iPhone15 Pro Maxの価格と機能・安く買う方法は?
iPhone Pro Maxモデルを利用したことがあるユーザーにとって、2023年にリリースされたiPhone 15 Pro Maxのスペックや価格について気になるポイントでしょう。そこでこの記事では、iPhone 15 Pro Maxのスペックや価格のほか、最安値で手に入れる方法についてご紹介します。
Back Marketは、このサイトの閲覧に必要な機能性Cookieを使用しています。弊社と弊社のパートナーは、トラフィックを計測し、お客様にパーソナライズされたコンテンツや広告を表示するためにもCookieを使用しています。
Cookieの設定は後から変更できます。各ページの下部にある「Cookie」をクリックしてください。クッキーの詳細をご確認ください
2023年10月にリリースされたiPhone15 Proに関するレビューでは、ハイスペックなカメラ性能やディスプレイ、処理性能などが注目されます。前モデルのiPhone14 Proと比較した改善点のほか、それほどアップグレードされていない点など気になるポイントもあります。iPhone15 Proの購入を検討している方は、こちらのレビュー記事より買い替えに適したモデルかどうか判断してみましょう。
iPhone15 ProはiPhone15シリーズの中でも上位のモデルで、カメラ性能のアップデートや前機種であるiPhone14 Proモデルと比べて改良されているポイントが多くあります。詳しくは以下で解説しますが、iPhone15で評価されているレビューと気になるレビューの概要をまとめました。
iPhone15の良いレビュー | iPhone15の悪いレビュー |
耐久性と軽量で優れたチタン製デザイン | 新品価格だと15万円以上と高額 |
高性能のプロセッサ:A17 Proチップ | バッテリーに関する懸念(発熱) |
トリプルカメラシステムの高い汎用性 | オーバースペックだと感じるユーザーも多い |
カメラの使い勝手や性能、持ちやすさなどiPhone15 Proでアップグレードされてはいますが、価格という点でコストパフォーマンスを感じにくい人もいるでしょう。
iPhone15は2023年9月にリリースされたシリーズで、iPhone15 Proを含む4種類のモデルが発売されました。下位モデルのiPhone15・iPhone15 Plusのほか、上位モデルではiPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxがあります。
こちらのページではiPhone15 Proを中心に詳しいレビューを解説しますが、スペックについて以下表で基本的な性能をまとめました。
iPhone15 Proの基本スペック | 詳細 |
本体サイズ | 6.1インチ(高さ: 146.6 mm 幅: 70.6 mm 厚さ: 8.3 mm 重量: 187g) |
ディスプレイ | Super Retina XDR OLED(画面解像度:2556 x 1179 ピクセル密度:460ppp リフレッシュノート:120Hz) |
プロセッサ | A17 Proチップ |
ストレージ容量 | 128GB・256GB・512GB・1TB |
カメラ | メインカメラ(広角カメラ):4,800万画素 超広角カメラ:1,200万画素 望遠カメラ:1,200万画素 |
バッテリー性能 | 3274mAh(動画再生時間目安:23時間) |
生体認証 | Face ID(顔認証) |
カラーラインナップ | ブラックチタニウム・ホワイトチタニウム・ブルーチタニウム・ナチュラルチタニウム |
端子 | USB-Cコネクタ |
新しいiPhoneシリーズが登場するたびに、各モデルの比較も気になりますよね。Proシリーズの購入を考えている方は、ベーシックモデルと比べて何が違うのか知っておきたいところです。
<iPhone15 Pro・iPhone15 Pro Maxの特徴(ベーシックモデルにはない機能)>
チタニウムの採用
A17 Proチップによる高性能なプロセッサ搭載
アクションボタンの搭載
常時表示ディスプレイ
リフレッシュノート(最大120Hz)
カメラ性能(望遠カメラ搭載など)
Wi-Fi 6E対応
iPhone15のストレージ容量の違い(1TBも選択可能)
などのアップグレードが特徴的で、より高いスペックのiPhoneを求めているユーザーはiPhone15 Proが選択肢に入るでしょう。一方で、そこまでカメラ性能が必要なかったり、6.7インチの大型ディスプレイを好む場合には下位モデルのiPhone15・iPhone15 Plusが適しています。
また、価格面で気になるユーザーは以下の関連記事もご参考ください。新品価格では比較的高額になり、iPhone15 Proでは15万円以上の価格帯になり、予算的に購入が難しいという方は型落ちモデルの検討もおすすめです。
これまでのiPhoneシリーズではBionicのチップが標準でしたが、iPhone15 ProとiPhone15 Pro MaxではA17 Proチップが搭載されました。A17 Proチップは、iPhone15 Proの高速パフォーマンスを保証します。CPU性能は10%向上し、グラフィックス速度は20%向上します。
A17 Proチップではレイトレーシングにも対応しており、ゲームをしながらでも流れるようなパフォーマンスが期待できます。実際、人気ゲームシリーズの『BIOHAZARD VILLAGE(バイオハザード ヴィレッジ)』のようなビッグタイトルもApp Storeで配信されていますが、iPhone 15 Pro・Pro Max限定でのプレイ環境となっています。
オンラインゲームや動画視聴での満足度を高めたいユーザーにとって、iPhone15 Proは理想的なデバイスです。また、高速な機械学習性能により動画編集など高い負荷の作業に向いています。
iPhone15 Proのカメラも注目される機能で、4,800万画素のメインカメラ(広角カメラと)1,2000万画素の超広角カメラ、同じく1,200万画素の望遠カメラが搭載されています。
高解像度センサーや光学5倍ズームでより鮮やかな写真の撮影が可能になり、人物のほか広大な風景の撮影など幅広いシーンでパフォーマンスを発揮します。また、iPhone15 Proはビデオ撮影にも適しており、シネマティックモードでは3倍ズームが可能です。最大4K、60fpsで外付けSSDに直接録画できます。
ポートレートモード自体はこれまでのiPhoneシリーズでも使えましたが、iPhone15シリーズでは人物や猫や犬などの動物を識別する基本的な性能だけでなく、写真を撮った後で「後からポートレート」機能を活用できます。
撮影後にポートレートエフェクトを反映できるのは便利で、画面をタップして写真のフォーカスを手動で変更し、それに応じて深度(ピントが合う範囲)を自由に調整できるので自由に写真のイメージが変わります。
動画撮影をよくするユーザーは、以下の通りiPhone15 Proの機能を充分に活用できます。
空間ビデオ撮影(3Dの動画撮影を実現)
ProRes Logを使った撮影(高品質かつ色調補正ができる動画が作れる)
高解像度での動画撮影(4K、60fpsに変更可能)
プロフェッショナルな動画編集や、ビジネスシーンでのクリエイティブな作業でiPhone15 Proの価値がより高まります。スマートフォンで動画撮影だけでなく、編集まで行いたいユーザーにおすすめです。
ただ、iPhoneのカメラ機能は着実にアップグレードされている一方で、普段使い程度の写真・動画撮影ではオーバースペックに感じるユーザーも少なくありません。
iPhoneに限らず、最近のスマートフォンではディスプレイの大型化が進んでおり、ゲームや動画など用途の多様性もあって大きいデバイスを好むユーザーが増えています。
そのため、片手での操作がしにくいほか重く持ち運びに不便といった課題もありますが、iPhone15 Proでは前シリーズと比べて軽量化が進み、利便性やデザイン面での良いレビューがあります。
iPhone15 Proの端末ではこれまでのステンレス素材から、チタニウムに変更されました。ベゼルが狭くなり、高さと幅が小さくなってチタニウムとアルミニウムを接合したことで、iPhone14 Proの重量(206g)と比べて、187gと約20gも軽くなりました。
これはiPhone12シリーズのProモデルと同じ重量で、Proシリーズは高性能である一方で重さがネックになっていましたが、iPhone15では改善が見られます。また、チタン素材は軽いだけでなく強度も高く、頑丈さにおいても安心できます。
iPhone15 Proのカラーオプションはブラックチタニウムとホワイトチタニウム、ブルーチタニウム、ナチュラルチタニウムの4色です。どれも落ち着いたニュートラルな色合いで、マットなチタンフレームから高級な印象を与えます。
下位モデルのiPhone15・iPhone15 Plusではピンクやグリーンなど、パステルカラーの色彩で異なる特徴となりますが、シンプルでビジネスシーンでも合うような外観を好むユーザーにはおすすめです。
デザインと関連して、ディスプレイの性能に関してはiPhone14 Proと比べて大きな変化はありませんが、引き続き使えるダイナミックアイランド(Dynamic Island)や常時表示ディスプレイなど便利な機能があります。
iPhone15 Proにはインカメラ部分に、アプリの通知や確認、簡単な操作など便利にできるダイナミックアイランドが搭載されています。Uberの到着が迫っていたり、聴いている音楽を切り替えたい時など、以前のノッチデザインと比べて簡易的な通知確認の利便性が向上しました。
また、携帯電話のロックを解除しなくてもバッテリー残量や時刻、通知を確認できる常時表示ディスプレイもあり、こちらはiPhone14シリーズと同様にProモデル限定の機能となります。
iOS17では常時表示ディスプレイに関連したスタンバイ機能が追加され、カレンダーや時計・天気や写真の表示など、よりカスタマイズ性が上がりました。充電中のiPhoneを有効活用できるような機能で、常にデスク上にiPhoneを置いているユーザーにとって使い方の幅が広がると感じるでしょう。
下位モデルのiPhone15・iPhone15 Plusと比較して、リフレッシュノートのスペックが高いのも特徴的です。下位モデルでは60Hzのリフレッシュノートとなりますが、iPhone15 Proシリーズでは最大120Hzとなります。Androidのスマートフォンでは120Hzのリフレッシュノートが一般的になっており、画面操作の滑らかさなど、60Hzと比べて差を感じます。
屋外では最大2,000ニトの輝度で、シーンを問わずディスプレイが見やすいメリットがあります。外で写真撮影をする際、ディスプレイが見づらく撮りづらいといったことが古いiPhoneモデルにもありましたが、iPhone15では改善が見られます。
iPhone14 Proモデルと比較して、iPhone15 Proでは機能追加されているポイントが他にもあります。上記で説明した内容ではチタニウムの採用やA17 Proチップによる処理速度の改善、端末の軽量化などありますが、アクションボタンの搭載やUSB-Cの変更も注目されています。
iPhone15 Pro・iPhone15 Pro Maxを対象に、新しいアクションボタンが搭載されました。端末の側面には従来、ミュートボタンがありましたがより機能的な使い方ができます。
具体的には消音の切り替えだけでなく、カメラの起動やショートカットの割り当てでアプリの起動・音楽の再生など様々な用途で使えます。よく使うアプリに関しては、アクションボタンから登録しておくことで簡易的に起動できるようになります。
iPhone15シリーズでは全ての機種に対して、従来のLightnigコネクタからUSB-Cへの変更がされました。互換性の高いUSB-Cになったことで充電がしやすくなったほか、データ転送での利便性も上がりました。
iPhone15 ProシリーズではUSB 3に対応しており、最大10Gbpsでのデータ転送が可能です。MacBookなどApple製品との接続も容易で、写真や動画など大容量のデータを移す際にも役立ちます。
これまでのiPhoneシリーズではWi-Fi 6の通信規格でしたが、iPhone15 ProではWi-Fi 6Eにアップグレードされました。Wi-Fi 6Eでは混雑や干渉が少ないメリットがあり、オンラインゲームなどの通信でも比較的安定します。
アプリゲームをすることが多いユーザーや、オンライン会議などビジネスシーンでの用途がメインになる場合、安定した高速通信ができるiPhone15 Proの利用価値が高いでしょう。
iPhone15 Proでは下位モデルと比較しても、カメラやディスプレイなどの機能が優秀でハイスペックなスマートフォンを重視するユーザーに適しています。ただ、購入や買い替えの際には価格が気になるポイントで、新品価格が高額であるiPhone15 Proはコストパフォーマンスの観点から悩むでしょう。
Apple Storeでの販売価格を参考にすると、以下の通りiPhone15 Proでは一番安い128GBでも15万円以上の価格帯になります。
128 GB:159,800円
256 GB:174,800円
512 GB:204,800円
1TB: 234,800円
動画撮影や映画データのダウンロードなど、より多くのストレージが必要なユーザーには512GBや1TBなどのオプションもありますが、20万円以上の高額になるため気軽には購入できないでしょう。
iPhone15 Proをなるべく安く購入したい場合や、コスト面が気になるためiPhone14 Proシリーズなど型落ちモデルの買い方も検討している場合にはリファービッシュ品(整備済製品)もおすすめです。
Back Market(バックマーケット)で販売しているリファービッシュ済のiPhoneはいわゆる再生品で、専門家による検品やクリーニング、必要に応じた修理や部品交換を行った上で出荷されています。中古品価格でありながら、新品と同等の動作で使えるのが大きなメリットです。
また、初めてリファービッシュ品のiPhoneを購入する方でも安心してお使いいただけるように、1年間の動作保証と30日間の返金保証、バッテリー保証なども付いています。iPhone15 Proなど最近のiPhoneモデルは円安の影響もありどんどん高額になっているため、新品にこだわらずコストパフォーマンスに優れたリファービッシュ品を活用してみてはいかがでしょうか。
iPhone15 Proのレビューについて一通り解説しましたが、全体的な評価では利便性や性能の高さ、軽量化など様々な点で使いやすくなった点が見受けられます。
iPhone11シリーズなど古いモデルを持っていて、写真や動画撮影で高いスペックを要求するユーザーにとってiPhone15 Proは間違いなく魅力的な機種です。ただし写真機能に特に興味がない限り、そこまで買い換える価値はないと感じる方もいるでしょう。
iPhone15 Proは2023年までのiPhoneモデルの中では、カメラの性能が特に良くA17 Proチップによる高い処理能力が魅力的です。上位モデルにはiPhone15 Pro Maxもありますが、Pro Maxほど高くない価格で6.1インチのディスプレイサイズが好みであればおすすめです。
外出先でも、撮影や動画視聴など扱いやすいスマホが欲しい
高画質のオンラインゲームをする機会が多い
SNS投稿やビジネスシーンでの画像・動画制作をよくする
などの用途にiPhone15 Proは適しており、アクションボタンによるカメラやアプリなど簡易的な起動など、操作性でも良いレビューがあります。
一方ではiPhone15 Proでは価格の高さや、ユーザーにとっては普段あまり使わないカメラの機能など多く、オーバースペックによるコストパフォーマンスの悪さも感じられます。これまでiPhone SEシリーズでも実用面で問題なく使えていた場合、iPhone15 Proレベルのスペックは不要だと思われます。
バッテリーに関するネガティブな評価もあり、iPhone14 Proと同等のバッテリーの持ちであるほか、発熱に関するユーザーからの報告もされています。各ユーザーの使用状況にもよりますが、カメラの使用中などで高温のアラートが出るほか端末に触れないほど熱くなったという事例もあります。現在ではiOS17のアップデートにより問題は解消されていますが、今後の新作iPhoneの開発でも過熱は大きな課題となるでしょう。
また、iPhone14とiPhone15の比較でも解説していますが、iPhone14 Proとそこまで機能差が感じられないといった率直なレビューもあります。確かにA17 Proチップによる高速処理など進化はしていますが、実際に使用してみると革新的な新機能はなくiPhone14 Proでも充分に代用できるとも考えられます。
iPhone15 Proなど新しい上位機種モデルは、高額の予算に見合うと感じるユーザーは限られており、一般的な用途ではもっと安い機種の方が需要が高くなります。iPhoneの買い替えで価格の安さやコストパフォーマンスを重視する際、数世代前の型落ちモデルも比較してみるといいでしょう。
バックマーケットで販売しているリファービッシュ済のiPhoneは、iPhone12〜14など型落ちモデルの世代を中心に人気を集めています。今回のiPhone15 Proのレビューを確認して、15万円以上の価格帯に相当し実用的なスペックであるとは感じない方は、予算を下げられるリファービッシュ品のiPhoneを選んでみてはいかがでしょうか。
コンテンツクリエーターとして6年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。
この記事は役に立ちましたか?