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2024年8月15日に更新済み
2024年8月15日
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Sun
BackMarket コンテンツクリエーター
2020年に発売された iPhone12シリーズは、iPhone初の5G対応モデルとして注目されており、現在でも型落ちモデルとしてリファービッシュ品の人気機種で選ばれています。ただ、より安く型落ちモデルを買いたい方にとって、一世代前のiPhone11との違いや比較もしておきたいですよね。そこで、こちらのページではiPhone12とiPhone11の比較情報を一通り解説した上で、おすすめのモデルを選ぶ基準などもチェックします。
iPhone12はiPhone11と比べてデザインが変わり、5G対応になるなど実用性で便利に感じる変更点もあります。ただ、バッテリーの性能などプロセッサなど、そこまで大きく変わらない点もあるので、まずは全体的なスペックから知っておくといいでしょう。
iPhone11とiPhone12の基本スペックについて、以下表でまとめました。iPhone12はいつまで使える?でも解説していますが、数世代前の型落ちモデルも全体的に高性能なiPhoneは寿命が長く、今からの買い替えでも3年程度であれば問題なく使えます。
スペック比較 | ||
リリース日 | 2019年9月20日 | 2020年10月23日 |
画面 | 6.1インチ:1,792×828ピクセル | 6.1インチ:2,532×1,170ピクセル |
端末サイズ | 150.9mm × 75.7mm × 8.3mm | 146.7mm × 71.5mm × 7.4mm |
プロセッサー | A13 Bionic | A14 Bionic |
メモリ(RAM) | 4GB | 4GB |
内部ストレージ | 64GB・128GB・256GB | 64GB・128GB・256GB |
バッテリー | 3,110mAh(動画再生:最大17時間) | 2,815mAh(動画再生:最大17時間) |
カメラ | 広角カメラ:1,200万画素(26mm:f/1.8) 超広角カメラ:1,200万画素(13mm:/f2.4) | 広角カメラ:1,200万画素(26mm:f/1.6) 超広角カメラ:1,200万画素(13mm:/f2.4) |
重量 | 194g | 162g |
防塵・防水性能 | IP68(最大水深2メートル:最大30分間) | IP68(最大水深9メートル:最大30分間) |
5G対応 | 非対応 | 対応 |
カラーの種類 | ブラック・ホワイト・ (PRODUCT)RED・グリーン・イエロー・パープル
| ブラック・ホワイト ・PRODUCT(RED)・グリーン・ブルー・パープル |
👉参考:わからない用語は「スマホ用語集」をご参照ください。
まず、iPhone11とiPhone12の性能に関する違いとして大きなものは、プロセッサです。プロセッサがA13 BionicからA14 Bionicとなったことで、より高速に処理ができるようになりました。
スマートフォンやコンピューターのコアとも言えるプロセッサは、人間で例えるなら脳の役割に該当します。プロセッサのスペックが上がれば、カメラ撮影や動画視聴、オンラインゲームなど高い負荷がかかる操作もスムーズに対応します。
実際のところA14チップはA13チップと比較して、消費電力が30%ダウン、CPUは20%高速化しています。さらにGPU性能も向上して、20%の性能アップがうたわれています。また、iPhone12ではコア数が8から16に増え、さらにトランジスタの数が40%増えたので格段に処理速度がアップ。
ブラウザの閲覧やSNS・通話など基本的なアプリの用途がメインになる場合には、A13チップの性能でも問題ないでしょう。ただ、スマホゲームが好きなユーザーやカメラを使う機会が多い場合、より高性能なiPhone12の方が適しています。
iPhone11とiPhone12を比較すると、全体的なスペックでiPhone12の方が高性能だと言えます。基本的には以下のポイントが大きく違う点です。
💡 iPhone11に無いもの
プロセッサの高い処理能力
最新のディスプレイ
軽さ、小ささ
5G対応
MagSafe対応
Face IDの機能改善(マスク着常時のロック解除)
iPhone12シリーズは価格の安さとスペックのバランスが良く、最低限の機能が備わっているモデルを安く買いたいといったコストパフォーマンス重視のユーザーに適しています。
各スペックの詳細・違いも以下で解説しますが、あまりガジェットに詳しくなく人気のモデルを選べば問題ない場合には、iPhone12のリファービッシュ品(中古&整備品)を購入しておけば問題ないでしょう。
iPhone11とiPhone12では、新品販売時の価格が違います。すでに新品での販売は終了しているものの、参考として載せてみました。
iPhone11とiPhone12のリリース当時の価格は以下表の通りで、iPhone12の方が1万円以上高い価格帯です。
iPhone11/iPhone12価格表 | iPhone11 | iPhone12 |
64GB | 74,800円 | 86,800円 |
128GB | 79,800円 | 92,800円 |
256GB | 90,800円 | 104,800円 |
対して、Back Market(バックマーケット)で販売しているリファービッシュ品の価格(2024年8月時点の最安値目安)は以下表の通りで、通常価格と比べて安くなっています。
リファービッシュ品の価格比較 | iPhone11 | iPhone12 |
64GB | 30,367円〜 | 36,800円〜 |
128GB | 34,801円〜 | 44,879円〜 |
256GB | 47,869円〜 | 59,990円〜 |
2023年モデルのiPhone15シリーズなど、新しい機種では下位モデルでも10万円以上の価格帯と高めですが、iPhone12・iPhone11の型落ちモデルであれば5万円以下でご購入いただけます。
バックマーケットで販売しているリファービッシュ品は、新品と同等の動作を確認した上で出荷されており、1年間の動作保証と30日間の返金保証もあるので安心です。特にiPhone12モデルはリファービッシュ品の人気機種でも上位に選ばれており、低コストでスマホの買い替え・新規購入に適しています。
iPhone11とiPhone12のカメラ性能でまず違うのは、広角カメラのf値です。iPhone12のレンズのほうがより明るく撮影することが可能です。そのほか、ナイトモードやスマートHDRなどの機能が以下表の通り異なります。
カメラ性能の比較 | iPhone11 | iPhone 12 |
前面カメラの種類 | 広角カメラ(f /1.8) 超広角カメラ(f /2.4) | 広角カメラ(f /1.6) 超広角カメラ(f /2.4) |
カメラの画素数 | 1,200万画素 | 1,200万画素 |
ポートレートモード | 対応 | 対応 |
ナイトモード | 広角カメラのみ対応 | 全てのカメラで対応 タイムラプスにも対応 |
スマートHDR | スマートHDR 2 | スマートHDR 3 |
そのほか追加機能 | - | Dolby Visonの動画撮影 |
iPhone12のスマートHDRの方がより高性能なものを搭載しており、写真がよりキレイで鮮明に撮ることが可能です。 ビデオ撮影には、iPhone12には新機能のドルビービジョン(Dolby Vison)対応のHDRビデオ撮影、そしてナイトモードのタイムラプスが搭載されています。
iPhone12では動画撮影のクオリティにこだわったり、夜景や暗いシーンなど様々な撮影場所を想定しているユーザーにとって、アップグレードされたカメラを活かすことができます。
ただ、iPhone11と比較するとカメラ性能でそこまで大きな差がなく、写真や動画撮影の性能にこだわるなら後継機種との比較もするといいでしょう。iPhone12とiPhone13の比較でも解説していますが、iPhone13では実用性の高いシネマティックモードやフォトグラフスタイルも搭載されており、カメラ好きのユーザーにおすすめです。
iPhone11とiPhone12のベーシックモデルはどちらも6.1インチのディスプレイサイズですが、画面の性能や端末の軽さなどでiPhone12の方が評価されています。
iPhone12には初めて有機EL(Super Retina XDR)ディスプレイが搭載されました。有機ELディスプレイはOLEDともいわれ、一般的にはこれまでの液晶よりもより鮮やかに写り、そして省電力にもなると言われています。
対するiPhone11は、液晶(Liquid Retina HD)ディスプレイを搭載。また、iPhone12と比べて解像度が落ちるほか、最大輝度もiPhone12は1,200ニトまで上がるので、見やすさや画質で差があります。
また、iPhone12のディスプレイには「Ceramic Shield」と言われる、耐久性が従来のものの4倍になった強力なものが採用されています。これにより、画面割れの心配が格段に減ったのも大きなポイントでしょう。
サイズに関してもiPhone12シリーズではバリエーションが多く、一般的な6.1インチのほか、iPhone12 miniシリーズの5.4インチとiPhone12 Pro Maxの6.7インチも選べます。
👉iPhone12/mini/Pro/Pro Maxのサイズ・大きさを比較!
そしてデザインが変わりました! iPhone11まではしばらく、丸みを帯びたエッジのデザインになっていましたが、iPhone12はiPhone 4や5を彷彿とさせるような、角のエッジがたったデザインに変更されています。
グリップ感が改善されてデザイン的に持ちやすくなっているほか、iPhone11と比べて重さも30g以上軽くなっています。iPhone12は画面の大きさを維持したまま、端末のサイズも多少小さくなっているので、使い勝手の良さでもおすすめです。
iPhone11とiPhone12のカラーバリエーションは以下の通りで、iPhone11のイエローとiPhone12のブルーが異なるポイントです。
iPhone11のカラー | iPhone12のカラー |
ブラック ホワイト (PRODUCT)RED グリーン イエロー パープル
| ブラック ホワイト PRODUCT(RED) グリーン ブルー パープル |
どちらも定番のカラーが豊富で、特にこだわりがなければ無難なブラックやホワイトがおすすめです。また、iPhone12で追加されたブルーも人気で、落ち着いた色彩が特徴的です。
iPhone12で対応した5G通信も、重要な比較ポイントです。iPhone12のリリース当時はまだ、5G対応エリアやそこまで拡大していなかったためあまり需要はなかったですが、2024年以降のスマホ市場では5G対応の端末が一般的になっています。
ネットワーク通信の速さが大きなメリットで、5G通信が使えるiPhone12では映画やドラマなど大容量の動画ダウンロードや、高画質のオンラインゲームなどの用途に適しています。
もちろん5G対応のiPhone12では引き続き4G通信もできるため、バッテリーの節約などを目的に4Gに切り替えることも可能です。
MagSafeとは、本来MacBookなどでの電源に搭載されていた、磁石でくっつく電源アダプターのコード部分のことだったのですが、この名称を再度使用して、iPhone12には本体背面に磁石が搭載されています。
これにより、ワイヤレス充電器、またはカードケースなどを磁石でくっつけることができるようになり、色々と便利に利用できるようになりました。従来のQiよりも充電速度が速く、バッテリー充電しながらiPhoneを操作できるメリットもあります。
充電器はもちろん、ケースをつけたままワイヤレス充電のできるMagSafe対応ケースなど、様々なものが売られています。これはiPhone12から採用されたものなので、残念ながらiPhone11には搭載されていません。
また、バッテリー性能自体はiPhone11とiPhone12は同じで、動画再生時間目安で最大17時間持続します。iPhone11とiPhone XRの比較でも解説していますが、XRシリーズからiPhone12シリーズまでのモデルはバッテリーの持ちがそれほど改善されていないため、電池の持ちが気になる場合にはiPhone13シリーズも比較するといいでしょう。
生体認証に関して、iPhone11とiPhone12はどちらもFace ID(顔認証)が使われています。ただ、iPhone11では顔認証でマスク着用時のロック解除に対応していないため要注意です。
顔認証は最近のiPhoneシリーズにとって一般的な生体認証として浸透していますが、コロナ禍以降では外出時のマスク着用率が上がったため、マスクを着けている状態での顔認証が求められるようになりました。
残念ながらiPhone11では改善されませんでしたが、iPhone12シリーズからiOS15.4以降のバージョンであれば、マスク着用時のロック解除が可能です。キャッシュレス決済でのロック解除などで、利便性の高さを感じるでしょう。
一方で、顔認証のアップグレードがされても使いづらさは変わらないといったレビューもあります。確かに顔認証は都度画面を見る必要があり、Touch ID(指紋認証)に慣れている方にとって手間に感じることもあるでしょう。
ホームボタンのある指紋認証対応のiPhoneを使いたいなら、iPhone SEシリーズがおすすめです。iPhone11・12と性能面で似ているモデルではiPhone SE(第2世代・第3世代)があり、5G対応でバッテリー・プロセッサの性能が良いモデルを希望なら第3世代がおすすめです。詳しくはiPhone SE(第2世代・第3世代)の比較をご参考ください。
iPhone11とiPhone12の比較をこれまで解説しましたが、スペックや価格面の違いなどを踏まえてiPhone11の要点を確認します。
💡 iPhone11のポイント
価格が安くリファービッシュ品なら3万円台で購入可能
A13 Bionicチップを搭載
iPhone12より重く、端末が大きい
液晶ディスプレイ
5G・MagSafe非対応
このようなことから、iPhone11は安くても性能がいいiPhoneを探している方におすすめです。スタンダード機能はほしいけど最新機能は必要ない、そして安く買いたいという人にはおすすめのモデルと言えるでしょう。
5GやMagSafeの非対応、端末の重さやFace IDの使いづらさなど実用性では劣りますが、子供用のスマホとして持たせられるほか、魅力的な次世代機種を待つ間の繋ぎ的な端末として活用できます。
そう考えると、iPhone11はお買い得モデルと言えるでしょう。詳しくはiPhone11シリーズの比較など、関連記事もご参考ください。
一方で、iPhone12の性能やおすすめポイントは以下の通りです。
💡 iPhone12のポイント
価格は少し高いもののリファービッシュ品なら5万円前後で買える
A14 Bionicチップ搭載
同じ6.1インチの画面サイズで軽量化
有機ELディスプレイ(OLED)搭載
5G・MagSafe対応や顔認証のしやすさなど高評価
iPhone12は、iPhone11よりは価格が高くなってしまいますが、その分高性能です。A14 Bionicチップによる高速化した処理能力や、5G対応によるネットワーク速度の改善など実用性的なメリットがあります。
👉iPhone11・iPhone12・iPhone13の違いを比較
バックマーケットのリファービッシュ品ではiPhone12モデルは人気機種として、多くのお客様に選ばれています。コストパフォーマンスに優れた安価な機種として高評価で、最新モデルで搭載されているような高性能なカメラは不要だと感じる方にもおすすめです。
iPhone11やiPhone12など、型落ちモデルから機種を選定する際に重要な比較ポイントは以下の通りです。
全体的な性能の高さ(プロセッサのスペック)
価格(リファービッシュ品価格で比較)
カメラの性能(写真や動画撮影をする機会が多いユーザーは重視)
端末のサイズ・バッテリー容量(画面の大きさ・電池の持ち)
iPhoneのストレージ容量(用途に応じて選定)
iPhone11とiPhone12では同じストレージ容量でしたが、それ以外のモデルと比較する際には、自分の用途にあった容量があるかどうかも確認するといいでしょう。また、無印モデル以外の比較では、端末のサイズや望遠カメラを含むハイスペックな機種もニーズもあるので、慎重に検討したい方は参考記事もご参考ください。
👉iPhoneの無印モデルとmini・Plus・Pro・Pro Maxを比較!
バッテリー容量は少なくなりますが、iPhone12 miniは5.4インチのコンパクトなディスプレイで、iPhone12よりもさらに30g軽い133gの端末は持ち運びに最適です。
iPhone12 miniのレビューでも解説していますが、カメラなど基本的な性能はiPhone12と同等なので、iPhone11より高性能でコンパクトなスマホを使いたいならminiシリーズを検討してみてはいかがでしょうか。
iPhone12の無印モデルよりも高いスペックを求めるなら、iPhone12 Proもおすすめです。望遠カメラを含むトリプルカメラシステムで幅広い撮影に対応し、高性能なズームやLiDAR(ライダー)スキャナによるオートフォーカスなど魅力的に感じるなら、iPhone12 Proのレビューを参考に比較してみるといいでしょう。
また、iPhone13モデルでは実用的なカメラ機能が増えているほか、基本的なプロセッサやバッテリーの持ちも改善されており、動画編集やスマホゲームなどを多用するユーザーにも向いています。上位機種や後継機種でも、バックマーケットのリファービッシュ品なら安価で高品質のiPhoneを購入できるのでぜひご活用ください!
コンテンツクリエーターとして7年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。