歴代iPhoneの種類

歴代iPhoneの種類やスペック・発売日など初代からiPhone16まで比較!

2024年12月17日に更新済み

2007年に初代iPhoneが登場してから、これまで様々な機種がリリースされてきました。歴代のiPhoneモデルについて気になる方や、過去機種のスペックを比較したいといったご要望もあるのではないでしょうか。そこで、2024年リリースのiPhone16シリーズまでの情報で、歴代iPhoneの種類や各スペックの比較表、特徴などを一通り解説します。過去モデルとの比較でiPhoneがどれだけ進化しているのかが分かるほか、自分に合ったおすすめの型落ちモデルを判断できるのでぜひご参考ください。

歴代iPhoneの種類一覧|発売日・時系列の順番でチェック

歴代 iPhone

まずは歴代iPhoneの概要として、各機種・種類を一覧でまとめました。上画像のイラストでもiPhoneの歴代モデルについてまとめていますが、iPhoneの歴史は長く初代のiPhoneからたどると15年以上のシリーズになっています。

新しい順でiPhoneモデルを確認したい場合は、表の後ろ(一番最後の機種)からチェックしておくといいでしょう。こちらの表では発売日やリリース当時価格、ディスプレイのサイズに重さの情報を掲載しています。また、iPhone機種名のテキストリンクより、安価なリファービッシュ品のラインナップをご確認いただけます。

iPhone機種名

発売・リリース日

リリース価格

ディスプレイのサイズ

端末の重量

iPhone (初代)

2007年6月29日

(日本未発売)

3.5インチ

135g

iPhone 3G

2008年7月11日

69,120円

3.5インチ

135g

iPhone 3Gs

2009年6月26日

69,120円

3.5インチ

135g

iPhone 4

2010年6月24日

46,080円

3.5インチ

137g

iPhone 4s

2011年10月14日

46,080円

3.5インチ

140g

iPhone 5

2012年9月21日

51,360円

4インチ

112g

iPhone 5c

2013年9月20日

60,800円

4インチ

132g

iPhone 5s

2013年9月20日

71,800円

4インチ

112g

iPhone 6

2014年9月19日

67,800円

4.7インチ

129g

iPhone 6 Plus

2014年9月19日

79,800円

5.5インチ

172g

iPhone 6s

2015年9月25日

86,800円

4.7インチ

143g

iPhone 6s Plus

2015年9月25日

98,800円

5.5インチ

192g

iPhone SE (第1世代)

2016年3月31日

52,800円

4インチ

113g

iPhone 7

2016年9月16日

72,800円

4.7インチ

138g

iPhone 7 Plus

2016年9月16日

85,800円

5.5インチ

188g

iPhone 8

2017年9月22日

78,800円

4.7インチ

148g

iPhone 8 Plus

2017年9月22日

89,800円

5.5インチ

202g

iPhone X

2017年11月3日

112,800円

5.8インチ

174g

iPhone XS

2018年9月21日

112,800円

5.8インチ

177g

iPhone XS Max

2018年9月21日

124,800円

6.5インチ

208g

iPhone XR

2018年10月26日

84,800円

6.1インチ

194g

iPhone11

2019年9月20日

74,800円

6.1インチ

194g

iPhone11 Pro

2019年9月20日

106,800円

5.8インチ

188g

iPhone11 Pro Max

2019年9月20日

119,800円

6.5インチ

226g

iPhone SE (第2世代)

2020年4月24日

44,800円

4.7インチ

148g

iPhone12 mini

2020年11月13日

74,800円

5.4インチ

133g

iPhone12

2020年10月23日

85,800円

6.1インチ

162g

iPhone12 Pro

2020年10月23日

106,800円

6.1インチ

187g

iPhone12 Pro Max

2020年11月13日

117,800円

6.7インチ

226g

iPhone13 mini

2021年9月24日

86,800円

5.4インチ

140g

iPhone13

2021年9月24日

98,800円

6.1インチ

173g

iPhone13 Pro

2021年9月24日

122,800円

6.1インチ

203g

iPhone13 Pro Max

2021年9月24日

134,800円

6.7インチ

238g

iPhone SE (第3世代)

2022年3月18日

57,800円

4.7インチ

144g

iPhone14

2022年9月16日

119,800円

6.1インチ

172g

iPhone14 Plus

2022年10月7日

134,800円

6.7インチ

203g

iPhone14 Pro

2022年9月16日

149,800円

6.1インチ

206g

iPhone14 Pro Max

2022年9月16日

164,800円

6.7インチ

240g

iPhone15

2023年9月22日

124,800円

6.1インチ

171g

iPhone15 Plus

2023年9月22日

139,800円

6.7インチ

201g

iPhone15 Pro

2023年9月22日

159,800円

6.1インチ

187g

iPhone15 Pro Max

2023年9月22日

189,800円

6.7インチ

221g

iPhone16

2024年9月20日

124,800円

6.1インチ

170g

iPhone16 Plus

2024年9月20日

139,800円

6.7インチ

199g

iPhone16 Pro

2024年9月20日

159,800円

6.3インチ

199g

iPhone16 Pro Max

2024年9月20日

189,800円

6.9インチ

227g

こちらのページでは2024年モデル(iPhone16シリーズ)までの情報を掲載しており、最新のiPhoneシリーズが登場次第、随時更新していきます。

Back Market(バックマーケット)ではiPhoneなど様々なデバイスをリファービッシュ品で販売しており、定価より安くお得なガジェットを新品と同等の品質で使えるメリットがあります。iPhoneが高い理由として円安やインフレなどの影響を受けていることもあり、新品で購入するよりもリファービッシュ品の方がコストパフォーマンスで優れています。

iPhoneの買い替えや新規購入を検討している方は、ぜひバックマーケットのリファービッシュ済iPhoneと比較してみてください。

歴代iPhoneのスペック比較|性能別の比較表

歴代iPhoneについて性能やスペックを詳しく確認したい方向けに、性能別での比較表もご紹介します。ディスプレイやカメラ、カラーラインナップなど各項目についてまとめました。

 

画面の大きさ・ディスプレイに関する歴代iPhoneの比較

初代のiPhoneは3.5インチのディスプレイサイズと小さく、改めて手に持つとおもちゃのような感覚がするのではないでしょうか。最近のスマートフォンでは動画視聴やオンラインゲームなど用途が多様化しており、iPhone XR以降のモデルでは一般的な画面サイズである6.1インチが定着しています。

iPhone機種名

ディスプレイのサイズと種類

解像度と画素密度

アスペクト比

iPhone (初代)

3.5インチ 液晶

320x480, 163ppi

3:2

iPhone 3G

3.5インチ 液晶

320x480, 163ppi

3:2

iPhone 3Gs

3.5インチ 液晶

320x480, 163ppi

3:2

iPhone 4

3.5インチ 液晶

640x960, 326ppi

3:2

iPhone 4s

3.5インチ 液晶

640x960, 326ppi

3:2

iPhone 5

4インチ 液晶

640x1136, 326ppi

16:9

iPhone 5c

4インチ 液晶

640x1136, 326ppi

16:9

iPhone 5s

4インチ 液晶

640x1136, 326ppi

16:9

iPhone 6

4.7インチ 液晶

750x1334, 326ppi

16:9

iPhone 6 Plus

5.5インチ 液晶

1080x1920, 401ppi

16:9

iPhone 6s

4.7インチ 液晶

750x1334, 326ppi

16:9

iPhone 6s Plus

5.5インチ 液晶

1080x1920, 401ppi

16:9

iPhone SE (第1世代)

4インチ 液晶

640x1136, 326ppi

16:9

iPhone 7

4.7インチ 液晶

750x1334, 326ppi

16:9

iPhone 7 Plus

5.5インチ 液晶

1080x1920, 401ppi

16:9

iPhone 8

4.7インチ 液晶

750x1334, 326ppi

16:9

iPhone 8 Plus

5.5インチ 液晶

1080x1920, 401ppi

16:9

iPhone X

5.8インチ 有機EL

1125x2436, 458ppi

19.5:9

iPhone XS

5.8インチ 有機EL

1125x2436, 458ppi

19.5:9

iPhone XS Max

6.5インチ 有機EL

1242x2688, 458ppi

19.5:9

iPhone XR

6.1インチ 液晶

828x1792, 326ppi

19.5:9

iPhone11

6.1インチ 液晶

828x1792, 326ppi

19.5:9

iPhone11 Pro

5.8インチ 有機EL

1125x2436, 458ppi

19.5:9

iPhone11 Pro Max

6.5インチ 有機EL

1242x2688, 458ppi

19.5:9

iPhone SE (第2世代)

4.7インチ 液晶

750x1334, 326ppi

16:9

iPhone12 mini

5.4インチ 有機EL

1080x2340, 476ppi

19.5:9

iPhone12

6.1インチ 有機EL

1170x2532, 460ppi

19.5:9

iPhone12 Pro

6.1インチ 有機EL

1170x2532, 460ppi

19.5:9

iPhone12 Pro Max

6.7インチ 有機EL

1284x2778, 458ppi

19.5:9

iPhone13 mini

5.4インチ 有機EL

1080x2340, 476ppi

19.5:9

iPhone13

6.1インチ 有機EL

1170x2532, 460ppi

19.5:9

iPhone13 Pro

6.1インチ 有機EL

1170x2532, 460ppi

19.5:9

iPhone13 Pro Max

6.7インチ 有機EL

1284x2778, 458ppi

19.5:9

iPhone SE (第3世代)

4.7インチ 液晶

750x1334, 326ppi

16:9

iPhone14

6.1インチ 有機EL

1170x2532, 460ppi

19.5:9

iPhone14 Plus

6.7インチ 有機EL

1284x2778, 458ppi

19.5:9

iPhone14 Pro

6.1インチ 有機EL

1179x2556, 460ppi

19.5:9

iPhone14 Pro Max

6.7インチ 有機EL

1290x2796, 460ppi

19.5:9

iPhone15

6.1インチ 有機EL

1179x2556, 460ppi

19.5:9

iPhone15 Plus

6.7インチ 有機EL

1290x2796, 460ppi

19.5:9

iPhone15 Pro

6.1インチ 有機EL

1179x2556, 460ppi

19.5:9

iPhone15 Pro Max

6.7インチ 有機EL

1290x2796, 460ppi

19.5:9

iPhone16

6.1インチ 有機EL

1179x2556, 460ppi

19.5:9

iPhone16 Plus

6.7インチ 有機EL

1290x2796, 460ppi

19.5:9

iPhone16 Pro

6.3インチ 有機EL

1206x2622, 460ppi

19.5:9

iPhone16 Pro Max

6.9インチ 有機EL

1320x2868, 460ppi

19.5:9

ディスプレイの素材・スペックもiPhone12シリーズ前後で差があり、有機EL(Super Retina HDディスプレイ)が搭載された機種では画面の映りがより鮮やかになりました。

関連記事でiPhoneのサイズ比較や適切な選び方について解説しています。画面サイズや端末の重さについて歴代モデルで一通り比較したい方はぜひご参考ください。

プロセッサ・カメラスペックに関する歴代iPhoneの比較

iPhoneのスペック比較では、搭載されているプロセッサやカメラの性能も気になるところですよね。こちらも歴代iPhoneの機種を全て比較しました。

機種名

SoC(プロセッサ)

アウトカメラ(画素数とF値)

インカメラ(画素数とF値)

iPhone (初代)

ARM1176JZ (F)-S

2 MP, f/2.8

なし

iPhone 3G

ARM1176JZ (F)-S

2 MP, f/2.8

なし

iPhone 3Gs

Sumsung S5PC100

3 MP, f/2.8

なし

iPhone 4

Apple A4 (32bit)

5 MP, f/2.8

VGA画質

iPhone 4s

Apple A5

8 MP, f/2.4

VGA画質

iPhone 5

Apple A6

8 MP, f/2.4

1.2 MP, f/2.4

iPhone 5c

Apple A6 

8 MP, f/2.4

1.2 MP, f/2.4

iPhone 5s

Apple A7 

8 MP, f/2.2

1.2 MP, f/2.4

iPhone 6

Apple A8 

8 MP, f/2.2

1.2 MP, f/2.2

iPhone 6 Plus

Apple A8

8 MP, f/2.2

1.2 MP, f/2.2

iPhone 6s

Apple A9 

12 MP, f/2.2

5 MP, f/2.2

iPhone 6s Plus

Apple A9 

12 MP, f/2.2

5 MP, f/2.2

iPhone SE (第1世代)

Apple A9 

12 MP, f/2.2

1.2 MP, f/2.4

iPhone 7

Apple A10 Fusion (4 cores, 2.34 GHz)

12 MP, f/1.8

7 MP, f/2.2

iPhone 7 Plus

Apple A10 Fusion 

12 MP(広角), f/1.8 + 12 MP(望遠), f/2.8

7 MP, f/2.2

iPhone 8

Apple A11 Bionic 

12 MP, f/1.8

7 MP, f/2.2

iPhone 8 Plus

Apple A11 Bionic 

12 MP(広角), f/1.8 + 12 MP(望遠), f/2.8

7 MP, f/2.2

iPhone X

Apple A11 Bionic

12 MP(広角), f/1.8 + 12 MP(望遠), f/2.4

7 MP, f/2.2

iPhone XS

Apple A12 Bionic

12 MP(広角), f/1.8 + 12 MP(望遠), f/2.4

7 MP, f/2.2

iPhone XS Max

Apple A12 Bionic 

12 MP(広角), f/1.8 + 12 MP(望遠), f/2.4

7 MP, f/2.2

iPhone XR

Apple A12 Bionic 

12 MP, f/1.8

7 MP, f/2.2

iPhone11

Apple A13 Bionic 

12 MP(広角), f/1.8 + 12 MP(超広角), f/2.4

12 MP, f/2.2

iPhone11 Pro

Apple A13 Bionic 

12 MP(広角), f/1.8 + 12 MP(超広角), f/2.0 + 12 MP(望遠), f/2.4

12 MP, f/2.2

iPhone11 Pro Max

Apple A13 Bionic 

12 MP(広角), f/1.8 + 12 MP(超広角), f/2.0 + 12 MP(望遠), f/2.4

12 MP, f/2.2

iPhone SE (第2世代)

Apple A13 Bionic 

12 MP, f/1.8

7 MP, f/2.2

iPhone12 mini

Apple A14 Bionic

12 MP(広角), f/1.6 + 12 MP(超広角), f/2.4

12 MP, f/2.2

iPhone12

Apple A14 Bionic

12 MP(広角), f/1.6 + 12 MP(超広角), f/2.4

12 MP, f/2.2

iPhone12 Pro

Apple A14 Bionic 

12 MP(広角), f/1.6 + 12 MP(超広角), f/2.4 + 12 MP(望遠), f/2.0

12 MP, f/2.2

iPhone12 Pro Max

Apple A14 Bionic

12 MP(広角), f/1.6 + 12 MP(超広角), f/2.4 + 12 MP(望遠), f/2.2

12 MP, f/2.2

iPhone13 mini

Apple A15 Bionic 

12 MP(広角), f/1.6 + 12 MP(超広角), f/2.4

12 MP, f/2.2

iPhone13

Apple A15 Bionic 

12 MP(広角), f/1.6 + 12 MP(超広角), f/2.4

12 MP, f/2.2

iPhone13 Pro

Apple A15 Bionic 

12 MP(広角), f/1.5 + 12 MP(超広角), f/1.8 + 12 MP(望遠), f/2.8

12 MP, f/2.2

iPhone13 Pro Max

Apple A15 Bionic

12 MP(広角), f/1.5 + 12 MP(超広角), f/1.8 + 12 MP(望遠), f/2.8

12 MP, f/2.2

iPhone SE (第3世代)

Apple A15 Bionic

12 MP, f/1.8

7 MP, f/2.2

iPhone14

Apple A15 Bionic 

12 MP(広角), f/1.5 + 12 MP(超広角), f/2.4

12 MP, f/1.9

iPhone14 Plus

Apple A15 Bionic 

12 MP(広角), f/1.5 + 12 MP(超広角), f/2.4

12 MP, f/1.9

iPhone14 Pro

Apple A16 Bionic

48 MP(広角), f/1.78 + 12 MP(超広角), f/2.2 + 12 MP(望遠), f/1.78

12 MP, f/1.9

iPhone14 Pro Max

Apple A16 Bionic 

48 MP(広角), f/1.78 + 12 MP(超広角), f/2.2 + 12 MP(望遠), f/1.78

12 MP, f/1.9

iPhone15

Apple A16 Bionic

48 MP(広角), f/1.6 + 12 MP(超広角), f/2.4

12 MP, f/1.9

iPhone15 Plus

Apple A16 Bionic

48 MP(広角), f/1.6 + 12 MP(超広角), f/2.4

12 MP, f/1.9

iPhone15 Pro

Apple A17 Pro

48 MP(広角), f/1.78 + 12 MP(超広角), f/2.2 + 12 MP(望遠), f/2.8

12 MP, f/1.9

iPhone15 Pro Max

Apple A17 Pro

48 MP(広角), f/1.78 + 12 MP(超広角), f/2.2 + 12 MP(望遠), f/2.8

12 MP, f/1.9

iPhone16

Apple A18

48 MP(広角), f/1.6 + 12 MP(超広角), f/2.2

12 MP, f/1.9

iPhone16 Plus

Apple A18

48 MP(広角), f/1.6 + 12 MP(超広角), f/2.2

12 MP, f/1.9

iPhone16 Pro

Apple A18 Pro

48 MP(広角), f/1.78 + 48 MP(超広角), f/2.2 + 12 MP(望遠), f/2.8

12 MP, f/1.9

iPhone16 Pro Max

Apple A18 Pro

48 MP(広角), f/1.78 + 48 MP(超広角), f/2.2 + 12 MP(望遠), f/2.8

12 MP, f/1.9

iPhone11シリーズより超広角カメラが搭載されたことで、下位モデルでも高いズーム性能で幅広いシーンでの撮影が可能となりました。2024年モデルであるiPhone16シリーズのカメラ性能は、全モデルにキャプチャボタンが搭載されたことや、上位機種の超広角カメラが4,800万画素に改善されています。

最近のカメラスペックについて知りたい方は、iPhone14シリーズのカメラスペックiPhone15シリーズのカメラ性能比較もご参考ください。

カラーバリエーション・ストレージ容量で歴代iPhoneの比較

iPhoneが長く人気である理由として、ブランド力やデザインの魅力も挙げられます。初期のiPhoneはカラーバリエーションは少なめでしたが、iPhone 5s・5cモデルからカラーの種類が増えて、ユーザー個人の好みに応じて選べるようになりました。

また、iPhoneのストレージ容量も年々増量されており、iPhone13 Proシリーズから1TBの大容量なオプションも追加されています。

iPhone機種名

カラーの種類

ストレージ容量の種類

iPhone (初代)

シルバー

8GB, 16GB

iPhone 3G

ブラック, ホワイト

8GB, 16GB

iPhone 3Gs

ブラック, ホワイト

8GB, 16GB, 32GB

iPhone 4

ブラック, ホワイト

8GB, 16GB, 32GB

iPhone 4s

ブラック, ホワイト

16GB, 32GB, 64GB

iPhone 5

ブラック&スレート, ホワイト&シルバー

16GB, 32GB, 64GB

iPhone 5c

ブルー, グリーン, ピンク, イエロー, ホワイト

16GB, 32GB

iPhone 5s

スペースグレイ, ゴールド, シルバー

16GB, 32GB, 64GB

iPhone 6

スペースグレイ, ゴールド, シルバー

16GB, 32GB, 64GB

iPhone 6 Plus

スペースグレイ, ゴールド, シルバー

16GB, 64GB

iPhone 6s

スペースグレイ, ゴールド, シルバー, ローズゴールド

16GB, 64GB, 128GB

iPhone 6s Plus

スペースグレイ, ゴールド, シルバー, ローズゴールド

16GB, 64GB, 128GB

iPhone SE (第1世代)

スペースグレイ, ゴールド, シルバー, ローズゴールド

16GB, 32GB, 64GB, 128GB

iPhone 7

ジェットブラック, ブラック, ゴールド, シルバー, ローズゴールド, (PRODUCT)RED

32GB, 128GB, 256GB

iPhone 7 Plus

ジェットブラック, ブラック, ゴールド, シルバー, ローズゴールド, (PRODUCT)RED

32GB, 128GB, 256GB

iPhone 8

スペースグレイ, ゴールド, シルバー, (PRODUCT)RED

64GB, 256GB

iPhone 8 Plus

スペースグレイ, ゴールド, シルバー, (PRODUCT)RED

64GB, 256GB

iPhone X

スペースグレイ, シルバー

64GB, 256GB, 512GB

iPhone XS

スペースグレイ, ゴールド, シルバー

64GB, 128GB, 256GB

iPhone XS Max

スペースグレイ, ゴールド, シルバー

64GB, 256GB, 512GB

iPhone XR

ブラック, ホワイト, ブルー, コーラル, イエロー, (PRODUCT)RED

64GB, 128GB, 256GB

iPhone11

ブラック, グリーン, イエロー, パープル, (PRODUCT)RED, ホワイト

64GB, 128GB, 256GB

iPhone11 Pro

スペースグレイ, ゴールド, シルバー, ミッドナイトグリーン

64GB, 256GB, 512GB

iPhone11 Pro Max

スペースグレイ, ゴールド, シルバー, ミッドナイトグリーン

64GB, 256GB, 512GB

iPhone SE (第2世代)

ブラック, ホワイト, (PRODUCT)RED

64GB, 128GB, 256GB

iPhone12 mini

ブラック, ホワイト, ブルー, グリーン, (PRODUCT)RED, パープル

64GB, 128GB, 256GB

iPhone12

ブラック, ホワイト, ブルー, グリーン, (PRODUCT)RED, パープル

64GB, 128GB, 256GB

iPhone12 Pro

グラファイト, ゴールド, シルバー, パシフィックブルー

128GB, 256GB, 512GB

iPhone12 Pro Max

グラファイト, ゴールド, シルバー, パシフィックブルー

128GB, 256GB, 512GB

iPhone13 mini

スターライト, ミッドナイト, ブルー, ピンク, (PRODUCT)RED, グリーン

128GB, 256GB, 512GB

iPhone13

スターライト, ミッドナイト, ブルー, ピンク, (PRODUCT)RED, グリーン

128GB, 256GB, 512GB

iPhone13 Pro

グラファイト, ゴールド, シルバー, シエラブルー, アルパイングリーン

128GB, 256GB, 512GB, 1TB

iPhone13 Pro Max

グラファイト, ゴールド, シルバー, シエラブルー, アルパイングリーン

128GB, 256GB, 512GB, 1TB

iPhone SE (第3世代)

ミッドナイト, スターライト, (PRODUCT)RED

64GB, 128GB, 256GB

iPhone14

ミッドナイト, スターライト, ブルー, パープル, (PRODUCT)RED, イエロー

128GB, 256GB, 512GB

iPhone14 Plus

ミッドナイト, スターライト, ブルー, パープル, (PRODUCT)RED, イエロー

128GB, 256GB, 512GB

iPhone14 Pro

スペースブラック, シルバー, ゴールド, ディープパープル

128GB, 256GB, 512GB, 1TB

iPhone14 Pro Max

スペースブラック, シルバー, ゴールド, ディープパープル

128GB, 256GB, 512GB, 1TB

iPhone15

ブラック, ブルー, グリーン, イエロー, ピンク

128GB, 256GB, 512GB

iPhone15 Plus

ブラック, ブルー, グリーン, イエロー, ピンク

128GB, 256GB, 512GB

iPhone15 Pro

ブラックチタニウム, ホワイトチタニウム, ブルーチタニウム, ナチュラルチタニウム

128GB, 256GB, 512GB, 1TB

iPhone15 Pro Max

ブラックチタニウム, ホワイトチタニウム, ブルーチタニウム, ナチュラルチタニウム

256GB, 512GB, 1TB

iPhone16

ブラック・ホワイト・ピンク・ティール・ウルトラマリン

128GB, 256GB, 512GB

iPhone16 Plus

ブラック・ホワイト・ピンク・ティール・ウルトラマリン

128GB, 256GB, 512GB

iPhone16 Pro

ブラックチタニウム・ホワイトチタニウム・ナチュラルチタニウム・デザートチタニウム

128GB, 256GB, 512GB, 1TB

iPhone16 Pro Max

ブラックチタニウム・ホワイトチタニウム・ナチュラルチタニウム・デザートチタニウム

256GB, 512GB, 1TB

カラーの種類や特徴について、iPhone13のカラーラインナップiPhone14のカラーの種類などを関連記事でも解説しています。

色自体は同じでも、色彩や印象がiPhoneシリーズによって異なり、iPhone15シリーズのカラーラインナップではパステルカラーの柔らかい印象が好評なiPhone15・iPhone15 Plusと、メタリックなカラーで高級感のあるiPhone15 Pro・iPhone15 Pro Maxがあり、下位モデルと上位モデルでイメージが異なります。

また、iPhone16シリーズのカラーではティールやウルトラマリンなど個性的な色が登場しました。賛否はありますが、気に入った色があれば歴代モデルと比較してみるといいでしょう。

iOSのサポート状況・バージョンに関する歴代iPhoneの比較

歴代iPhoneモデルの比較では、対応しているOSのバージョンも重要なポイントです。iPhoneの寿命・使える期間ではiOSのアップデートサポートが大きく影響しており、2024年12月時点では以下表の通り、iPhone XSより古い機種は最新のiOSに対応していないため、セキュリティの脆弱性や新しいアプリに対応していないなどのデメリットが生じます。

iPhone機種名

iOSのアップデート対象の有無(2024年6月時点)

OSバージョンの範囲

iPhone (初代)

非対応

iPhone OS 1.0 - iPhone OS 3.1.3

iPhone 3G

非対応

iPhone OS 2.0 - iOS 4.2.1

iPhone 3Gs

非対応

iPhone OS 3.0 - iOS 6.1.6

iPhone 4

非対応

iOS 4.0 - iOS 7.1.2

iPhone 4s

非対応

iOS 5.0 - iOS 9.3.6

iPhone 5

非対応

iOS 6.0 - iOS 10.3.4

iPhone 5c

非対応

iOS 7.0 - iOS 10.3.3

iPhone 5s

非対応

iOS 7.0 - iOS 12.5.7

iPhone 6

非対応

iOS 8.0 - iOS 12.5.7

iPhone 6 Plus

非対応

iOS 8.0 - iOS 12.5.7

iPhone 6s

非対応

iOS 9.0 - iOS 15.8.2

iPhone 6s Plus

非対応

iOS 9.0 - iOS 15.8.2

iPhone SE (第1世代)

非対応

iOS 9.3 - iOS 15.8.2

iPhone 7

非対応

iOS 10.0 - iOS 15.8.2

iPhone 7 Plus

非対応

iOS 10.0 - iOS 15.8.2

iPhone 8

非対応

iOS 11.0 - iOS 16.7.2

iPhone 8 Plus

非対応

iOS 11.0 - iOS 16.7.2

iPhone X

非対応

iOS 11.0.1 - iOS 16.7.2

iPhone XS

対応

iOS 12.0 -

iPhone XS Max

対応

iOS 12.0 -

iPhone XR

対応

iOS 12.0 -

iPhone11

対応

iOS 13.0 -

iPhone11 Pro

対応

iOS 13.0 -

iPhone11 Pro Max

対応

iOS 13.0 -

iPhone SE (第2世代)

対応

iOS 13.4 -

iPhone12 mini

対応

iOS 14.1 -

iPhone12

対応

iOS 14.1 -

iPhone12 Pro

対応

iOS 14.1 -

iPhone12 Pro Max

対応

iOS 14.1 -

iPhone13 mini

対応

iOS 15.0 -

iPhone13

対応

iOS 15.0 - 

iPhone13 Pro

対応

iOS 15.0 -

iPhone13 Pro Max

対応

iOS 15.0 -

iPhone SE (第3世代)

対応

iOS 15.4 -

iPhone14

対応

iOS 16.0 -

iPhone14 Plus

対応

iOS 16.0 -

iPhone14 Pro

対応

iOS 16.0 -

iPhone14 Pro Max

対応

iOS 16.0 -

iPhone15

対応

iOS 17.0 -

iPhone15 Plus

対応

iOS 17.0 -

iPhone15 Pro

対応

iOS 17.0 -

iPhone15 Pro Max

対応

iOS 17.0 -

iPhone16

対応

iOS 18.0 -

iPhone16 Plus

対応

iOS 18.0 -

iPhone16 Pro

対応

iOS 18.0 -

iPhone16 Pro Max

対応

iOS 18.0 -

今後もiPhone XRやiPhone11シリーズもiOSのアップデートサポートが受けられなくなるため、長期的に利用できるiPhone機種が欲しいならiPhone12シリーズ以降のモデルが望ましいです。

ただ、スマホ2台持ちの活用では古い機種を使うメリットがあります。自宅用など、特定の場所や用途に限定されるサブスマホが欲しい場合には、リファービッシュ品で安く買える型落ちモデルがおすすめです。

👉iPhoneは古い機種の方が良い?最新モデルでなくても良い理由を解説!

防水・耐水性能に関する歴代iPhoneの比較

初代のiPhoneモデルには防水性能がなく、防水ケースや防水ポーチの利用が特に重要でしたがiPhone 7シリーズ以降の機種から耐水・防塵性能が追加されました。詳しくはiPhoneの防水性能比較で解説していますが、歴代iPhoneの耐水スペックは以下の通りです。

耐水・防塵性能の比較

耐水・防塵性能の有無

耐水性能の条件

初代iPhone〜iPhone 6Sシリーズ

iPhone SE(第1世代)

非対応

非対応

iPhone 7シリーズ

iPhone 8シリーズ

iPhone X/XR

iPhone SE(第2世代・第3世代)

IP67等級

水深1mまで(短時間)

iPhone XS/XS Max

iPhone11モデル

IP68等級

水深2mまで(最大30分)

iPhone11 Pro・iPhone11 Pro Max

IP68等級

水深4mまで(最大30分)

iPhone12シリーズ

iPhone13シリーズ

iPhone14シリーズ

iPhone15シリーズ

iPhone16シリーズ

IP68等級

水深6mまで(最大30分)

同じIP68等級の耐水・防塵性能でも耐久度合いが異なりますが、iPhone12シリーズ以降の機種は同じスペックです。注意点として、iPhoneモデルは完全な防水でないためお風呂やサウナ、マリンスポーツなどでの利用は防水ケースが推奨されます。

生体認証(指紋認証・顔認証)に関する歴代iPhoneの比較

歴代iPhoneの生体認証は、iPhone 5Sモデルではじめて指紋認証が搭載されました。ホームボタン搭載の指紋認証は、第1世代のTouch IDとより認証速度が向上した第2世代のTouch IDがあり、詳細は以下表の通りです。

生体認証の比較

生体認証の有無

ホームボタンの有無

初代iPhone〜iPhone 5

非対応

なし

iPhone 6シリーズ

iPhone SE(第1世代)

指紋認証対応(第1世代のTouch ID)

あり

iPhone 6Sシリーズ

iPhone 7シリーズ

iPhone 8シリーズ

iPhone SE(第2世代・第3世代)

指紋認証対応(第2世代のTouch ID)

あり

iPhone X/XR

iPhone XS/XS Max

iPhone11シリーズ

顔認証対応(マスク着用時は非対応)

なし

iPhone12シリーズ

iPhone13シリーズ

iPhone14シリーズ

iPhone15シリーズ

iPhone16シリーズ

顔認証対応(マスク着用時も対応)

なし

iPhoneから指紋認証(ホームボタン)がなくなった理由として、フルスクリーンによる機能性の向上やテクノロジーの進化もあり、iPhone12シリーズ以降のナンバリングモデルはマスクを着用した状態でも顔認証が使えるようになっています。

イヤホンジャックに関する歴代iPhoneの比較

昔のiPhoneモデルにはイヤホンジャックも搭載されており、初代iPhoneからiPhone 6SシリーズまでのナンバリングモデルとiPhone SE(第1世代)が対象です。また、イヤホンジャック対応のモデルのオーディオはモノラルです。

対して、iPhone 7シリーズ以降の機種はステレオ対応となりましたが、イヤホンジャックがなくなりました。iPhoneにイヤホンジャックがない理由でも解説していますが、耐水性能やバッテリー容量の改善などを理由にイヤホンジャックが廃止となりました。

Back Marketの比較ページでも歴代iPhoneを詳しくチェックできる!

そのほか、気になるiPhoneモデルを個別で比較したい場合には、iPhoneの比較や違い(無印モデルやmini、Plus、SE、Proシリーズ)を解説したページが参考になるほか、比較モデルを選択して確認できるページもご確認いただくと良いでしょう。

例としてiPhone15 ProとiPhone14 Proの比較ページなど、歴代のiPhoneモデルを選んで比べることができます。こちらの比較ページもご利用いただけますと幸いです。

歴代iPhoneの各モデル詳細|デザインの特徴や種類について

これまで歴代iPhoneについて比較表・機種一覧で確認しましたが、各iPhoneモデルについて一つずつ特徴やスペックもレビューしていきます。iPhoneの歴史について一通りチェックしたい方は、ぜひご参考ください。

 

iPhone(初代):日本では発売していないモデル

初代iPhoneは2007年1月9日に発表され、同年6月29日にアメリカで発売されました。このモデルは日本では正式に発売されていませんでした。3.5インチのディスプレイ、2メガピクセルのカメラ、そして当時としては革新的なマルチタッチスクリーンを搭載していました。

現在のiPhoneと比べると、3.5インチのサイズはかなり小さく感じます。また、スマホで当たり前のように使えているコピー&ペーストやGPS機能なども搭載されておらず、iPhone 4まではインカメラもありませんでした。

 

iPhone 3G:日本ではソフトバンク限定で発売された最初のモデル

iPhone 3Gは2008年7月11日に日本で初めてリリースされたiPhoneモデルで、当時はソフトバンク限定での発売でした。

日本を含む22カ国でリリースされたiPhone 3Gは初めて3G通信に対応し、GPS機能も搭載されました。デザインは初代iPhoneと似ていますが、背面がプラスチック製に変更されました。iPhone 3Gのカメラ性能では2メガピクセルの固定焦点カメラを搭載しており、ビデオ撮影には対応していませんでした。

 

iPhone 3GS:通信速度が大幅に改善

iPhone 3GSは2009年6月26日に日本で発売されました。3GSは「S」が示す通り、スピードが大幅に向上し、600MHzのARM Cortex-A8プロセッサと256MBのRAMを搭載しています。iPhone 3Gに比べて最大2倍の速度を実現しており、アプリの起動時間やWebページの読み込み速度が改善されています。

また、3メガピクセルのオートフォーカスカメラやビデオ撮影機能(VGA解像度:30fps)も追加されました。タップでフォーカスを合わせる機能やマクロ撮影、ホワイトバランス調整などが追加され、写真やビデオの品質が向上しています。

 

iPhone 4:Retinaディスプレイの搭載

iPhone 4は2010年6月24日に日本で発売されました。このモデルはデザインの改良があり、前面と背面にアルミノシリケートガラスを使用し、ステンレススチールのフレームで囲まれたデザインを採用しました。強度と耐久性を高めるために設計されており、非常に薄く(9.3mm)仕上げられています。

また、iPhone 4では初めてRetinaディスプレイ(960x640ピクセル、326ppi)を搭載しました。テキストや画像が鮮明になり、画面が見やすくなっています。5メガピクセルのカメラと720pのHDビデオ撮影機能も特徴的です。

 

iPhone 4S:スティーブ・ジョブズが携わった最後のiPhone機種

iPhone 4Sは2011年10月14日に日本で発売されました。このモデルはスティーブ・ジョブズが関与した最後のiPhoneであり、デュアルコアのApple A5チップ(800MHz)、8メガピクセルのカメラが搭載されています。

iOS 5でリリースされたiPhone 4Sでは、音声アシスタントのSiriも初めて導入され、ユーザーは音声で様々な操作を行うことができるようになりました。外観はiPhone 4とそれほど変わりませんが、iOSのアップデートなど機能面で大きく進化しています。

 

iPhone 5:Lightningコネクタの搭載

iPhone 5は2012年9月21日に日本で発売されました。このモデルは初めて4インチのディスプレイを採用し、前モデルよりも縦に長く16:9のアスペクト比を持つため、映画やビデオの視聴がしやすくなりました。

加えて、iPhone 5では新しいLightningコネクタが導入されました。従来の30ピンコネクタよりも小型で、リバーシブルなデザインが特徴的です。デザインもアルミニウム製の背面に変更され、iPhone 4Sと比較して18%薄く、20%軽くなっています。

 

iPhone 5S・5C:Touch ID・5色展開が特徴的

iPhone 5Sは2013年9月20日に日本で発売され、Touch IDという指紋認証機能が初めて搭載されました。指紋認証により、デバイスのロック解除やApp Storeでの購入がより便利になっています。

同時に発売されたiPhone 5Cは、5色のカラーバリエーションが特徴で、プラスチック製のボディを採用しています。カジュアルでカラフルなデザインを好むユーザー向けのデザインなど、当時は注目されました。

 

iPhone 6・iPhone 6 Plus:カメラ画素数の強化

iPhone 6とiPhone 6 Plusは2014年9月19日に日本で発売されました。iPhone 6は4.7インチ、iPhone 6 Plusは5.5インチのディスプレイを搭載し、カメラも8メガピクセルに強化されておりF2.2の明るいレンズ、True Toneフラッシュ、1080pのHDビデオ録画機能を備えています。

プロセッサも改善されているiPhone 6シリーズではApple A8チップを搭載しており、デュアルコアの1.4GHzプロセッサと1GBのRAMを備えています。

 

iPhone SE(第1世代):廉価版の小型モデル

iPhone SE(第1世代)は2016年3月31日に日本で発売されました。このモデルはiPhone 5Sのデザインを踏襲しつつ、内部スペックはiPhone 6Sに近いものとなっており、4インチのディスプレイを搭載しています。

iPhone SE(第1世代)は、そのコンパクトなデザインと高性能なハードウェアにより、多くのユーザーに支持されました。SEシリーズはその後、第2世代と第3世代まで登場しており、2025年にリリースが予想されるiPhone SE(第4世代)も今後発売されます。

第1世代のSEは現在だとスペックが足りないモデルであるためメインのスマホとしては利用が難しいですが、高い人気を誇る廉価版の小型モデルとして価値ある歴代機種だと言えるでしょう。関連記事より、iPhone SEモデルのサイズ比較も解説しています。

 

iPhone 7・iPhone 7 Plus:耐水・防水性能の搭載・デュアルカメラの特徴

iPhone 7とiPhone 7 Plusは2016年9月16日に日本で発売されました。これらのモデルは初めて耐水・防水性能(IP67)を備え、またiPhone 7 Plusにはデュアルカメラが搭載されました。当時のデュアルカメラは広角カメラと望遠カメラの2種類があり、iPhone 7 Plusでは2倍の光学ズームと最大10倍のデジタルズームが可能でした。

また、iPhone 7 Plusにはポートレートモードという背景をぼかす機能が搭載され、プロフェッショナルな写真撮影が可能となりました。最近のPlusモデルは無印モデルと比べてディスプレイの大きさくらいしか性能差はありませんが、iPhone7シリーズではカメラスペックでも違いがあります。

👉iPhone 7はいつまで使える?

 

iPhone 8・iPhone 8 Plus:ワイヤレス充電対応

iPhone 8とiPhone 8 Plusは2017年9月22日に日本で発売されました。これらのモデルはガラス製の背面を採用し、初めてワイヤレス充電(Qi規格)に対応しました。

SEシリーズを除くナンバリングモデルでは、iPhone 8が最後のホームボタン搭載モデルです。以降は顔認証になり、指紋認証が使えないことでデメリットに感じるユーザーも多く、iPhone 8モデルを長く使っている方もいます。ただ、iPhone 8シリーズとiPhone SE(第2世代)の違いでも解説していますが、iPhone 8は古いモデルであるため寿命面では2020年リリースのiPhone SE2の方がおすすめです。

👉 iPhone 8はいつまで使える?

 

iPhone X:ホームボタンの廃止(Face IDの搭載)

iPhone Xは2017年11月3日に日本で発売された、iPhoneシリーズ10周年を迎えた機種です。iPhone 9というナンバリングモデルが登場しなかったのは、10周年のタイミングでX(ten)というネーミングになったと言われています。

このモデルはホームボタンが廃止され、代わりにFace ID(顔認証機能)が搭載されたのが大きな変更点です。また、ディスプレイでは5.8インチの有機EL(Super Retina HD)が初めて採用されました。

👉iPhone Xはいつまで使える?

 

iPhone XS・iPhone XS Max:デュアルSIM対応

iPhone XSとiPhone XS Maxは2018年9月21日に日本で発売されました。これらのモデルはデュアルSIM(nano-SIMとeSIM)に対応し、より大きな6.5インチのディスプレイを持つXS Maxが登場しました。

物理SIMとeSIMの2種類が使えるデュアルSIM対応になったほか、6インチ以上の大画面モデルが初めて登場しました。以降のシリーズでもPro MaxやPlusモデルなど、大画面のiPhoneについて需要があることが伺えます。

👉iPhone XSはいつまで使える?

 

iPhone XR:豊富なカラーバリエーション

iPhone XRは2018年10月26日に日本で発売されました。このモデルは6.1インチのLCDディスプレイを搭載し、豊富なカラーバリエーションが特徴でブラック、ホワイト、ブルー、コーラル、イエロー、(PRODUCT)REDの6色展開となっています。

ディスプレイサイズは最近のiPhoneモデルで一般的になっている6.1インチで、有機ELでなく液晶が使われていることなど、他のiPhone Xシリーズと比べて廉価版という位置付けになっていることから価格も安めです。比較記事より、iPhone XとiPhone XRの違いも解説しています。

👉iPhone XRはいつまで使える?

 

iPhone11・iPhone11 Pro/Pro Max:超広角カメラ・ナイトモードの搭載

iPhone11シリーズは2019年9月20日に日本で発売されました。これらのモデルは超広角カメラとナイトモードが搭載され、暗所での撮影性能が大幅に向上しました。iPhone11とiPhone XRモデルの比較では、カメラのほかバッテリー性能やプロセッサも改善されています。

iPhone11シリーズもコスパ面では評価されていますが、性能についてはiPhone12との差が大きい印象です。詳しくはiPhone11とiPhone12の比較ページで解説しており、5G通信の対応やMagSafeでのワイヤレス充電を使いたい場合にはiPhone12シリーズ以降の機種がおすすめです。

 

iPhone SE(第2世代):コスパに優れた廉価版モデル

iPhone SE(第2世代)は2020年4月24日に日本で発売されました。このモデルはiPhone 8のデザインを踏襲しつつ、内部スペックはiPhone11に近いものとなっており、コストパフォーマンスに優れています。

関連記事より、iPhone 8シリーズとiPhone SE(第2世代)の比較について解説しています。どちらもホームボタンを搭載したモデルですが、iPhone SE2の使える期間・寿命は比較的長いため、買い替えでおすすめです。

 

iPhone12/12 mini・12 Pro/12 Pro Max:5G通信やMagSafe充電の対応

iPhone12シリーズは2020年10月23日(12/12 Pro)と11月13日(12 mini/12 Pro Max)に日本で発売されました。これらのモデルは5G通信に対応し、MagSafeという新しい充電システムが導入されました。

カメラ性能もアップグレードされており、Deep Fusion対応や4Kビデオ録画(24fps、30fps、60fps)などの機能を備えています。ProシリーズではLiDAR(ライダー)スキャナによるオートフォーカス精度の向上も見られるなど、型落ちモデルでありながら充分なスペックがあります。気になる方はiPhone12とiPhone12 Proモデルの違いもご参考ください。

iPhone12シリーズではiPhone12 miniモデルが登場しており、大画面のスマートフォンの需要が高くなる一方で、コンパクトで高性能な端末も欲しいユーザー向けのiPhoneが使えます。iPhone miniモデルが復活しない理由もありますが、軽量で片手での操作がしやすい機種も人気です。iPhone12/mini/Pro/Pro Maxのサイズについて、関連記事でも解説しています。

👉iPhone12シリーズはいつまで使える?

 

iPhone13/13 mini・13 Pro/13 Pro Max:Proシリーズのリフレッシュノート強化

iPhone13シリーズは2021年9月24日に日本で発売されました。プロセッサはApple A15 Bionicチップとより高性能になっており、シネマティックモードやフォトグラフスタイルなど実用性の高いカメラ機能が追加されました。

Proシリーズはリフレッシュレートが120Hzに強化され、より滑らかな表示が可能となりました。iPhoneの弱点として、下位モデルのリフレッシュレートが60Hzと低めなので、スクロールなど操作時の快適さやオンラインゲームでの満足度を高める目的でも、iPhone13 Proシリーズが優先されます。

また、iPhone13シリーズでは全体的にバッテリー容量・持続時間が改善されており、外出先でも電池切れを気にせず使えます。iPhoneのバッテリー寿命が気になる方は、バッテリー容量が多いProシリーズを優先するといいでしょう。

👉iPhone12とiPhone13シリーズの比較を詳しく!

 

iPhone SE(第3世代):ホームボタン(指紋認証)のある最新モデル

iPhone SE(第3世代)は2022年3月18日に日本で発売されました。このモデルはホームボタンと指紋認証(Touch ID)を搭載し、最新のA15 Bionicチップを採用しています。iPhone SE(第3世代・第2世代)の比較では、プロセッサが高性能であることや5G通信対応など、利便性の高さでも評価をされます。

ホームボタンのあるiPhone機種ではiPhone SE(第3世代)が最も高性能なので、iPhone 7やiPhone 8シリーズなど古いモデルをずっと使っていたiPhoneユーザーの乗り換え先でもおすすめです。

また、iPhone SE(第3世代)はいつまで使える?でも解説していますが、SEシリーズの中では比較的新しい機種であるため寿命も長く、リファービッシュ品だとより安くご購入いただけるためガラケーからスマホへの機種変更でも人気があります。

👉iPhone SEの各世代を見分ける方法も解説!

 

iPhone14/14 Plus・14 Pro/14 Pro Max:アクションモードの搭載

iPhone14シリーズは2022年9月16日(iPhone14/14 Pro/14 Pro Max)と10月7日(iPhone14 Plus)に日本で発売されました。これらのモデルにはアクションモードという新しいビデオ撮影機能が搭載されたほか、iPhone14 Pro・Pro Maxではダイナミックアイランド機能の追加やメインカメラの画素数が4,800万画素に上がるなど、カメラ性能での改善が見られます。

手ぶれ補正が強力な動画撮影をしたい場合や、プロ仕様のカメラを使いたいユーザーにはiPhone14シリーズが適しています。型落ち機種という特徴から、iPhone14の無印モデルはリファービッシュ品だとお得な価格でご購入いただけます。

また、iPhone13シリーズとの違いでは小型モデルのminiが廃止になった点も挙げられます。iPhone14 miniが出なかった理由でも解説していますが、コンパクトな機種が欲しいならiPhone13 miniのほかSEシリーズもおすすめです。モデルの選び方に関して、iPhone14のストレージ容量を選ぶ基準もご参考ください。

👉iPhone13とiPhone14の違いを詳しく解説!

 

iPhone15/15 Plus・15 Pro/15 Pro Max:USB-Cコネクタ対応

iPhone15シリーズは2023年9月22日に日本で発売されました。これらのモデルは初めてUSB-Cコネクタを採用し、より汎用性の高い充電とデータ転送が可能となりました。関連記事よりiPhoneのUSB Type-Cはいつから?でも解説していますが、後継機種のiPhone16シリーズも同じUSB-C対応です。

iPhone15のストレージ容量はそれほど変わりませんが、iPhone14とiPhone15の比較・違いではUSB-Cコネクタのほか、下位モデルへのダイナミックアイランドの搭載など、利便性の高さで評価されています。

プロセッサも最新のチップが使われており、ハイエンドモデルのiPhoneが欲しいユーザーにおすすめです。特にiPhone15 ProiPhone15 Pro Maxモデルはプロセッサの性能が高く、Apple Intelligenceにも対応していることから幅広い用途に対応します。対して、価格の安さを重視するならiPhone15iPhone15 Plusの下位モデルが適しています。

iPhone16/16 Plus・16 Pro/16 Pro Max:最新のカメラ性能や画面の大きさが特徴的

2024年9月20日にリリースされたiPhone16シリーズは、下位モデルと上位モデルでそれぞれ良さがあります。下位モデルのiPhone16iPhone16 Plusは、カメラコントロールボタンとアクションボタンの搭載で利便性が向上したほか、マクロ撮影など基本的なカメラ性能も改善されています。

上位モデルのiPhone16 ProiPhone16 Pro Maxは、超広角カメラの画素数が上がっており、A18 Proチップの高性能なプロセッサによりカメラやオンラインゲームの作業もスムーズです。加えて、iPhone15シリーズと比べて画面サイズが0.2インチ大きくなっており、大画面のスマホを好むユーザーにおすすめです。

歴代iPhoneと比較して最新のiPhoneシリーズは何が変わった?

歴代のiPhoneシリーズについてこれまで解説しましたが、最新のiPhoneでは過去モデルと比べて結局何が変わったのか、気になる方も多いのではないでしょうか。実際のところ、カメラ性能などiPhone16シリーズでは大きな改良はありましたが、数世代前のモデルでも充分なスペックだと言えます。

カメラ性能に関する最新機種のメリット

iPhone16シリーズでは以下の通り、カメラ性能が特に評価されています。下位モデルでもプロ仕様の写真・動画が撮影できるほか、よりスペックにこだわりがあるユーザーは上位機種がおすすめです。

  • キャプチャボタンによるカメラ撮影のしやすさ

  • iPhone16 Pro・Pro Maxでは超広角カメラの画素数が向上

  • 光学ズームではProモデルでもPro Maxと同等の最大5倍が使える

ビジネスシーンの撮影で使えるiPhoneが欲しかったり、クリエイティブな作業・仕事に携わるユーザーは最新機種にアップグレードする価値を高く感じるでしょう。

バッテリーやディスプレイなど基本的なスペックはそこまで変わらず

一方でiPhone16とiPhone15シリーズの違いでも解説していますが、毎年登場する新作のiPhoneモデルでも、数年前の機種とそこまで違いを感じない点があります。

  • 下位モデルのリフレッシュレート(iPhone16シリーズでも共通で60Hz)

  • バッテリー持続時間(iPhone13〜15シリーズであまり変化なし)

  • 一般的な用途での処理速度・スペック(体感的な違いがない)

ディスプレイやバッテリーなどのスペックは、古い機種でも高く評価されています。iPhoneとAndroidスマホの違いとして、高額であるものの全体的に高スペックでセキュリティサポートも充実しているiPhoneは、外観やブランドだけでなく性能面でも人気です。

また、バッテリー持続時間はiPhone16シリーズで改善はされましたが、2021年モデルのiPhone13シリーズと比べて大きな違いはありません。メッセージアプリやSNS、動画視聴など一般的な用途であれば、型落ちモデルの方がコスパが高くおすすめです。

歴代iPhoneでおすすめの機種・用途やニーズに応じた選び方

歴代iPhoneの種類やスペックについてご紹介しましたが、お得に買い替えするなら最新モデルだけでなく型落ちモデルもおすすめで、リファービッシュ品で検討してみるといいでしょう。中古iPhoneの注意点である品質の懸念がなく、1年間の動作保証や30日間の返金保証も付いていますので安心です。

バックマーケットで販売しているリファービッシュ品のiPhoneは、定価よりも安いだけでなく新品と同等の動作が確認された上で販売されており、品質面での信頼性も高いです。もちろん、ハイスペックな機種が欲しいならiPhone15 Proシリーズも適していますが、価格と性能のバランスを取るなら数世代前のモデルもコストパフォーマンスで優れています。

👉バックマーケットの整備済製品(リファービッシュ品)が安い理由もチェック!

 

高性能な機種を重視するならiPhone15 Pro・iPhone 15 Pro Max

iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxは、2023年リリースモデルまでの歴代iPhoneの中では最新かつ、最も高性能な機種だと言えます。iPhone15 ProとiPhone15 Pro MaxはA17 Proチップを搭載しており、ゲームやマルチタスクのパフォーマンスが大幅に向上しています。

特にiPhone 15 Pro Maxは5倍の光学ズームを備えており、旅行での写真撮影やクリエイティブな業務に携わるユーザーにも向いています。性能を詳しく知りたい方は、iPhone15 Proのレビュー記事iPhone15 Pro Maxの解説ページもご参考ください。

型落ちモデルでスペックも高いiPhone13・iPhone14も人気

iPhone13は2021年に発売されたモデルで、iPhone15シリーズに比べて価格が抑えられている一方で、依然として高性能なスペックを誇ります。A15 Bionicチップを搭載しており、日常の使用やゲーム、写真撮影においても問題なくパフォーマンスを発揮します。

iPhone13のレビューページでも解説していますが、バランスの取れた性能でリファービッシュ品では比較的安く手に入ります。また、2022年モデルのiPhone14モデルも値下げがされており、リファービッシュ品では10万円以下の価格で購入しやすくなっています。iPhone14シリーズのカラーラインナップなど、デザイン・外観で気に入った機種があったらリファービッシュ品で価格比較をしてみるといいでしょう。

安価でコンパクトなモデルが欲しいならiPhone SE(第3世代)やiPhone13 mini

iPhone SE(第3世代)とiPhone13 miniは、コンパクトでありながら高性能なスマートフォンを安く購入したいユーザーに最適です。どちらもA15 Bionicチップを搭載しており、最近のアプリゲームでもスムーズに動作します。

それぞれの違いとしては、iPhone SE3はホームボタン搭載の指紋認証が使えるモデルで、iPhone13 miniは顔認証対応のモデルで画面サイズやバッテリー容量がSE3より多少大きいです。好みに応じて、コンパクトなiPhoneモデルも比較してみるといいでしょう。

古いiPhoneを売るならBack Market買取サービスもおすすめ!

また、歴代のiPhone機種・種類を調べるユーザーの中には、自分が使っているiPhoneモデルがどれだけ古いのか確認したい目的もあるでしょう。iPhone 8シリーズなど過去の人気機種を長期間使っているものの、寿命を感じておりいよいよ買い替えをしたいタイミングといったケースもあります。

古いスマホや携帯電話の処分では、データ消去に関する不安もありますが信頼できるスマホ買取業者に依頼するのがおすすめです。iPhoneを売るならどこがいい?で迷っている方は、ぜひバックマーケットの買取サービスをご利用ください。

Back Market買取サービスはWebからお気軽に査定価格の確認ができるほか、宅配買取で依頼できるので個人のスケジュールにあわせて売却できます。気になる方は、iPhoneを売る前にやること・準備のほかBack Market買取サービスの詳細もご確認ください。

Sun

筆者:SunBackMarket コンテンツクリエーター

コンテンツクリエーターとして6年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。

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