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2025年4月8日に更新済み
2025年4月8日
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Sun
BackMarket コンテンツクリエーター
2025年にM3チップ搭載のiPad Airモデルがリリースされましたが、2024年モデルのM4チップ搭載のiPad Proとの違いが気になるポイントです。これからiPadの購入を検討する方にとって、iPad AirとiPad Proで何が違うのか知っておきたいですよね。ざっくり言えば、価格の安さや手軽に使えるタブレットが良いならiPad Airが適しており、動画編集などクリエイティブな作業をするならiPad Proがおすすめです。iPad AirとiPad Proのより詳しい比較・違いについて、型落ちモデルのメリットを含めこちらのページで解説しますのでお気に入りの機種を探してみてはいかがでしょうか。
はじめに、iPad AirとiPad Proに関する比較の概要や要点から解説します。iPadには様々な種類があり、各モデルの特徴や大まかな違いを先に知っておくことで理解が深まるでしょう。
iPadの種類・違いについては関連記事でも解説していますが、AirやProモデルのほか、無印モデルとminiモデルも含めると全部で4種類あります。
無印モデルのiPad:一般的なスペック・いわゆる下位モデルの機種で比較的安い
iPad mini:無印モデルより性能が良く、7.9インチ(または8.3インチ)の小型モデルで持ち運びに便利
iPad Air:miniモデルより画面サイズが大きくなり、性能も向上
iPad Pro:全体的にスペックが高く、動画編集やノートパソコン代わりの用途でおすすめ
iPad Proの歴代モデルについては、2025年4月時点の最新モデルではM4チップ搭載の11インチモデルと13インチ(正確には12.9インチ)モデルの2種類があり、過去機種の11インチでは第4世代・13インチは第6世代まであります。
また、iPad Airは2024年にM2チップ搭載のモデルがリリースされており、詳しくは新型iPad Pro・iPad Airのスペックレビューでご紹介していますが、2025年3月にすぐ後継機種のM3チップ搭載モデルがリリースされています。
iPad miniは2024年にリリースされたiPad mini(A17 Pro)が最新モデルで、無印モデルのiPadは2025年リリースのiPad(A16)が最も新しい機種になります。miniモデルや無印モデルのiPadも比較的価格が安く人気ですが、プロセッサ性能の高さや画面の大きさにおいてiPad Air・iPad Proは評価されており、ビジネスシーンでの活用や動画編集・イラスト制作など専門的な作業にも向いています。
今回はiPad AirとiPad Proの違いを中心に比較しますが、以下の最新モデルを基準に性能を見ていきます。
2024年リリース:M4チップ搭載 iPad Pro(11インチ・13インチ)
2025年リリース:M3チップ搭載 iPad Air(11インチ・13インチ)
どちらも高性能なプロセッサが搭載されており、M3世代以降の機種では3Dグラフィックスのレンダリング性能が特に改善されています。MacBook AirのM3・M2モデル比較でも解説していますが、3Dソフトなど専門的なツールを使うクリエイター向けのデバイスとして、M3世代以降のiPadが重宝されます。
ただ、大半のユーザーにとって最新モデルのM3・M4機種はオーバースペックになりがちなので、比較的購入しやすい型落ちモデルも確認しておくといいでしょう。比べる基準となる機種は2022年にリリースしたM1・M2世代のモデルになります。
高いスペックは求めておらず、リファービッシュ品(整備済製品)でお得に購入できる型落ちモデルが欲しい方は、人気iPadモデルランキングをぜひご参考ください。
同じ13インチモデルで、最新機種のiPad AirとiPad Proのスペックは以下表の通りです。プロセッサ性能のほか、リフレッシュレートを含むディスプレイの性能で違いがあります。
iPadスペックの比較 | 13インチ iPad Air(M3) | 13インチ iPad Pro(M4) |
リリース日 | 2025年3月12日 | 2024年5月15日 |
ディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ | Ultra Retina XDRディスプレイ |
リフレッシュレート | 最大60Hz | 最大120Hz(ProMotionテクノロジー) |
端末の寸法 | 280.6 mm x 214.9 mm x 6.1 mm | 281.6 mm x 215.5 mm x 5.1 mm |
重さ(Wi-Fiモデル) | 616 g | 579 g |
プロセッサ | M3チップ | M4チップ |
カメラ性能 | 広角カメラ(1,200万画素) | 広角カメラ(1,200万画素) |
フロントカメラ性能 | 超広角カメラ(1,200万画素) | 超広角カメラ(1,200万画素) |
バッテリー持続時間(Wi-Fiでのインターネット利用・動画再生) | 10時間 | 10時間 |
スピーカー | 横向きのステレオスピーカー | 4スピーカーオーディオ |
コネクタ | USB-Cコネクタ | USB-Cコネクタ(Thunderbolt / USB 4対応) |
生体認証 | Touch ID(トップボタンの指紋認証) | Face ID(顔認証) |
ディスプレイやプロセッサなど重要なスペックについては後ほど詳しく説明しますが、参考までに2022年モデルのiPad AirとiPad Proの性能も一覧で比較しました。
iPadスペックの比較 | iPad Air(第5世代) | 11インチ iPad Pro(第4世代) | 13インチ iPad Pro(第6世代) |
リリース日 | 2022年3月18日 | 2022年10月26日 | 2022年10月26日 |
画面サイズ | 10.9インチ | 11インチ | 12.9インチ |
ディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ | Liquid Retina XDRディスプレイ |
リフレッシュレート | 最大60Hz | 最大120Hz(ProMotionテクノロジー) | 最大120Hz(ProMotionテクノロジー) |
端末の寸法 | 247.6 mm x 178.5 mm x 6.1 mm | 247.6 mm x 178.5 mm x 5.9 mm | 280.6 mm x 214.9 mm x 6.4 mm |
重さ(Wi-Fiモデル) | 461 g | 466 g | 682 g |
プロセッサ | M1チップ | M2チップ | M2チップ |
カメラ性能 | 広角カメラ(1,200万画素) | 広角カメラ(1,200万画素) 超広角カメラ(1,000万画素) | 広角カメラ(1,200万画素) 超広角カメラ(1,000万画素) |
フロントカメラ性能 | 超広角カメラ(1,200万画素) | 超広角カメラ(1,200万画素) | 超広角カメラ(1,200万画素) |
バッテリー持続時間(Wi-Fiでのインターネット利用・動画再生) | 10時間 | 10時間 | 10時間 |
スピーカー | 横向きのステレオスピーカー | 4スピーカーオーディオ | 4スピーカーオーディオ |
コネクタ | USB-Cコネクタ | USB-Cコネクタ(Thunderbolt / USB 4対応) | USB-Cコネクタ(Thunderbolt / USB 4対応) |
生体認証 | Touch ID(トップボタンの指紋認証) | Face ID(顔認証) | Face ID(顔認証) |
バッテリーに関してはiPad AirとProでそこまで変わらないほか、コネクタ規格(USB-C)など共通点もありますが、ディスプレイやカメラなど性能の違いが多い印象です。また、世代ごとのiPadスペックを詳しく知りたい場合、世代別のiPadスペック一覧が参考になります。
基本的なスペックのほか、iPad AirとiPad Proでは価格の違いも気になるポイントです。参考までに、Back Market(バックマーケット)で販売しているリファービッシュのiPadを基準に価格差を見ていきます。リファービッシュ品についてあまり聞き慣れない方は、中古品とリファービッシュ品の違いをご参考ください。
型落ちモデルのリファービッシュ品で需要がある理由として、最新のiPadモデルが高額であることが影響します。2025年4月時点でのApple Store販売価格を参考に、各機種のWi-Fiモデル価格を以下でまとめました。
11インチ iPad Air(M3):98,800円〜
13インチ iPad Air(M3):128,800円〜
11インチ iPad Pro(M4):168,800円〜
13インチ iPad Pro(M4):218,800円〜
比較的安い11インチモデルのiPad Air(M3)でも10万円前後の価格帯で、13インチモデルのiPad Pro(M4)は20万円以上もします。ストレージ容量を増やしたり、オプションでNano-textureガラスを選ぶことで30万円以上の価格帯に上がることもありますので、予算が限られているユーザーにとって購入は厳しいでしょう。
iPad Airの場合、M1チップ搭載の2022年モデルは比較的高くなりますがそれでも6万円台の価格帯で購入しやすくなっています。以下では、2025年4月時点での最安値目安をまとめました。
iPad Air(第5世代・2022年モデル):62,000円〜
iPad Air(第4世代・2020年モデル):47,000円〜
iPad Air(第3世代・2019年モデル):35,000円〜
予算が限られている方は、数世代前の型落ちモデルもおすすめです。リファービッシュ品はリリースから時間が経過している過去モデルの方がお得で、第4世代のiPad Airであれば5万円前後と安価でリファービッシュ品(整備品)のおすすめiPadでも注目されています。
一方でiPad ProはAirモデルと比べて高額になりますが、M2チップ搭載のモデルでも10万円前後で購入が可能です。11インチのiPad Proモデルについて同様に、リファービッシュ品価格の最安値目安をまとめました。
iPad Pro(第4世代・2022年モデル):108,000円〜
iPad Pro(第3世代・2021年モデル):88,000円〜
iPad Pro(第2世代・2020年モデル):74,000円〜
13インチのiPad Proモデルはより高く、安価なリファービッシュ品でも2022年モデルでは10万円以上の価格帯になります。
iPad Pro(第6世代・2022年モデル):120,000円〜
iPad Pro(第5世代・2021年モデル):103,000円〜
iPad Pro(第4世代・2020年モデル):93,000円〜
ある程度のコスパを求める場合、数世代前の型落ちモデルを選択するかiPad Airモデルを優先する必要があります。iPad Proモデルは2021年モデルでもM1チップ搭載の高性能な機種で、ディスプレイ性能も高く120Hzのリフレッシュレートに対応しているため、購入する価値が高いです。
ただ、以下でも解説していますが、ディスプレイや基本プロセッサ・スペックの高さが魅力に感じるユーザーでなければ、価格重視でiPad Airを選ぶのがコスパ的にもおすすめです。iPadを安く買う方法についても、あわせてご参考ください。
タブレットでは持ち運びのしやすさや軽量で比較することも多く、過去機種に関してはiPad Airの方が軽いですが、M4世代のiPad Proは端末の薄さや軽さで改善されています。
最新のiPad AirとiPad Proモデルでサイズを比較すると、以下表の通りM4チップ搭載のiPad Proは端末が薄く、より軽くなっています。
サイズ比較 | 11インチ iPad Air(M3) | 11インチ iPad Pro(M4) | 13インチiPad Air(M3) | 13インチ iPad Pro(M4) |
高さ | 247.6mm | 249.7mm | 280.6mm | 281.6mm |
幅 | 178.5mm | 177.5mm | 214.9mm | 215.5mm |
厚さ | 6.1mm | 5.3mm | 6.1mm | 5.1mm |
Wi-Fiモデルの重量 | 460g | 444g | 616g | 579g |
歴代のiPadモデルの中でも、13インチモデルは5.1mmと最も薄いです。M2チップ搭載の12.9インチiPad Pro(第6世代)と比べて100gほど軽量化されており、持ち運びの良さでも評価されています。
13インチのiPad Proは画面が大きく、動画閲覧やオンラインゲームで適したサイズ感というメリットがあるほか、ハイダイナミックレンジに対応したデイスプレイが高性能です。画面の大きさに関して、iPadモデルのサイズ比較ページで詳しく解説しています。
13インチモデルはM2世代以降でiPad Airも登場していますが、以下で紹介しているディスプレイのスペックを基準に比較してみるといいでしょう。資料制作やメール返信など基本的な用途であればM2世代のiPad Airでも充分ですが、画面の鮮やかさやリフレッシュレートを重視する場合にはiPad Proがおすすめです。
また、対応しているキーボードの種類について、最新モデルでは新型のMagic Keyboardに対応していますが仕様が若干異なります。iPad Pro用のMagic Keyboardにはファンクションキーや触覚フィードバックに対応したトラップパッドが搭載されており、MacBookのキーボードに近い優れたスペックだと言えます。ノートパソコン代わりで使うiPadモデルで作業効率を求めるなら、iPad Proの方が適しています。
iPad AirとiPad Proのスペック比較では、画面の大きさ以外にディスプレイ性能の違いが注目されます。
ProモデルではProMotionテクノロジーを導入(最大120Hzのリフレッシュレート)
最新モデルの輝度はiPad Proの方が多少高い(iPad Airの最大600ニトに対して、最大1,600ニト)
解像度もiPad Proが若干高め
上記のポイントで違いがあり、イラスト制作やアプリゲームなども楽しむ機会が多いユーザーにとってiPad Pro(M4)の方が満足度が高いです。
iPad Pro(M4)とiPad Air(M3)はどちらもディスプレイの性能自体は高く、画面の明るさや色を自動で調整してくれるTrue Tone機能も搭載していますが、リフレッシュレートでの違いがあります。
iPad Airでは最大のリフレッシュレートが60Hzに留まりますが、iPad ProはProMotionディスプレイにより120Hzの高いリフレッシュレートを実現します。最新モデルだけでなく、11インチモデルと第2世代以降の12.9インチモデルも同様に120Hzのリフレッシュレートとなります。
リフレッシュレートが低くても体感的にはそこまで大きな違いやスペックダウンとはなりませんが、スクロール時の動きで気になるユーザーも中にはいます。
最大60HzのiPad Airでは、スクロールをすると左右の動きで波打つようなズレを感じます。これは「ゼリースクロール」とも呼ばれる現象ですが、iPad miniだけでなく同じ60HzリフレッシュレートのiPad miniでも報告されています。
iPhone Pro・Pro Maxシリーズなど普段から高いリフレッシュレートのデバイスを使っている方にとって、ゼリースクロールに違和感があるかもしれません。
過去機種では同じiPad Proでも、13インチのモデルがより高性能です。iPad Pro(第6世代)ではより優れたLiquid Retina XDRディスプレイを搭載しており、画面の映りがより良くなっています。
動画編集やアニメーションの作成など、クリエイティブな作業を想定しているユーザーにとって、13インチのiPad Pro(第6世代)が適しています。一方で、画面の映りや見やすさは重視するものの、持ち運びのしやすさも考慮するなら11インチのiPad Pro(第4世代)がおすすめです。
さらに最新のM4チップ搭載モデルでは、11インチと13インチの両方でUltra Retina XDRディスプレイが搭載されました。11インチモデルでも画面の映りがより鮮やかになったほか、XDRのピーク輝度が1,600ニトと非常に高く、13インチMacBook Air(M3)の最大600ニトと比べても差があります。
iPadの購入を検討する際に、プロセッサやカメラ性能も基本的なスペックで比較されがちです。結論から言えば、iPad Proの方が全体的に性能が上回っていますが、iPad Airも同様にM1チップ搭載の高性能なプロセッサが評価されており、普段使いであれば全く問題ないレベルです。
最新モデルのiPad AirとiPad Proは、高性能なプロセッサが評価されています。iPad AirにはM3チップ、iPad ProはM4チップが搭載されており、geekbench.comにて確認できるベンチマークスコアを参考にすると以下の通りです。
ベンチマーク比較 | Geekbench 6(シングルコア) | Geekbench 6(マルチコア) |
iPad Pro 11インチ(M4) | 3671 | 13398 |
iPad Air 11インチ(M3) | 2993 | 10992 |
iPad Pro 13インチ(第6世代 M2) | 2570 | 9753 |
iPad Air 11インチ(M2) | 2585 | 9814 |
iPad Pro 13インチ(第5世代 M1) | 2306 | 8359 |
iPad Air 11インチ(第5世代 M1) | 2288 | 8250 |
M2世代のiPad ProよりもM3世代のiPad Airの方が性能が高く、処理速度に優れています。ただ、動画編集や3Dグラフィック制作などの専門的な作業を想定していない一般ユーザーにとっては、M1世代の性能で充分です。
MacBook ProのM1・M2モデル比較でも解説していますが、高性能なMacBookモデルに搭載されているチップ・プロセッサを導入しているだけあり、iPad Air(第5世代)とiPad Pro(13インチ:第6世代と11インチ:第4世代)はどちらも高いスペックだと言えます。
動画編集や3Dオンラインゲームなど、高負荷な作業をするユーザーはよりハイスペックなM4世代のiPad Proがおすすめですが、動画視聴やアプリの利用など基本的な用途であればM1チップのMacBook Airでも充分です。過去モデルとの比較について、iPad Air(第5世代・第4世代)の違いでも解説しています。
背面カメラの仕様について、iPad Airは1,200万画素の広角カメラだけに対して、M2世代のiPad Proは1,000万画素の超広角カメラも追加したデュアルカメラシステムになっています。どちらも5倍のズーム性能はありますが、iPad Proでは2倍の光学ズームアウトも使えます。
また、動画スペックに関してはiPad ProでProResビデオ撮影が可能で、プロ仕様の動画を撮影・編集することができます。iPadだけでクリエイティブを全て完結させたいユーザーにはiPad Proが適しています。
ただ、最新のM4世代ではiPad Proも超広角カメラが非搭載になったため、iPad Airとの撮影性能にそこまで大きな違いはありません。
iPad AirとiPad Proの違いについて、ストレージ容量での比較もされます。無印モデルやminiモデルと比べて、最近のiPad AirとProは1TB以上の大容量を選択できます。
iPad AirではM2・M3世代で、128GBと256GB、512GBに加えて1TBのオプションもあります。動画データの保存やアプリゲームなどそこまで利用しないユーザーにとって、価格の安い128GBを選べるメリットがあります。
対してiPad ProはM4世代では256GBと512GB、1TBと2TBの4種類があり、M1・M2モデルでは128GBも選択可能です。iPadのストレージ容量の選び方でも解説していますが、クラウドストレージを使わず端末内で長時間の動画データを管理する場合には、1TB以上のストレージ容量が望ましいです。
ロック解除で使う生体認証も、iPad AirとiPad Proで明確に異なる仕様です。個人による使いやすさの感じ方にもよるので、指紋認証と顔認証では明確な優劣はありませんが、マスク着用時に顔認証が使えないといったデメリットもあります。
iPad Air(第5世代)では、トップボタン(電源ボタン)にある指紋認証センサー(Touch ID)を使ってロック解除を行います。無印モデルのiPadでは第9世代までの端末でホームボタンで指紋認証をしますが、ホームボタンがなくなった第10世代以降の無印モデルやiPad Air、iPad miniは側面の電源ボタンをタッチする必要があります。
古いiPadモデルを使っているユーザーや、スマホでも指紋認証を普段から使っている場合にはiPad Airでもスムーズにロック解除できるでしょう。ただ、使い慣れていないとボタンに毎回触れる手間も感じるかもしれません。
iPad ProではFace ID(顔認証)を採用しており、最近のiPhoneシリーズと同じような要領でロック解除できます。手が使えない状況でも、顔を向けるだけで簡単に認証できるメリットがあります。
ただし2025年4月現在、マスク着用時での顔認証に対応しているのはiPhone12シリーズ・iOS 15.4以降のiPhoneモデルに限定されるため、iPad Proではマスク着用のFace IDに対応していません。外出先でよくタブレットを使う方にとって、多少の不便が想定されます。
iPadの使い道では、大学の講義で使うノートや会議でのメモ取りでApple Pencilを活用することもおすすめされます。大学生におすすめのiPadモデルでも紹介していますが、古い機種を購入する際にはApple Pencilに対応しているかどうか確認することが重要です。
最近のiPadモデルはApple Pencilが使えますが、上記でも解説しましたディスプレイのリフレッシュレートが異なることで、イラスト制作のしやすさで差があります。
最新のiPad Air・Proモデルで比較すると、利用できるApple Pencilの種類は同じでUSBモデル、またはApple Pencil Proに対応しています。Apple Pencil Proは操作性能が大幅に向上しており、スクイーズでのメニュー操作や触覚フィードバックによる誤った操作の防止、探す機能の対応など機能が充実しています。
過去のiPad Air・ProではApple Pencil Proに対応していませんが、利便性の高い第2世代のApple Pencilが使えます。第2世代のApple PencilではiPad端末の側面にくっつけるだけでワイヤレス充電ができるほか、ペンをダブルタップすることで消しゴムツールとの切り替えが容易にできるジェスチャー機能も便利です。
Apple Pencilを利用したイラスト制作・描画をよくするユーザーにとって、リフレッシュレートによる追従性の違いが気になるとこおrです。iPad ProではProMotionディスプレイで最大120Hzのリフレッシュレートに対応していることで、書いた感触がより良く滑らかで、ペンの追従性・描きやすさが改善されています。
最大60HzのiPad Airのディスプレイでも描きづらいほどの違いはないですが、ペン先の追従性や快適さについて、クリエイターレベルのユーザーだと気になるかもしれません。タップやスクロール時の滑らかさなど、iPad Proの方が優れていますのでビジネスシーンなど本格的な描画をApple Pencilでする場合には、Proモデルがおすすめです。
一方で学業やビジネスシーンでのメモ取りくらいであれば、iPad Airのスペックで問題ないです。iPadでできること・活用方法で定番であるデジタルノート・板書や、ビジネスシーンでの手帳代わりで使うといった用途では、iPad Proでなくても支障はないでしょう。
大学生向けのタブレットであればiPad Air・Proの上位機種にこだわらず、リファービッシュ品で安く購入できる無印モデルもおすすめです。第7世代のiPadモデルなど、3万円以下の価格帯でお手軽に買えるリファービッシュ品でも問題なく使えます。
iPad AirとiPad Proの違いや特徴について一通り解説しましたが、それぞれのメリットや比較を参考におすすめのポイントや購入に適したユーザーの特徴などまとめました。
iPad AirはiPad Proに比べて全体的な機能は劣りますが、M2・M3チップ搭載のiPad Airは順当にアップグレードされており、MacBookでも使われているM1チップ搭載の第5世代モデルでも幅広い用途に対応します。
安さと性能の高さのバランスを重視
普段からiPadを持ち運びをする機会が多く、様々な用途を想定
指紋認証によるロック解除の方が使いやすい
などの傾向や要望のある方であれば、iPad Airの購入がおすすめです。軽量で外出先での利用にも適しており、長距離の移動時でも動画視聴やアプリ・ゲームの利用などに役立ちます。
より軽く持ち運びに適したタブレットが欲しいなら、iPad miniのリファービッシュ品もおすすめです。型落ちモデルではiPad mini 4とiPad mini 5の比較が参考になります。
対してiPad Proはスペック重視のユーザーに向いており、イラスト制作や動画編集で適した性能があります。高リフレッシュレートや4スピーカー搭載の優れた音響など、iPad Airより優れた点が多いです。
イラスト制作を本格的に行う
処理が重い動画編集やオンラインゲームで多用
過去モデルのiPadで超広角カメラの写真撮影・高性能な動画撮影をしたい
学生向けのガジェットとしても、iPad Proを有効活用できます。11インチのiPad Proであれば持ち運びもしやすく、そこまでタイピングする機会がなければMacBookより使いやすいと感じます。関連記事より、iPad ProとMacBookモデルの比較も解説しています。
今回は比較的新しいiPad Air・Proモデルでスペックを比べてみましたが、iPadには他にもコストパフォーマンスに優れた型落ち機種が多くあり、リファービッシュ品のiPadから探すことができます。
数世代前のiPadモデルでも全体的に高性能で、「ドラマや映画視聴がメインだから、そこまで高いスペックを求めていない」とか「古いモデルのiPad Airでも軽く使いやすいのでは?」などの要望や疑問から、最新機種にこだわる必要を感じない方もいるのではないでしょうか。
よりお得に買える型落ちモデルについて、ぜひバックマーケットのリファービッシュ品をご活用いただけますと幸いです。中古iPadを購入するおすすめの方法でも解説していますが、リファービッシュ品は中古品と異なり、新品と同等の動作が確認された上で出荷されます。
中古iPadをやめておくべき理由としては、バッテリーの消耗や端末の故障など品質関連のリスクが懸念されますが、バックマーケットのリファービッシュ品は1年間の動作保証と30日間の返金保証、バッテリー容量保証もあり安心です。
過去モデルであれば5万円以下で購入可能な機種も多く、安さと品質の高さを両方重視するユーザーにおすすめです。また、iPadのセルラーモデルとWi-Fiモデルの違いでは価格差が気になるところですが、リファービッシュ品ではセルラーモデルも比較的安くご購入いただけます。
リファービッシュ品のiPadは過去モデルになるほど安くなりますが、あまりに古いとスペックが不足しているほかiPadの寿命・使える期間が短いデメリットもあります。ある程度のスペックを求めているユーザーは目安として、2021年モデル以降・M1世代以降の機種が高性能でおすすめです。
古い機種はiPadOSのアップデートに対応していないといった注意点もありますので、用途や求める性能に応じて検討するといいでしょう。ただ、古い機種はイヤホンジャック搭載のiPadモデルとしてのメリットもあり、有線イヤホンを普段から使うユーザーにとって価値があります。
バックマーケットではリファービッシュ品(整備済製品)の販売だけでなく、iPadなどのタブレットやスマートフォンの買取サービスも実施しています。Back Market買取サービスでは、Web上ですぐ査定価格を確認できるほか、故障品でも買取対象といった良さがあります。
iPad Air・Proモデルの買い替えとあわせて古くなったiPadを売却したい方は、ぜひ買取サービスもご利用ください。iPadを売るならどこにするべきか、検討中の際にはまず査定価格からチェックしてみるといいでしょう。
コンテンツクリエーターとして7年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。