデルのメモリは6GBから8GBに増える |
カメラ性能 | 下位モデルでマクロ撮影・空間ビデオ撮影に対応 上位モデルの超広角カメラは4,800万画素にアップ |
バッテリー容量 | 全ての機種でバッテリー持続時間が長くなる |
ディスプレイサイズ | 上位モデルの画面サイズが従来より0.2インチ大きくなる |
Apple Intelligence | iPhone16では全機種でAI機能に対応(日本では2025年以降に実装) |
最新世代のプロセッサが使われているほか、下位モデルのカメラ性能が向上していたりバッテリー持続時間が延びているのも高評価です。また、iPhone16シリーズでは全てのモデルでApple Intelligenceに対応しています。
iPhone16シリーズへの乗り換えを検討しているユーザーの中で、Apple Intelligenceがどれだけ役立つか気になる方も多いでしょう。Apple IntelligenceはAppleが開発したAI機能で、以下のような用途で使えます。
メッセージ送信やメールの返信で文章の要約や修正に自動対応
オリジナルの画像・動画を制作
より正確で自然なSiriとのコミュニケーション
日本での実装は2025年以降と遅くなりますが、プライベートだけでなくビジネスシーンでも利用価値の高いAIツールは必見です。
また、Apple IntelligenceはiPhone16シリーズだけでなく、A17 Proチップを搭載しているとiPhone15 Pro Maxにも対応しています。新品だと高額なProシリーズでも、Back Market(バックマーケット)のリファービッシュ品なら型落ちモデルを中心にお得な価格で販売しています。Apple Intelligence対応の機種が欲しい方は、ぜひチェックしてみてください!
iPhone16のデザインや色の種類について、下位モデルと上位モデルでそれぞれ異なります。ユーザーの個性や好みによって評価が分かれますが、どちらも良さがあります。
iPhone16シリーズのデザインについて、下位モデルと上位モデルは以下のような傾向があります。カラー以外はiPhone15シリーズと同じ特徴で、無印モデルとPlusモデルはアルミ素材がフレームで使われているのに対し、Pro・Pro Maxは軽量で高強度のチタンフレームになっています。
デザイン比較 | iPhone16・iPhone16 Plus | iPhone16 Pro・iPhone16 Pro Max |
フレーム | アルミニウムフレーム | 航空宇宙グレードのチタンフレーム |
背面ガラス | カラーインフューズドガラス(光沢感がある) | マット仕上げのより耐久性のあるガラス |
カラーの特徴 | 彩度の高い鮮やかな色 | より洗練されたトーン・チタン仕上げのメタルカラー |
iPhone16 Pro・Pro Maxは高級感・重厚感のある印象で、ビジネスシーンでも相応しいデザインです。一方でiPhone16・iPhone16 Plusはカラーの種類が以下の通り多く、個性的な外観を選びたい方におすすめです。
iPhone16シリーズの色の種類は、下位モデルより5パターンと上位モデルで4パターンあります。iPhone15シリーズのカラーラインナップとよく比較されますが、特に下位モデルで違いがあります。
カラバリ比較 | iPhone16・iPhone16 Plus | iPhone16 Pro・iPhone16 Pro Max |
色の種類 | ブラック・ホワイト・ピンク・ティール・ウルトラマリン | ブラックチタニウム・ホワイトチタニウム・デザートチタニウム・ナチュラルチタニウム |
パステルカラーが特徴的なiPhone15・iPhone15 Plusとは異なり、iPhone16・iPhone16 Plusではビビットなピンクやウルトラマリンなど、主張の強いカラーが含まれています。また、定番色であるホワイトが追加されたほかミントグリーンが特徴的なティールも人気です。
上位モデルはチタン素材を活かしたカラーに統一されていますが、新たにデザートチタニウムが登場しました。過去のiPhoneシリーズで、ゴールドやローズ系のカラーが好きだったユーザーにとって好まれるような彩色になっています。
iPhone16シリーズの各モデルを比較する上で、画面や端末のサイズも重要なポイントです。これまでのiPhoneシリーズでは2パターン程度の画面サイズに留まりましたが、iPhone16シリーズでは全機種で画面サイズが異なるため、用途や好むポイントに応じて選ぶことが重要です。
画面サイズは以下の通りで、ピクセル密度自体はiPhone15シリーズと変わりないですが、Pro・Pro Maxモデルの画面が0.2インチ大きくなりました。
画面サイズ比較 | 画面サイズ | 解像度 | ピクセル密度 |
iPhone16 | 6.1インチ | 2556 x 1179 | 460 ppi |
iPhone16 Plus | 6.7インチ | 2796 x 1290 | 460 ppi |
iPhone16 Pro | 6.3インチ | 2622 x 1206 | 460 ppi |
iPhone16 Pro Max | 6.9インチ | 2868 x 1320 | 460 ppi |
従来のiPhoneモデルの画面サイズでは無印とProモデルが6.1インチ、PlusモデルとPro Maxモデルが6.7インチが定番でしたが、iPhone16 Proは6.3インチ、iPhone16 Pro Maxは6.9インチに拡大されています。
端末サイズと重さも以下の通り、比較しました。最も軽いのが無印モデルの170gで、Pro Maxモデルは227gと最も重くなっています。
端末サイズ比較 | 寸法 | 重量 |
iPhone16 | 147.6 mm × 71.6 mm × 7.80 mm | 170g |
iPhone16 Plus | 160.9 mm × 77.8 mm × 7.80 mm | 199g |
iPhone16 Pro | 149.6 mm × 71.5 mm × 8.25 mm | 199g |
iPhone16 Pro Max | 163.0 mm × 77.6 mm × 8.25 mm | 227g |
iPhone16 PlusとiPhone16 Proは同じ重さ(199g)になっており、端末自体はPlusモデルの方が大きいですが、Proモデルでは望遠カメラが追加されているため見た目よりも重くなっています。
iPhone15 Pro・Pro Maxモデルと比較すると、iPhone16 Pro・Pro Maxモデルは端末の大きさ・重量が多少ですがアップしています。動画視聴やオンラインゲームをよくするiPhoneユーザーにとって、画面が大きくなること自体はポジティブな改良と言えますが、片手で扱いづらい端末といった印象も受けます。
iPhone14 miniが登場しなかった理由でも解説していますが、iPhoneに限らず最近のスマートフォンは多様化が進んでいることもあり、画面の大きいモデルが人気です。それでもコンパクトなスマホ機種は一定の需要があり、iPhoneシリーズでは2021年にリリースされたiPhone13 miniモデルが比較的高性能でおすすめです。
iPhoneシリーズではディスプレイ性能も注目されていますが、下位モデルと上位モデルで違いがあります。リフレッシュレートの高い機種を使いたいなら、iPhone16 Pro・Pro Maxモデルがおすすめです。
Proシリーズは常時表示ディスプレイとProMotionテクノロジーを備えており、下位モデルとのディスプレイ性能より優れています。常時表示ディスプレイは、iPhone端末がロックされた状態でも暗い画面に日付やカレンダー、通知などが表示され続ける機能で常に必要な情報をチェックできるメリットがあります。
Pro・Pro Maxではリフレッシュレートも高く、最大120Hzのアダプティブリフレッシュレートで滑らかな画面の動きが特徴的です。アプリゲームをよくするユーザーや、映画やドラマなど動画コンテンツの視聴機会が多い方にとって高いリフレッシュレートは魅力的です。
対して無印・Plusモデルには常時表示ディスプレイに非対応で、60Hzのリフレッシュレートを維持しています。iPhone16シリーズでは下位モデルのリフレッシュレート改善も期待されましたが、実現されませんでした。
ただ、常時表示ディスプレイとリフレッシュレート以外は同じようなスペックで、下位モデルでも以下の通り最大輝度の高さやダイナミックアイランドの搭載で評価されています。
最大輝度:屋外のピーク輝度は共通で2,000ニト
全機種でダイナミックアイランドを搭載
全機種で最新世代のCeramic Shieldを搭載
また、iPhone16シリーズでは最新世代のCeramic Shield(セラミックシールド)が使われており、画面の耐久性がより上がっています。ある程度の高さからの落下では耐えられず画面が割れる可能性は高いですが、これまで以上に頑丈になっているためiPhoneの寿命・使える期間はより長くなるでしょう。
これまでのiPhoneシリーズでは、上位モデル(Pro・Pro Max)と比べて下位モデルの性能が劣る印象でしたが、iPhone16シリーズでは下位モデルのカメラスペックも改善されています。
カメラ性能の比較 | iPhone16・iPhone16 Plus | iPhone16 Pro・iPhone16 Pro Max |
カメラの数 | デュアルカメラ | トリプルカメラ |
メインカメラ(Fusionカメラ)の画素数 | 4,800万画素 | 4,800万画素 |
メインカメラの性能 | センサーシフトの光学式手ぶれ補正 | 第2世代センサーシフト:光学式手ぶれ補正 |
広角カメラの画素数 | 1,200万画素 | 4,800万画素 |
写真撮影の機能 | ナイトモード・最新世代のフォトグラフスタイル・マクロ写真撮影・空間写真撮影など | ナイトモード・ナイトモードでのポートレート・最新世代のフォトグラフスタイル・48MPマクロ写真撮影・空間写真撮影・Apple ProRAWなど |
動画撮影の機能 | 最大4K・60fpsのビデオ撮影・空間ビデオ撮影・オーディオミックス機能など | 最大4K・120fpsのProResビデオ撮影・Logビデオ撮影・空間ビデオ撮影・スタジオ品質の4マイクアレイ・オーディオミックス機能など |
光学ズーム性能 | 2倍 | 5倍 |
デジタルズーム性能 | 最大10倍 | 最大25倍 |
カメラコントロールボタン | 搭載 | 搭載 |
iPhone16シリーズ共通のカメラ機能では上記で紹介しましたカメラコントロールボタンのほか、最新世代のフォトグラフスタイルやマクロ写真・空間ビデオ撮影、オーディオミックスがあります。
iPhone16・iPhone16 Plusのカメラは斜め配置から縦配置に変わり、メインカメラがFusionカメラになったことで、これまで非対応だったマクロ写真・空間ビデオに対応しました。クリエイター向けの写真・動画撮影でも、無印やPlusモデルは充分に使えます。
より高精度なカメラを使いたいiPhoneユーザーは、iPhone16 Pro・Pro Maxが適しています。超広角カメラが4,800万画素に上がったことや、最大4K・120fpsのProResビデオ撮影にも対応しています。詳しくはiPhone16シリーズのカメラ性能でも解説していますので、カメラスペックの高さを重視する方はぜひご参考ください。
プロセッサや処理速度の性能に関して、iPhone16シリーズでは最新世代のチップを搭載しています。下位モデルはA18・上位モデルはA18 Proが使われており、GPUコア数も以下の通り異なります。
プロセッサ比較 | プロセッサ | プロセス技術 | CPUコア数 | GPUコア数 | Neural Engine |
iPhone16・iPhone16 Plus | A18 | 3nm | 6コア | 5コア | 16コア |
iPhone16 Pro・iPhone16 Pro Max | A18 Pro | 3nm | 6コア | 6コア | 16コア |
海外サイト(nanoreview.net)で掲載されているGeekbench 6のベンチマークスコアも、比較してみました。A18 Proチップ搭載の上位モデルが若干高い数値になっています。
ベンチマークスコア比較 | iPhone16 | iPhone16 Plus | iPhone16 Pro | iPhone16 Pro Max |
Geekbench 6(シングルコア) | 3192 | 3231 | 3337 | 3330 |
Geekbench 6(マルチコア) | 7788 | 7849 | 8261 | 8346 |
処理速度がより改善され、動画編集や最新のオンラインゲームなど様々な用途でPro・Pro Maxが使えます。ただ、同世代のチップであることから下位モデルと上位モデルで大きなベンチマークスコアの差はありません。対してiPhone15シリーズでは、A16チップ(下位モデル)とA17 Proチップ(上位モデル)で、性能の差がより大きいです。
Web閲覧やSNSなどのアプリ利用、動画視聴など基本的な用途であれば、無印・Plusモデルでも問題ないスペックです。
スマートフォンのスペックではバッテリー持ちも気になるポイントですが、iPhone16シリーズでは全体的にバッテリー持続時間が延びています。
各モデルのバッテリー持続時間目安は以下の通りで、前シリーズから比較して動画再生で1〜4時間ほど長くなっています。
バッテリー持続時間の比較 | 動画再生 | 動画ストリーミング | オーディオ再生 |
iPhone16 | 最大22時間 | 最大18時間 | 最大80時間 |
iPhone16 Plus | 最大27時間 | 最大24時間 | 最大100時間 |
iPhone16 Pro | 最大27時間 | 最大22時間 | 最大85時間 |
iPhone16 Pro Max | 最大33時間 | 最大29時間 | 最大105時間 |
特にiPhone16 Pro・iPhone16 Pro Maxモデルはバッテリー容量が増えており、動画再生で最大4時間延びています。iPhone16 Pro Maxは歴代機種の中でも最もバッテリー性能に優れており、動画再生で最大33時間持続します。
充電性能に関してはiPhone16シリーズ共通で、20Wの高速充電に対応しています。充電スピードに関して若干の違いがあり、iPhone16とiPhone16 Proは30分で最大50%充電であるのに対し、iPhone16 PlusとiPhone16 Pro Maxはバッテリー容量が大きいことから35分で最大50%の仕様となっています。
また、iPhone15シリーズと比較してMagSafeでの充電スピードも改善されました。iPhone12シリーズ以降の機種では最大15Wに留まっていましたが、iPhone16シリーズでは最大25WのMagSafe充電に対応しています。ワイヤレス充電を普段から活用しているiPhoneユーザーにとって、利便性の良さで期待できるでしょう。
iPhone16シリーズの各モデルについてスペック・性能を中心にこれまで解説しましたが、価格の違いも確認しておきましょう。iPhone15の価格から据え置きになり、新品での購入が予算的に難しく感じる場合には型落ちモデルもおすすめです。
iPhone16シリーズの価格(Apple Store参考)は以下表の通りで、iPhone15シリーズと同水準です。ストレージ容量によって値段が異なりますが、iPhone16シリーズのストレージ容量もiPhone15シリーズと全く同じオプションとなりました。
価格比較 | iPhone16 | iPhone16 Plus | iPhone16 Pro | iPhone16 Pro Max |
128GB | 124,800円 | 139,800円 | 159,800円 | - |
256GB | 139,800円 | 154,800円 | 174,800円 | 189,800円 |
512GB | 169,800円 | 184,800円 | 204,800円 | 219,800円 |
1TB | - | - | 234,800円 | 249,800円 |
最も安いiPhone16(128GB)では124,800円の価格で、1TBまでの容量になるとiPhone16 Pro Maxでは約25万円の価格帯まで上がります。
上記の価格を見て、スマホ・iPhoneの買い替えで出せる予算ではない...と感じる方は、最新の機種にこだわらず型落ちモデルのiPhoneもリファービッシュ品で見てみるといいでしょう。リファービッシュ品は中古品と異なり、専門家による検品やクリーニングのほか状態に応じた修理・部品交換も行います。
詳しくはリファービッシュ品と中古品の比較でも解説しており、価格が安いだけでなく品質面でも高く評価されています。iPhone15シリーズのほか、より安く購入できる型落ちモデルのiPhoneを多数揃えていますので、気になる方は価格をチェックしてみてください。
iPhone16シリーズの各種類について一通り確認した上で、それぞれのモデルを購入するメリットとデメリットをまとめました。用途や重視しているポイントに応じて、どの機種が適しているか確認してみてはいかがでしょうか。
無印モデルのiPhone16はベーシックな性能ですが、アクションボタンやカメラコントロールボタンの搭載、Apple Intelligenceの対応など基本的なスペック・仕様は備わっています。
評価レビュー | メリット | デメリット |
iPhone16 | シリーズ内では価格が最も安い 軽くコンパクトな機種が欲しい方におすすめ | 大画面のスマホが好みな方にとって合わない 望遠カメラ非搭載 バッテリー持続時間が比較的短い |
加えて、価格の安さや端末の軽さがメリットで、大画面のスマホより扱いやすさを優先したいiPhoneユーザーにとって無印モデルがおすすめです。
iPhone16 Plusモデルは、無印モデルと比べて画面が大きくバッテリー持続時間も長いです。Pro・Pro Maxと比べてスペックは下がり、無印モデルより高いため中途半端な機種として認識されがちですが、大画面モデルを安く購入したい方に適しています。
評価レビュー | メリット | デメリット |
iPhone16 Plus | 6.7インチの大画面モデル カメラ性能は低くても問題ない方にとって安く買える | 無印モデルと比べて重くなる 望遠カメラ非搭載 比較的人気のないモデル |
iPhone16シリーズでは下位モデルの性能も上がり、Pro Maxモデルだとオーバースペックに感じる方はPlusモデルから選んでみるといいでしょう。
上位モデルのiPhone16 Proは、プロセッサが改善されたほかカメラ性能もiPhone16 Pro Maxと同等になった点で評価されています。iPhone15 Proモデルは光学ズームで最大3倍ですが、iPhone16 Proは最大5倍に上がりました。
評価レビュー | メリット | デメリット |
iPhone16 Pro | プロセッサ性能が高く様々な用途に対応 望遠カメラの光学ズームが改善(最大5倍) | 画面が大きくなったことで重量もアップ iPhone15 Proと大きな性能さがない |
6.3インチの画面サイズは動画視聴やアプリゲーム・カメラ撮影に適していますが、重量も増えた点がデメリットだと言えます。また、全体的な性能ではiPhone15 Proとあまり変わらず、光学ズームとカメラコントロールボタン以外は似たようなスペックです。
ハイエンドモデルのiPhoneが欲しく、画面サイズが大きい端末を好むならiPhone16 Pro Maxがおすすめです。プロセッサ性能に優れているため、動画編集などクリエイティブな用途でも快適に使えます。
評価レビュー | メリット | デメリット |
iPhone16 Pro Max | 過去最大の画面サイズ(6.9インチ) カメラ性能が高いほかバッテリー持続時間も長い | 端末サイズが重く扱いづらい シリーズ内で最も高額のモデル |
デメリットとして挙げられることでは、端末の大きさ・重さがあります。片手では使いづらい端末サイズで、227gの重量だとポケットへの入れづらさも感じます。また、iPhone16シリーズ内では価格が最も高くなり、コストパフォーマンス面での不安もあります。
iPhone16シリーズの各種類を比較した上で、スペック面でいらない機能が多かったり価格の高さが気になるユーザーは、過去モデルもあわせて検討してみるといいでしょう。iPhone15やiPhone14シリーズもリファービッシュ品では人気の機種で、それぞれ購入するメリットがあります。
iPhone16シリーズは間違いなく過去最高のスペックを誇りますが、カメラコントロールボタンの使いづらさや価格の高さなどデメリットもあり、型落ちモデルのiPhone15シリーズを購入する選択肢もあります。
同じUSB-Cコネクタ対応
上位モデルのカメラ性能はiPhone16 Pro・Pro Maxとあまり変わらない
下位モデルは値下げされて、リファービッシュ品はより安く購入できる
iPhone16とiPhone15シリーズの比較をした上で、スペックを下げて安く購入したい場合にはiPhone15シリーズがおすすめです。互換性の高いUSB-Cコネクタが使えるほか、iPhone16シリーズのリリース後に下位モデルの値下げがされているので買いやすくなっています。
2022年にリリースされたiPhone14シリーズも、リファービッシュ品でよく選ばれています。プロセッサ性能が下がり、Lightningコネクタのモデルになりますが以下のようなメリットがあり人気です。
下位モデルのリファービッシュ品は10万円以下で購入できる
上位モデルはアクションボタン搭載・メインカメラ性能も4,800万画素と高い
iPhone14シリーズのカラーではブルーやディープパープルなど人気色がある
コスパが良いほか、iPhone16シリーズで搭載されているアクションボタン・4,800万画素のメインカメラが使える点も良く、価格重視のユーザーにおすすめです。
また、iPhone16シリーズ全体のデメリットでは指紋認証(Touch ID)に対応していない点もあります。iPhoneとAndroidスマホの違いで、顔認証と指紋認証の両方に対応しているAndroid機種に対し、最近のiPhoneナンバリングモデルは顔認証のみと不便です。
ホームボタン搭載の指紋認証が使いたいiPhoneユーザーは、SEシリーズの機種がおすすめです。比較的性能の高いiPhone SE(第3世代)は人気で、iPhone14・iPhone14 Plusと同じA15チップを搭載しています。人気のiPhone機種ランキングでもiPhone SE3が紹介されており、リファービッシュ品ではより安くご購入いただけます。
コンテンツクリエーターとして6年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。