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2024年9月17日に更新済み
2024年9月17日
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Sun
BackMarket コンテンツクリエーター
2022年リリースのiPhone14と2023年リリースのiPhone15について、どっちがより良い機種か悩んでいる人も多いのではないでしょうか。 iPhone14と15シリーズの比較や機能の違い、実用性など知りたい情報をこちらのページで一通りまとめました。価格の安さを重視する場合、Back Market(バックマーケット)で販売しているリファービッシュ品がおすすめです。リファービッシュ品ならiPhone14シリーズのほか、高機能や利便性の良さで評価されるiPhone15シリーズもお得な価格でご購入いただけます!
機能面の詳細な比較をする前に、まずはiPhone14とiPhone15の違いについて概要から確認していきます。主な比較ポイントは以下の通りで、プロセッサの性能が上がったことやカメラ・ディスプレイの機能で違いがあります。
iPhone14とiPhone15の比較 | ||
プロセッサ | 下位モデル: A15 Bionic 上位モデル: A16 Bionic | 下位モデル: A16 Bionic 上位モデル:A17 Pro |
カメラ性能(下位モデル) | メインカメラ:1,200万画素 | メインカメラ:4,800万画素 |
ディスプレイ性能(下位モデル) | 標準の最大輝度:800ニト ダイナミックアイランド非対応 | 標準の最大輝度:1,000ニト ダイナミックアイランド対応 |
カラーバリエーション(下位モデル) | 6種類 | 5種類 |
コネクタ・充電端子 | Lightningコネクタ | USB-Cコネクタ |
iPhone15シリーズは全4機種ありますが、全てのモデルを対象にLightningコネクタからUSB-Cコネクタの変更があったほか、iPhone14シリーズでは上位モデル(Proシリーズ)限定だったダイナミックアイランドも全モデルに対応するなど、実用性に関するアップグレードが見られます。
iPhone14シリーズとiPhone15シリーズについて、各モデルのスペックも一覧で比較します。まずは、ディスプレイサイズが6.1インチである無印モデルとProモデルを以下の通り表でまとめました。各モデル名のテキストリンクより、レビューページもご確認いただけます。
スペック比較 | ||||
Apple Store価格 | 112,800円〜(値下げ後:95,800円〜) | 149,800円〜 | 124,800円〜(値下げ後:112,800円〜) | 159,800円〜 |
サイズ | 146.7 x 71.5 x 7.80 mm | 147.5 x 71.5 x 7.85 mm | 147.6 x 71.6 x 7.80 mm | 146.6 x 70.6 x 8.25 mm |
重量 | 172g | 206g | 171g | 187g |
プロセッサ | A15 Bionic | A16 Bionic | A16 Bionic | A17 Pro |
ストレージ | 128GB・256GB・512GB | 128GB・256GB・512GB・1TB | 128GB・256GB・512GB | 128GB・256GB・512GB・1TB |
ディスプレイサイズ・リフレッシュノート | 6.1インチ・最大60Hz | 6.1インチ・最大120Hz | 6.1インチ・最大60Hz | 6.1インチ・最大120Hz |
解像度 | 2532 x 1170 (460 ppi) | 2532 x 1170 (460 ppi) | 2556 x 1179 (460 ppi) | 2556 x 1179 (460 ppi) |
認証方法 | Face ID | Face ID | Face ID | Face ID |
アウトカメラ | 広角カメラ:1,200万画素 超広角カメラ:1,200万画素 | 広角カメラ:4,800万画素 超広角カメラ:1,200万画素 望遠カメラ:1,200万画素
| 広角カメラ:4,800万画素 超広角カメラ:1,200万画素 | 広角カメラ:4,800万画素 超広角カメラ:1,200万画素 望遠カメラ:1,200万画素 |
インカメラ | 1,200万画素 | 1,200万画素 | 1,200万画素 | 1,200万画素 |
バッテリー性能 | 3279mAh(動画再生時間目安:20時間) | 3200mAh(動画再生時間目安:23時間) | 3349mAh(動画再生時間目安:20時間) | 3274mAh(動画再生時間目安:23時間) |
充電端子 | Lightningコネクタ | Lightningコネクタ | USB-Cコネクタ | USB-Cコネクタ |
カラー | ミッドナイト・スターライト・(PRODUCT)RED・ブルー・パープル・イエロー
| スペースブラック・ゴールド・シルバー・ディープパープル | ブルー・ピンク・イエロー・グリーン・ブラック | ブラックチタニウム・ホワイトチタニウム・ブルーチタニウム・ナチュラルチタニウム |
加えて、6.7インチの画面であるPlusモデルとPro Maxモデルも比較表でまとめました。端末が大きく重いデメリットはありますが、バッテリー持続時間が長いメリットもあります。
スペック比較 | ||||
発売価格 | 124,800円〜(値下げ後:112,800円〜) | 164,800円〜 | 139,800円〜(値下げ後:124,800円〜) | 189,800円〜 |
サイズ | 160.8 x 78.1 x 7.80 mm | 160.7 x 77.6 x 7.85 mm | 160.9 x 77.8 x 7.80 mm | 159.9 x 76.7 x 8.25 mm |
重量 | 203g | 240g | 201g | 221g |
プロセッサ | A15 Bionic | A16 Bionic | A16 Bionic | A17 Pro |
ストレージ | 128GB・256GB・512GB | 128GB・256GB・512GB・1TB | 128GB・256GB・512GB | 256GB・512GB・1TB |
ディスプレイ | 6.7インチ・最大60Hz | 6.7インチ・最大120Hz | 6.7インチ・最大60Hz | 6.7インチ・最大120Hz |
解像度 | 2778 x 1284 (458 ppi) | 2778 x 1284 (458 ppi) | 2796 x 1290 (460 ppi) | 2796 x 1290 (460 ppi) |
認証方法 | Face ID | Face ID | Face ID | Face ID |
アウトカメラ | 広角カメラ:1,200万画素 超広角カメラ:1,200万画素 | 広角カメラ:4,800万画素 超広角カメラ:1,200万画素 望遠カメラ:1,200万画素
| 広角カメラ:4,800万画素 超広角カメラ:1,200万画素 | 広角カメラ:4,800万画素 超広角カメラ:1,200万画素 望遠カメラ:1,200万画素 |
インカメラ | 1,200万画素 | 1,200万画素 | 1,200万画素 | 1,200万画素 |
バッテリー性能 | 4325mAh(動画再生時間目安:26時間) | 4323mAh(動画再生時間目安:29時間) | 4325mAh(動画再生時間目安:26時間) | 4441mAh(動画再生時間目安:29時間) |
充電 | Lightningコネクタ | Lightningコネクタ | USB-Cコネクタ | USB-Cコネクタ |
カラー | ミッドナイト・スターライト・(PRODUCT)RED・ブルー・パープル・イエロー | スペースブラック・ゴールド・シルバー・ディープパープル | ブルー・ピンク・イエロー・グリーン・ブラック | ブラックチタニウム・ホワイトチタニウム・ブルーチタニウム・ナチュラルチタニウム |
*Apple Store価格について、下位モデル(無印・Plus)はiPhone16シリーズがリリースされた後の値下げ価格を反映しています(2024年9月時点)
👉参考:わからない用語は「スマホ用語集」をご参照ください。
性能やスペックについて一通り比較をしましたが、iPhone14とiPhone15について価格面での違いも確認してみましょう。比較的新しいモデルであるため新品だと高額になりますが、iPhone14・15などの型落ちモデルであればリファービッシュ品でお得にご購入いただけます。
iPhone14とiPhone15の新品価格について、2024年9月時点でのApple Store価格基準で比較しました。iPhone16シリーズの発表・リリースのタイミングで、iPhone14・15シリーズの下位モデルが値下げされています。
下位モデルの比較(2024年9月時点) | iPhone14の価格 | iPhone14 Plusの価格 | ||
128GB | 95,800円 | 112,800円 | 112,800円 | 124,800円 |
256GB | 110,800円 | 127,800円 | 127,800円 | 139,800円 |
512GB | 140,800円 | 157,800円 | 157,800円 | 169,800円 |
上位モデルの価格は、リリース当時の値段で比較しています。それぞれ1万円の価格差で、iPhone15 Pro Maxは特に高い印象です。予算が限られているユーザーはiPhone14シリーズを優先するかと思いますが、新品価格だと安くても15万円前後になります。
上位モデルの比較(リリース当時価格) | iPhone14 Proの価格 | iPhone14 Pro Maxの価格 | ||
128GB | 149,800円 | 159,800円 | 164,800円 | - |
256GB | 164,800円 | 174,800円 | 179,800円 | 189,800円 |
512GB | 194,800円 | 204,800円 | 209,800円 | 219,800円 |
1TB | 224,800円 | 234,800円 | 239,800円 | 249,800円 |
一方でリファービッシュ品のiPhone14は、新品と比べて比較的安くご購入いただけます。リファービッシュ品は新品と異なり、検品やクリーニングのほかコンディションに応じた修理・部品交換も行うため品質が安定しています。
時期や在庫状況によって価格は異なりますが、2024年9月時点での最安値目安は以下の通りです。iPhone15シリーズと比べて、iPhone14シリーズのリファービッシュ品はよりお得な価格になっています。
リファービッシュ品価格 | iPhone14シリーズ | iPhone15シリーズ |
無印モデル | 83,000円〜 | 105,000円〜 |
Plusモデル | 83,000円〜 | 123,000円〜 |
Proモデル | 110,000円〜 | 145,000円〜 |
Pro Maxモデル | 136,000円〜 | 189,000円〜 |
iPhone14・iPhone14 Plusは10万円以下の機種も多く、比較的ご購入しやすい価格帯になっています。iPhone14シリーズの選び方ページでも解説していますので、安価なモデルを探してみてはいかがでしょうか。バックマーケットのリファービッシュ品は1年間の動作保証と30日間の返金保証もあり、万が一の故障も修理・交換ができるので安心です。
iPhone14とiPhone15の違いで、まずはデザインやカラーに関する比較から解説します。カラーを除けば、iPhone14シリーズとiPhone15シリーズのデザインは非常に似ており、そこまで大きな違いはありません。
iPhone14とiPhone15ではディスプレイサイズが同一で、本体端末の寸法もミリ単位での違いはありますがほぼ同じと言えます。下位モデルの重量も数gほど軽くなった程度です。
ただ、Proシリーズに関してはiPhone15 Pro・iPhone15 Pro Maxの方が20gほど軽くなっています。従来のステンレスフレームからチタン素材に変わったことで、耐久性だけでなく軽くなりました。240gの重さがネックになっていたiPhone14 Pro Maxに対して、221gと軽くなったiPhone15 Pro Maxでは扱いやすいメリットが評価されています。
👉iPhoneのサイズ比較まとめ!端末や画面の大きさ・重量からおすすめ機種を判断
他に細かな違いとして、iPhone15シリーズの背面はiPhone14のようにカラー背面の上に透明なガラスが貼られているのではなく、色を浸透させたガラスが使われています。手触りがマットな感じで指紋がつきづらく、下位モデルのiPhone15・iPhone15 Plusも高級感があります。
iPhone14のカラーバリエーションでは、スターライトや(PRODUCT)REDなど定番のカラーが中心でしたが、iPhone15のカラーバリエーションでは一新されて、グリーンやピンクなどのパステルカラーが選べるようになりました。
また、iPhone15の上位機種はチタニウムをベースとしたカラーで、落ち着いた色彩が特徴的です。個人の好みにもよりますが、iPhone15では定番の色から個性的なカラーへの変更があり、自分の好きな色をiPhoneで主張したい場合や、ケースを使わないユーザーにとって満足度が上がるような印象を受けます。
iPhone14とiPhone15のディスプレイにも、特に大きな違いはありませんがダイナミックアイランドや常時表示ディスプレイが比較的注目されるポイントです。また、ディスプレイの輝度も変更があり、iPhone15では下位モデルの輝度が上がり、屋外でも見やすくなりました。
iPhone14とiPhone15ではどちらもSuper Retina XDRディスプレイが搭載されており、有機 EL (OLED) テクノロジーによってコントラスト比や最大輝度などが改善されたものです。ディスプレイサイズも6.1インチと6.7インチの2種類で統一されていますが、以下の通り最大輝度が多少異なります。
最大輝度の比較 | 標準 | HDR | 屋外 |
iPhone14/Plus | 800ニト | ピーク1,200ニト | - |
iPhone14 Pro/Pro Max | 1,000ニト | ピーク1,600ニト | ピーク2,000ニト |
iPhone15/Plus | 1,000ニト | ピーク1,600ニト | ピーク2,000ニト |
iPhone15 Pro/Pro Max | 1,000ニト | ピーク1,600ニト | ピーク2,000ニト |
iPhone14の下位モデルは1,200ニトの最大輝度でしたが、iPhone15では全モデルを対象に屋外でのピーク輝度:2,000ニトまで上がります。iPhone15では、直射日光下の屋外でも画面が比較的見やすく、以下でも紹介していますダイナミックアイランドの通知確認もしやすいでしょう。
ダイナミックアイランドは、これまでノッチがあったディスプレイの上部(パンチホール)に表示されるスペースのことで、アプリの通知や音楽の再生・停止、地図のルート案内など、利便性の高い機能が備わっています。
iPhone14シリーズでは上位モデル限定の機能でしたが、iPhone15では下位モデルを含む全機種を対象にダイナミックアイランドに対応しました。そのため、下位モデルもノッチがなくなり、ディスプレイの表示領域が増えて見やすくなったメリットもあります。
画面表示に関する機能では表示表示ディスプレイも便利で、時計や天気・アプリの通知など常にディスプレイに表示されることで確認が容易になりました。
ただ、常時表示ディスプレイはiPhone14とiPhone15、どちらもPro・Pro Maxモデル限定になっており、iPhone16以降のアップグレードで下位モデルの適応を望んでいるユーザーも多いですが、残念ながらiPhone16シリーズでも上位モデル限定の機能となります。
iPhone15がiPhone14より優れている点は、プロセッサなどのパフォーマンス・性能にもあります。iPhone15では下位モデル・上位モデルの両方でプロセッサ(チップ)がアップグレードされました。
AppleのA16 BionicチップはこれまでiPhone14 ProとPro Maxモデル専用でしたが、iPhone15とiPhone 15 Plusで同等のチップが導入されました。さらにiPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxでは、より高機能であるA17 Proチップセットが導入されています。
したがってiPhone15の全モデルは、対応するiPhone14モデルよりも処理能力が上がり効率的で、より優れたグラフィック処理を提供すると言えます。動画編集やオンラインゲームなど負荷の大きい作業をするユーザーにとって、iPhone15の性能の高さを感じるでしょう。
参考までに、海外サイト(nanoreview.net)で掲載されているベンチマークスコアを基準にパフォーマンスの比較もしました。iPhone14シリーズと比較して、iPhone15シリーズでは全体的に10〜15%以上の改善がされています。
iPhone15シリーズ | iPhone15 | iPhone15 Plus | iPhone15 Pro | iPhone15 Pro Max |
Geekbench 6(シングルコア) | 2599 | 2621 | 2920 | 2935 |
Geekbench 6(マルチコア) | 6545 | 6626 | 7447 | 7328 |
iPhone14シリーズ | iPhone14 | iPhone14 Plus | iPhone14 Pro | iPhone14 Pro Max |
Geekbench 6(シングルコア) | 2223 | 2232 | 2519 | 2518 |
Geekbench 6(マルチコア) | 5381 | 5407 | 6382 | 6362 |
ただ、iPhone14(下位モデル)のA15チップも充分な性能であるため、A16チップにアップグレードされたからと言って、劇的な変化を感じるユーザーはわずかです。
iPhone15 Proシリーズ限定でリリースされているハイスペックな3Dゲームや、動画編集を多少するユーザーなら必要性はありますが、チャット通話やSNSの閲覧・動画視聴など基本的な使い方であれば、iPhone14シリーズのスペックでも全く問題ないでしょう。
一方で、iPhone16モデルの新機能として注目されるApple Intelligenceを使いたいなら、対応機種であるiPhone15 Pro・Pro Maxモデルがおすすめです。Apple IntelligenceはAppleが開発したAI機能で、iPhoneでのメッセージ通知やメール文章の作成、画像や動画などのデータ管理など様々な領域で役立つツールが使えるようになります。
Apple Intelligenceはプロセッサの性能(A17 Proチップ以上)やiOSのバージョン・性能(iOS 18以降)で、対応される機種が限られます。現状ではiPhone16シリーズのほか、2023年モデルはiPhone15 Pro・Pro Maxも2025年以降に導入予定であることから、購入価値が高くなっています。
iPhone15のカメラのアップグレードにより、無印モデルとPlusモデルではメインカメラの4,800万画素など性能の強化が見られます。具体的には以下の通りで、プロ仕様の写真や動画撮影がメインの用途になるユーザーはiPhone15 Pro・Pro Maxがおすすめです。
iPhone15の下位モデル:1,200万画素から4,800画素にアップ(光学2倍ズームに対応)
次世代ポートレートモードに対応
スマートHDR4からHDR5にアップグレード
iPhone15 Proシリーズでは空間ビデオ撮影、ProRes(プロレズ)ビデオ撮影対応
iPhone15 Pro Maxでは最大5倍の光学ズーム・25倍のデジタルズーム
詳しくはiPhone15のカメラ性能の関連記事でも紹介しており、iPhone14と比べて全体的に撮影の性能が上がっています。望遠レンズを搭載しているiPhone15 Pro Maxでは最大5倍のデジタルズームも搭載し、動画撮影の機能も充実しています。
しかし、iPhone14のカメラ性能・スペックも充分なスペックで、ナイトモードやポートレートモードなど使えるほか、動画撮影の手ブレ補正で強力なアクションモードも搭載しています。そのため、専門的なカメラ撮影やクリエイティブな業務に携わることがない限り、iPhone14とiPhone15のカメラスペックで大きな違いを感じないユーザーが大半です。
iPhone15シリーズのリリース発表時には、カメラや上位機種のチタンフレームなども話題になりましたが、最大の特徴・変更点としてUSB-Cコネクタが挙げられます。
USB-Cコネクタは、iPhoneユーザーがアップルが独自に設計した(加えて高価である)Lightningとは異なり、一般的な充電器やケーブルの共用が可能です。また、iPhone15 ProとiPhone15 Pro MaxではUSB-3と互換性があるため、データ転送がより速くなるメリットもあるでしょう。
USB-C(USB Type-C)の採用によって、iPadやMacBookなどApple製品を使っているユーザーは同じゲームで充電できるなど利便性が上がっています。iPhone16シリーズ以降のモデルも同様にUSB-Cの統一が継続されることが見込まれますので、Linghtningコネクタに不便を感じている方にとって、新しいモデルに買い替える価値があります。
充電規格と関連して、iPhone14とiPhone15モデルのバッテリー性能にも触れますが、基本的に同じスペックです。iPhone15の方がバッテリー容量について少し上がっていますが、動画再生時間目安では同じとなります。
iPhone14シリーズとiPhone15シリーズ、それぞれのバッテリー持続時間は以下表の通りで、Pro Maxモデルは動画再生で最大29時間とかなり長く使えます。
バッテリー持続時間の比較 | 動画再生 | 動画ストリーミング | オーディオ再生 |
iPhone14/15 | 最大20時間 | 最大16時間 | 最大80時間 |
iPhone14/15 Plus | 最大26時間 | 最大20時間 | 最大100時間 |
iPhone14/15 Pro | 最大23時間 | 最大20時間 | 最大75時間 |
iPhone14/15 Pro Max | 最大29時間 | 最大25時間 | 最大90時間 |
以下でも解説していますが、バッテリー持続時間の長いiPhoneを使いたいならPlusモデルやPro Maxモデルがおすすめです。
👉iPhone mini・Plus・Pro・Pro Max・SEシリーズを徹底比較!
バッテリー持続時間の仕様・スペックは同じですが、Appleが推奨しているバッテリーの寿命(フル充電サイクルの回数)はiPhone15シリーズの方が長いです。バッテリーとパフォーマンスの基準として、iPhone14モデルまでの機種は500回のフル充電サイクルでバッテリーが消耗しているとのことですが、iPhone15モデルでは1,000回のフル充電サイクルと倍の回数になっています。
※バッテリーの寿命・消耗について、本来のバッテリー容量に対して80%を下回る状態を目安としています。
また、iPhoneの寿命・使える期間でも解説していますが、より長く同じ機種を使いたい場合には新しいモデルがおすすめです。単純にバッテリー容量の大きい機種が良いなら、iPhone15 Plusモデルを優先するといいですね。
iPhone14とiPhone15の比較で、無印モデルとPlusモデル、Pro・Pro Maxモデルでそれぞれ比較しました。
iPhone14の無印モデルとiPhone15無印モデルの主な違いは、4,800万画素に上がったメインカメラやダイナミックアイランドの搭載、ディスプレイの輝度アップなどがあります。プロセッサも違いはありますが、iPhone14自体も高性能であるためスペック面での大きな違いは感じられません。
ストレージ容量のオプションもそれぞれ同じで、iPhoneの購入予算を抑えたい場合には128GBのモデルがおすすめです。iPhone14のストレージ容量など、適切なストレージの選び方は関連記事より解説しています。
ただ、USB-Cコネクタの対応やダイナミックアイランドの搭載により利便性の高さを感じる場合には、iPhone15モデルに買い換える価値があるでしょう。iPhone16シリーズの登場により、iPhone15シリーズの値下げもされていますのでコスパが良くなっています。
iPhone14とiPhone15のPlusモデルは、無印モデルのディスプレイを単純に大きくしたもので、バッテリー性能と画面の大きさ以外は基本的に同じスペックです。iPhone14Plusと15Plusの違い・比較に関しては、6.7インチの大型ディスプレイを搭載している以外は基本的に無印モデルと似たような性能となります。
そのため、ダイナミックアイランドや4,800万画素のメインカメラが不要だと感じる場合には、安価に購入できるiPhone14 Plusがおすすめです。参考までにiPhone14 Plusのレビューについてもご確認ください。
無印モデルやPlusモデルと同様、iPhone14 ProとiPhone15 Proにも大きな違いはありません。主な変更点として、iPhone15 Proではプロセッサがアップグレードされ、メモリが多少増え(6GBから8GB)、フレームがチタン製になったことが挙げられます。
ただし特筆すべき点はあまりなく、カメラのズーム性能や動画撮影機能が強化されたとは言え、写真・動画撮影に詳しいユーザーでなければあまりアップグレードのメリットを感じない程度です。光学ズーム性能も最大3倍と変わらずなので、iPhone14 Proのスペックでも充分です。
👉iPhone15 Proの価格や機能・スペックなど一通り解説
しかし、iOS 18バージョンで搭載されるApple Intelligenceの対応機種であることから、型落ちモデルとしてiPhone15 Proが再評価されています。以下でも触れていますが、iPhone15 ProとiPhone16 Proで大きな性能差がなく、コスパ重視ならiPhone15 Proのリファービッシュ品がおすすめです。
iPhone14 Pro MaxとiPhone15 Pro Maxも、基本的にはProシリーズの比較と同じになります。ただ、iPhone15 Pro Maxではカメラ性能も向上しており、光学ズームのスペックがiPhone15 Proより良くなっています。
iPhone15 Pro Maxは2023年モデルまでのiPhoneでは最も高性能で、6.7インチの大型ディスプレイに動画再生で最大29時間のバッテリー持続、望遠カメラを含めたトリプルカメラシステムのスペックに魅力を感じるのであれば、予算に妥協をせずiPhone15 Pro Maxを選ぶといいでしょう。
これまではiPhone14・15シリーズを中心に解説しましたが、2024年9月にはiPhone16シリーズも最新モデルとして登場しました。それぞれの違いについて、概要をまとめると以下の通りです。
iPhone16との比較 | iPhone16シリーズ | iPhone15シリーズ |
プロセッサ | 下位モデル: A18 上位モデル: A18 Pro | 下位モデル: A16 Bionic 上位モデル:A17 Pro |
カメラ性能(上位モデル) | メインカメラ:4,800万画素 超広角カメラ:4,800万画素 | メインカメラ:4,800万画素 超広角カメラ:1,200万画素 |
追加機能(全機種共通) | アクションボタン搭載 カメラコントロールボタン搭載 Apple Intelligence搭載
| アクションボタン搭載(上位モデルのみ) カメラコントロールボタン非搭載 Apple Intelligence搭載(上位モデルのみ) |
追加機能(下位モデル) | 空間ビデオ撮影・マクロ撮影に対応 | 空間ビデオ撮影・マクロ撮影に非対応 |
コネクタ・充電端子 | USB-Cコネクタ | USB-Cコネクタ |
特に下位モデルの改善が目立つiPhone16シリーズでは、二世代後のA18チップが使われていることや、上位モデルと同じくアクションボタンやカメラコントロールボタンが搭載されていて、カメラ性能も空間ビデオ・マクロ撮影に対応しました。
対して上位モデルは、Proモデルの光学ズーム5倍など改善も見られますが、iPhone15 Pro・Pro Maxと比べると大きさ差がなく、価格もiPhone15シリーズ同じ据え置きなのでコスパ面で微妙なところです。
バッテリー容量が増えたり、Proシリーズの画面が多少大きくなっている点など違いもありますが、iPhone14 Proシリーズ・iPhone15 Proシリーズも充分なスペックがあります。iPhone16シリーズの下位モデルでは常時表示ディスプレイや120Hzのリフレッシュレートに対応していないことから、型落ちモデルでも需要が高いです。
詳しい比較情報は、iPhone16とiPhone15の違いページをご参考ください。
過去モデルのPro・Pro Maxはすでに販売終了しているため、リファービッシュ品から探してみるといいでしょう。リファービッシュ品は再生品である特徴から中古スマホと混同されがちですが、リファービッシュ済スマホは検品やクリーニングのほか必要に応じた修理も行っていますので信頼性が高いです。
本記事でご紹介しました通りアップルの新シリーズであるiPhone15は、技術的には昨年のiPhone14からアップグレードした機種だと言えます。USB-Cコネクタの搭載や下位モデルのダイナミックアイランド機能追加、iPhone16 Proシリーズと比べて性能差の小ささなどを考慮すると、iPhone15の購入価値が高まっていることが伺えます。
ただ、iPhone14シリーズでも最低限の機能があり、下位モデルでは10万円以下での購入が可能なことからコストパフォーマンスの高さを重視する方におすすめです。型落ちモデルのiPhoneを購入するメリットでも解説していますが、ライトユーザーにとって最新モデルはオーバースペックに感じるデメリットもあります。
iPhone15シリーズを選ぶ大きな理由・メリットは、メインカメラの高画質(4,800万画素)や動画撮影の追加機能など、カメラ性能に期待できることです。下位モデルでも使いやすくなった改善点が多く、USB-Cコネクタの対応やダイナミックアイランドの搭載なども魅力に感じるのであれば、iPhone15シリーズがおすすめです。
プライベートだけでなく、ビジネスシーンでも高画質な動画撮影をしたい
USB-CのコネクタでiPhoneの充電をする方が便利だと感じる
3Dのオンラインゲームや動画編集をよくする
iPhone16シリーズのリリース以降、バックマーケットではiPhone15モデルのリファービッシュ品について値段調整をしており、よりお得な価格でご購入いただけます。iPhone14シリーズと比べると価格も高くなりますが、高機能なiPhoneモデルを重視するユーザーには間違いなく向いています。
対してiPhone14シリーズの方がおすすめと感じるユーザーは、以下のような傾向があります。
ダイナミックアイランドなどの新機能はなくても問題ない
高画質のカメラがあってもそこまで活用しない
スペックだけでなく価格・コストパフォーマンスも重視
iPhone14も機能や性能は高く評価されるモデルで、リファービッシュ品でより安く手に入るメリットが大きいです。ダイナミックアイランドなど注目される新機能がiPhone15にありますが、動画視聴やゲーム中で都度通知が表示されるのが邪魔で、あまり使うこともないといったレビューもあるため、最新モデルにこだわる必要もないかと感じます。
バックマーケットで販売するリファービッシュ済のiPhoneは、専門家によるクリーニング、テスト、必要に応じた修理を行っており、1年間の動作保証だけでなく、お客様が本当にその製品が欲しいかどうかを判断するための30日間の返金保証も提供しています。優れたスマートフォンを安く手に入れることができるので、これまでリファービッシュ品(整備済製品)を利用したことがないユーザーでも安心できます。
また、リファービッシュ品ではiPhone14だけでなく、型落ちモデルのiPhone13など数世代前の機種もより安くご購入いただけます。iPhone14とiPhone13の比較など、他のiPhoneシリーズとの違い・価格差を確認するのも良いでしょう。
コンテンツクリエーターとして7年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。