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2025年4月18日に更新済み
2025年4月18日
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Sun
BackMarket コンテンツクリエーター
eSIMは従来の物理的なSIMカードとは異なり、キャリアとの通信契約や設定についてオンライン上でできるメリットがあります。メインのモバイルデータ通信で使えるほか、海外旅行など一時的に使う回線でもeSIMは便利です。ただ、eSIM対応機種でないと使えませんので、eSIM対応のiPhoneモデルやAndroidスマホについて一通りご紹介します。Back Market(バックマーケット)で販売しているお得なリファービッシュ品では、eSIM対応のiPhone・Android機種を幅広く取り扱っていますのでぜひチェックしてみてください!
eSIM対応機種についてご紹介する前に、eSIMに関する基本的な情報や利用するメリットとデメリットから解説します。
eSIMは「Embedded SIM」の略称で、スマートフォンやタブレットなどデバイス内にICチップを内蔵することで、物理的なSIMカードなしでモバイルデータ通信ができるようになっています。
従来の物理的なSIMカードでは、通信プランの変更や機種変更の際にSIMカードを入れ替える必要がありましたが、eSIMでは必要なSIM情報を端末にインストール・書き換えることで設定を行えます。SIMカードなどの専門用語について、スマホ・モバイル機器の用語集でも解説しています。
eSIMをスマホやタブレットで使うメリットでは、回線を開通するまでの手続きが簡単で使いやすい点が挙げられます。物理SIMを手に入れなくても、Web上から契約の手続きをしてQRコード(アクティベーションコード)からeSIMプロファイルのインストールをすることで、すぐにモバイルデータ通信ができるようになります。
※端末によっては手動でのAPN設定が必要な場合もあり、詳しくはiPhoneとAndroidのAPN設定方法で解説しています。
また、2つのeSIMに対応しているモデルやeSIMと物理SIMのデュアルSIMが使える機種では、より利便性が高いです。プライベートと仕事用で回線を使い分けることができるほか、海外旅行の際に現地用のモバイルデータ通信ができるeSIMを契約する際もデュアルSIMが役立ちます。
物理SIMしか使えないスマホ機種では、別のSIMでモバイルデータ通信をするたびにSIMカードを出して入れ替えるといった手間がありましたが、eSIMも使えることで設定がシンプルとなります。
一方でeSIMではデメリットもあり、対応しているキャリアや機種について、ある程度限定されている点が挙げられます。キャリアに関してはドコモやau、ソフトバンク、楽天モバイルなど大手キャリアのほか、格安SIMでもeSIMに対応している会社が多いためそこまで気にはなりません。
ただ、eSIMには対応していない機種も多く、リリース年が古かったり一部の低価格・廉価版モデルではeSIMが使えないこともあります。そのため、スマホの機種変更や通信プランを見直す際には、欲しいモデルがeSIMに対応しているかどうか事前に確認するのが望ましいです。
eSIMの対応機種について、まずはApple製品からご紹介します。スマホに関してはiPhoneシリーズが有名ですが、セルラーモデル対応のiPadやApple WatchもeSIM対応モデルがあるので以下でまとめました。
iPhoneは2025年4月時点でiPhone16シリーズと、廉価版のiPhone 16eモデルが最新ですが、eSIMに対応している機種は以下表の通り2018年以降のモデルが対象となります。
eSIMの対応可否 | |
iPhone16シリーズ(iPhone 16eを含む) | eSIMに対応(物理SIMとのデュアルSIM対応) |
iPhone XR・XSシリーズ | eSIMに対応(デュアルSIMは非対応) |
iPhone XやiPhone 8シリーズなど (2017年以前のモデル) | eSIMに非対応 |
※上記内容は日本国内で販売されているiPhoneの情報で、海外のiPhoneモデルでは物理SIMに対応していないなどの違いがあります。例としてUS(アメリカ)版ではiPhone14シリーズ以降のモデルで、SIMトレイがなくeSIM限定です。
iPhoneの機種変更の際には、こちらのeSIM対応機種を選ぶのが良いですが、スペックや使いやすさのほか、iPhoneの寿命・使える期間による判断も重要です。バックマーケットで販売しているリファービッシュ品のiPhoneでは、2021〜2022年モデルのiPhone13・14シリーズが比較的人気で、価格と性能のバランスが良くおすすめです。
本記事ではスマートフォンのeSIM対応機種を中心にご紹介しますが、Apple製品ではiPadやApple Watchでもセルラーモデルが人気なので、参考までにiPadのeSIM対応モデルも紹介します。
iPadのセルラーモデルとWi-Fiモデルの違いでは、Wi-Fiやテザリングなしでモバイルデータ通信ができるかどうかがポイントとなります。外出先でブラウザの閲覧や動画視聴、メール返信などオンラインの状態が多い場合には、eSIMを使ったセルラーモデルの活用がおすすめです。
eSIM対応機種 | |
無印モデルのiPad | 第7世代以降 |
iPad miniシリーズ | 第5世代以降 |
iPad Airシリーズ | 第3世代以降 |
iPad Proシリーズ | 12.9インチモデル:第3世代以降 11インチモデル:全世代で対象 |
eSIM対応機種のiPadは上記の通りで、数世代前の型落ちモデルも多く使えます。それぞれのiPadシリーズについて、選び方や違いを確認する場合にはiPadの種類・比較ページもご参考ください。
AppleのスマートウォッチであるApple Watchも人気のデバイスで、iPhoneやiPadなどのApple製品を普段から使っている方にとって役立ちますが、Apple Watch単体で通話やメッセージの返信をしたい場合にはセルラーモデルがおすすめです。
Apple Watchの歴代モデル比較 | eSIM対応機種 |
Apple Watch Series | Apple Watch Series 3以降 |
Apple Watch SE | 全世代で対応 |
Apple Watch Ultra | 全世代で対応 |
eSIMに対応しているApple Watch機種は多く、SEシリーズやUltraシリーズのほか、通常のナンバリングモデルでも大半の機種がeSIMを使えます。はじめてApple Watchを使うユーザー向けに、初心者向けのおすすめApple Watchモデルもご参考ください。
続いて、AndroidスマホでeSIMが使える機種についてもご紹介します。iPhoneとAndroidスマホの比較では、搭載されているOSや機能などの違いがありますが、カスタマイズ性に優れているほか、GalaxyやGoogle Pixelなどカメラ性能に優れているモデルもあります。
GalaxyシリーズはAndroidスマホの中でも人気度・知名度が高いですが、2022年以降のモデルを対象に以下の通りeSIMに対応しています。
Galaxyシリーズの比較 | eSIM対応機種 |
Galaxy Sシリーズ | S23シリーズ以降 |
Galaxy Zシリーズ | Z Fold4・Z Flip4以降 |
Galaxy Aシリーズ | A23 5G以降 A54 5G以降 |
iPhoneとGalaxyのスペック比較でも解説していますが、iPhoneと比べてGalaxyはバリエーションが豊富で高性能なSシリーズのほか、価格の安いAシリーズに折りたたみ型のZシリーズも選べます。最新のGalaxy S25シリーズは特に高性能で、Ultraモデルはゲーミングスマホでおすすめの機種でも注目されます。
Googleが開発しているGoogle Pixelシリーズも、Androidスマホの中では比較的人気があります。Google Pixel 7シリーズ以降ではデュアルSIMに対応しているほか、eSIM単体で使える機種を含めると以下の通り、Google Pixel 4シリーズ以降が対象です。
Google Pixelシリーズの比較 | eSIM対応機種 |
Google Pixelシリーズ | Google Pixel 4以降 |
Google Pixel aシリーズ(廉価版) | Google Pixel 4a以降 |
Google Pixel Fold | 全世代で対応 |
Google Pixelシリーズはリファービッシュ品の型落ちモデルがコスパが良く、Google Pixel 7aのレビューでも解説していますが、3万円前後の価格帯でミドルレンジスマホを購入したいAndroidユーザーにおすすめです。
ソニーのXperiaシリーズも安定した品質で評価されていますが、eSIM対応機種は以下の通りです。ドコモ版など、一部キャリアの端末ではeSIMが非対応になっていることもあります。
Xperiaシリーズの比較 | eSIM対応機種 |
Xperia 1シリーズ | Xperia 1 IV以降 |
Xperia 5シリーズ | Xperia 5 IV以降 |
Xperia 10シリーズ | Xperia 10 IV以降 ※ドコモ版Xperia 10 IVは非対応 |
Xperia Aceシリーズ | Xperia Ace III ※ドコモ版は非対応 |
Xiaomiは中国の総合家電メーカーで、最近ではスマホ市場でも知名度が上がっています。高品質なスマホを安く販売している点で評価されており、以下でも紹介していますが人気のRedmiシリーズもeSIM対応しています。
Xiaomiモデルの比較 | eSIM対応機種 |
Xiaomiシリーズ | Xiaomi 13T以降 Xiaomi 12T Pro以降 |
Redmiシリーズ | Redmi 12 5G |
Redmi Noteシリーズ | Redmi Note 10T Redmi Note 11 Pro 5G以降 |
SHARPのAQUOSは以下の通り、様々なシリーズがリリースされていますがeSIM対応の機種は多いです。
AQUOSシリーズの比較 | eSIM対応機種 |
AQUOS Rシリーズ | AQUOS R7以降 |
AQUOS senseシリーズ | AQUOS sense 6シリーズ以降 ※ドコモ版のAQUOS sense 6は非対応 AQUOS sense4 lite |
AQUOS wishシリーズ | 全世代で対応 ※ドコモ版のAQUOS wish2は非対応 |
その他シリーズ | AQUOS zero 6 シンプルスマホ 6以降 |
Xiaomiと同じく、Oppoも中国企業が開発しており2018年から日本に参入しました。コスパに優れた傾向にあり、以下の通りeSIM対応機種も多いです。
Oppoモデルの比較 | eSIM対応機種 |
OPPO Renoシリーズ | OPPO Reno10 Pro 5G |
OPPO Reno Aシリーズ | OPPO Reno5 A以降 ※ワイモバイル版のOPPO Reno 5 Aは非対応 |
OPPO Aシリーズ | OPPO A79 5G・OPPO A73・OPPO A55s 5G |
その他シリーズ | OPPO Find X3 Pro |
日本国内のスマホ・携帯電話メーカーでは京セラもありますが、2022年以降にリリースされた機種の大半がeSIMに対応しています。
京セラモデルの比較 | eSIM対応機種 |
Android Oneシリーズ | Android One S9以降 |
その他シリーズ | かんたんスマホ2以降 キッズケータイKY-41 TORQUE G06 |
上記で紹介した以外で、eSIM対応機種のAndroidスマホをまとめました。在庫状況にもよりますが、バックマーケットのリファービッシュ品でも取り扱っているメーカーなので、気になる方はチェックしてみるといいでしょう。
Fujitsu(FCNT):arrows We2シリーズ・arrows N・arrows We(ドコモ版とau版は非対応)
ZTE:Libero 5G II以降・nubia S 5G・全世代のnubia Flip 5G・nubia Ivy
Motorola:moto g52j 5G以降・Motorola Razr 40以降・Motorola Razr 5G(ソフトバング版は非対応)・motorola edge 40以降
eSIM対応機種について一通りご紹介しましたが、現在お使いのスマホ端末でeSIM対応になっているかどうかの確認方法も知っておくといいでしょう。
設定アプリからの確認方法について以下でも解説していますが、ダイヤルでの確認がより簡単でおすすめです。iPhoneとAndroidスマホのどちらでも可能な方法で、電話アプリから「*#06#」にダイヤルすることで、eSIM対応機種であればEIDが表示されます。
対してeSIM非対応のスマホ機種では、ダイヤルするとIMEIやSN(シリアル番号)だけの表示となり、EIDは確認されません。
iPhoneモデルで確認する場合には、設定アプリから「一般」の項目を選択して「情報」へと進みます。情報の画面で下の方にある、「EID」の項目を確認できる場合にはeSIM対応機種だと判断できます。
eSIMの固有識別番号(eSIM Identifier)である32桁の数字が表示されていることで、eSIM対応の端末であることが分かります。また、設定アプリの「モバイル通信」の画面より、eSIM対応機種の場合には「eSIMを追加」の項目があります。
Android機種の場合にはメーカーによって確認方法が若干異なりますが、iPhoneと同様にEIDの有無についてチェックが可能です。設定アプリより、「端末情報(またはデバイス情報)」を選択して「ステータス情報(またはIMEI)」より、eSIM対応機種にはEIDが表示されています。
また、設定アプリの「接続」や「ネットワークとインターネット」から、「SIMカード(またはモバイルネットワーク)」の項目より、eSIMを追加するメニューがあるかどうかでeSIM対応機種の判断ができます。
eSIMは物理SIMカードよりも手続き自体は便利ですが、機種変更時の設定に関する注意点もあります。また、eSIMのインストール・設定をしてもモバイルデータ通信ができないトラブルも想定されます。
機種変更で物理SIMの場合、SIMカードを入れ替えるだけで設定が可能ですがeSIMの場合には再発行の手続きが必要な場合があります。
iPhoneからiPhoneへの乗り換えでは、初期設定でのクイックスタートやeSIMクイック転送ですぐ設定内容を移行できますが、それ以外のスマホ乗り換えではキャリアの公式サイトより再発行の手続きが必要です。
👉iPhone/iPadの初期設定(アクティベーション)を解説!
公式サイトのほか店舗での再発行手続きもできますが、いずれの場合でも手数料がかかることが多いため、費用面でのデメリットもあります。
eSIMの初期設定ではQRコード(アクティベーションコード)によるインストールをしますが、以下のような理由でもモバイルデータ通信ができないこともあります。
機内モードやモバイルデータ通信の機能がOFFになっている
APN設定を手動で行う必要がある
OSのバージョンが古い
電話が悪いほか通信障害が発生している
実際にeSIMの設定が上手くいかない場合には、スマホでモバイルデータ通信ができない原因と対処法も確認しておくといいでしょう。
これからiPhoneなどのスマートフォンを買い替える際には、便利なeSIM対応の機種にするといいでしょう。機種変更の際、なるべく予算をおさえて購入したい場合にはバックマーケットのリファービッシュ品(整備済製品)がおすすめです。
スマホを安く購入する方法として中古品もありますが、中古スマホは品質保証が不充分であるほか、バッテリーの消耗や故障リスクが高いです。
リファービッシュ品と中古品の違い・比較では、品質の違いが重要なポイントとなります。リファービッシュ品のスマホは新品と同等の動作が確認された上で販売されており、新品よりも安く高品質な端末が使えます。
また、2025年からiPhoneなど一部のスマホ機種を対象にプレミアムグレードの選択も可能となりました。新品と同等の外観に90%以上のバッテリー容量保証とより好条件で、使用感のない端末が欲しい方におすすめです。
バックマーケットのリファービッシュ品は、万が一の故障や不具合に備えた保証制度が多く安心です。1年間の動作保証と30日間の返金保証に加えて、赤ロム永久保証もあります。
赤ロムは端末の分割払いが滞っているなどの理由で、ネットワーク利用制限がかかっています。そのため、購入した端末についてeSIMの設定をしても赤ロムでモバイルデータ通信ができない場合、保証があるので交換が可能です。
また、バックマーケットのリファービッシュ品は全てSIMフリー端末なので、キャリアを問わずインターネット通信ができます。現在使っている格安SIMをそのまま使えたり、eSIMのキャリアに変更したいユーザーにおすすめです。
特にiPhoneモデルの場合、クイックスタートやeSIMクイック転送による乗り換え設定がしやすく、機種変更による手続きの手間がかからないためおすすめです。iPhoneのリファービッシュ品をはじめ、人気のスマホ機種について価格比較をしてみてはいかがでしょうか。
コンテンツクリエーターとして7年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。