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2025年2月7日に更新済み
2025年2月7日
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Sun
BackMarket コンテンツクリエーター
iPad Proはこれまで様々なモデルがリリースされており、2024年にはM4チップ搭載の11インチ・13インチモデルが登場しました。過去の歴代モデルでは11インチと12.9インチの2種類がメインで、11インチでは第4世代、12.9インチでは第6世代までの機種があります。最新のM4世代は高額であることから、型落ちモデルからおすすめの機種を安く購入したいユーザーもいるでしょう。そこで、iPad Proの世代比較についてスペックの違いを解説するほか、Back Market(バックマーケット)のリファービッシュ品で人気のiPad Proモデルをご紹介します。
はじめにiPad Proシリーズについて基本的な情報や、歴代モデルについて説明します。iPadシリーズ全体では上位機種としてiPad ProとiPad Airの違いがよく注目されますが、iPad Proモデルではディスプレイの性能や大きさ、処理速度の速さでメリットがあります。
iPadには4種類のシリーズ・モデルがあり、無印モデルのiPadは最も安いもののスペック的には比較的低くなっています。iPad miniシリーズは7.9インチ(または8.3インチ)のコンパクトな画面が特徴的で、同世代の無印モデルより高性能です。
👉iPad mini(第4世代・第5世代)の違いをレビュー!
また、上位機種となるiPad AirとiPad Proは、Apple製シリコンチップ(SoC)搭載のモデルが特にスペックが高く、動画編集やイラスト制作のほか最新のオンラインゲームなど高負荷がかかる作業にも対応しますが、以下の点からiPad Proの方がより高い評価をユーザーから得ています。
過去モデルでも12.9インチの大画面機種が選べて、動画編集などの作業効率が高い
iPad Proは120Hzのリフレッシュレートで、最大輝度や解像度もiPad Airより高い
同世代のiPad Air・Proで比較すると、プロセッサのスペックもiPad Proの方が上
価格ではiPad Proの方がより高額になりますが、ディスプレイ性能やプロセッサの処理速度が優れており、クリエイター向けのツールとして最適であるほかパソコン代わりで使うiPadとしても充分なスペックです。
ただ、iPad Proシリーズは型落ちモデルでも高性能である反面、12.9インチモデルはあまり価格が下がらない傾向もあります。5万円前後の価格帯で購入したいユーザーは、iPad Airや無印モデルも比較してみるといいでしょう。ユーザー個人の用途や使用目的に応じて、iPadモデルを検討するのが望ましく、詳しくはiPadでできること・便利な使い方でも解説しています。
iPad Proシリーズの各世代について、サイズやディスプレイなど性能ごとの比較も以下でご紹介していますが、概要として世代一覧を表でまとめました。iPadシリーズ全てのスペック比較では、iPadの世代一覧・性能の違いをご参考ください。
iPad Proの世代一覧 | リリース年 | プロセッサ(搭載チップ) | CPUコア数 | 画面サイズ | 端末の寸法 | フロントカメラ性能 | Apple Pencilの対応 |
iPad Pro(M4) | 2024年 | M4 | 9コア | 13インチ | 281.6 mm x 215.5 mm x 5.1 mm | 超広角フロントカメラ・横向き(1,200万画素) | Apple Pencil Pro・USB-Cに対応 |
iPad Pro(M4) | 2024年 | M4 | 9コア | 11インチ | 249.7 mm x 177.5 mm x 5.3 mm | 超広角フロントカメラ・横向き(1,200万画素) | Apple Pencil Pro・USB-Cに対応 |
iPad Pro(11インチ第4世代) | 2022年 | M2 | 8コア | 11インチ | 247.6 mm x 178.5 mm x 5.9 mm | 超広角フロントカメラ(1,200万画素) | Apple Pencil(第2世代)・USB-Cに対応 |
iPad Pro(12.9インチ第6世代) | 2022年 | M2 | 8コア | 12.9インチ | 280.6 mm x 214.9 mm x 6.4 mm | 超広角フロントカメラ(1,200万画素) | Apple Pencil(第2世代)・USB-Cに対応 |
iPad Pro(11インチ第3世代) | 2021年 | M1 | 8コア | 11インチ | 247.6 mm x 178.5 mm x 5.9 mm | 超広角フロントカメラ(1,200万画素) | Apple Pencil(第2世代)・USB-Cに対応 |
iPad Pro(12.9インチ第5世代) | 2021年 | M1 | 8コア | 12.9インチ | 280.6 mm x 214.9 mm x 6.4 mm | 超広角フロントカメラ(1,200万画素) | Apple Pencil(第2世代)・USB-Cに対応 |
iPad Pro(12.9インチ第4世代) | 2020年 | A12Z Bionic | 8コア | 12.9インチ | 280.6 mm x 214.9 mm x 5.9 mm | TrueDepthカメラ(700万画素) | Apple Pencil(第2世代)・USB-Cに対応 |
iPad Pro(11インチ第2世代) | 2020年 | A12Z Bionic | 8コア | 11インチ | 247.6 mm x 178.5 mm x 5.9 mm | TrueDepthカメラ(700万画素) | Apple Pencil(第2世代)・USB-Cに対応 |
iPad Pro(12.9インチ第3世代) | 2018年 | A12X Bionic | 8コア | 12.9インチ | 280.6 mm x 214.9 mm x 5.9 mm | TrueDepthカメラ(700万画素) | Apple Pencil(第2世代)・USB-Cに対応 |
iPad Pro(11インチ第1世代) | 2018年 | A12X Bionic | 7コア | 11インチ | 247.6 mm x 178.5 mm x 5.9 mm | TrueDepthカメラ(700万画素) | Apple Pencil(第2世代)・USB-Cに対応 |
iPad Pro(12.9インチ第2世代) | 2017年 | A10X Fusion | - | 12.9インチ | 305.7 mm x 220.6 mm x 6.9 mm | FaceTimeカメラ(700万画素) | Apple Pencil(第2世代)に対応 |
iPad Pro(10.5インチ) | 2017年 | A10X Fusion | - | 10.5インチ | 250.6 mm x 174.1 mm x 6.1 mm | FaceTimeカメラ(700万画素) | Apple Pencil(第1世代)に対応 |
iPad Pro(9.7インチ) | 2016年 | A9X | - | 9.7インチ | 240.0 mm x 169.5 mm x 6.1 mm | FaceTimeカメラ(500万画素) | Apple Pencil(第1世代)に対応 |
iPad Pro(12.9インチ第1世代) | 2015年 | A9X | - | 12.9インチ | 305.7 mm x 220.6 mm x 6.9 mm | FaceTimeカメラ(120万画素) | Apple Pencil(第1世代)に対応 |
2015年に第1世代の12.9インチiPad Proがリリースされてから、2025年2月現在まで合計で14種類の機種が登場しています。
9.7インチ(世代なし)
10.5インチ(世代なし)
11インチ(第1〜4世代・M4世代)
12.9インチ(第1〜6世代)
13インチ(M4世代)
各世代をまとめると上記の通りで、12.9インチ(または13インチ)の大画面モデルが最も世代数が多いです。2024年リリースのiPad Air・Proモデルでは、最新のM4チップ搭載iPad Proモデルは世代数で言わず、M4という呼称となります。
型落ちモデルを今から購入検討する際、iPad Proの寿命や使える期間が気になるところですよね。iPadの寿命や買い替えのタイミングでは、端末のスペックや故障のほかバッテリーの消耗などが目安となりますが、iPadOSのアップデートサポートの有無も重要です。
iPhoneのiOSアップデートと同様、iPadOSは最新のバージョンになるたびに機能の追加やセキュリティアップデートがされます。そのため、最新のiPadOSに対応していないと機能の制限や一部アプリの使用不可などデメリットもあります。
2025年2月現在、最新のiPadOS 18に対応しているiPadのモデルのほか、非対応の機種について以下表で情報をまとめました。
iPad ProのOSサポート比較 | リリース年 | iPadOSの対応バージョン |
iPad Pro(M4 13インチ) | 2024年 | iPadOS 18 |
iPad Pro(M4 11インチ) | 2024年 | iPadOS 18 |
iPad Pro(11インチ第4世代) | 2022年 | iPadOS 18 |
iPad Pro(12.9インチ第6世代) | 2022年 | iPadOS 18 |
iPad Pro(11インチ第3世代) | 2021年 | iPadOS 18 |
iPad Pro(12.9インチ第5世代) | 2021年 | iPadOS 18 |
iPad Pro(12.9インチ第4世代) | 2020年 | iPadOS 18 |
iPad Pro(11インチ第2世代) | 2020年 | iPadOS 18 |
iPad Pro(12.9インチ第3世代) | 2018年 | iPadOS 18 |
iPad Pro(11インチ第1世代) | 2018年 | iPadOS 18 |
iPad Pro(12.9インチ第2世代) | 2017年 | iPadOS 17 |
iPad Pro(10.5インチ) | 2017年 | iPadOS 17 |
iPad Pro(9.7インチ) | 2016年 | iPadOS 16 |
iPad Pro(12.9インチ第1世代) | 2015年 | iPadOS 16 |
iPadOSのアップデートサポート期間は目安として、リリースされてから6〜7年となります。そのため、2017年以前のiPadモデル(9.7インチ・10.5インチ、第1〜2世代の12.9インチ)は最新のiPadOSに対応していないため、メイン機種としての利用では懸念があります。
サブ端末としてiPad Proを使ったり、安さ重視で購入した場合には2017年以前の機種も利用する選択肢はありますが、基本的には最新のiPadOSに対応しているモデルを優先するといいでしょう。以下でも、2018年以降のiPad Proモデルを取り上げてスペック比較します。
iPad Proの画面サイズは9.7インチと10.5インチモデルもありますが、上記で解説しました通り古い機種でiPadOSのサポート対象外であるため、実質的には11インチと12.9インチ(または最新機種の13インチ)の2パターンとなります。
具体的な端末のサイズや重量について、以下でまとめました。iPadシリーズ全体の比較では、iPadのサイズ比較ページが参考になります。
Proモデルのサイズ比較 | 画面サイズ | 端末のサイズ・寸法 | アスペクト比 | 重量(Wi-Fiモデル) | カラー |
iPad Pro(M4) | 13インチ | 281.6 mm x 215.5 mm x 5.1 mm | 3:4 | 579g | シルバー・スペースブラック |
iPad Pro(M4) | 11インチ | 249.7 mm x 177.5 mm x 5.3 mm | 3:4 | 444g | シルバー・スペースブラック |
iPad Pro(11インチ第4世代) | 11インチ | 247.6 mm x 178.5 mm x 5.9 mm | 3:4 | 466g | シルバー・スペースグレイ |
iPad Pro(12.9インチ第6世代) | 12.9インチ | 280.6 mm x 214.9 mm x 6.4 mm | 3:4 | 682g | シルバー・スペースグレイ |
iPad Pro(11インチ第3世代) | 11インチ | 247.6 mm x 178.5 mm x 5.9 mm | 3:4 | 466g | シルバー・スペースグレイ |
iPad Pro(12.9インチ第5世代) | 12.9インチ | 280.6 mm x 214.9 mm x 6.4 mm | 3:4 | 682g | シルバー・スペースグレイ |
iPad Pro(12.9インチ第4世代) | 12.9インチ | 280.6 mm x 214.9 mm x 5.9 mm | 3:4 | 641g | シルバー・スペースグレイ |
iPad Pro(11インチ第2世代) | 11インチ | 247.6 mm x 178.5 mm x 5.9 mm | 3:4 | 471g | シルバー・スペースグレイ |
iPad Pro(12.9インチ第3世代) | 12.9インチ | 280.6 mm x 214.9 mm x 5.9 mm | 3:4 | 631g | シルバー・スペースグレイ |
iPad Pro(11インチ第1世代) | 11インチ | 247.6 mm x 178.5 mm x 5.9 mm | 3:4 | 468g | シルバー・スペースグレイ |
12.9インチのiPad Proモデルは600g以上と比較的重めですが、最新のM4世代では100gほど軽くなり、13インチモデルは579gとなります。また、iPad Airと比べて端末の薄さも改善されており、M4世代では13インチモデルで5.3mm、11インチモデルでは5.1mmと歴代モデルの中で最薄です。
ノートパソコンのような使い方をしたい場合、12.9インチのiPad Proがおすすめです。キーボードのアクセサリを含めてもMacBook Airと同じか少し軽いほどの重量で持ち運びがしやすく、画面タッチやApple Pencilを使った操作をしたいユーザーに適しています。詳しくは、iPad ProとMacBookの用途・使い分けで解説しています。
デザインやカラーに関して、iPad Proは歴代モデルでそこまで差がありません。シルバーとスペースグレイ(スペースブラック)の2色が定番になっており、2018年より前の機種では、ゴールドやローズ系のカラーが一部あるだけです。一方でiPad Airはパープルやブルー、ピンクなど幅広いラインナップがあります。
iPad Proではカメラ性能の高さも評価されており、歴代モデルのアウトカメラは超広角カメラの搭載で、写真の撮影で役立ちます。ただ、フロントカメラと比較してアウトカメラはあまり需要がないことから、最新のM4世代ではデュアルカメラが廃止となりました。
iPad Proのカメラ比較 | フロントカメラの性能 | アウトカメラの性能 | 動画撮影の性能 |
iPad Pro(M4 13インチ) | 超広角フロントカメラ・横向き(1,200万画素・ƒ/2.0) | 広角カメラ(1,200万画素・ƒ/1.8) | 4Kビデオ撮影・ProResビデオ撮影(最大4K・60fps) 最大3倍のデジタルズーム |
iPad Pro(M4 11インチ) | 超広角フロントカメラ・横向き(1,200万画素・ƒ/2.0) | 広角カメラ(1,200万画素・ƒ/1.8) | 4Kビデオ撮影・ProResビデオ撮影(最大4K・60fps) 最大3倍のデジタルズーム |
iPad Pro(11インチ第4世代) | 超広角フロントカメラ(1,200万画素・ƒ/2.4) | 広角カメラ(1,200万画素・ƒ/1.8) 超広角カメラ(1,000万画素・ƒ/2.4) | 4Kビデオ撮影・ProResビデオ撮影(最大4K・30fps) 2倍の光学ズームアウト・最大3倍のデジタルズーム |
iPad Pro(12.9インチ第6世代) | 超広角フロントカメラ(1,200万画素・ƒ/2.4) | 広角カメラ(1,200万画素・ƒ/1.8) 超広角カメラ(1,000万画素・ƒ/2.4) | 4Kビデオ撮影・ProResビデオ撮影(最大4K・30fps) 2倍の光学ズームアウト・最大3倍のデジタルズーム |
iPad Pro(11インチ第3世代) | 超広角フロントカメラ(1,200万画素・ƒ/2.4) ※本世代からセンターフレーム対応 | 広角カメラ(1,200万画素・ƒ/1.8) 超広角カメラ(1,000万画素・ƒ/2.4) | 4Kビデオ撮影 2倍の光学ズームアウト・最大3倍のデジタルズーム |
iPad Pro(12.9インチ第5世代) | 超広角フロントカメラ(1,200万画素・ƒ/2.4) ※本世代からセンターフレーム対応 | 広角カメラ(1,200万画素・ƒ/1.8) 超広角カメラ(1,000万画素・ƒ/2.4) | 4Kビデオ撮影 2倍の光学ズームアウト・最大3倍のデジタルズーム |
iPad Pro(12.9インチ第4世代) | TrueDepthカメラ(700万画素・ƒ/2.2) | 広角カメラ(1,200万画素・ƒ/1.8) 超広角カメラ(1,000万画素・ƒ/2.4) | 4Kビデオ撮影 2倍の光学ズームアウト・最大3倍のデジタルズーム |
iPad Pro(11インチ第2世代) | TrueDepthカメラ(700万画素・ƒ/2.2) | 広角カメラ(1,200万画素・ƒ/1.8) 超広角カメラ(1,000万画素・ƒ/2.4) | 4Kビデオ撮影 2倍の光学ズームアウト・最大3倍のデジタルズーム |
iPad Pro(12.9インチ第3世代) | TrueDepthカメラ(700万画素・ƒ/2.2) | 広角カメラ(1,200万画素・ƒ/1.8) | 4Kビデオ撮影 3倍ビデオズーム |
iPad Pro(11インチ第1世代) | TrueDepthカメラ(700万画素・ƒ/2.2) | 広角カメラ(1,200万画素・ƒ/1.8) | 4Kビデオ撮影 3倍ビデオズーム |
ProResビデオ撮影など高精度な動画撮影をしたいクリエイターを除けば、数世代前の機種でもそれほどカメラ性能は変わりません。
利便性に関して言えば、2021年モデルのiPad Pro(11インチ第3世代)とiPad Pro(12.9インチ第5世代)からフロントカメラのセンターフレーム機能が追加されており、被写体である人物が動いても自動的に画面の中央に入るようなフレーミングがされます。オンライン会議やリモートワークでの打ち合わせ機会が多い社会人にとって、映りが良くなるメリットを感じるでしょう。
各世代によるiPad Proのストレージ容量は以下表の通りで、そこまで大きな違いはありません。具体的には以下の通りで、2021年モデルから最大容量が2TBまで増えています。
iPad Proのストレージ比較 | ストレージ容量 |
iPad Pro(M4 13インチ) | 256GB・512GB・1TB・2TB |
iPad Pro(M4 11インチ) | 256GB・512GB・1TB・2TB |
iPad Pro(11インチ第4世代) | 128GB・256GB・512GB・1TB・2TB |
iPad Pro(12.9インチ第6世代) | 128GB・256GB・512GB・1TB・2TB |
iPad Pro(11インチ第3世代) | 128GB・256GB・512GB・1TB・2TB |
iPad Pro(12.9インチ第5世代) | 128GB・256GB・512GB・1TB・2TB |
iPad Pro(12.9インチ第4世代) | 128GB・256GB・512GB・1TB |
iPad Pro(11インチ第2世代) | 128GB・256GB・512GB・1TB |
iPad Pro(12.9インチ第3世代) | 64GB・256GB・512GB・1TB |
iPad Pro(11インチ第1世代) | 64GB・256GB・512GB・1TB |
最近のiPad Proシリーズでは128GBや256GBが最小容量となりますが、iPadのストレージ容量の選び方では、動画の保存やアプリゲームの利用など用途に応じて検討するといいでしょう。
上位機種であるiPad Proが欲しいユーザーは、動画編集やオンラインゲームのほか大画面で動画コンテンツを楽しみたい傾向にありますので、クラウドストレージなどを使わずiPad端末だけでデータを全て管理したい方は512GB以上の容量があると安心です。
iPadの適切なストレージ容量について判断が難しい場合、お使いのスマートフォンのストレージ使用状況が参考になります。詳しくはiPhoneのストレージ容量を確認する方法で解説しています。
iPad Proシリーズの性能について、各世代ごとのプロセッサのほかベンチマークスコアで比較しました。海外サイトのgeekbench.comで掲載されている情報を参考に、処理速度の目安としてベンチマークでご確認いただけます。
iPad Proのプロセッサ比較 | 搭載チップ | CPUコア数 | GPUコア数 | メモリ(RAM) | Geekbench 6(シングルコア) | Geekbench 6(マルチコア) |
iPad Pro(M4 13インチ) | M4 | 9コア(最大10コア) | 10コア | 8GB・16GB | 3681 | 13709 |
iPad Pro(M4 11インチ) | M4 | 9コア(最大10コア) | 10コア | 8GB・16GB | 3671 | 13398 |
iPad Pro(11インチ第4世代) | M2 | 8コア | 10コア | 8GB・16GB | 2567 | 9764 |
iPad Pro(12.9インチ第6世代) | M2 | 8コア | 10コア | 8GB・16GB | 2570 | 9753 |
iPad Pro(11インチ第3世代) | M1 | 8コア | 8コア | 8GB・16GB | 2301 | 8319 |
iPad Pro(12.9インチ第5世代) | M1 | 8コア | 8コア | 8GB・16GB | 2306 | 8359 |
iPad Pro(12.9インチ第4世代) | A12Z Bionic | 8コア | 8コア | 6GB | 1333 | 4666 |
iPad Pro(11インチ第2世代) | A12Z Bionic | 8コア | 8コア | 6GB | 1325 | 4635 |
iPad Pro(12.9インチ第3世代) | A12X Bionic | 8コア | 7コア | 4GB・6GB | 1321 | 4428 |
iPad Pro(11インチ第1世代) | A12X Bionic | 8コア | 7コア | 4GB・6GB | 1328 | 4590 |
なお、上表のメモリ(RAM)で2種類記載されている機種は、1TB以上のストレージ容量を選択することでメモリ容量の多い方が搭載されます。例として最新のM4世代では1TB・2TBのストレージ容量だと、メモリは16GBとなります。
ベンチマークスコアの傾向ではやはり、M1チップ搭載モデルとそれ以前のモデルで大きな差があります。最新のM4チップ機種も確実にアップグレードされていますが、一方でM1からM2チップではGPUのコア数も増えましたが、ベンチマークスコアではあまり変わりないようです。
iPad Proに関する世代ごとの性能比較では、充電コネクタの規格や生体認証でも違いがあるかどうか気になるポイントです。以下表より古い機種はLightningコネクタ対応でしたが、2018年モデル以降はUSB-Cが使えます。
iPad Proの世代一覧 | コネクタ規格 | 生体認証 |
iPad Pro(M4 13インチ) | USB-TypeC (Thunderbolt / USB 4対応) | Face ID |
iPad Pro(M4 11インチ) | USB-TypeC (Thunderbolt / USB 4対応) | Face ID |
iPad Pro(11インチ第4世代) | USB-TypeC (Thunderbolt / USB 4対応) | Face ID |
iPad Pro(12.9インチ第6世代) | USB-TypeC (Thunderbolt / USB 4対応) | Face ID |
iPad Pro(11インチ第3世代) | USB-TypeC (Thunderbolt / USB 4対応) | Face ID |
iPad Pro(12.9インチ第5世代) | USB-TypeC (Thunderbolt / USB 4対応) | Face ID |
iPad Pro(12.9インチ第4世代) | USB-TypeC | Face ID |
iPad Pro(11インチ第2世代) | USB-TypeC | Face ID |
iPad Pro(12.9インチ第3世代) | USB-TypeC | Face ID |
iPad Pro(11インチ第1世代) | USB-TypeC | Face ID |
さらに2021年モデル以降はThunderbolt / USB 4対応になり、最大40Gbpsのデータ転送速度が大きなメリットになります。動画など大容量のデータを送る機会が多いユーザーにとって、優先度が高くなります。
生体認証に関して、最近のiPad Proシリーズは顔認証(Face ID)対応となっています。9.7インチと10.5インチ、第1〜2世代の12.9インチモデルのみ、指紋認証(Touch ID)が使えます。
iPhoneの場合には顔認証が使いやすいといったレビューが多く、iPhone12シリーズ以降ではマスク着用時の顔認証にも対応しました。ただ、iPadの顔認証ではマスク着用時だとロック解除ができないほか、手が使えないから顔認証の方が便利と感じるケースがタブレットにはあまりないことから、指紋認証の方が自然に使えるといった評価もされています。
顔認証が気になる方は、指紋認証が使えるiPad Airモデルも比較してみるといいでしょう。リファービッシュ品であれば、M1チップ搭載の高性能な機種も5万円台からご購入いただけます。
iPad Proシリーズの世代比較やスペックの違いを踏まえて、プロセッサ性能やフロントカメラ、ディスプレイ性能で比較的大きな進化が見られるM1世代以降の機種から、おすすめの型落ちモデルをご紹介します。
最新機種は高額になり、特にiPad Proだと20万円以上の価格帯も珍しくありません。そこで、バックマーケットのリファービッシュ品(整備済製品)を選ぶことで10万円以下の価格帯からご購入が可能となります。
12.9インチモデルのiPad Proだと持ち運びがしにくく、手軽さと性能の高さの両方を重視するなら第3世代の11インチiPad Proがおすすめです。第2世代と比較してM1チップ搭載のプロセッサが高性能で、画像や動画編集などクリエイティブな作業に適しています。
無印iPadでは対応していない第2世代のApple Pencilも使えますので、イラスト制作のほかメモ取りなど幅広い用途で使いやすいです。新社会人向けのデジタルガジェットとしても、高性能で持ち運びのしやすいタブレットが欲しいなら11インチiPad Pro(第3世代)を選んでみるといいでしょう。
作業効率を重視するなら、大画面の12.9インチiPad Proがおすすめです。リファービッシュ品の人気iPadモデルでも紹介していますが、新品だと高額な12.9インチiPad Proでも型落ち機種を選ぶことで、第5世代では10万円以下の価格帯と安くなります。
自宅やオフィスなど決まった場所で集中して作業したい方や、マルチタスクのしやすいiPadが欲しいユーザーに適しています。こちらもM1チップ搭載のモデルであるため、オンラインゲームなど高負荷な作業も快適に使えます。
第5世代の12.9インチiPad Proと比べて高額になりますが、より高性能な動画を撮影・編集する目的やグラフィックデザインなど専門的な用途でiPadを使うなら、後継機種の第6世代も比較してみるといいでしょう。
M1チップと比べてより高性能なM2チップを搭載しており、最近のMacBookシリーズと比べても劣らないスペックが魅力的です。MacBook側の性能に関連して、M1とM2のMacBook Proのスペック比較もご参考ください。
iPad Proシリーズではプロセッサやディスプレイの性能などから最新機種が注目されがちですが、コストパフォーマンスも捨て難いなら型落ちモデルからの購入がおすすめです。
Apple Storeでは最新世代のiPad Proシリーズ以外は販売されておらず、iPadを安く購入する方法では中古のiPadも比較対象になりますが、リファービッシュ品(整備済製品)は品質の高さで評価されます。
中古品のiPadは様々なWebサイトや通販・店舗で購入できて、最近では個人が出品販売しているフリマアプリも定番になっています。しかし、中古iPadのデメリット・やめておくべき理由として、バッテリーの消耗や無保証による故障リスクが懸念されます。
リファービッシュ品は中古品と異なり、専門家による検品やクリーニングのほか必要に応じた修理・部品交換を実施してから販売されます。中古iPadでは全くメンテナンスされておらず、いつ故障するか分からないような品質の不安定さがデメリットとなりますが、リファービッシュ品は新品と同等の動作が確認されているので安心です。
また、バックマーケットのリファービッシュ品は以下の通り、基本的な品質保証のほかバックアップサービスなどのオプションもあるので安心です。
1年間の動作保証と30日間の返金保証(全てのリファービッシュ品が対象)
バッテリー容量保証(全てのリファービッシュ品が対象)
データ復旧や端末の修理サポートを受けられるバックアップサービス(有料オプション)
ビジネスシーンで重要なコンテンツや資料を扱うなど、データ管理を確実にしておきたい場合にはバックアップサービスの追加がおすすめです。
また、こちらのページではiPad Proシリーズの歴代モデルを中心に解説しましたが、新生活を迎える学生向けのガジェットで、より安価な無印iPadやiPad Airモデルもリファービッシュ品で人気です。
5万円以下で購入できるお手頃なiPadが欲しい学生は、大学生におすすめのiPadモデルが参考になるほか、学生がiPadを安く購入する方法でバックマーケットの学割プロモーションもぜひご活用ください。
コンテンツクリエーターとして7年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。