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2025年4月19日に更新済み
2025年4月19日
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Sun
BackMarket コンテンツクリエーター
iPhone SEシリーズは2016年に初代モデルが登場した廉価版の機種で、最近のiPhoneシリーズと比較して価格の安さや指紋認証・ホームボタンが使えるメリットがあります。コンパクトな端末を好むユーザーや、性能にあまりこだわりがない方にとってiPhone SEモデルが適していますが、デメリットや注意点もありますので自分に合う機種かどうか判断してみるといいでしょう。
まずはiPhone SEシリーズに関する基本的な知識・情報からご紹介します。歴代iPhoneの種類やスペック比較でも、iPhone SEシリーズは注目されるポイントです。
2007年に初代iPhoneが登場してから、2024年モデルのiPhone16シリーズまで毎年ナンバリングモデルがリリースされてきましたが、2016年から不定期でiPhone SEシリーズも発売されました。
SEは「Special Edition」の略で、スペシャルといった言い方をしていますが実際には廉価版に位置付けされます。過去機種の外観やパーツを基に作られた端末に、比較的新しいCPU・チップを搭載しています。
iPhone SEシリーズは低コストでの生産ができることから、iPhone SE(第3世代)では新品価格で62,800円(64GB)と、ナンバリングモデルと比較して割安になっています。iPhoneが高い理由でもご紹介していますが、最近のiPhoneシリーズは無印モデルでも10万円以上の価格帯と高額であるため、安価なSEモデルの需要は一定数あります。
iPhoneの種類(無印・mini・Plus・Pro/Pro Max・SE)には様々なモデルがありますが、他の機種と比べてSEシリーズの特徴を確認しておきましょう。
iPhoneシリーズの比較 | iPhone SEシリーズ | そのほかのiPhoneシリーズ |
サイズ・外観 | iPhone 8など古い機種をベースとしているためコンパクト(4.7インチ) | iPhone12シリーズ以降はminiモデルを除き、6.1インチ以上の大画面モデルが一般的に |
生体認証 | 指紋認証・ホームボタン対応 | iPhone Xモデル以降は顔認証で統一 |
カメラ性能 | シングルカメラで、ズーム性能が低いほか一部機能制限あり | Pro/Pro Maxモデルでは望遠カメラ搭載の高性能なカメラが使える |
バッテリー性能 | バッテリー容量が少なく、持続時間も比較的短い | iPhone13シリーズ以降でバッテリー容量・持続時間が全体的に大きく改善 |
価格 | リファービッシュ品では3万円以下で購入できる製品が多い | iPhone15シリーズ以降ではリファービッシュ品でも10万円以上の価格帯 |
なお、以上で紹介しているSEシリーズの特徴は第3世代までのモデルを対象にしており、2025年にリリースが予定されている第4世代のiPhone SEはまた異なる仕様となっています。
iPhone SEシリーズは全体的なスペックこそ、iPhone15モデルなど最近の機種と比べて劣りますが、価格の安さやコンパクトな機種でメリットを感じるユーザーにとっておすすめです。実際、Back Market(バックマーケット)で販売しているリファービッシュ品のiPhoneでは、第2世代と第3世代のiPhone SEが人気上位にランクインしています。
iPhone SEのスペックや特徴について詳しく知る上で、各世代の違いや性能を把握しておくことが重要です。第1世代は古い機種になるため今からの購入はあまりおすすめしませんが、第2世代・第3世代のiPhone SEはメイン機種として充分に使えるスペックです。
iPhoneの機種名 | リリース年月 | 2016年3月 | |
ディスプレイサイズ | 4.0インチ | 解像度 | 1136 x 640 |
端末サイズ | 高さ: 123.8mm 幅: 58.6mm 厚さ: 7.6mm | 重量 | 113g |
カメラ | アウトカメラ: 1200万画素 インカメラ: 120万画素 | プロセッサ(CPU) | A9 |
ストレージ容量 | 16GB・32GB・64GB・128GB | カラー | シルバー・ゴールド・スペースグレイ・ローズゴールド |
防水性能 | 非対応 | 生体認証 | Touch ID(指紋認証) |
ネットワーク | 4G対応(5G不可) | リファービッシュ品価格(2025年1月時点) | 13,000円〜 |
2016年3月にリリースされた初代のiPhone SEは、iPhone 5Sのデザインをベースに作られた初の廉価版モデルです。昔の機種ということもあり、画面サイズは4インチと小さく端末の重量も113gとかなり軽いです。サイズ感について、iPhone SEシリーズのサイズ比較でも解説しています。
リファービッシュ品では1万円台で販売しており、安さという点ではメリットがある一方でスペックでの注意点もあります。
iPhoneのストレージ容量が少ない(最大128GBまで)
防水・耐水性能を備えていない(iPhoneの防水性能より参照)
プロセッサ性能も低く、複数のタスクやゲームアプリの起動で負担が大きい
iOSのアップデートサポート対象外
古い機種であるiPhone SE(第1世代)はプロセッサ・処理速度が足りなく、最近のスマホアプリを起動するにはスペック不足を感じます。また、iPhoneの寿命・使える期間で重要なiOSのアップデートも既に対象外であることから、今から買い替え・利用をするなら第2世代・第3世代のSEモデルがおすすめです。
ただ、第1世代のiPhone SEも利用価値はあり、スマホ2台持ちやサブスマホでの購入を検討している場合には使ってみてもいいでしょう。
iPhoneの機種名 | リリース年月 | 2020年4月 | |
ディスプレイサイズ | 4.7インチ | 解像度 | 1334 x 750 |
端末サイズ | 高さ: 138.4mm 幅: 67.3mm 厚さ: 7.3mm | 重量 | 148g |
カメラ | アウトカメラ: 1200万画素 インカメラ: 700万画素 | プロセッサ(CPU) | A13 Bionic |
ストレージ容量 | 64GB・128GB・256GB | カラー | ホワイト・ブラック・PRODUCT RED |
防水性能 | IP67等級 | 生体認証 | Touch ID(指紋認証) |
ネットワーク | 4G対応(5G不可) | リファービッシュ品価格(2025年1月時点) | 17,000円〜 |
2020年4月にリリースされたiPhone SE(第2世代)は、iPhone 8モデルの外観・デザインを利用した機種で、スペック自体はiPhone11モデルに近い性能となっています。
iPhone 8シリーズは当時の人気モデルで、ナンバリングモデルでは最後のホームボタン搭載機種であることやQi規格のワイヤレス充電対応など利便性の改善が目立ちます。iPhone 8シリーズとiPhone SE2の比較では、第2世代のiPhone SEが性能アップしているため購入価値があります。
リリースから5年前後経過した機種では寿命も気になりますが、iPhone SE2はいつまで使えるかという疑問については、目安として2026〜2027年まで利用可能なのである程度は安心できます。
iPhoneの機種名 | リリース年月 | 2022年3月 | |
ディスプレイサイズ | 4.7インチ | 解像度 | 1334 x 750 |
端末サイズ | 高さ: 138.4mm 幅: 67.3mm 厚さ: 7.3mm | 重量 | 144g |
カメラ | アウトカメラ: 1200万画素 インカメラ: 700万画素 | プロセッサ(CPU) | A15 Bionic |
ストレージ容量 | 64GB・128GB・256GB | カラー | スターライト・ミッドナイトPRODUCT RED |
防水性能 | IP67等級 | 生体認証 | Touch ID(指紋認証) |
ネットワーク | 5G対応(Sub6) | リファービッシュ品価格(2025年1月時点) | 29,000円〜 |
2022年3月には第3世代のiPhone SEが登場しましたが、端末の寸法や画面サイズは第2世代のSEと全く同じです。カラーも大きな違いがないため、iPhone SEシリーズの世代ごとの見分け方ではモデル番号による識別が確実です。
iPhone SE(第2世代と第3世代)の性能比較では、5G通信対応やプロセッサのスペック改善、バッテリー持続時間が延びるなど実用的なアップデートが多いです。iPhone14モデルと同じA15チップが搭載されており、活用の幅がより広がりました。
リリースが比較的最近ということあり、iPhone SE(第3世代)の使える期間はより長いです。リファービッシュ品でもSE2と大きな価格差がなく、3万円前後で購入できるためSEシリーズが欲しい方は第3世代が最も良い選択でしょう。
2025年2月には第4世代のiPhone SEモデルに位置付けされるiPhone 16eもリリースされましたが、実際にはSEシリーズではなくiPhone16シリーズの廉価版といった仕様です。詳しくはiPhone 16e(iPhone SE4)のレビューでも解説していますが、概要は以下の通りです。
ベースになる端末:iPhone14
画面サイズ:6.1インチ
プロセッサ:A18チップ
生体認証:Face ID(顔認証)
充電端子:USB Type-C
iPhoneのUSB-Cコネクタ対応は2023年リリース機種(iPhone15シリーズ)からですが、iPhone 16eもUSB-C規格になっています。利便性の高さでは評価されますが、一方で画面サイズが4.7インチから6.1インチに大きくなることや、SEシリーズでお馴染みであったホームボタンの廃止(Face IDへの変更)もあり、これまでとは傾向が異なります。
iPhone SEシリーズの特徴や傾向から、iPhoneの機種変更・買い替えでおすすめのユーザーについてまとめました。最近のiPhoneシリーズとは異なり、コンパクトな端末や指紋認証・ホームボタンがメリットだと言えます。
セキュリティの強化やフルスクリーンの移行から、iPhoneの指紋認証(ホームボタン)が廃止となりましたが、iPhone SEシリーズは第3世代まで引き続き指紋認証が使えます。
iPhone Xモデル以降で搭載された顔認証は手を使わなくてもスムーズにロック解除ができるほか、iPhone12シリーズ以降ではマスク着用時にも反応するなど改善はされています。ただ、毎回画面に顔を向けるのが手間だったり、ホームボタン搭載の古いiPhone機種に慣れている方にとってFace IDが使いづらいと感じるためiPhone SEの需要があります。
iPhoneのサイズ比較でも解説していますが、ナンバリングモデルでは6.1インチ以上の画面サイズが一般的になり、iPhone16 Pro Maxモデルは歴代のiPhoneシリーズの中で最も大きい6.9インチのディスプレイとなります。
動画視聴やアプリゲーム、カメラ撮影など多機能になっていることから大画面のスマートフォンが主流になっている一方で、持ち運びの良さを重視するiPhoneユーザーは4.7インチ画面のiPhone SE2・SE3が適しています。150gを切る重量も軽く、片手での操作がしやすいメリットが評価されています。
iPhoneシリーズは年々高額になっていますが、カメラ機能の改善やバッテリー容量が増えるなどスペックも上がっています。ただ、基本的なiPhoneの用途ではSEシリーズなど過去のモデルでも問題なく使えます。
iPhoneの買い替えであまり予算を使いたくないライトユーザーは、iPhone SE(第2世代・第3世代)から選ぶと良いでしょう。以下でも解説していますが、SEシリーズはカメラ性能など劣っているため、スペックにこだわりがなく価格重視の方におすすめです。
iPhone SEは廉価版という位置付けであるため、同世代にリリースされた無印モデルやPro/Pro Maxモデルと比べるといくつかデメリットがあります。
iPhoneのカメラ性能は年々改善されており、iPhone16シリーズのカメラスペックではカメラコントロールボタンの搭載や下位機種のマクロ撮影対応、上位機種の超広角カメラ改善(4,800万画素)などが評価されています。
一方でiPhone SEシリーズは望遠カメラのほか超広角カメラもないシングルカメラ仕様であるため、光学ズーム性能や手ぶれ補正が劣るほか、ナイトモードやアクションモードなど一部機能が搭載されていません。普段からiPhoneで写真や動画を撮影したり、カメラ性能にこだわる方はカメラスペックで人気のiPhoneランキングから選ぶといいでしょう。
動画視聴やオンラインゲームをよくするiPhoneユーザーは、4.7インチのSE2・SE3モデルの画面が小さく感じる傾向にあります。ビジネスシーンでスマホを使う機会が多い方も、画面が小さいとメッセージが読みにくかったりPDF資料などの閲覧も手間に感じるかもしれません。
また、SEシリーズは画面のほか端末自体も小さいため、バッテリー容量にも限りがあります。iPhone SE3ではバッテリー持続時間が動画再生目安で15時間と短めで、外出先での利用が多いとバッテリー切れが不安になる方もいるでしょう。
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SEシリーズが好きだったユーザーは、2025年2月にリリースされた最新モデル・第4世代に期待していていましたが、SE4(iPhone 16e)は従来のSEシリーズとは傾向が異なり、画面が6.1インチに大きくなるほかiPhone14モデルをベースにするため顔認証が採用されました。
軽い端末でホームボタン搭載のモデルが良かった方にとって、iPhone SE(第3世代)が実質的な最新モデルとなります。iPhone miniシリーズも小型機種で人気ですが、iPhone16 mini/15 miniが廃止になったこともあり、SE3の需要が高まります。
第3世代までのiPhone SEシリーズはApple Storeでの販売を終了しているため、今から購入するには中古品やリファービッシュ品が候補となります。しかし、中古のiPhoneは注意点が多く、品質が安定しないためリファービッシュ品がおすすめです。
詳しくは中古iPhoneをおすすめしない理由でも解説していますが、整備されていない中古品のiPhoneはバッテリーの消耗や端末の故障リスクがあり、動作保証もない場合には不安です。
特にフリマサイトなど個人間取引で購入する中古iPhoneは、正常に初期化されておらず安全性に関する懸念もあります。相場よりも安く販売していることから中古品を選ぶ方もいますが、新品と同等の品質を求めるならリファービッシュ品がおすすめです。
バックマーケットで販売しているリファービッシュ品のiPhone SEモデルは、以下のようなメリットがあり安心です。
1年間の動作保証と30日間の返金保証付き
検品やクリーニングのほか、必要に応じた修理・部品交換も実施
3万円以下の価格帯で購入可能
中古品とリファービッシュ品の違いについても、関連記事で解説しています。バックマーケットでは「整備済製品」といった言い方もしていますが、同じ再生品でも中古より品質が高く、安価なiPhone SEシリーズでは2万円台で購入できる機種が多いです。
再生品ではバッテリーの消耗が心配という方でも、バックマーケットではバッテリー容量保証(80%以上の容量)も付いていますが、加えて新品バッテリーオプションも選択できます。まずはリファービッシュ品iPhoneの価格を比較してみてはいかがでしょうか。
iPhone SEシリーズの良さや購入メリットなど一通り解説しましたが、検討時によくある質問と回答を最後にまとめました。
🅰 iPhone SEシリーズは機種によって寿命が異なり、iOSのアップデートサポート基準だと第1世代はすでに最新のiOSバージョンに対応していないため、メインスマホとしてのスペック・安全性が不足しています。
第2世代は2026〜2027年までiOSのアップデートサポートが続く見込みで、第3世代はより長く2028〜2029年までは問題なく使えます。リファービッシュ品の価格差もあまりないことから、SEシリーズを今から購入するなら第3世代の方がコスパが良くおすすめです。
🅰 デュアルSIM対応の有無についても、第1世代と第2・3世代で分類されます。SE1は物理SIMのみの対応で、SE2とSE3はeSIMと物理SIMの両方に対応したデュアルSIM仕様となっています。詳しくはeSIM対応の機種・モデル一覧で解説しています。
また、バックマーケットのリファービッシュ済iPhoneは全てSIMフリー端末であるため、通信会社・キャリアの制限なく格安SIMの利用が可能です。SIMフリーとSIMロック解除済・SIMロックの違いなど、関連記事よりご参考ください。
🅰 SEシリーズなどの型落ちiPhoneモデルではイヤホンジャックの搭載も期待されますが、iPhone 6Sシリーズまでが対象なのでSEシリーズではLightning to 3.5mm変換アダプターなどを使う必要があります。
iPhoneにイヤホンジャックがない・廃止された理由としては、端末の機能強化や防水性能の改善などが挙げられます。また、AirPodsなどiPhoneの連携が便利なワイヤレスイヤホンもあるため、そこまで大きなデメリットにはならないでしょう。
🅰 第1世代のiPhone SEなど古い機種を売却したい場合、スマホ買取業者や下取りサービスの選定が重要です。各業者によって買取の基準や査定額は異なりますが、手軽に依頼をしたい場合にはBack Market買取サービスをぜひご利用ください。
バックマーケットではリファービッシュ品の販売だけでなく、iPhoneなどのスマートフォンやタブレットの買取サービスも実施しています。Web上からすぐ査定価格を確認できるほか、宅配買取で依頼できるためご自身のスケジュールにあわせて対応しやすいです。
古いSE1などの機種で、故障による機能不良や画面割れが確認されても売却は可能なので、少しでもお得に機種変更をしたい方はチェックしてみてください。また、関連記事よりiPhoneを売る前にやるべきことも解説しています。
コンテンツクリエーターとして7年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。