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2025年1月21日に更新済み
2025年1月21日
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Sun
BackMarket コンテンツクリエーター
使っているiPhoneが古くなり機種変更を検討している場合、事前にするべき準備やデータ移行を確実に行う方法を知っておきたいですよね。自分でデータ移行をするのは難しいと感じてキャリアのショップへ依頼する方もいますが、要点をおさえておけば問題なくiPhoneの機種変更が可能です。データ移行で便利なクイックスタートや、そのほか必要なアプリのデータ引き継ぎについて解説します。
iPhoneの機種変更ではデータ移行や古い端末の初期化なども必要ですが、その前にやるべき準備があります。特にデータのバックアップは重要であるほか、古いiPhoneの売却を考えている方はアクティベーションロックの解除も必要です。
以下で解説しているiPhoneのデータ移行・アプリのデータ引き継ぎでは、Apple IDのアカウント情報が必要になります。現在お使いのiPhoneで登録されているApple IDの詳細が分からない場合、設定アプリから確認しておくといいでしょう。
iPhoneの設定アプリを開く
画面上にあるユーザー名をタップ
「Apple Account」の情報が表示され、ユーザー名の下に表示されているメールアドレス(また電話番号)がApple ID
App Storeなどログインする機会が少なく、Apple IDのパスワードを忘れてしまったユーザーもいるでしょう。その場合、ログイン画面からパスワードの再設定手続きができます。
現在使っているiPhone端末で、アクティベーションロックがかかったままだと売却価格が下がるほか、買取ができない恐れがあります。iPhoneを売る前にやることでも重要なポイントで、Back Market買取サービスでも、アクティベーションロックがかかっている機種は機能不良扱いになり、査定価格が下がります。
以下で解説しているクイックスタートのデータ移行では影響はありませんが、古い端末の買取を検討している場合には「iPhoneを探す」機能をオフにしておきましょう。
「設定」アプリから、画面上に表示されているユーザー名をタップ
「探す」の項目を選択
「iPhoneを探す」の項目をオフ
また、データ移行が済んだ古いiPhone端末は、初期化する前にiCloudアカウントからのサインアウトもしておくといいでしょう。アクティベーションロックの個別解除をしなくても、サインアウトをすれば無効化がされます。
クイックスタート以外の方法でデータ移行をする場合、写真やアプリなどiPhoneに保存されているデータのバックアップが必須です。バックアップの方法ではiCloudが一般的で、既存のiPhone端末のデータをバックアップ・保存できるだけでなく、機種変更による新しい端末へのデータ復元も可能です。
また、MacBookなどのパソコンを持っている方はiTunesを使ったバックアップも可能です。iCloudのような自動バックアップではなく、パソコンと接続して都度バックアップデータを保存するやり方になります。
以下ではデータ移行の方法について解説していますが、正常に全てのデータ・アプリが新しいiPhone端末へ反映されているかどうか確認するまでは、古いiPhone端末は初期化せず残しておくといいでしょう。また、iPhoneの機種変更でモデル選びや価格の高さでお悩みの方は、おすすめのiPhone機種ランキングもご参考ください。
あまり機種変更をしたことがないスマホユーザーや、iPhoneの機種変更に関する設定手続きについて携帯電話・キャリアのショップスタッフに全部やってもらった方にとって、データ移行の設定方法が難しく感じるかもしれません。
ですが、iPhoneには「クイックスタート」という便利なデータ移行機能があり、新しいiPhone端末で初期設定をする際に、古い端末を並べて置くだけで簡単に設定完了します。iCloudやiTunesを使ったデータ移行方法もありますが、古い端末が問題なく起動している状態であればクイックスタートが最適です。
クイックスタートはiOS12.4以降の機種を対象に使える機能で、歴代iPhoneモデルの種類やスペックでも解説していますが、iPhone 5Sより古い機種だけが対象外なので大半のモデルで利用可能です。
事前にバックアップを取る必要がない
パソコンやケーブルなどの機器は不要(移行元と移行先のiPhoneだけあればOK)
データ移行のほか大半のiPhone設定内容も移行される
などの特徴があり、初期設定も簡略化されることからクイックスタートが便利です。また、データ移行では専用のアプリやツールなどが必要と思われるかもしれませんが、クイックスタートはiPhone端末とWi-Fi環境さえあれば実行できます。
クイックスタートは新しいiPhoneの初期設定中に行う方法で、詳しくはiPhone/iPadの初期設定(アクティベーション)にてご紹介しています。新品(または初期化された後)のiPhoneは電源を入れると初期設定の画面になり、言語設定や国・または地域、外観の設定を進めた後にクイックスタートの画面が表示されます。
クイックスタートをしない場合には「もう一方のデバイスなしで設定」をタップすることで初期設定を進めますが、引き継ぎしたい古いiPhone端末があればBluetoothをONにした状態で、新しいiPhoneの近くに置くことでクイックスタートが可能となります。
古いiPhone端末に「新しいiPhoneを設定」と表示(「続ける」を選択)
新しいiPhone端末に表示されるアニメーションを、古いiPhone端末のカメラでスキャン
新しいiPhone端末に連携するApple IDが表示(「自分用に設定」を選択)
古いiPhone端末に「新しいiPhoneの設定を完了」が表示
新しいiPhone端末に、古いiPhoneで使っていたパスコードを入力
Face ID(またはTouch ID)を設定
新しい端末でのデータ転送手続きを進める
Wi-Fiの通信環境や移行するデータ容量によって変わりますが、100GB以上のデータ量だと30分前後かかることもあります。クイックスタート中は古いiPhoneも操作ができないため、メッセージやメールをすぐ確認したい時は避けると良いでしょう。
クイックスタートは事前バックアップの不要やワイヤレスでの設定など便利な点がある一方で、以下のような注意点やデメリットもあります。
Wi-Fi通信が不安定な環境ではデータ移行で失敗しやすい
2台の端末同士が離れているとエラーが発生する
移行元の古いiPhone端末が機能不良だとクイックスタートができない(カメラが使えない・電源が入らないなど)
クイックスタート中に画面が固まるなどエラーが発生した場合、端末を再起動してから再度試す方法もあります。繰り返し試してもクイックスタートが上手くいかない時は、以下で解説しているiCloudやiTunesでのデータ移行がおすすめです。
クイックスタート以外のデータ移行では、iCloudやiTunesを使う方法が一般的です。データのバックアップ作業が必要ですが、無料でのデータ容量が5GBに限られているiCloudでもデータ移行であれば一時的(21日以内のデータ移行・復元)にて容量の限度なく利用可能です。
iCloudを使ったデータ移行では、大容量のデータをバックアップする必要があるためWi-Fiが使える環境が望ましいです。iCloudのバックアップは以下の手順で行います。
iPhoneの設定アプリからユーザー名をタップ
「iCloud」の項目を選択
「iCloud バックアップ」を選択
「今すぐバックアップを作成」を選択
iCloudでのバックアップを行った後、新しいiPhone端末で初期設定を進めると「アプリとデータを転送」の画面が表示されます。
※iCloudのバックアップを利用する場合、クイックスタートを選ばずに初期設定を進めます。
この画面で「iCloudバックアップから」を選ぶことで、Apple IDとパスワードの入力をしてiCloudにサインイン・データの転送が可能となります。iCloudのバックアップは機種変更以外で、端末の破損など予期しない故障が発生した際にもデータ復旧が可能なので役立ちます。
また、iPhoneの機種変更に伴うデータ移行ではMacなどパソコンを使った方法もあります。iTunesを経由する方法になりますが、MacのほかWindows PCでも利用可能です。
iCloudの手順と同様、新しいiPhone端末で初期設定をする前にデータのバックアップを取る必要があります。
MacなどのパソコンでiTunesを起動する
古いiPhone端末をUSBケーブル(またはLightning-USBケーブル)に接続
パソコン側で「今すぐバックアップ」を選択
パソコン(iTunes)を使ったバックアップは有線になるため、ワイヤレスでのデータ転送より安定しています。データ転送量が多く、クイックスタートやiCloudでエラーが頻発する場合にはiTunesを使ってみるといいでしょう。
バックアップを取った後、「アプリとデータを転送」の初期設定画面から「MacまたはPCから」を選択することでデータ移行が可能となります。その際、新しい端末へのケーブル接続が必要となります。
これまではiPhone同士での機種変更を前提としたデータ移行方法を解説しましたが、AndroidスマホユーザーがiPhoneに買い替える時のデータ転送も重要な情報です。iPhoneとAndroidスマホの違いでは、性能や価格など様々な違いはありますがデータ移行は可能です。
新しいiPhoneの初期設定で、古いスマホ端末がAndroid機種(非iOS端末)だとクイックスタートは使えませんが、専用のアプリをAndroiスマホに入れることでデータ移行が可能となります。
古いAndriod機種でGoogle Playストアより「iOSに移行」アプリをインストールした後、新しいiPhone端末で初期設定を行い「アプリとデータを転送」の画面が表示されたら「Androidから」を選択します。
Android端末で「iOSに移行」アプリを開く(Wi-Fiは有効にしておく)
iPhone端末に表示されたコードをAndroid端末へ入力
Android端末より、転送したいコンテンツを選択
といった手順で、iPhone同士のデータ移行と同じような流れで設定を進められます。移行できるデータは連絡先やメッセージの履歴、写真やビデオデータ、メールアカウントのほかWhatsAppメッセージなどが対象となり、Google PlayとApp Storeの両方で配信されているアプリであれば転送が可能なこともあります。
・参考:AndroidからiPhoneまたはiPadに移行する
パソコンをお持ちの方は、iTunesを使ったデータ移行もAndroid端末で可能です。Appleユーザーでない方はMacBookがないからパソコン経由の機種変更は難しいと感じるかもしれませんが、Windows用のiTunes(iTunes for Windows)が使えます。
iPhone同士の転送方法と同様、新しいiPhone端末の初期設定から「アプリとデータを転送」の画面で「MacまたはPCから」を選択することで、Android端末からバックアップを取ったデータをiPhone端末に送ることができます。
iPhoneのデータ引き継ぎでは、初期設定によるクイックスタートやiCloud・iTunesでの移行がしやすいですが、アプリ個別で設定する必要があるかどうか確認しておくといいでしょう。
具体的にはゲームアプリや二要素認証アプリなど、個別でのデータ引き継ぎ・ログイン対応をiPhoneの機種変更時にすることとなります。クイックスタートでのデータ移行は便利ですが、反映されていないアプリがないかどうか一度チェックするといいですね。
LINEアプリについては、クイックスタートやiCloudによるデータ引き継ぎができれば、連絡先のほかトーク履歴など一通りデータ移行ができます。他の方法でもデータ引き継ぎが可能で新しいiPhone端末でLINEを開き、QRコードを使ったやり方もあります。
キャッシュレス決済ではApple Payが便利ですが、古いiPhone端末で使っている方はクイックスタートでデータ移行をすることでApple Payの引き継ぎが可能です。
クイックスタート以外の方法でデータ移行をしたい場合、新しいiPhone端末でWalletアプリを起動し、使用するクレジットカード情報を改めて選択・登録することで利用可能となります。
スマホゲームをiPhoneで利用しているユーザーも多いですが、クイックスタートでアプリ自体は新しい端末にインストールできていても、データは自動で引き継ぎされてない可能性があります。
ゲームアプリのデータに関してはApple IDやSNSアカウントの情報と連携しているなど、アプリコンテンツごとで引き継ぎ方法が異なります。詳しくはアプリやゲームの公式サイトを確認しておくといいでしょう。
Google Authenticatorなどの二要素認証アプリを使っているiPhoneユーザーは、セキュリティの関係上個別でのデータ引き継ぎ対応が必要です。Google Authenticatorの場合、Googleアカウントと紐付いているため同じGoogleアカウントでログインすることで新しいiPhone端末で使えるようになります。
また、GmailやGoolge Driveなどのサービスに関しても、同様にGoogleアカウントの個別ログインが必要です。
iPhoneの機種変更では、Apple Watchのペアリングも確認事項の一つです。Apple公式サイト(新しいiPhoneとペアリングする方法)でも手順について紹介されており、Apple Watchユーザーは個別でバックアップ対応を取る必要があります。
古いiPhone端末で最新のiOSにアップデート・Apple Watchもアップデー
Apple WatchとiPhoneの両方で、バッテリーを50%以上にしておく
設定アプリからユーザー名をタップ・「iCloud」のメニューからヘルスケアがONになっていることを確認
iCloudでiPhoneのデータをバックアップ保存
新しいiPhone端末にApple Watchを近づける(ペアリング対応からデータ移行ができる)
クイックスタートと同様、Apple Watchのデータ移行でもデータ量が多いと10分以上かかることがあります。前もって端末を充電しておくほか、時間的な余裕がある時に試すと良いでしょう。
iPhoneの機種変更に関して、データの移行や買い替えでおすすめの機種などよくある質問と回答をまとめました。新しいiPhone端末をまだ購入していない場合には、Back Market(バックマーケット)のリファービッシュ品から探してみるといいでしょう。
🅰 機種変更の際にはSIMカードの入れ替えも必要ですが、データ移行のタイミングで行うのが一般的です。古い端末でのデータバックアップを終えた段階で、新しいiPhone端末を起動・初期設定をする前にSIMカードを挿入します。
また、SIMカード(物理SIM)ではなくeSIMをお使いのユーザーも、データ移行時に設定が可能です。iPhoneのクイックスタートではeSIMの転送が可能なので、SIMカードを入れ替えする手順は不要です。
🅰 故障やディスプレイの破損などが原因でiPhoneが正常に起動しない場合、専門業者によるデータ復旧サービスを使わないとデータ移行が難しくなります。ただ、Apple IDやSIMカードの入れ替え設定ができれば、新しい端末での利用は可能です。
iPhoneの電池・バッテリーの減りが早い原因でも解説していますが、バッテリーを交換しても端末本体の故障は対処できないため、心配な方はiCloudやiTunesを使った定期的なバックアップが推奨されます。
今後の対策として、バックアップサービスのオプションを追加できるバックマーケットのリファービッシュ品(整備済製品)もおすすめです。万が一の水没や落下などによる故障が発生しても、修理対応(または修理費の請求)ができるほか、データ復旧サービスの利用も可能です。
🅰 iPhoneの機種変更では最新モデルも注目されがちですが、型落ちモデルも充分なスペックがあり価格も安くおすすめです。iPhone16とiPhone15シリーズの比較では、特に上位モデルであるPro・Pro Maxモデルはそれほど性能差がなく、リファービッシュ品でも人気です。詳しくはiPhone15 Proのレビュー、iPhone15 Pro Maxの評価をご参考ください。
もっと安価な機種を検討している方は、iPhone14モデルやiPhone13モデルなどの下位機種から選ぶといいでしょう。ブラウザ閲覧や動画視聴、アプリの利用など基本的な用途でも問題ない性能で、リファービッシュ品では5〜10万円の価格でお得にご購入いただけます。
そのほか、iPhoneのサイズ比較でコンパクトなminiモデルが使いやすかったり、指紋認証搭載のiPhoneモデルであるSEシリーズもリファービッシュ品ではコスパに優れています。
iPhoneの機種変更でよくある悩みで、データ移行が終わって用済みになった古いiPhone端末はどうする?といった点が挙げられます。ある程度のスペックがある古いiPhoneは活用できる余地があり、サブスマホとして使い続ける手段もあります。
古いスマホや携帯電話の処分はもったいなく感じ、限られた用途でも使う価値があると感じる場合にはサブスマホとしての運用がおすすめです。
自宅用の動画視聴デバイスで活用
格安SIMを使ったモバイルルーターとして使う
車内のカーナビ用端末で設置
関連記事よりスマホ2台持ちのメリット・おすすめする理由でも解説していますが、複数のiPhone端末によって利便性の向上といった良さがあります。特にPro・Pro Maxモデルなど高性能な機種は、多少古くても活用シーンは多くあります。
iPhoneは古い機種の方が良い理由・メリットは多く、バックマーケットで販売しているリファービッシュ品のiPhoneも、サブスマホ目的で購入するユーザーも多いです。安価なiPhone SEシリーズや、iPhone12 miniモデルなどの機種が人気です。
現在使っているiPhoneモデルの性能が悪く、あまりに古い機種の場合には売却がおすすめです。iPhoneの寿命・使える期間は限られており、バッテリーの消耗も進んでいる場合には継続的な利用が難しいです。
古いスマホを売却する際には新しいiPhone機種にデータ移行をしておくほか、こちらのページでご紹介しましたアプリの引き継ぎ設定やアクティベーションロックの解除をするほか、初期化も行う必要があります。
iPhoneを売るならどこにするべきかお悩みの方は、ぜひBack Market買取サービスをご利用ください。バックマーケットではリファービッシュ品のiPhoneを販売しているほか、Web上からiPhoneなどスマートフォンの売却依頼が可能です。
Webサイトから査定価格をすぐ確認できる
起動できないなどの故障端末でも買取が可能
宅配買取なのでご自身のスケジュールにあわせて対応
バックマーケットの買取サービスは手軽に依頼ができるほか、故障品も売却できるメリットがあります。iPhoneの機種変更を行う際には、まずお使いのスマホ機種で買取価格をチェックしてみてはいかがでしょうか。
コンテンツクリエーターとして7年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。