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2025年3月21日に更新済み
2025年3月21日
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Sun
BackMarket コンテンツクリエーター
iPhone SEシリーズは廉価版で知られており、安く買い替えしやすい機種という特徴から現在でも第3世代や第2世代の型落ちモデルを利用しているユーザーが多いです。ただ、各モデルは外観やサイズがほぼ同じであることから、世代の見分け方や確認方法が分からないというケースもあります。自分が使っているiPhone SEが何世代か分からないユーザー向けの情報や、SEシリーズに関する外観や性能に関する違いも解説しますのでぜひご参考ください!
はじめに、iPhone SEシリーズの各世代を見分ける方法から解説すると、iPhoneのモデル番号からチェックするのが確実なやり方になります。iPhone SEシリーズは第3世代まで登場しており、それぞれのリリース年は以下の通りです。
iPhone SE(第1世代):2016年3月24日
iPhone SE(第2世代):2020年4月24日
iPhone SE(第3世代):2022年3月18日
第1世代のiPhone SEモデルはかなり古いためユーザー数は限られますが、第2世代のiPhone SEは2020年モデルと比較的新しく、ある程度の性能もあるため現在でも普及しています。そのため、「自分が使っているSEシリーズは第2世代と第3世代のどちらか?」といった疑問を持たれる方が多いと想定されます。
なお、第4世代のiPhone SEもリリースが期待されましたが、実際にはSEシリーズでなくiPhone16シリーズの廉価版として発売されたため、全く別モデルの仕様となっています。詳しくはiPhone 16e(iPhone SE4)のレビューをご参照ください。
iPhone SEシリーズの種類・世代を識別する手段として、一般的にモデル番号が使われます。各世代とリリースされた国・地域によってモデル番号が異なり、iPhone SEシリーズの場合は以下の通りです。
SEシリーズのモデル番号 | 日本を含む地域 | それ以外の地域 |
iPhone SE(第1世代) | A1723・A1662・A1724 | - |
iPhone SE(第2世代) | A2296 | A2275・A2298 |
iPhone SE(第3世代) | A2782 | A2595・A2784・A2785・A2783 |
日本国内で購入している場合、iPhone SE(第2世代)はA2296でiPhone SE(第3世代)はA2782のモデル番号が該当します。また、第1世代のiPhone SEモデルを使っているユーザーは、モデル番号がA1723・A1662・A1724のいずれかになります。
上記で掲載しましたモデル番号は、端末のSIMトレイを入れる場所に記載があります。多少見にくいですが、SIMトレイを外して上から端末を見るとモデル番号が確認できます。iPhone SE(第2世代)の端末より、SIMトレイを外したところうっすらとした字ですがA2296のモデル番号を確認できました。
ただ、スマホカバーを装着しているとSIMトレイの取り外しがしづらいため、一般的にはiPhoneの設定画面から確認することになります。稀なケースですが、iPhoneの起動ができない場合においてのモデル番号確認方法としてご参考ください。
設定アプリからiPhoneのモデル番号を確認する場合、「一般」→「情報」の画面へと移行します。機種名にもiPhone SEと表示されていますが、世代までの記載はありません。「モデル番号」の項目をタップすることで、世代ごとの識別ができるモデル番号が表示されます。
例として取り上げているこちらのiPhoneは第2世代のSEモデルなので、「A2296」と表示されます。仮にA2782であれば第3世代のiPhone SEモデルだと分かり、「A1723」など一千番台のモデル番号であれば第1世代のiPhone SEだと判断できます。
iPhone SEシリーズの各世代の調べ方では、Appleサポートのアプリを活用する手段もあります。Appleサポートアプリは無料で使えるもので、各iPhoneモデルの使い方やトラブルシューティングなど、ヘルプセンター的な役割があります。
Appleサポートのアプリを開き、「保証状況の確認」の項目を選択して、端末のシリアル番号を入力します。Apple製品のシリアル番号は設定画面より確認が可能で、上記で紹介しましたモデル番号の下に記載があります。
※アプリやiOSのバージョンによって表示されている内容が異なり、「AppleCareと製品保証」といった項目名の場合もあります。また、端末のシリアル番号を入力しなくても、Appleアカウントでログイン経歴のある機種であれば、マイデバイスの一覧から選択できるようになっています。
保証状況のモデル項目より、第2世代(2nd generation)などが表記されている場合もありますが、アプリ(またはiOS)のバージョンによっては「iPhone SE」だけで見分けがつかないこともあります。そのため、設定画面からのモデル番号の確認が最も確実な方法だと言えます。
ただ、このAppleサポートアプリは保証状況の確認などで有用で、例としてiPhone SE(第2世代)の機種でアプリの画面を上画像で紹介していますが、修理サポートの対象であることが分かります。
また、Appleサポートのアプリでは同じApple IDで接続しているデバイスの管理や、パスワードのリセットなどセキュリティ対策などもできます。あまりiPhoneを使い慣れていない場合は、Appleサポートのアプリが何かと役立つでしょう。
iPhone SEの各世代について、外観からでもある程度の見分けがつきます。サイズのほか、カラーに関して第1世代のiPhone SEはいくつか特徴や違いがあります。詳しくはiPhone SEシリーズのサイズ比較でも解説しています。
初代のiPhone SEモデルは、当時のスマホでも特に小さな画面が特徴的で4インチのサイズになっています。iPhone SEシリーズ自体も小さめのディスプレイサイズですが、第1世代はとりわけ小さく、片手で扱いやすいサイズ感です。iPhoneシリーズのサイズ比較でご確認いただけますが、2012〜2013年のモデル(iPhone 5・5C・5S)は4インチの画面サイズで共通しており、一昔前のスマートフォンのコンパクト・軽量な特徴が伺えます。
2017年にリリースされたiPhone 8シリーズとも比較されがちですが、それでも4.7インチのディスプレイサイズなので、iPhone SE(第1世代)はよりコンパクトなモデルといった印象です。第2世代・第3世代のiPhone SEも同様に4.7インチの画面サイズなので、第1世代は一回り小さく重量も113gとかなり軽くなっています。
また、第1世代のモデルには端末の背面に「SE」のロゴが表記されています。ボディはiPhone 5Sの端末を流用していますが、カラーラインナップも第2世代以降と大きく異なり、スペースグレイとシルバー、ゴールド、ローズゴールドから選べます。
一方で、第2世代と第3世代のiPhone SEモデルは共通点が以下の通り多く、一見するとどちらも同じような機種に感じます。
カラーラインナップ(色味は多少異なるものの、黒と白と赤の大枠的な種類は同じ)
端末の寸法と画面サイズ(138.4 × 67.3 × 7.3mm・4.7インチ)
重量(第3世代のSEモデルが4g軽いだけで、重さもほぼ同じ)
一回り小さく、カラーラインナップも独特な第1世代とは違い、第2世代と第3世代のSEモデルの外観は似ています。ミッドナイトとブラック、スターライトとホワイトなど色彩は若干差別化されていますが、大きな違いはなく端末のサイズも同じなため、外観だけでは第2世代と第3世代のSEは区別がつきにくいでしょう。
また、SE世代の見分け方や外観の違いに関して、2025年2月にリリースされたiPhone 16eも参考までにご紹介します。指紋認証対応のiPhoneモデルが欲しいユーザーや、廃止されたiPhone miniシリーズに替わるコンパクトな機種の需要もあることから、発表前は第4世代のiPhone SEとして登場が期待されていました。
しかし、実際にリリースされたのはSE4ではなくiPhone 16eというiPhone16シリーズの廉価版で、以下のような特徴があります。
iPhone14モデルをベースとした端末・外観であるため、画面サイズは6.1インチと大きい
指紋認証ではなくFace ID(顔認証)を採用・ホームボタンは非搭載
コネクタはUSB Type-C対応のiPhoneモデルにアップデート
最新機種で使えるApple Intelligenceも搭載
汎用性の高いUSBコネクタに変更されたほか、最新のAI機能であるApple Intelligenceも対応していることからスペックの高さが評価されますが、SEシリーズで共通しているホームボタンやコンパクト・軽量端末からは離れた仕様になっています。
そのため、今からSEシリーズに買い替えしたい方は、iPhoneSE2・SE3が候補となります。リファービッシュ品では安価であることから、人気iPhone機種ランキングでも上位に選ばれています。
iPhone SEシリーズでは第2世代と第3世代のユーザー数が比較的多く、性能面の違いもよく比較されます。これからiPhoneの買い替えをお得にしたい方にとってSEシリーズは安価な点で魅力的ですが、「第2世代の性能は今でも通用するのか?」とか「これから買うなら第3世代のスペックまで必要?」など、仕様に関する比較もしておきたいところです。
結論から言えば、iPhone SE(第2世代)も最低限のスペックは備わっていますが、5Gの高速通信や高性能なカメラ機能を使いたいユーザーは、第3世代のSEモデルを選ぶと良いでしょう。関連記事でも、iPhone SEシリーズのスペック・性能の違いを解説しています。
性能に関する明確な違いでは、5G通信の対応可否が注目されます。お使いのSEモデルで5G通信がすでに使えているのであれば、第3世代の機種であることが分かります。
第1世代・第2世代のiPhone SEモデルは5Gに非対応で、iPhone11シリーズまでのナンバリングモデルも5Gが使えません。5G通信では映画など大容量の動画コンテンツや、オンラインゲームのインストールで活用されますので、高速通信をしたいユーザーはSE3を選ぶのが望ましいです。
カメラスペックも第2世代と第3世代のSEモデルで違いがあり、高度な画像合成技術であるDeep Fusionや、明暗差のある風景で画質が上がるスマートHDRなど、iPhone SE(第3世代)で改善されています。またSE3ではフォトグラフスタイルの機能も追加されており、色味の調整や雰囲気の違いを簡単に作ることができます。
ただ、iPhone SEシリーズ自体のカメラスペックは高くなく、超広角レンズが搭載されていないシングルカメラであるため、ズーム性能も劣ります。iPhone14のカメラ性能や、iPhone15のカメラスペックでも解説していますが、ナンバリングモデルではデュアルカメラでの高精度なズームや、iPhone15シリーズでは下位モデルでも4,800万画素の高画質なメインカメラを搭載するなど、写真や動画をよく撮影するユーザーにおすすめの機種となっています。
また、2024年にリリースされたiPhone16シリーズのカメラ性能では、全機種にアクションボタンのほかカメラコントロールボタンも追加されており、物理ボタンでのシャッター・ズーム操作が便利です。
iPhoneシリーズではXR・XSモデルからデュアルSIMに対応しており、SE2とSE3の両方で同じくデュアルSIMが使えます。ただ、第3世代のiPhone SEとiPhone13シリーズ以降では、デュアルeSIMにも対応しました。
iPhone SE3ではeSIMだけで2種類のモバイルデータ通信が使えるようになりますので、メインの回線をeSIMで使っている方は、海外旅行など特定の期間・場所で契約する通信契約もeSIMで運用できます。
iPhoneの防水・耐水性能について、ホームボタン搭載のiPhone SEシリーズは多少劣り、最も上の等級(IP68)から一つ下のIP67等級となります。ただ、一瞬の水没では故障に影響しない耐久性はあり、iPhone SE3とSE2では同じ耐水性能となります。
ただ、IP68等級であるiPhone12シリーズ以降のモデルでも、完全な防水でないため高温のお風呂の中や海水に長時間水没した場合には故障リスクが高くなるためご注意ください。
同じ仕様になりますが、参考までにiPhone SE2とSE3のストレージ容量もご紹介します。どちらも64GBと128GB、256GBの3種類から容量を選択できます。
iPhoneのストレージ容量の選び方では、ユーザー個人の用途や使い方に応じて検討する必要があります。メッセージアプリやSNS、ブラウザなど基本的な用途に限定される場合には64GBの容量でも問題ないですが、撮影した動画の保存やアプリゲームをインストールする場合には128GBのストレージ容量があるのが望ましいです。
バッテリーの持ちはiPhone SE(第3世代)で改善されており、動画再生時間目安でSE2だと13時間しか持ちませんでしたが、SE3だと15時間まで延びています。
5Gの通信対応を含め、ある程度のスペックを要求するなら第3世代のiPhone SEが適しています。ですが、最近ではminiモデルなど人気なiPhone13シリーズや、大画面のPlusモデルも選べるiPhone14シリーズもリファービッシュ品で安く購入できるため、バッテリーの持ちが良い機種を選ぶなら、iPhone13シリーズ以降のモデルも比較してみるといいでしょう。
iPhone SEに関する各世代の調べ方、確認方法などこれまで解説しましたが、ご自身のiPhone SEモデルがどの世代かが分かった上で、新しい機種に買い替えする必要があるかどうかといった判断もしておきたいですよね。
特に同じ機種で3年以上と長期で使っているユーザーや、普段の利用の際にバッテリーの消耗や不具合など利便性で問題を感じている場合、買い替えをするべきサイン・兆候が既に出ている可能性が高いです。
ごく少数派になるかもしれませんが、2025年時点でiPhone SE(第1世代)を使っているユーザーは、後継機種への買い替えが望ましいです。2016年リリースのモデルは古く、iOSのアップデートも終了しておりiOS16以降は非対応で、修理サポートも2023年9月に終わっています。
iPhone SE(第1世代)でも普段から問題なく使えているユーザーも中にはいますが、iPhoneの寿命・使える期間の目安から超えており、最新のiOSに対応していないことからセキュリティに関する脆弱性や、最新のアプリが使えないデメリットが想定されます。古い機種はイヤホンジャック対応のiPhoneモデルで使いやすい点もありますが、SE1はすでにイヤホンジャックが廃止になっています。
一方でiPhone SE(第2世代)はいつまで使える?でも解説していますが、第2世代のSEモデルは2026〜2027年までは問題なく利用可能で、第3世代であればもう2年は長く使えます。
第2世代のiPhone SEは、今のスマートフォンの用途や需要にスペックが追いついておらず、バッテリー持続時間が短いほか5G非対応が気になるポイントです。
数年前は5G対応エリアが少なく、4G通信でも満足できるスマホユーザーは多かったですが、最近では5G通信ができる地域が拡大しており、iPhoneだけでなくAndroidスマホでも5G対応の機種が増えています。高速通信をしたいユーザーは、第3世代のiPhone SEに買い換えるのも良いでしょう。
SEユーザーと関連して、性能面で類似するiPhone 8ユーザーも同様に買い替えのタイミングを迎えている可能性が高いです。iPhone 8がベースとなったSE2は端末サイズや重量・画面サイズは全く同じで、ホームボタン(指紋認証)も共通しています。
ただし、iPhone8シリーズとiPhone SE 第2世代の比較ではスペックや寿命の違いがあり、iPhone 8モデルはA11 Bionicとプロセッサ性能が低く、第1世代のiPhone SEと同じくiOSのアップデート対象外になっていることから、SE3など他のモデルに買い換える方が利便性も高くなるでしょう。
新しいiPhone SE(第3世代)を使っているユーザーでも、バッテリーの状態によって買い替えを検討するケースもあります。iPhone SE(第3世代)の寿命・使える期間自体は長いですが、バッテリーの消耗度合いによって寿命の長さが変動します。
iPhoneの一般的なバッテリー寿命は2〜3年程度だとされていますが、充電回数や使い方によっては寿命が短くなります。フルで充電しても最大容量の80%を下回る場合にはバッテリーの寿命が近くなっていると判断できるため、よりバッテリー容量の大きいiPhoneモデルに乗り換えてみてはいかがでしょうか。
現在使っているSEモデルが第1世代・第2世代と古い機種であったり、バッテリーの消耗や不具合を理由に買い替えをしたい場合には、古いSEモデルの売却もしておくといいでしょう。Back Market(バックマーケット)ではリファービッシュ品を販売しているだけでなく、スマートフォンやタブレットの買取サービスも行っています。
詳しくはBack Market買取サービスのページでご紹介していますが、Web上から査定価格を確認できるほか、SE1など古い機種や故障した端末でも買取対象になります。iPhoneを売るならどこにするべきか検討中の方は、ぜひチェックしてみてください。
古くなったiPhone機種の買い替えでは、iPhone SEシリーズのほかにも魅力的なモデルが多くあり、カメラやバッテリーが高性能なナンバリングモデルも比較したいところです。
iPhone SEシリーズを購入・利用するユーザーでは安さやコスパの高さを理由にSEを選んでいることも多いですが、iPhoneはリファービッシュ品にすることでお得にご購入いただけます。もちろんiPhone SEシリーズのリファービッシュ品も安く、第3世代でも3万円台からの購入が可能で、第2世代なら2万円以下の端末もあります。
iPhone SEシリーズはホームボタン対応の指紋認証やコンパクトなサイズ感など、人気である特徴もありますが、他のナンバリングモデルはデュアルカメラによる高スペックな撮影やバッテリー持続時間の長さ、大画面によるゲームや動画視聴の満足度の高さなど評価されます。
お使いのiPhone SEが古い世代であったり、バッテリーなどの消耗が進んでいる際にはぜひ、バックマーケットのリファービッシュ品からお得なiPhoneモデルを選んでみるといいでしょう。リファービッシュ品(整備済製品)は安いだけでなく、新品と同等の動作が確認されてから出荷していますので品質も安定しています。
コンテンツクリエーターとして7年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。