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2024年9月11日に更新済み
2024年9月11日
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Sun
BackMarket コンテンツクリエーター
2023年にリリースされたiPhone15 Proのレビューでは、ハイスペックなカメラ性能やディスプレイ、処理性能などが注目されます。前モデルのiPhone14 Proと比較した改善点のほか、それほどアップグレードされていない点など気になるポイントもあります。iPhone15 Proの購入を検討している方は、こちらのレビュー記事より買い替えに適したモデルかどうか判断してみましょう。後継機種のiPhone16 Proと比較して、リファービッシュ品で安く購入できるメリットもあります!
iPhone15 ProはiPhone15シリーズの中でも上位のモデルで、カメラ性能で改善されているほか前機種であるiPhone14 Proモデルと比べて良くなっているポイントがあります。
まずはiPhone15 Proモデルで、評価されているレビューと気になるレビューの概要をまとめました。
iPhone15 Proの良いレビュー | iPhone15 Proの悪いレビュー |
耐久性と軽量で優れたチタン製デザイン | 無印モデルのiPhone15と比べたら重い |
高性能のプロセッサ:A17 Proチップ | バッテリーに関する懸念(発熱) |
トリプルカメラシステムの高い汎用性 | オーバースペックだと感じるユーザーも多い |
iOS 18のアップデートでApple Intelligenceに対応 | iPhone14 Proと比べて大きな改善がない |
USB-Cコネクタの対応で充電・データ転送の利便性が改善 | 新品価格だと15万円以上と高額 |
カメラの使い勝手や性能、持ちやすさなどiPhone15 Proでアップグレードされてはいますが、価格という点でコストパフォーマンスを感じにくい人もいるでしょう。ただ、iPhone15 Proは利便性で良い評判を得ているほか、今後の実装が期待されるApple Intelligenceの対応もされることから、スペックの高さで評価されます。
iPhone15 Proはクリエイター向けのスマートフォンとしては充分な性能で、ブラウザ閲覧や動画視聴など基本的な用途から、動画撮影・編集といった作業目的でもおすすめの端末です。
マクロビデオや空間ビデオ撮影に興味があり、USB 3(最大10Gb/s)に対応した高速なデータ転送について需要があると感じれば、有意義な乗り換え・新規購入ができます。iPhone14 Proモデルで課題だった端末の重さも解消されており、片手での操作がしやすい点でもおすすめです。
ハイエンドスマホでは価格の高さがネックとなりますが、Back Market(バックマーケット)では型落ちモデルのiPhoneを中心に、お得な価格でのリファービッシュ品を多数販売しています。iPhone16シリーズのリリース以降、iPhone15 ProはApple Storeでの販売も終了したためリファービッシュ品の需要が高くなることが見込まれます。
iPhone15 Proは2023年9月にリリースされた機種で、無印モデルとPlusモデルのほかPro Maxも含め、iPhone15シリーズでは4種類のモデルが発売されました。iPhone15 Proの性能のほか、他モデルとの比較をすることで自分に合った機種かどうか判断できるでしょう。
こちらのページではiPhone15 Proを中心に詳しいレビューを解説しますが、スペックについて以下表で基本的な性能をまとめました。
iPhone15 Proの基本スペック | 詳細 |
本体サイズ | 6.1インチ(高さ: 146.6 mm 幅: 70.6 mm 厚さ: 8.3 mm 重量: 187g) |
ディスプレイ | Super Retina XDR OLED(画面解像度:2556 x 1179 ピクセル密度:460ppp リフレッシュレート:120Hz) |
プロセッサ | A17 Proチップ |
ストレージ容量 | 128GB・256GB・512GB・1TB |
カメラ | メインカメラ(広角カメラ):4,800万画素 f/1.78 超広角カメラ:1,200万画素 f/2.2 望遠カメラ:1,200万画素 f/2.8 |
バッテリー性能 | 3274mAh(動画再生時間目安:23時間) |
生体認証 | Face ID(顔認証) |
カラーラインナップ | ブラックチタニウム・ホワイトチタニウム・ブルーチタニウム・ナチュラルチタニウム |
端子 | USB-Cコネクタ |
新しいiPhoneシリーズが登場するたびに、各モデルの比較も気になりますよね。Proシリーズの購入を考えている方は、下位モデルであるiPhone15・iPhone15 Plusと比べて何が違うのか知っておきたいところです。
<iPhone15 Pro・iPhone15 Pro Maxの特徴(下位モデルにはない機能・仕様)>
チタニウムの採用(下位モデルのボディ素材はアルミニウム)
A17 Proチップによる高性能なプロセッサ搭載
アクションボタンの搭載
常時表示ディスプレイ
リフレッシュレート(最大120Hz)
カメラ性能(望遠カメラ搭載など)
Wi-Fi 6E対応
iPhone15のストレージ容量の違い(1TBも選択可能)
などのアップグレードが特徴的で、より高いスペックのiPhoneを求めているユーザーはiPhone15 Proが選択肢に入るでしょう。一方で、そこまでカメラ性能が必要なかったり、6.7インチの大型ディスプレイを好む場合にはiPhone15やiPhone15 Plusが適しています。
詳しくは関連記事より、iPhone15モデルのレビューやiPhone15 Plusの評価・評判で解説しています。Proシリーズではオーバースペックだと感じるユーザーは、下位モデルから選んでみるといいですね。
iPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxの違いもよく比較されますが、Pro Maxモデルでは画面の大きさやバッテリー容量のほか、カメラ性能が異なります。
モデル比較 | iPhone15 Pro | iPhone15 Pro Max |
画面サイズ | 6.1インチ | 6.7インチ |
重量 | 187g | 221g |
バッテリー持続時間 | 動画再生:最大23時間 | 動画再生:最大29時間 |
カメラのズーム性能 | 光学ズーム:最大3倍 デジタルズーム:最大15倍 | 光学ズーム:最大5倍 デジタルズーム:最大25倍 |
iPhoneシリーズによってはカメラ性能が同じ機種もありますが、iPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxではズーム性能に違いがあります。具体的な性能詳細については、iPhone15 Pro Maxのレビューページよりご参考ください。
iPhoneに限らず、最近のスマートフォンではディスプレイの大型化が進んでおり、ゲームや動画など用途の多様性もあって大きいデバイスを好むユーザーが増えています。iPhone14 miniがリリースされなかった理由でも解説していますが、5.4インチのminiモデルは需要の低下により、iPhone14シリーズ以降では登場しています。
miniモデルやSEシリーズと比較して、片手での操作がしにくいほか重く持ち運びに不便といった課題もありますが、iPhone15 Proでは前シリーズと比べて軽量化が進み、利便性やデザイン面での良いレビューがあります。
iPhone15 Proの端末ではこれまでのステンレス素材から、チタニウムに変更されました。ベゼルが狭くなり、高さと幅が小さくなってチタニウムとアルミニウムを接合したことで、iPhone14 Proの重量(206g)と比べて、187gと約20gも軽くなりました。
これはiPhone12シリーズのProモデルと同じ重量で、Proシリーズは高性能である一方で重さがネックになっていましたが、iPhone15では改善が見られます。また、チタン素材は軽いだけでなく強度も高く、頑丈さにおいても安心できます。
iPhone15 Proのカラーオプションはブラックチタニウムとホワイトチタニウム、ブルーチタニウム、ナチュラルチタニウムの4色です。どれも落ち着いたニュートラルな色合いで、マットなチタンフレームから高級な印象を与えます。
下位モデルのiPhone15・iPhone15 Plusではピンクやグリーンなど、パステルカラーの色彩で異なる特徴となりますが、シンプルでビジネスシーンでも合うような外観を好むユーザーにはおすすめです。
デザインと関連して、ディスプレイの性能に関してはiPhone14 Proモデルと比べてほぼ同じですが、引き続き使えるダイナミックアイランド(Dynamic Island)や常時表示ディスプレイなど便利な機能があります。
iPhone15 Proにはインカメラ部分に、アプリの通知や確認、簡単な操作など便利にできるダイナミックアイランドが搭載されています。Uberの到着が迫っていたり、聴いている音楽を切り替えたい時など、以前のノッチデザインと比べて簡易的な通知確認の利便性が向上しました。
また、携帯電話のロックを解除しなくてもバッテリー残量や時刻、通知を確認できる常時表示ディスプレイもあり、こちらはiPhone14シリーズと同様にProモデル限定の機能となります。
iOS17では常時表示ディスプレイに関連したスタンバイ機能が追加され、カレンダーや時計・天気や写真の表示など、よりカスタマイズ性が上がりました。充電中のiPhoneを有効活用できるような機能で、常にデスク上にiPhoneを置いているユーザーにとって使い方の幅が広がると感じるでしょう。
下位モデルのiPhone15・iPhone15 Plusと比較して、リフレッシュレートのスペックが高いのも特徴的です。下位モデルでは60Hzのリフレッシュレートとなりますが、iPhone15 Proシリーズでは最大120Hzとなります。Androidのスマートフォンでは120Hzのリフレッシュレートが一般的になっており、画面操作の滑らかさなど、60Hzと比べて差を感じます。
屋外では最大2,000ニトの輝度で、シーンを問わずディスプレイが見やすいメリットがあります。外で写真撮影をする際、ディスプレイが見づらく撮りづらいといったことが古いiPhoneモデルにもありましたが、iPhone15 Proでは改善が見られます。
iPhone15・iPhone15 Plusの下位モデルではディスプレイ性能に課題があり、常時表示ディスプレイ非対応や60Hzの低いリフレッシュレートなど不満に感じる場合、Proシリーズがおすすめです。後継機種のiPhone16シリーズも同様に下位モデルは120Hzに対応していないため、iPhone15 Proの購入価値が高くなります。
これまでのiPhoneシリーズではBionicのチップが標準でしたが、iPhone15 ProとiPhone15 Pro MaxではA17 Proチップが搭載されました。A17 Proチップは、iPhone15 Proの高速パフォーマンスを保証します。CPU性能は10%向上し、グラフィックス速度は20%向上します。
A17 Proチップではレイトレーシングにも対応しており、ゲームをしながらでも流れるようなパフォーマンスが期待できます。実際、人気ゲームシリーズの『BIOHAZARD VILLAGE(バイオハザード ヴィレッジ)』のようなビッグタイトルもApp Storeで配信されていますが、iPhone 15 Pro・Pro Max限定でのプレイ環境となっています。
オンラインゲームや動画視聴での満足度を高めたいユーザーにとって、iPhone15 Proは理想的なデバイスです。また、高速な機械学習性能により動画編集など高い負荷の作業に向いています。
iPhone15 Proのベンチマークスコアについて、海外サイト(nanoreview.net)に掲載しているGeekbench 6のデータを基準に見てみると、iPhone14 Proより15%以上の改善が確認できます。
ベンチマークスコア比較 | iPhone15 Proモデル | iPhone14 Proモデル |
Geekbench 6(シングルコア) | 2920 | 2519 |
Geekbench 6(マルチコア) | 7447 | 6382 |
最新のオンラインゲームを楽しみたい
動画編集をする機会が多い
ビジネスやクリエイター向けのスマホを探している
といった用途や目的であれば、iPhone15 Proがおすすめです。iPhoneとAndroidスマホでは処理速度などスペックがよく比較されますが、iPhone15 Proはハイエンドスマホとして高く評価されています。Androidからの乗り換えでも、満足のいく性能でしょう。
iPhone15 Proは2023年リリースの機種になるため、今後のiOSアップデートサポートも長期的に続きます。また、Proシリーズの利点としてiOS 18でApple Intelligenceに対応するのも注目されるポイントです。
iOSのアップデートではセキュリティの強化や新機能などが行われますが、2024年にリリースされるiOS 18のバージョンではApple Intelligenceが導入されます。Apple Intelligenceは人工知能(AI)と機械学習(ML)を利用した機能で、Siriアシスタントやカメラ機能、通知メッセージなど様々なシーンでの改善が期待できます。
※Apple Intelligenceは2024年10月よりアメリカ(英語)でリリースされ、日本国内での公開時期は2025年以降になります。
Apple Intelligenceが導入される要件で、A17 Proチップ搭載のiPhone15 Pro・iPhone15 Pro Maxと、A18・A18 Proチップ搭載のiPhone16シリーズになっています。後継機種のiPhone16シリーズでは価格の高さがネックになるため、Apple Intelligence対応のスマホを安く購入するなら型落ちモデルのiPhone15 Proがおすすめです。
また、iPhoneの寿命・使える期間ではiOSのアップデートサポートが重要で、最新のiOSバージョンが使えないと機能制限のほかセキュリティの脆弱性などリスクが発生します。
iPhone11シリーズなど古い機種では長期的な利用が難しく、スペック的な問題から使いづらさを感じることもあるでしょう。iPhone15 Proは比較的高い機種ですが、3年以上の長期間使える機種としては信頼性が高く、同じモデルを大事に使っていきたいユーザーにとって適しています。iOSのサポート期間は発売から5〜6年は継続するため、iPhone15 Proの寿命はまだまだ先となります。
iPhone15 Proのカメラも注目される機能で、4,800万画素のメインカメラ(広角カメラと)1,2000万画素の超広角カメラ、同じく1,200万画素の望遠カメラが搭載されています。
高解像度センサーや光学3倍ズームでより鮮やかな写真の撮影が可能になり、人物のほか広大な風景の撮影など幅広いシーンでパフォーマンスを発揮します。また、iPhone15 Proはビデオ撮影にも適しており、シネマティックモードでは最大4K、30fpsでの撮影も可能です。
ポートレートモード自体はこれまでのiPhoneシリーズでも使えましたが、iPhone15シリーズでは人物や猫や犬などの動物を識別する基本的な性能だけでなく、写真を撮った後で「後からポートレート」機能を活用できます。
撮影後にポートレートエフェクトを反映できるのは便利で、画面をタップして写真のフォーカスを手動で変更し、それに応じて深度(ピントが合う範囲)を自由に調整できるので自由に写真のイメージが変わります。
動画撮影をよくするユーザーは、以下の通りiPhone15 Proの機能を充分に活用できます。
空間ビデオ撮影(3Dの動画撮影を実現)
ProRes Logを使った撮影(高品質かつ色調補正ができる動画が作れる)
高解像度での動画撮影(4K、60fpsに変更可能)
プロフェッショナルな動画編集や、ビジネスシーンでのクリエイティブな作業でiPhone15 Proの価値がより高まります。スマートフォンで動画撮影だけでなく、編集まで行いたいユーザーにおすすめです。
ただ、iPhoneのカメラ機能は着実にアップグレードされている一方で、普段使い程度の写真・動画撮影ではオーバースペックに感じるユーザーも少なくありません。動画撮影をする機会が少ないiPhoneユーザーは、下位モデルの性能でも問題ないでしょう。
iPhone14 Proモデルと比較して、iPhone15 Proでは機能追加されているポイントが他にもあります。上記で説明した内容ではチタニウムの採用やA17 Proチップによる処理速度の改善、端末の軽量化などありますが、アクションボタンの搭載やUSB-Cの変更も注目されています。
iPhone15 Pro・iPhone15 Pro Maxを対象に、新しいアクションボタンが搭載されました。端末の側面には従来、ミュートボタンがありましたがより機能的な使い方ができます。
具体的には消音の切り替えだけでなく、カメラの起動やショートカットの割り当てでアプリの起動・音楽の再生など様々な用途で使えます。よく使うアプリに関しては、アクションボタンから登録しておくことで簡易的に起動できるようになります。
iPhone15シリーズでは全ての機種に対して、従来のLightnigコネクタからUSB-Cへの変更がされました。互換性の高いUSB-Cになったことで充電がしやすくなったほか、データ転送での利便性も上がりました。
iPhone15 ProシリーズではUSB 3に対応しており、最大10Gbpsでのデータ転送が可能です。MacBookなどApple製品との接続も容易で、写真や動画など大容量のデータを移す際にも役立ちます。
これまでのiPhoneシリーズではWi-Fi 6の通信規格でしたが、iPhone15 ProではWi-Fi 6Eにアップグレードされました。Wi-Fi 6Eでは混雑や干渉が少ないメリットがあり、オンラインゲームなどの通信でも比較的安定します。
アプリゲームをすることが多いユーザーや、オンライン会議などビジネスシーンでの用途がメインになる場合、安定した高速通信ができるiPhone15 Proの利用価値が高いでしょう。
iPhone15 Proのバッテリーについて、発売当初は発熱などの悪い評判・口コミもありました。iOSのアップデートで解消はされていますが、参考までに解説します。
iPhone15 Proは3274mAhのバッテリーを搭載しており、iPhone14 Proよりもわずかに大きい容量ですが持続時間の目安は同じで、動画再生で最大23時間使えます。無印モデル(最大20時間)と比べるとバッテリー持ちが良いですが、iPhone15 Plus(最大26時間)とiPhone 15 Pro Max(最大29時間)よりはバッテリー容量が小さいです。
バッテリー持ちについて気になる方は、iPhone15 Pro Maxがおすすめです。一日中外出先で使ったり、カメラやオンラインゲームでバッテリーの消費が進む場合には、6.7インチのiPhone15 Pro Maxが適しています。
iPhone15 Proは、特に発売当初に過熱の問題が報告されました。具体的にはオンラインゲームなどグラフィック処理の負荷が大きいアプリの利用や、充電中にデバイスが過度に熱くなることが指摘されています。
iPhone15 ProのほかiPhonee15 Pro Maxでも同様の報告があり、原因として熱伝導率の高いチタン素材が使われていることが挙げられます。ただ、Appleはこれらの懸念に対処するために、過熱問題を軽減するiOSのソフトウェアアップデートを行いました。そのため、現在では発熱に関する懸念はある程度解消されていますが、使い方によってはバッテリーの消耗が進む恐れがあります。詳しくはiPhoneのバッテリー寿命で解説していますので、あわせてご参考ください。
iPhone15 Proでは下位モデルと比較しても、カメラやディスプレイなどの機能が優秀でハイスペックなスマートフォンを重視するユーザーに適しています。ただ、購入や買い替えの際には価格が気になるポイントで、新品価格が高額であるiPhone15 Proはコストパフォーマンスの観点から悩むでしょう。
Apple Storeでの販売価格を参考にすると、以下の通りiPhone15 Proでは一番安い128GBでも15万円以上の価格帯になります。
128 GB:159,800円
256 GB:174,800円
512 GB:204,800円
1TB: 234,800円
動画撮影や映画データのダウンロードなど、より多くのストレージが必要なユーザーには512GBや1TBなどのオプションもありますが、iPhone15シリーズのストレージ容量ではProモデルでも128GBの小さい容量を選択できます。
参考までにiPhone15シリーズでの価格比較(リリース当時価格)も以下表でまとめましたが、iPhone15 Proは下位モデルと比べて高いことが分かります。
Apple Store価格の比較 | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB |
124,800円 | 139,800円 | 169,800円 | - | |
139,800円 | 154,800円 | 184,800円 | - | |
159,800円 | 174,800円 | 204,800円 | 234,800円 | |
- | 189,800円 | 219,800円 | 249,800円 |
後継機種のiPhone16 Proも同じ価格帯で、年々iPhoneの値段は上がっています。iPhoneが高い理由として円安や物価高の影響があり、ドル価格だとそれほど変わっていないものの、日本円では高額な傾向が見られます。
iPhone15 Proをなるべく安く購入したい場合や、コスト面が気になるためiPhone14 Proシリーズなど型落ちモデルの買い方も検討している場合にはリファービッシュ品(整備済製品)もおすすめです。
Back Market(バックマーケット)で販売しているリファービッシュ済のiPhoneはいわゆる再生品で、専門家による検品やクリーニング、必要に応じた修理や部品交換を行った上で出荷されています。中古品価格でありながら、新品と同等の動作で使えるのが大きなメリットです。
iPhone15 Proを安く買う方法では中古品もありますが、中古iPhoneに関する注意点は多く、無保証やバッテリーの消耗など品質での信頼性が下がります。特にフリマサイトなど、個人間取引で販売される中古iPhoneをおすすめしない理由を確認しておくといいでしょう。
初めてリファービッシュ品のiPhoneを購入する方でも安心してお使いいただけるように、1年間の動作保証と30日間の返金保証、バッテリー保証なども付いています。新品にこだわらず、コストパフォーマンスに優れたリファービッシュ品を活用してみてはいかがでしょうか。
これまでiPhone15 Proのレビュー・性能を中心に解説しましたが、型落ちモデルのiPhone14 Proと後継機種のiPhone16 Proとも比較をします。
iPhone15とiPhone14シリーズの違いでは、USB-Cコネクタなどの仕様が異なります。具体的には以下の通りです。
Proモデルの比較 | iPhone15 Pro | iPhone14 Pro |
コネクタ規格 | USB-C | Lightning |
アクションボタン | 搭載 | 非搭載(ミュートスイッチを搭載) |
プロセッサ | A17 Proチップ | A16 Bionicチップ |
重量 | 187g | 206g |
カメラ性能の違い | スマートHDR5 Logビデオ撮影に対応 | スマートHDR4 Logビデオ撮影に非対応 |
一方で共通点も多く、ディスプレイの性能やカメラ機能で大きな差がなく、iPhone14 Proでも4,800万画素のメインカメラに3倍の光学ズームナイトモードのポートレート、Apple ProRAWなどに対応しています。
Lightningコネクタでも不自由なく使えて、数世代前のカメラ性能でも問題なく感じるユーザーはiPhone14 Proがおすすめです。リファービッシュ品ではよりお得な価格で販売しているため、コスパ面で評価されています。
iPhone15 Proと比較して、2024年モデルのiPhone16 Proでは以下のような違い・アップグレードがされています。
プロセッサはA18 Proチップに改善
カメラコントロールボタンの搭載
Pro Max限定だった5倍光学ズームに対応
超広角カメラの画素数が4,800万画素に上がる
ディスプレイサイズが6.1インチ→6.3インチに大きくなる
iPhone16 Proでは5倍の光学ズームが使えるほか、超広角カメラの画素数も向上しています。ディスプレイサイズは多少ですが6.3インチまで拡大され、カメラや動画視聴の用途に適しています。
ただ、iPhone16 Proでは価格の高さがネックになります。iPhone15 Proと同じ据え置き価格で、コストパフォーマンス面は低評価です。また、下位モデルのiPhone16・iPhone16 Plusにも空間ビデオ撮影やマクロ動画撮影、カメラコントロールボタン・アクションボタンの搭載などが加わったことで、上位モデルとそれほど変わらない性能から想定的に評価が下がっています。
iPhone16 Proの性能についての詳しく情報は、iPhone16 Proのレビューページもあわせてご参考ください。
iPhone15 Proのレビューについて一通り確認しましたが、全体的な評価では利便性や性能の高さ、軽量化など様々な点で使いやすくなった点が見受けられます。
iPhone11シリーズなど古いモデルを持っていて、写真や動画撮影で高いスペックを要求するユーザーにとってiPhone15 Proは間違いなく魅力的な機種です。ただし写真機能に特に興味がない限り、そこまで買い換える価値はないと感じる方もいるでしょう。
iPhone15 Proは2023年までのiPhoneモデルの中では、カメラの性能が特に良くA17 Proチップによる高い処理能力が魅力的で、カメラ性能別のiPhoneランキングでも紹介しています。上位モデルにはiPhone15 Pro Maxもありますが、Pro Maxほど高くない価格で6.1インチのディスプレイサイズが好みであればおすすめです。
外出先でも、撮影や動画視聴など扱いやすいスマホが欲しい
高画質のオンラインゲームをする機会が多い
SNS投稿やビジネスシーンでの画像・動画制作をよくする
などの用途にiPhone15 Proは適しており、アクションボタンによるカメラやアプリなど簡易的な起動など、操作性でも良いレビューがあります。
一方ではiPhone15 Proでは価格の高さや、ユーザーにとっては普段あまり使わないカメラの機能など多く、オーバースペックによるコストパフォーマンスの悪さも感じられます。これまでiPhone SEシリーズでも実用面で問題なく使えていた場合、iPhone15 Proレベルのスペックは不要だと思われます。
バッテリーに関するネガティブな評価もあり、iPhone14 Proと同等のバッテリーの持ちであるほか、発熱に関するユーザーからの報告もされています。各ユーザーの使用状況にもよりますが、カメラの使用中などで高温のアラートが出るほか端末に触れないほど熱くなったという事例もあります。現在ではiOS17のアップデートにより問題は解消されていますが、今後の新作iPhoneの開発でも過熱は大きな課題となるでしょう。
また、iPhone14とiPhone15の比較でも解説していますが、iPhone14 Proとそこまで機能差が感じられないといった率直なレビューもあります。確かにA17 Proチップによる高速処理など進化はしていますが、実際に使用してみると革新的な新機能はなくiPhone14 Proでも充分に代用できるとも考えられます。
iPhone15 Proなど新しい上位機種モデルは、高額の予算に見合うと感じるユーザーは限られており、一般的な用途ではもっと安い機種の方が需要が高くなります。iPhoneの買い替えで価格の安さやコストパフォーマンスを重視する際、数世代前の型落ちモデルも比較してみるといいでしょう。
バックマーケットで販売しているリファービッシュ済のiPhoneは、iPhone13や14シリーズなど型落ちモデルの世代を中心に人気を集めています。今回のiPhone15 Proのレビューを確認して、15万円以上の価格帯に相当し実用的なスペックであるとは感じない方は、予算を下げられるリファービッシュ品のiPhoneを選んでみてはいかがでしょうか。
コンテンツクリエーターとして7年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。