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2024年8月16日に更新済み
2024年8月16日
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Sun
BackMarket コンテンツクリエーター
新しいiPhoneが気になるけども高い... そんな時に狙い目なのが、iPhoneの型落ちモデルです。最近のiPhoneシリーズでは新品だと10万円も超えるモデルが一般的になっていますが、iPhone11やiPhoneXRならリファービッシュ品でお得にご購入いただけます。こちらのページでは、iPhone11とiPhone XRについてサイズや基本スペックの違いを比較した上で、おすすめポイントやデメリットなど一通り解説します!
2018年にリリースされたiPhone XRと、その1年後に発売されたiPhone11はよく比較対象になります。以下でも詳しく解説しますが、iPhone11とiPhone XRは共通点も多くどちらが良いか悩むユーザーもいるでしょう。
iPhone11とiPhone XRの違いについて確認する前に、まずは各モデルの共通点をまとめました。性能的に似ている部分も多いですが、カメラスペックやバッテリー性能、端末の耐久性などで違いがあります。
ディスプレイサイズ:6.1インチ(端末の寸法も同じ)
端末の重量(重さ)も194gで同じ
ストレージ容量
通信規格(5Gは非対応)
生体認証(Face ID)
ディスプレイだけでなく端末の重さも同じなので、実際に持ってみてもiPhone11とiPhone XRの違いについて非常に分かりづらいでしょう。ただ、全体的なスペックはiPhone11の方が高く、その分価格も高くなっています。
iPhone11とiPhone XRはそれぞれ2019年・2018年モデルで比較的古く、スペックのほかセキュリティ面などで不安に感じるかもしれませんが、実際のところ現役で使うモデルとしての寿命はそれほど長くありません。
特にiPhone XRはiOSのアップデートが2025年に終わる可能性があり、修理サポートも2026年頃に終了する予定です。iPhone XRはいつまで使える?でも解説していますが、リファービッシュ品で2万円前後と格安の端末で買えるなら、性能は低くても許容できてサブスマホとしての用途であればiPhone XRはおすすめです。
ただ、メインのスマホとして長期的に使う場合には、iPhone11の方が望ましいですが機能的な良さで言うならiPhone12シリーズ以降のモデルがより良いでしょう。詳しくはiPhone12はいつまで使える?の記事で解説しています。
iPhone11も2025〜2026年ごろまでがiOSのアップデート的に寿命の目安になるため、気になる方はiPhone12・iPhone13シリーズなどの後継機種から選んでみましょう。
iPhone11とiPhone XRについて、全体的な性能から比較をします。プロセッサによる処理速度の違いなどもあり、動画視聴やゲームアプリなどをよく使うユーザーはiPhone11の方が適しています。
iPhone11とiPhone XRの基本スペックを、以下表でまとめました。特徴としては、カメラの性能(デュアルカメラとシングルカメラ)やプロセッサ・メモリの違いがあります。
スペック比較 | ||
リリース日 | 2019年9月20日 | 2018年10月26日 |
画面 | 6.1インチ:1,792×828ピクセル | 6.1インチ:1,792×828ピクセル |
端末サイズ | 150.9mm × 75.7mm × 8.3mm | 150.9mm × 75.7mm × 8.3mm |
プロセッサー | A13 Bionic | A12 Bionic |
メモリ(RAM) | 4GB | 3GB |
内部ストレージ | 64GB・128GB・256GB | 64GB・128GB・256GB |
バッテリー | 3,110mAh(動画再生:最大17時間) | 2,942mAh(動画再生:最大16時間) |
カメラ | 広角カメラ:1,200万画素(26mm:f/1.8) 超広角カメラ:1,200万画素(13mm:/f2.4) | 広角カメラ:1,200万画素(26mm:f/1.8) |
重量 | 194g | 194g |
防塵・防水性能 | IP68 | IP67 |
カラーの種類 | ブラック・ホワイト・ (PRODUCT)RED・グリーン・イエロー・パープル | ブラック・ホワイト・ (PRODUCT)RED・イエロー・ブルー・コーラル |
iPhone11シリーズ以降の防塵・防水性能はIP68がスタンダードになっていますが、iPhone XRは一段階低めのIP67です。IP67は最大水深1メートル:最大30分間の耐久性であるのに対し、iPhone11(IP68)は最大水深2メートル:最大30分間の耐久度と向上しています。
iPhoneの基本性能・処理速度を示す基準として、プロセッサのスペックが重要となります。iPhone XRではA12 Bionicを搭載している一方で、iPhone11はアップグレードされたA13 Bionicが利用されています。
iPhone XRのA12チップと比べて、iPhone11のA13チップは処理速度が向上しているほか、省電力・効率性も上がり、バッテリー性能も改善されています。
バッテリー容量もiPhone11の方が大きく、動画再生時間目安で最大17時間持続します。ただ、iPhone XRも最大16時間の動画再生とバッテリーの持ちは悪くなく、iPhone SE(第3世代)と比較するとバッテリー持続時間は長いです。
後継機種も比較すると、iPhone12モデルは同じく動画再生時間目安で最大17時間、iPhone13モデルは最大19時間です。最近のiPhone(無印シリーズ)と比べてもバッテリー性能は大きく劣らず、外出先での利用でもモバイルバッテリーなしで長時間利用できるでしょう。
iPhone11とiPhone XRの共通点である、ディスプレイのサイズや重量について改めて見ていきます。どちらも6.1インチのディスプレイサイズで、最近のiPhone(無印モデル)の規格と同じです。
iPhone11とiPhone XR、2つのモデルはそっくり同じサイズと重さで、高さ150.9mm、幅75.7mm、厚さ8.3mm、重量が194gです。
iPhone12モデルも同じ6.1インチですが、端末が多少コンパクトになっているほか、重量も162gと軽くなっています。下位モデルの割には重い端末なので、片手では扱いづらいと感じるユーザーも多いですね。
👉コンパクトなサイズならiPhone12 miniがおすすめ!
ディスプレイの性能も同じで液晶のLiquid Retina HDを採用しており、解像度も1,792 × 828ピクセルで統一されています。そのため、画質の違いもありません。
対して上位モデルのiPhone11 ProやiPhone12では、高性能の有機EL(Super Retina XDRディスプレイ)が導入されています。そのため、動画視聴やオンラインゲームなどで画質を重視するユーザーは、iPhone11 Proシリーズも比較検討すると良いでしょう。詳しくはiPhone11シリーズの違い・レビュー比較で解説しています。
iPhone11とiPHone XRは同じ画面の大きさ、端末のサイズであるためケースも流用できるのでは?と思う方もいるのではないでしょうか。実際、iPhone11/XR用という名目で、それぞれのモデルで互換性のあるケースもあります。
ただ、iPhone11はカメラの数が一つ多く、広角カメラと超広角カメラのデュアルカメラが内蔵されています。裏面のカメラ部分のデザインが違うため、ケースの種類によってはiPhone XRで使えてもiPhone11では正常に使えない可能性があるので、基本的には各専用のケースを購入するのが望ましいです。
デザインの違いを比較すると、カラーバリエーションでそれぞれ異なる色を選べます。また、背面のデザインも多少ですがiPhone11とiPhone XRで異なります。
カラーの種類について、iPhone11とiPhone XRの特徴は以下の通りです。
ホワイトとブラック・レッド・イエローの4色は共通
iPhone XRのカラーはコーラルとブルーが加わった6種類で、全体的にポップな色彩
iPhone11のカラーはグリーン・パープルが加わった6種類で、少し落ち着いた淡めのパステルカラーに仕上がる
共通しているホワイトやイエローも印象が異なり、iPhone XRのカラーは明るい雰囲気や爽やかさがあり、控え目な色にしたいならiPhone11の方がおすすめです。
iPhone11とiPhone XRは端末寸法と重量も同じなので、使われている素材もアルミフレームと背面ガラスで共通しています。
ただ、背面のデザインで違いがありiPhone11では超広角レンズを含む2つのカメラが搭載されている点や、フラッシュ・マイクの位置が異なり、iPhone XRにあった「iPhone」の表記もなくなり、リンゴマークのみのロゴとなっています。
iPhone11とiPhone XRでは、カメラの違いが重要な比較ポイントです。iPhone XRは広角レンズ一つだけのシングルカメラですが、iPhone11は広角レンズ + 超広角レンズの2つのカメラが搭載されているなど、以下表の通りスペックが異なります。
カメラ性能の比較 | iPhone11 | iPhone XR |
前面カメラの種類 | 広角カメラ(f /1.8) 超広角カメラ(f /2.4) | 広角カメラ(f /1.8) |
前面カメラの画素数 | 1,200万画素 | 1,200万画素 |
インカメラの画素数 | 1,200万画素 | 700万画素 |
ポートレートモード | 対応 | 人物のみ対応 |
ナイトモード | 広角カメラで対応 | 非対応 |
スマートHDR | スマートHDR 2 | スマートHDR |
そのほか追加機能 | 前面カメラの4K動画撮影 | - |
iPhone11の広角レンズは新機能「ナイトモード」に対応しているので、夜景をよく撮るのであればiPhone11がおすすめです。また、超広角カメラが使えるiPhone11は光学ズームアウトを使った幅広いシーンで撮影できる良さもあり、前面カメラが4K動画対応になったことで高性能なビデオ撮影も可能です。
iPhone XRなど古いモデルではインカメラ(自撮りカメラ)の画素数が低めといったデメリットもありましたが、iPhone11では1,200万画素に上がっています。LINEなどのビデオ通話でも、iPhone11の画質の高さを体感できるでしょう。
カメラ性能と関連して、iPhone11やiPhone XRではストレージ容量の選定も大事なポイントです。それぞれの容量オプションは同じで、64GBと128GB、256GBの3種類から選べます。
新しいiPhoneに買い替えたのに、すぐ容量不足になってしまい泣く泣く大事な写真や動画のデータを消す... なんて悲劇をおこさないためにも、 余裕をもった容量のiPhoneを選びましょう。
現在使っているiPhoneのストレージ使用状況を確認するのが確実で、「設定アプリ>一般>iPhoneストレージ」でデータ使用量をチェックできます。動画撮影やソーシャルゲームをよく利用する場合、256GBの容量があると安心です。一方でそれほどカメラ自体は使わないというユーザーは、64GBのストレージ容量でも問題なく使えます。
iPhone11とiPhone XRの価格について、リリース当時の価格とリファービッシュ品価格の両方で確認していきます。型落ちモデルで安いiPhoneを探している方は、iPhone XRがおすすめです。
Apple Storeのリリース当時の価格差は、およそ1万円です。最近のiPhoneシリーズは無印モデルでも10万円以上と高額の傾向にありますが、iPhone11やiPhone XRの時代ではまだ安い方でした。
iPhone11/iPhone XR価格表 | iPhone11 | iPhone XR |
64GB | 74,800円 | 64,800円 |
128GB | 79,800円 | 69,800円 |
256GB | 90,800円 | 該当モデルなし |
iPhone XRは2018年、iPhone XSやiPhone XS Maxと同時にリリースされたモデルですが、いわゆる廉価版の機種として売り出されていました。価格を下げるために広角レンズだけのシングルカメラを採用したり、メモリ(RAM)などの性能を落としています。
iPhone XSなど、当時の基準でカメラスペックが高い機種とは別で、カメラ撮影の機能は別に求めていないライトユーザーに向けたモデルがiPhone XRで、廉価版のiPhoneモデルではFace ID(顔認証)が使えるといった差別化・特徴もあります。
バックマーケットで販売しているリファービッシュ品は、5年以上前の型落ちモデルは特に安くなり、2024年8月時点での最安値目安は以下の通りです。
リファービッシュ品の価格比較 | iPhone11 | iPhone XR |
64GB | 30,400円〜 | 20,085円〜 |
128GB | 34,200円〜 | 25,600円〜 |
256GB | 47,900円〜 | 31,000円〜 |
64GBのストレージ容量なら、iPhone11も3万円前後でご購入いただけます。また、ストレージ容量を多くしたい場合には、より安価なiPhone XRがお得です。
iPhone11とiPhone XRの比較について一通り解説しましたが、以下のような買い替えの目的・用途であればiPhone11やiPhone XRを活用できます。
ある程度のカメラが性能があり、2〜3年のスパンで使えるモデルならiPhone11がおすすめ
家で使うサブスマホや、用途が限られる子供用のスマホならiPhone XRがおすすめ
5G通信対応の機種や最新の3Dゲームなどに耐えらえる高スペックなモデルなら、iPhone12以降がおすすめ
iPhone11やiPhone XRも最低限の機能はありますが、古いモデルということもあり性能面でのデメリットも大きいです。
iPhone XRは現在だけでなく、リリース当時でもそれほど人気のないモデルとして知られています。iPhone 8シリーズとiPhone SE(第2世代)の比較でも取り上げていますが、廉価版のモデルであればより安いiPhone 8やiPhone SEシリーズの方が人気です。
廉価モデルの割には新品価格だとそこまで安くなく、ライトユーザーが好むコンパクトなスマホとは異なり、比較的重い6.1インチモデルはシングルカメラで、性能面が中途半端だと感じるレビューもあります。
iPhone11モデルもリファービッシュ品の中ではそこまで人気がなく、理由としては後継機種のiPhone12と比べて、実用的なスペックが足りない点が挙げられます。
高速通信の5Gに非対応
マスク着用時での顔認証が使えない
画面が鮮やかに映る有機ELディスプレイとの性能差がある
ワイヤレス充電で利便性の高いMagSafeも非対応
具体的には上記の比較ポイントがあり、iPhone12モデルより使いづらいと感じるユーザーも多いでしょう。特に5G通信ができない点で買い替えを断念する方もいて、普段から高速通信でオンラインゲームや動画のダウンロード・ストリーミングをする場合にはネックとなります。
iPhone11モデルやiPhone XRモデルもある程度の性能はありますが、2024年以降に新たにiPhoneを買い替えるなら、もっとコストパフォーマンスに優れたモデルがあります。
詳しくはおすすめのiPhone機種ランキングでも解説していますが、5G対応や顔認証の改善などアップグレードされているiPhone12や、コンパクトなサイズで安く買えるiPhone SE(第3世代)が代替品としておすすめです。
どちらもプロセッサが高性能で、カメラ撮影やオンラインゲームなど幅広い用途に対応します。6.1インチのディスプレイでカメラ性能も高くしたいならiPhone12が適しており、iPhone XRのようにシングルカメラでも問題ないなら第3世代のiPhone SEが良いでしょう。
iPhone11やiPHone XRの違いや比較のほか、バックマーケットで販売している中古&整備品のiPhoneを購入する際の確認事項や、よくある質問と回答について最後にまとめました。
🅰 iPhoneの買い替え・新規購入ではリファービッシュ品のほか、中古品も安さで注目されます。ただ、iPhone11やiPhone XRなど古いモデルでは端末の劣化やバッテリーの消耗もひどくなり、端末の寿命自体が短いデメリットが想定されます。
フリマアプリなど個人間取引で売買される中古iPhoneは特に要注意で、品質保証がなく端末の状態についてチェックが不十分ですぐ故障する可能性もあります。詳しくはiPhoneを中古で購入する時の注意点もご参考ください。
🅰 SIMロックがかかっている端末は、特定のキャリアの回線でないと使えません。運よく中古iPhoneと同じキャリアを使っていればまったく問題ありませんが、そうでない場合は自分で頑張ってSIMロック解除をすることになります。ガジェットに慣れていない方にとって、ロック解除が難しく感じるでしょう。
ただ、バックマーケットのリファービッシュ済iPhoneは全てSIMフリー端末なのでご安心ください。格安SIMとの相性が良く、性能が低くても良いから安く端末を購入したい方にはiPhone11やiPHone XRがおすすめです。
🅰 バックマーケットのリファービッシュ品は全ての端末を対象に、1年間の動作保証と30日間の返金保証が付いています。リファービッシュ品は動作チェックやクリーニングのほか、必要に応じた修理・部品交換も行われるので信頼できますが、万が一の故障リスクもあるので長期的な動作保証が役立ちます。
リファービッシュ品ならiPhone11シリーズだけでなく、後継機種のiPhone12やiPhone13などもお手頃な価格帯でご購入いただけます。これまで新品のスマホしか使ってこなかった方でも、リファービッシュ品を知ることでiPhoneモデルの選択肢が広がりますので、ぜひご活用いただけますと幸いです!
コンテンツクリエーターとして7年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。